共働き夫婦の家事分担表を作る際のポイントとテンプレート集
共働きでも家事や育児は女性がするものというイメージがあるので、女性ばかりに負担が偏りがちです。 この記事では既婚男女200人に「家事分担表を作っているか」「夫に家事をさせる工夫」などをアンケート! 共働きの夫婦にとって、家事分担は夫婦円満にも欠かせないこと! 最初に家事分担表を作り、それぞれの役割を決めておくとスムーズです。 家事分担表のつくり方や、作るときに知っておくと便利なポイントを紹介します。
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「家事分担表」とは?
女性が専業主婦をするなら、家事全般は女性の役目となるのが一般的です。
共働きの場合は、女性も外に働きに出るので家事にかかりっきりというのが難しくなります。
昔の考え方では、共働きでも家事は妻の役目と考える人もいますが、今は共働きの夫婦は家事を分担するのが常識となっています。
お互いが働いているなら、家事を分担して負担を減らせば夫婦円満にもつながるのです。
それぞれの分担を表にして、わかりやすくするのが家事分担表です。
既婚男女200人にアンケート!家事分担表を活用している割合
働く女性が増えてきた現代では、家事は女性だけがすることではなくなっていますよね。
それでは、皆さんはどうやって夫と家事を分担しているのでしょうか?
家事分担表を作っている家庭はどれほどあるのでしょうか?
今回は、結婚している男女200人に「家事分担表を作っているかどうか」をお聞きしました!
Q.家事分担表を使ってる?
なんと、「家事分担表を作っている」と回答したのはたったの14%でした!
多くの家庭では、家事分担表を作らずに家事を分担しているということですね。
それでは、どうすればうまく家事を分担出来るのでしょうか?
うまく家事を分担するためのポイントを見ていきましょう。
既婚女性100人に聞いた!うまく家事を分担するためのポイント
家事分担表を作らないという家庭がほとんどでしたが、実際にどのようにして家事を分担しているかが気になりますよね。
そこで既婚女性100人に、「旦那と家事を分担するためのポイント」をアンケートしました!
家事分担表を作る家庭、作らない家庭両方の意見が聞けるので、家事分担に悩む女性は必見です!
Q.旦那と家事を分担するためのポイントを教えて
\女性のコメント/
家事分担表はとにかく曖昧にせずに、細かい事までわかりやすくきちんと書いておくのがポイントだと思います。(38歳)
一週間お互いが自分の持ち分でやった家事にチェックをつける感じで、 片方だけがチェックが多いともう片方がやらなくてはと気づくので、良いです。(34歳)
家事を全て書き出してみることで、普段女性が抱えている家事の全体を把握してもらうことかなと思う。(35歳)
もし家事をさぼった場合、翌日の旦那のお弁当を作りません。ペナルティーを課しています。(34歳)
完璧を求めないようにする、担当制だったとしても家事をしてくれたことに対して感謝の言葉を言うようにする。(32歳)
家事分担のコツは、お互いが「どんな家事があるか」をしっかり把握しておくことと言えます。
どれだけの家事があるいかがわかれば、家事分担表を作らなくても常に気を配ることが出来ます。
そして、旦那さんが家事をしてくれたらしっかり感謝を伝えることも大切。
せっかくやったのに感謝されないと、どんどん仲が悪くなることに……。
しかしながら、家事分担表を作ることはメリットも多くあるのです。
家事をなかなか手伝ってくれない旦那には、家事分担表を駆使してみるのはいかがですか?
家事分担表を作るメリットは?
家事は妻がやるものという考え方だと、共働きの場合は妻の負担が大きくなってしまいます。
子供がいない間は何とかなっても、子育てもプラスされたら妻は休む暇がありません。
家事分担表を作ることで、夫と妻の役割が明確になります。
夫が家事に協力することにより、妻の負担が軽減されれば、自分の時間や夫婦の時間、家族の時間も増えますね。
夫も家事に協力することで、妻の大変さが分かりお互いを思いやれるようにもなります。
家事分担表にはメリットも多いので、まだ家事を分担制にしていないなら、是非取り入れてみてください。
家事分担表の作り方
家事分担表の作り方には特に決まりはありません。
自分たちで見やすいよう、自由に作れます。
写真はとてもシンプルで、それぞれの役割が一目で分かりますね!
曜日によっても役割が変わることもあるので、アレンジできるようマグネットボードとマグネットを使うのもいいアイデアです。
ポイントは中央にある役割で、どちらとは決めずにできる方がフォローするという意味のようです。
毎日することと毎日ではない事柄を、色分けするとわかりやすいですね。
家事分担表を作るときのポイント
では、家事分担表を作るときのポイントをみていきましょう。
- わかりやすく見やすい
- 慣れるまでは強制しない
- 時間やタイミングを書いておく
- やってくれたことに感謝
- できないときもある
続いて、家事分担表を作るときのポイントを、それぞれ詳しくみていきます。
ポイント①:わかりやすく見やすい
家事分担表を作るポイントとして外せないのが、わかりやすいことです。
せっかく細かく家事分担表を作っても見づらくて、何が書いてあるかわからないと意味がありません。
できるだけシンプルに、家事に不慣れな夫が見てもわかりやすく作るように心がけてください。
家事分担表というと、表にしないといけないイメージですが、ホワイトボードや黒板に書いてもOK。
やることが多いと項目が増え細かくなりがちですが、マグネットを使ったり、目立つように色分けしたりして、遠目からでもすぐにわかる家事分担表を目指してみてください。
ポイント②:慣れるまでは強制しない
夫が最初から家事に協力的なら、妻も苦労はしません。
途中から共働きになり、家事分担表を作る場合は、最初からガチガチに決めてしまうと、家事に不慣れな夫は根を上げてしまう可能性があります。
一通りやってほしいことを家事分担表にしておき、できることだけやって慣れてもらいましょう。
できたら自分でチェックをして、自分でも何をして何ができなかったのかを確認してもらうのがポイントです。
命令口調だと喧嘩の原因になるので、できるだけ優しくお願いするようにしましょう。
ポイント③:時間やタイミングを書いておく
家事にもいろんな種類があって、時間やタイミングも変わってきます。
1日にすべきことをズラーっと書き並べてしまうと、いつ何をしたらいいかがイマイチよくわかりません。
家事分担表をつくる場合は、朝・昼・夜と時間帯を分けておくといいでしょう。
夫が慣れるまでは、起床後すぐとか、食事前とか食後など、タイミングも書いておくと言わなくても見て理解してくれます。
お互いが協力するのが目的ですから、無理をせず片方ができないときはフォローする姿勢も大切です。
ポイント④:やってくれたことに感謝
これから家事分担表を作り、夫が家事に協力してくれるという場合、不慣れなために妻から見ると不十分に感じてしまうことがあります。
ついつい愚痴りたくなりますが、やってくれたことに感謝してください。
文句を言ってしまうとせっかくやる気になったのに、やる気をなくしてしまうかもしれません。
言い方もありますが、「文句があるなら自分でやれ!」なんてへそを曲げたら家事分担表の意味がなくなります。
ポイント⑤:できないときもある
家事分担表で役割を決めても、急な仕事や病気で寝込んだり入院したりすれば、約束を果たせないこともあります。
こういう場合は、臨機応変な対応が求められます。
できないときは無理をせず、できる方がフォローしてください。
家事分担表があっても、それが絶対ということではありません。
家事分担表のテンプレート
家事分担表のテンプレートを4つ紹介します。
①:Googleカレンダー
元々はカレンダーとして使う物ですが、共有できます。
家族みんなが家事分担表を共有できるので、管理しやすいのがメリットです。
項目も自由に作れますし、色分けなどカスタマイズも可能!
②:Yieto
家事分担表を作成したり、プリントアウトしたりするのが面倒に感じてしまうなら、アプリを使うのもおすすめです。
家事をタスクで管理できるので便利ですし、一目で分かるよう色分けもできます。
夫婦で共有できるのも便利でしょう。
利用する場合はどちらかが作成して、相手を招待すれば共有できますよ。
③:家事ノート-共働き夫婦向け家事分担アプリ
家事分担表はアプリで管理したいという人には、こちらもおすすめです。
家事を可視化できて、お互いの進行状況も確認できます。
家事分担表の履歴確認や、相手にありがとうボタンで感謝を伝えるという便利な機能も付いています。
デザインもシンプルで見やすいですし、自分の家だけのオリジナル家事分担表が作れるのもいいところ!
子供も参加する場合は、家事分担表の結果を元にランキング形式で表示させることもできます。
1位になったらご褒美など、モチベーションを保ちやすいのもポイントです。
④:AERA共働きの. 家事育児100タスク表
朝・夕毎日することと、不定期の項目がわかりやすく表になっています。
わざわざ一から家事分担表を作らなくても、テンプレートを使うだけだから手軽です。
共働き夫婦の家事分担表を作る際のポイントとテンプレート集まとめ
共働き夫婦は家事分担表を作って、片方に負担が集中しないようにしたいものですね。
簡単なことでも、寝転がって何もしないよりは、率先して協力してくれるだけでも気持ちが全然違います。
分担して負担が減れば、気持ちにも余裕が出来て、お互いを思いやることができるでしょう。
夫婦円満のためにも是非取り入れてみてくださいね。
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