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理詰めで話す人の特徴

休憩中に理詰めで話すスーツ男性

では、理詰めで話す人にはどのような特徴があるのでしょう。

  1. 正論を言う
  2. 相手を理詰めで追い詰める
  3. 頑固で融通が利かない
  4. 何でも白黒はっきりさせたい性格
  5. 理数系が得意
  6. 基本的に自分が世の中で一番偉いと思っている
  7. 好き嫌いという好みで物事を考えない
  8. 相手を否定することで「勝った」と思う
  9. 無知は恥だと思っている
  10. 感情をぶつけてくる人が苦手

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴①:正論を言う

理詰めで話す人の特徴として最初に挙げられるのが、「正論をふりかざしがち」という点です。
学生時代によくやたらと真面目に校則を守る真面目ちゃん、いませんでしたか?

そういうタイプの人は、もしかしたら理詰め大好き人間かも。
単に真面目なのか、それとも理詰め人間なのかの見極めポイントは、その正論を他人にまで強要するかしないかという点です。

他人に正論を説いてしまう人は、間違いなく理詰め人間!
理詰めで話す人は、とにかく論理を大切にするため、結果として正しい理に執着しがちになるということですね。

特徴②: 相手を理詰めで追い詰める

理詰めで話す人は、ついつい相手を理詰めで追い詰めてしまいがち。
理詰めで話す人は、自分のことを他人に「スゴイ!」と認めてもらいたがっています。

自分の構築した理論が、世の中で絶対であると証明したくてうずうずしています。
そのため、相手が「ぎゃふん」となるまで、とことん理詰めで追い詰めてしまうことも…。

理詰め人間が嫌われる理由の第一が、コレですね…。

特徴③:頑固で融通が利かない

理詰めで話す人は、自分の信念があります。
いつも必死になって、物事の論理を考えており、一度構築した論理を自ら崩すということはなかなか有り得ません。

つまり、他人の言うことに聞く耳を持たず、一度「こう」と言い出したら決して譲らない、超頑固人間ということです。
他人の意見の中にも、自分が気づかなかった良い点が絶対にあるはずですが、理詰めで話す人は、一度頭が固まると融通が利きません。

柔軟さとは無縁なのが理詰めで話す人の特徴です。

特徴④:何でも白黒はっきりさせたい性格

理詰めで話す人は、何でも白黒はっきりさせたい性格の場合が多く、理詰め大好き人間の中にグレーゾーンは存在しません。
もちろん、どちらかに決断しなければならないときなどは、理詰めの人の論理がとても有効に働くこともあります。

が、例えば、付き合いはじめにいきなり「じゃあ、俺と結婚するのか、しないのか白黒はっきりさせておこう」と言い始めるなど、ちょっと常人には理解しがたい思考回路に陥ることも…。
人間関係においては、白黒はっきりさせる場面だけでなく、グレーゾーンで緩やかにつながっていくことも必要であることが多いですよね。

そのため、理詰めで話す人は、人間関係で苦労することが多いようです。

特徴⑤:理数系が得意

理詰めが好きな人は、概して理数系が得意。
理数系の科目は、全てのことが理論で説明できるため、理論武装したい理詰め大好き人間にとって天国のような世界です。

よって、成人後の職業も、コンピューター関連であったり、理化学系であったりと、得意な理系分野を生かした専門職に就いていることが多いようです。
ただ中には、文系の理詰め人間もいます。

文系科目でいうと、例えば国語の小説文だと主人公の心情を理解するという問題がものすごく苦手ですが、論説文なら得意です。
文系の場合、人の感情を理解することに長けている人が多いため、理詰めで話す人はかなり浮いてしまうよう…。

特徴⑥:基本的に自分が世の中で一番偉いと思っている

理詰めで話す人は、自分のことを「賢い」と勘違いしていることが多く、基本的に自分が世の中で一番偉いと思っています。
そのため、人と接するときに横柄な態度になったり、高圧的な態度になったりすることもあり、周囲から疎まれてしまうことも…。

特に、実際に学歴がある理詰め人間は、「学歴がある」ということに裏打ちされているため、高慢な態度になりがち。
本当に賢い人は、相手がどんなふうに自分の言葉を受けとるのかを考えて、相手に分かるように話すものです。

理詰めで相手を論破すること=賢さではないことに気づいてほしいですね。

特徴⑦:好き嫌いという好みで物事を考えない

理詰めで話す人は、好き嫌いという尺度で物事をみません。
理詰めで話す人の評価基準は、「正しいか、間違っているか」「損であるか、得であるか」「どちらがより効率的なのか」ということだけです。

そのため、理詰め人間は、自分の好き嫌いという感性に従って行動する人間のことを心からバカにしています。
それどころか「好き嫌いで行動する人はきっと不幸になる」とまで思っています。

特徴⑧:相手を否定することで「勝った」と思う

理詰めで話す人は、とりあえず相手を否定することが大好きです。
相手を否定することで「勝った」と、悦に入ります。

例えば、自分の賢さを売りにしている理詰め大好き人間の場合、人の話を聞くときにいったんは「うんうん」と分かったフリをして相槌を打ちます。
が、話の半分まで聞き終わると「うんうん、それはそうだけどね、〇〇という部分が矛盾しているよね」などと、必ず否定してきます。

相手の話の矛盾点を見つけることで、相手より優位に立ったと思うようです。

特徴⑨:無知は恥だと思っている

理詰めで話す人のベースを作っているのは、もちろん知識です。
「理屈で話すためには豊富な知識が必要」という認識が本人にはあり、自分のことを「博識だ」と勘違いしています。

勘違い…というのは、実は理詰めで話す人の特徴として、同じ論理を何にでも応用してしまうという癖があるからです。
こういうタイプは「〇〇という論理に当てはめるとね…」と話し始めるのが特徴で、周囲は極端な理屈に困惑します。

ただ、自分では「無知は恥」と勉強を重ねているつもりになっているので、手に負えません。

特徴⑩:感情をぶつけてくる人が苦手

理詰めで話す人が、決して相入れることのない存在の人が「感情をぶつけてくる人」です。
感情で物事を全て動かしてしまう人に対しては、いくら理屈を述べたところで、無意味。

お互いに聞く耳を持っていないため、絶対に理解し合えることはありません。
理詰めで話す人は、感情をぶつけてくる人とは関わりたくないと思っているので、お互いに遠くから眺めているだけの関係となります。

理詰めで話す男性への対処法

女性の中で一人理詰めの男性

では、理詰めで話す男性への対処法をみていきましょう。

  1. 「そういう意見もありますね」と一度肯定する
  2. 「泣く」「わめく」と感情で反論してみる
  3. 「困りましたね」と言う
  4. 相槌を打って適当に受け流す

続いて、理詰めで話す男性への対処法を、それぞれ詳しくみていきます。

①:「そういう意見もありますね」と一度肯定する

理詰めで話す男性には、「そういう意見もありますね」と一度肯定して受け止めてあげましょう。
そこに「なるほど~!」「すご~い!」などと男性の意見に心底感心している演技を付け加えると完璧です。

その段階で理詰め男性の「認められたい」という欲求はいったん満たされるので、その後は冷静に話し合える雰囲気に。
最終的に、気分が良くなった男性は、最終的に自分が主張していた結論に落ち着かなくても満足しています。

②:「泣く」「わめく」と感情で反論してみる

例えば、彼氏や旦那様が理詰め男性だった場合。
そういう性格だと分かって付き合うなり結婚するなりしているので、普段は根気よく話を聞けているという方でも、理屈が続くとやはり疲れてきます。

「もう限界!」と思ったときは、そのまま男性にその気持ちをぶつけてしまいましょう!
急に激しく泣かれたり、わめかれたりすると、理詰め男性は確実にひるみます!

③:「困りましたね」と言う

例えば、会社の商品に対してクレームをつけてきたお客さんや、クライアントが理詰め男性で、そのクレームが延々と長く続いて相手が脅し文句の一つも言うようになってきたとします。
とりあえず「困りましたね」と言ってみてください。

相手はヒートアップしながら、理屈で攻めてきます。
そこへ冷静に、ただ本当に困った顔をして「困りましたね。そんなに怒鳴られては、怖くなってしまいます」などと、こちらは理屈で返さず、「困った」という感情と「怖い」という感情を伝えます。

すると、意外にも理詰め男性は、急に冷静になり、「困ったんなら…じゃあどうしてくれるんだ?」と具体的な話へと進むように。

④:相槌を打って適当に受け流す

理詰めでくる男性の話す内容が「それほど重要じゃないな…」と思ったら、とりあえず相槌を打って適当に受け流してください。
ここで真正面から「今、その話、必要です?」などと返してしまうと、理詰め男性はますますヒートアップして攻撃が止まらなくなります。

相槌を打つということは「イエス」という意味を含んでいるため、理詰め男性も嫌な気分になりません。
適当に流しておくことで、最終的に男性の落ち着きたい方向で話がまとまるため、理詰め男性は満足してその場を去れます。

理詰めで話す女性への対処法

理詰めの女性に辟易

では、理詰めで話す女性への対処法をみていきましょう。

  1. 向き合って穏やかに話を聞く
  2. 絶対に理屈で返さない
  3. 理詰め女性の好きな話題にチェンジ!
  4. 「忙しいからまた今度」を言い訳にする

続いて、理詰めで話す女性への対処法を、それぞれ詳しくみていきます。

①:向き合って穏やかに話を聞く

理詰めで話してくる女性は、とにかく「自分の話を聞いてほしい」と切に願っています。
そんな女性の話を適当に受け流したりしたら、女性の怒りは頂点に!

しっかりと理詰め女性の目を見て、向き合った穏やかに話を聞いてあげましょう。
時間が無いときはキツイですが、話を最後までキチンと聞いてあげることで、理詰め女性は満足します。

②:絶対に理屈で返さない

理詰め女性の話を聞くときに注意してほしいのが、自分も理屈で返してしまうという行為です。
理詰め女性の話を真面目に聞いていると、ついその女性の話の矛盾点を指摘したくなりますが、絶対にそこを突いてはいけません!

理詰め女性の話を聞くときは、頷くだけで大丈夫です。
理詰め女性は否定されると、どんどん会話が深みへとハマっていきます。

話を長引かせたくないなら、「素直に聞くだけ」が一番です。

③:理詰め女性の好きな話題にチェンジ!

理詰め女性の話が長すぎて、どうも終着点が見えない…というときには、話題を変えるのが手っ取り早い逃げ方です。
理詰め女性の場合、理詰め男性と違って、「好きな話題」というのが存在するはず。

日ごろから理詰め女性の長い話に辟易しているなら、普段の彼女の言動をよく観察して、何が好きかを把握しておきましょう。
理詰め女性でも「好きな話題」なら理詰めで話さず、感情を交えて話すことが多いようです。

つまり、好きな話題にチェンジすれば、自然と理屈から解放されるというわけ。

④:「忙しいからまた今度」を言い訳にする

実は誰よりも真面目な理屈好き女性。
学校では優等生。

会社での勤務態度も実に優秀という方が多く、リーダー的なポジションにいることも多いようです。
そんな理詰め女性は、「真面目に仕事をすること」が何よりも大切と考えています。

つまり、あなたが「仕事で忙しい」から話を聞けないのはOKなわけです。
「理詰め女性の話が始まりそう…」と感じたら、「今、忙しいの。また今度じっくり話聞くから!」と逃げるのが一番です。

理詰めする性格を直したいときは?

理詰めの直し方が分からない女性

自分で「つい理詰めで話してしまう…」「どうも理詰めで話すことによって、相手に疎まれているようだ」と気づいているなら、ぜひその理詰め性格を直してください。
その元凶となっているのが、理詰め論者がついやってしまう「正論」。

「理詰めで正論を説かれても、実は余計に反発したくなる」という心理が人間にはあります。
あなたが「絶対に正しい」ことを諭しても、相手にそっぽを向かれていたのは、理屈では説明できないことです。

理屈で説明できないことに、理屈で対戦しようとしても全くの無駄。
世の中には、自分とは言葉が通じない人がたくさんいるということを認識し、無駄なあがきをやめて、冷静に相手をどうやったら攻略できるのかを考えましょう。

大切なのは、相手を認めて共感することです。

理詰め人間へのベストな対処法を学ぶ

理詰めの対処法が分かって笑顔の女性

今回は、理詰めで話す人の特徴と理詰めで話す男性・彼氏への対処法をお伝えしました。
理詰めで話す人は、ある物事に対しては、理路整然と要点をまとめることができ、その能力が役立つこともあります。

しかし一方で、理詰めでしかもかなり攻撃的なトークを展開する人がいると、かなり疲れます。
それが身近な彼氏や旦那様、また上司や同僚だったら、どうにか対策をしないとこちらの身が持ちません。

ぜひ今回の記事を参考に、ベストな対処法を編み出してくださいね。

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ライター
noel編集部

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