生理中のセックスは危険?女性の体に負担がかかる3つのリスク
生理中のセックスについて悩むカップルはたくさんいますが、あなたはどうですか? この記事では、男女200人を対象に「生理中のセックス経験はあるか」「男性の生理中のセックスに対する本音」などを調査しました。 さらに、SNSでセックスについて発信し話題を呼んでいる!(ぴこん)さんに生理中のセックスについて詳しくお聞きしました。 生理中のセックスにおけるリスクや負担も確認していきましょう。
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男女200人にアンケート!生理中にセックスをした経験
セックスする雰囲気になったけど、生理だった……という経験のある人も多いのではないでしょうか?
男女200人に生理中にセックスしたことがあるかアンケートを取りました。
どのくらいの人が生理中のセックスを経験しているのか見てみましょう!
Q. 生理中にセックスしたことは?
なんと半数以上の人が生理中のセックスを経験していることが分かりました!
2人に1人は経験があると考えると、かなり高い割合といえるのではないでしょうか。
生理中のセックスは、普段のセックスとは違い気を使うことも多そうですよね。
Q. 生理中のセックスはアリ?ナシ?
A. 双方の同意の上で!
女性に聞いた!生理中にセックスをすると危険?
生理中は体も心もとてもデリケートな状態ですよね。
生理中のセックスではどのような問題点があるのでしょうか。
Q. 生理中にセックスすると起こりうることとは?
A. 体調面でもリスクは多め
出血しているため衛生状態には気をつけないといけないですし、直前までなんともなくてもいざセックスが始まると貧血っぽくなってしまったりします。
実際に生理中のセックスを経験したことのある女性にエピソードを教えてもらいました。
Q. 生理中のセックスで起きた問題点を教えて
\女性のコメント/
血の処理に気を使う、衛生的にも良くない。(34歳)
行為の後に体調が悪くなったことがある。(25歳)
布団に血が付いてしまって洗うのが大変だった。(31歳)
血なまぐさい臭いで、男性が萎えてしまった。(27歳)
血まみれ姿を見たら、こっちがなえた。(33歳)
生理中のセックスの問題点として、血が出ることによって布団や服が汚れてしまうことが最も多くあげられました。
また、人によっては体調が悪くなってしまう人もいるようです。
衛生面・体調ともに普段のようにセックスを楽しむのは難しいのかもしれません。
また、男女ともに血の見た目や匂いで萎えてしまう人もいるので注意しましょう。
男性に聞いた!生理中のセックスで女性に気をつけて欲しいこと
男性が生理中の女性とセックスする際に気を付けてほしいことを調査しました。
男性にはない生理という現象に対し、どう思うのでしょうか。
Q. 生理中の女性に気をつけて欲しいことを教えて
\男性のコメント/
生理だと言うことは先に告げてほしい。(35歳)
気分が悪くなりそうなときハッキリいってほしい。(33歳)
事前に生理と伝えてほしいし、クンニをして欲しいと言わないでほしい。(32歳)
妊娠してもいいという自分と彼女の合意がないのに、妊娠することがないようにしてほしいです。(26歳)
気乗りしない時ははっきりと断ってほしい。(34歳)
女性の体調や気分を気遣うコメントが多くあげられました。
人それぞれ気になるポイントはありそうですが、事前に生理中であることを伝えるのは必須なようです。
生理中にいい雰囲気になったら、男性をびっくりさせないように先に伝えておくのがマナー。
また、気分が悪くなったら無理せずすぐに男性に伝えてあげたほうが安心するようです。
Q. 生理中のセックスで男性が気をつけるべきこととは?
A. とにかく労ってあげましょう!
身体から出血しているということは、万全の体調ではありません。
こまめに休憩を取ったり、無理な体位はしないようにしたり、動きをゆっくりにしたりと、いつも以上に相手を観察してあげると良いと思います。
生理中のセックスどうしてる?
セックスする派
- 経血量が少なかったらする
- タオルを下にひいてする
- 挿入はしないけど触ったりはする
生理中にセックスする派の意見で一番多いのは「経血量が少なかったらする」というものです。
生理中は経血で汚れないよう工夫しているカップルが大半**で、身体の下にタオルをひいたり、すぐ水で流せるようお風呂場でしたり、普段とは違ったセックスをしています。
また、中には「生理中のセックスで毎回後悔してしまう」人もいます。
特に男性は、経血の臭いで我に返ったり、後処理時にコンドームに付着した血を見て、「なにやってんだろ」と思ってしまうそうです。
経血量が多いと、締め付け感や摩擦が少なくなるため、気持ちよさも半減するのだとか。
そのため、快楽を得るためのセックスというよりも、コミュニケーションの一環としてセックスを楽しんでいるカップルが多いようです。
セックスしない派
- 終わるまで我慢する
- 気分がのらない
- セックスはしないけど一人エッチはする
生理中にセックスしない派は「終わるまで我慢する」というカップルが多く、挿入なしのセックスや一人エッチで済ます人もいました。
我慢する理由としては「衛生的ではない」や「気持ちよくない」などが多く、生理中のセックスは通常時よりもデメリットが多いと考えているようです。
男女とも、「臭いが気になる」や「経血を見られたくない(見たくない)」と考えている人もいるため、生理中のセックスは無理に誘わない・無理に応えない方がいいでしょう。
生理中にセックスする3つのリスク
では、生理中にセックスする3つのリスクをみていきましょう。
- 子宮への負担
- 感染症の危険
- 妊娠の可能性
続いて、生理中にセックスする3つのリスクについて詳しくみていきます。
リスク①:子宮への負担
女性の身体は、オーガズムをむかえたり、精子中の成分の働きによって子宮が収縮するようにできています。
そのため、生理中のセックスで血液が逆流し、子宮まで押し戻されてしまうこともあるのです。
細菌やウイルスに感染した血液が体内に押し戻されてしまうと、子宮へ負担がかかるだけではなく、子宮内膜症やチョコレート嚢胞などの病気に発展する危険性があります。
婦人病の中には不妊の原因になってしまうものや、不妊を引き起こす危険性のある病気もあるため、リスクを理解した上で行為に及びましょう。
リスク②:感染症の危険
生理中のセックスは、通常時と比べ血液に接触する可能性が高いため、血液を介しての感染症のリスクが高まります。
生理中は免疫力が低下しているので、細菌やウイルスが体内に侵入しやすいだけではなく、相手に移してしまう可能性もあるのです。
また、生理中の陰部は不衛生な環境になりやすく、経血の中にも雑菌が繁殖しているため、男性も感染してしまう危険性があると理解しておくことが大切です。
リスク③:妊娠の可能性
「生理中は妊娠しない」という情報は全くのデマであり、医学的根拠はありません。
通常、卵子は24時間しか生きられませんが、精子は平均で3~5日間生きるため、排卵のタイミングによっては生理中でも着床が成立するのです。
特に、生理不順の人は排卵のタイミングがずれている可能性があるため、生理中だからといって必ずしも妊娠しないわけではないのです。
望まぬ妊娠や思いもよらぬ事態を避けるためにも、基礎体温で排卵日を確認したり、避妊方法などについてパートナーと話し合っておきましょう。
Q. 生理中にセックスをしたあとにするべきこととは?
A. 行為後のケアを怠らず!
求め合う喜びを分かち合ったあと冷静になると、周りは血まみれで後悔することがあるかもしれません。
ですが、そんな時こそお互いを労わりあう必要があります。
肌を撫で合うコミュニケーションを取ってみましょう。
生理中のセックスに関する正しい知識を持とう
生理中のセックスは、女性の身体への負担が通常時よりも大きいため、リスクを理解したうえで行為に及びましょう。
セックスは常に、妊娠や病気のリスクが伴います。
愛情表現の方法はセックスだけではありません。
パートナーの身体を労わったり、スキンシップでも充分に伝わるので、身体に負荷をかけない方法を探してみてください。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。
ただ、衛生的にも肉体的にも「良い状態」とは言い難いので、あまりオススメはできません。
特に、男性の方が良くても、女性が体調が優れない場合などはしない方が良いかも。
その反面、生理中に性欲が増す女性もいるので、十分に話し合ってすると良いと思います。