片思い中の男性心理と片思いしている相手にだけみせる態度・行動

片思いをしている時の男の人の心理

では、片思いをしている時の男の人の心理をみていきましょう。

1. 女の人以上に一途
2. 格好いいと思われたい
3. 目が合うとそらしてしまう
4. 好きな人だけ特別扱いしてしまう
5. 緊張してしまうのが心配で二人きりになれない
6. 告白したいけど今の関係を壊したくない
7. 素直になれない
8. 他の男の人へのライバル心が強い

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

心理①：女の人以上に一途

片思いをする男の人の中には、びっくりするくらい長い期間片思いを続けている人がいます。
なかなか告白できなくて、その間他の女の人を好きになったりするわけでもなく、気づいたらもう数年間も片思いを続けている･･･というのは意外と男の人に多くいます。

また、同じ女の人に何度も告白してそのたびに振られてもまだ好きで諦めないという男の人もいます。
一度一人の女の人を好きになったらとことん好きであり続けるので、男の人は女の人以上に一途な一面があるのです。

心理②：格好いいと思われたい

男の人は女の人の前ではカッコいいと思われたくていいところを見せようとします。

特に片思いをしている人の前だとその意識がいつも以上に強くなり、無駄に格好つけたり、普段はしないことやできないことをしてみせようとしたり、身だしなみや体臭に気をつけたりなど、友達といる時とは違って自分の見せ方の意識レベルがグンと上がります。

それがカラ回りしてしまったり、慣れないことや出来ないことをして失敗してしまうのも特徴としてあげられます。

心理③：目が合うとそらしてしまう

男女ともに言えることですが、片思いをするといつの間にかその人のことを見つめていたり、目で追ってしまいます。
しかし、したたかな女の人だと好きな人と目が合うとニコッと笑いかけるものですが、男の人の場合は目が合ってもサッと目をそらしてしまいます。

相手や周りに好きなことがばれてしまうのが怖かったり、恥ずかしくて笑いかけることができないのです。
その時はすぐに目をそらしても、またいつの間にか目で追ってしまうのです。

心理④：好きな人だけ特別扱いしてしまう

片思いをしている男の人は、周りからの評判やどう見られるかをあまり意識しない人だと、好きな人だけよりわかりやすく特別扱いをしてしまいます。

好きな人の仕事だけ手伝ってあげたり、飲み会後に家まで送ったり、急に話し方や声のトーンが変わったり、他の女の人とあきらかに違う態度をします。

好きな人に気持ちがばれるように、むしろ意識的に違うように接することもありますが、多くは「好かれたい」「優しいと思われたい」という思いから、意識せずに優しくしたり気を使ってしまっているのです。

心理⑤：緊張してしまうのが心配で二人きりになれない

積極的な男の人や女の人に慣れている男の人は率先して女の人と二人きりになろうとしますが、中には片思いの人とは二人きりになれないという男の人もいます。

口ベタな人、不器用な人、女慣れしていない人、最近では草食系男子も多く、何とも思っていない女の人なら平気でも、片思いの人だと緊張してしまい、上手く話せなかったりどうしていいかわからなくなりそうで心配なのです。

心理⑥：告白したいけど今の関係を壊したくない

片思いの人が現状は友達で、しかもそれなりに仲がいい関係だと、告白したら気まずくなってしまったり、振られてしまった後のことを考えたりして告白できないと思っている男の人もいます。

気まずくなるくらいならこのままの関係のほうがいいなと思い、他の脈がありそうな女の人に心変わりするわけでもなく、ズルズルと片思いの期間が長くなってしまいます。

心理⑦：素直になれない

男の人は、特に片思いの人が仲がいい友達の場合だと、なかなか素直になれなくて思いとは反対のことをしてしまいます。
本当は優しくしたいのに悪口を言ったり、髪の毛を切っても「変なの！」とからかってしまうのです。

「〇〇ちゃんのこと好きなんでしょ」と突っ込まれても、「そんなわけないだろ！」と否定してしまったりします。

心理⑧：他の男の人へのライバル心が強い

片思いをしている男の人は好きな女の人が他の男の人と仲良さそうにしていると、不安になったり弱気になるというよりは「俺のほうが仲良いはずだ」とライバル心を強く出してきます。

自分の他にも同じ女の人のことを好きなライバルがいるとより強い競争心やライバル心を抱き、その男の人には何事も負けていないと思い込んで無駄に張り合おうとします。

男の人が片思いの人に見せる態度

片思いをしている時の心理状況は共感することがあるかもしれませんが、そこから実際にどのような行動や態度に出るかには個人差があります。
では、男の人は片思いの人にどのような態度を見せるのかみていきましょう。

1. 片思いの人には常に笑顔
2. 自分から連絡先を聞く、用がないのに連絡をする
3. 話した内容、食べ物の好き嫌い、趣味などを覚えている
4. からかったり好意とは反対の態度をとる
5. あえて他の女の人と仲のいいところを見せる
6. 好きな人の誘いにはどんなに忙しくても予定を開ける
7. 強がる
8. おごったりプレゼントを渡したりする
9. 親身になって相談に乗ろうとする
10. 送り迎えをする

続いて、それぞれの態度を詳しくみていきます。

態度①：片思いの人には常に笑顔

女の人は好きな人ではなくても愛想笑いをしたり空気を読んで作り笑いをしたりすることができますが、男の人の場合はあまり愛想笑いが得意ではありません。

無愛想な人や人見知りの人も多いですが、男の人は片思いの人の前では自然と笑顔になります。
片思いの女の人に話しかけられたら、照れ隠しでムスッとすることはあっても、どこかしら嬉しそうな仕草や態度をしてしまうのです。

態度②：自分から連絡先を聞く、用がないのに連絡をする

男の人はメールやLINEが面倒だったり得意ではなく、最低限の連絡のときしか使わないという人が多いです。
なので興味のない女の人の連絡先をあえて聞こうとはしませんが、片思いの人であれば率先して連絡先を聞きます。

そして用が無くてもLINEをしたり、普段は使わない絵文字やスタンプを送って会っていない間でもつながろうとするのです。

態度③：話した内容、食べ物の好き嫌い、趣味などを覚えている

女の人の何気ない話は着地点がなく、男の人は女の人との会話では人の話を聞いているように見えて聞いていなかったり、半分上の空で聞いていたりして覚えていません。
でも片思いの人との会話であれば集中して聞くので、その人が話す内容やかなり細かいことまで覚えています。

好きな食べ物や趣味の話などの情報も話している中から聞き出して、次に会った時の会話のネタにしたり、デートに誘う時の参考にしたりします。

態度④：からかったり好意とは反対の態度をとる

片思いの人が仲がいい女友達だと、照れ隠しで好意とは反対のことをしてしまいます。
小学生の男の子がクラスの好きな女の子のことだけいじめてしまう、あの感じです。

照れ隠しだったり、女の子の注意を引こうとしたり、自分の存在をアピールするためです。
そうするつもりはなくても片思いの人を前にするとつい心とは反対の態度をとってしまい、後で自己嫌悪に陥るということもよくあります。

態度⑤：あえて他の女の人と仲のいいところを見せる

片思いの人の前であえて他の女の人に話しかけたり、仲良さそうにする姿を見せようとします。
他にも仲がいい女の人がいると焦らせようとしているのと、「俺にはお前だけじゃないんだ」という強がりをして見せたいのです。

わざと聞こえるように遊びに行く約束をしたりするのですが、その間もチラッと見たり気にしたりしてしまいます。

態度⑥：好きな人の誘いにはどんなに忙しくても予定を開ける

他に先約がある場合、何とも思っていない女の人からの誘いがあっても断りますが、片思いの人だとその誘いを優先させようとします。

「仕事は最優先」と思っている男の人でも、なんとか仕事を調整したり残業を断ってまで予定を開けるのは、その人が好きな人でなければそこまですることはありません。
しかしこのような男の人は、付き合うようになったり結婚してしまうと、元の仕事優先人間に戻ってしまいます。

態度⑦：強がる

女の人が好きな男性のタイプの条件として、「男らしさ」は必須だと思っている男の人は多いでしょう。
そのため、片思いの人の前では特に自分の男らしさをアピールします。

重たいものを持ってくれたり、高い所のものを取ってくれたりするのはいいのですが、中には変に強がってお酒に強いフリをして泥酔してしまったり、運転が荒くなってしまう男の人もいます。

態度⑧：おごったりプレゼントを渡したりする

欲しがっているものをプレゼントしたい、純粋に喜ぶ姿を見たいという思いがある男の人がいる一方で、言い方は悪いですが「物やお金で釣る」という目的でおごったりプレゼントを渡す男の人もいます。

どちらもしていることや振り向いてもらいたいという目的は一緒ですし、それにつられる人や、そうと割り切って貰おうとする女の人がいることも事実でしょう。

態度⑨：親身になったり相談に乗ろうとする

女の人が困ったり悩んだりしている時、それを隠していると普通の人なら気がつかなくても、その人のことを好きだといち早く勘づくことがあります。
その人のことをよく見ているからで、「もしかして悩みごとがあるんじゃないか」と少しの変化にも気づくのです。

そして距離を近づけるために、「何かあったの？」と親身になって相談に乗ろうとします。

態度⑩：送り迎えをする

片思いをしている男の人は、みんなで遊んだり飲み会の後など、帰り道の方向が違うのにわざわざ送ってくれたり、待ち合わせの時も相手の最寄りのほうまで来てくれます。

恋人でもなく、酔っ払っているなどの理由もないのに遠回りをして帰るような面倒なことをしてくれるのは、片思いをしているからなのです。
面倒な気持ちよりも、少しでも一緒にいたい、仲良くなる時間を増やしたい気持ちの方が上回るからです。

片思い中の男性心理と片思いしている相手にだけみせる態度・行動のまとめ

男の人は女の人のように自分の気持ちを隠したり器用に振る舞うことが苦手なので、片思いが相手にも周りの人にもバレバレのこともあります。

しかしいざ当事者となったとき勘違いをしてしまっても恥ずかしいので、こちらでご紹介した内容を参考に、男の人がみせる態度や行動をよく観察してみましょう。

恋愛は片思いから始まるのですから、ここから素敵な恋愛やお付き合いができるといいですね。