恋愛は期待しないと上手くいく!彼氏や旦那に期待しない方法とは
男に期待するだけ無駄という言葉があるように、恋愛において「期待」という言葉ほど無意味なものはありません。しかし、わかっていても期待してしまうのが恋する女性の心理であり、無意識の心をコントロールするのは簡単ではないですよね。期待しないとは具体的にどういったスタンスのことを言うのでしょうか。
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人に「期待しない」ってどういうこと?
期待とは相手に対して自分が受け身の状態であり、相手からの言葉や態度、リアクションなどを自分の都合のいいように想像してしまっていることを言います。
つまり、「期待しない」とはその逆で、都合の良いように考えないという状態。
そもそも人生そんなに自分に都合のいいようにはできていないというところを意識できていれば無駄に期待しないでいられるのですが、関係が親密になればなるほど、この初心は忘れられがちです。
期待しないという生き方が身についていない人にとって「期待しない」という言葉は少し冷たいような印象を持つかもしれません。
期待しないということは他人に対して干渉せずに距離を持って接するようなイメージが浮かびがちですが、期待しない状態でも人と仲良くなることは可能です。
もう期待しないと決めたのに...!期待して苦しい気持ちになる理由
では、期待して苦しい気持ちになる理由をみていきましょう。
- 気持ちの落差が大きくなる
- 不満を口にすることで喧嘩になってしまう
- 相手と自分の「好き」に差を感じてしまう
続いて、期待して苦しい気持ちになる理由を、それぞれ詳しくみていきます。
理由①:気持ちの落差が大きくなる
平らな道を歩いていてつまづくのと、階段を二、三段登ったところからつまづくのとでは、体に負うダメージに違いがあることは想像つきますよね。
心も同じで、期待しないフラットな心の状態ではダメージが少ないようなことでも、期待という階段を登った状態では必要以上にがっかりしたり傷ついたり時には怒りすら感じてしまうことも。
期待の気持ちが大きければ大きいほど現実との間に開く差は大きくなるので、それだけ苦しい気持ちも強くなってしまうのです。
理由②:不満を口にすることで喧嘩になってしまう
女性は期待しているとき、その期待を決して口には出さないという傾向があります。
勝手に期待して、期待した出来事が起こると信じて疑わずにその時をじっと待つ。
しかしその期待が外れてしまうと、とたんに女性は不満を並べ立てて男性を責めたりいかに自分ががっかりしているかをアピールし始めます。
男性にとっては期待されているとも知らず突然怒りだした女性に驚くやらうんざりやら。
この気持ちの距離感に女性は余計に苦しくなってしまうという人が多いです。
理由③:相手と自分の「好き」に差を感じてしまう
期待していたことが起こらなかったとき、期待してしまう女性は男性の自分への気持ちがそれほど深くないのではないかと疑ってしまいます。
自分と相手の愛情の表現方法は必ずしも一緒ではないという意識が弱く、自分の理想通りではないイコールそれほど自分を愛していないと感じる人も多いのではないでしょうか。
自分だけが一方的に好きなのかもしれないという考えにとらわれてしまうと、途端にその恋愛は楽しいものではなく苦しいものへと変わってしまいます。
夫や彼氏に「期待しない」という選択をして得られるメリット
では、「期待しない」という選択をして得られるメリットをみていきましょう。
- いつも穏やかでいられる
- ちょっとしたことに感謝できる
- 幸せを感じる瞬間が増える
- 安定した関係を築ける
- 恋愛以外のこともうまくいく
続いて、それぞれのメリットについて、詳しくみていきます。
メリット①:いつも穏やかでいられる
期待していた時には期待通りではなかったこと一つ一つに対しがっかりしたりイライラしたり忙しかった感情が、期待しないというだけでとても穏やかになります。
穏やかでいられることのメリットはイライラを相手にぶつけなくて済むだけではなく、自分のストレスをコントロールできることもポイント。
イライラした気持ちのままドカ食いしてしまったり、行き場のない気持ちをお買い物で発散してしまうなど行動が激しい人は特に自分の心の変化に気が付きやすいのではないでしょうか。
メリット②:ちょっとしたことに感謝できる
期待しない分、相手のちょっとした言動でサプライズを感じることができるようになります。
期待している時には期待通りで当たり前、期待通りでないと不満という二通りの結果がほとんどで、期待以上という展開はそう多くありませんよね。
期待しないことに慣れると、些細なことでも期待以上のことが起こったかのような気持ちになれたり、自然とありがとうという気持ちが込み上げてくるのです。
メリット③:幸せを感じる瞬間が増える
ちょっとしたことに驚いたり喜んだり感謝したりすることが増えてくると、自分には感謝すべきことがこんなにたくさんあるのかと気が付きますが、同時にこれが幸せなのかと思えてきます。
実際、期待しないことを身につけている人は一日のうちに何度も「ありがとう」という言葉を口にしますし、幸福度が高い傾向にあります。
期待しないことが他人と距離を置く冷たい人になることとは違うのだということは、期待しないことができる人達の表情を見ていればわかるのではないでしょうか。
期待しないことができる女性の恋愛はいつも幸せそうなエピソードで溢れています。
メリット④:安定した関係を築ける
期待しないことができるようになると心の浮き沈みがなくなるぶん、恋人や旦那さんとの喧嘩が劇的に少なくなります。
期待しない人は我慢しているわけではないので、そもそも相手に不満も感じていないため、喧嘩ってどんなきっかけで起こるんだっけというような気持ちになってくるのです。
安定感のあるカップルを見ていると、相手に期待しない分、自分自身の言動にとても気を配っているような印象があり、それが結果として絆を深めより安定した関係へと繋がっているように見えます。
メリット⑤:恋愛以外のこともうまくいく
自分にとって恋愛が何より大事と考えている恋愛至上主義な女性は早急に期待しない術を身につける必要がありますが、そうではない人にとっても期待しない生活はメリットがたくさんあります。
たとえ恋愛がうまくいっていなくてもその他のことは頑張れますが、恋愛がうまくいっている時の方が何倍も活力が湧いてくるのは男女ともに言えること。
プライベートで余計なストレスがない方が仕事もスムーズに片付くような気がするのは単なる気のせいではありません。
恋愛がうまく行く!彼氏や旦那に期待しない方法
では、彼氏や旦那に期待しない方法をみていきましょう。
- 記念日の計画は一緒に立てる
- 誕生日プレゼントはリクエストする
- お願い事は具体的に言う
- 彼氏や旦那以外に頼れる人を持つ
- 1から10まで説明する
- 大事なことはお任せしない
- 他人であるということを忘れない
- 自分の価値観を押し付けない
- 言わなくてもわかると思わない
- 自分は期待に応えられているのか考える
続いて、彼氏や旦那に期待しない方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:記念日の計画は一緒に立てる
二人の大事な記念日には彼が思い出のレストランを予約してくれていて、食事の最後にはろうそくが灯ったケーキが出てくるはず、という理想は女性だけのもの。
男性にとっての理想は長く付き合っているからこその気取らないおうちディナーで、思い出話に花を咲かせるのが理想だったりするかもしれません。
期待しない女性は、記念日は久しぶりにあのレストランで食事をしない?などと自分から提案することができるうえに、自ら予約を入れることもできます。
前もって提案しておけば確実に希望が叶いますし、しっかりと約束をしている分彼も仕事や予定の調整がしやすくなります。
方法②:誕生日のプレゼントはリクエストする
女性は好きな人の話をよく聞いていたり観察しているので、相手がどんなものが好きなのかをリサーチする能力に長けている人が多いですよね。
男性が何気ない会話の中でポロっとこぼした言葉を覚えていて誕生日にプレゼントするなどのサプライズをしたことがある人も多いのではないでしょうか。
世の中にはそういった女子力の高い男性もたくさん存在しますが、苦手な男性の方が多いのが現実。
サプライズ感を求めてがっかりするよりも、どこのブランドのどの時計のどの色が欲しいのかというところまで具体的にリクエストするほうが賢い選択だとは思いませんか?
方法③:お願い事は具体的に言う
一言で家事を手伝って欲しいと言われても、ピンと来ないのが男性というもの。
食べ終わった食器は自分で下げて欲しいと言うとシンクに下げてはくれますが、洗ってはもらえません。
さらに、食器を洗って欲しいと言えば洗ってくれますが、洗い終わった食器を拭いて元の棚にしまうところまではやってもらえないのです。
女性にとってはそこまで言わないとやらないの?とイライラしてしまうポイントですが、男性にとっては言われたことをやったのになぜ文句を言われるのかと不満が募る一方。
これがもしも遊びに来た友人であれば、食器を洗ってくれるなどとは思っていないはず。
ささいなことでも期待してしまうとイライラの原因になるだけなので、お願いがある時には具体的に言ってみましょう。
方法④:彼氏や旦那以外に頼れる選択肢を持つ
例えば自分の体調がすぐれない時、看病とまではいかなくても飲み物など欲しいものがないか聞いてもらえるだけで気が楽になることってありますよね。
自分は彼が風邪を引いた時にかいがいしくお世話をしたのだから、お礼ではないけれど同じようなことをしてくれるのではないかと考えるのは期待しすぎています。
万が一期待が外れた時、健康な状態よりも受けるダメージの大きさは相当なもの。
食料を届けて欲しいと頼めるような気の置けない友人を持ったり薬などを届けてもらえるアプリをインストールしておくなど、自分でどうにかする選択肢は多ければ多いほど安心です。
方法⑤:1から10まで説明する
男性が1の説明で10までを察することができるのはビジネスの話だけだと言っても過言ではありません。
そもそも女性とは何を考えているかわからないと公言している男性にとっては、10まで説明したところで女性の気持ちを理解しているとは言い難いですよね。
1から10まで説明して初めて可もなく不可もなくというレベルでの会話が成立するのであって、10まで説明しなかったことでがっかりすることがあっても、それは説明不足な女性の責任なのです。
面倒でも最後まで説明してあげるのが期待しない女性でいるためのスキルのひとつです。
方法⑥:大事なことはお任せしない
二人そろって誰かに会う時、女性は男性を立てようとする人が多いのではないでしょうか。
三歩後ろを付いていくとまではいきませんが、男性がプライドを保っていられるように気を利かせて控えめに振る舞う女性は少なくありません。
しかしこれはあくまでも表の態度であり、本当に会話のすべてを男性に任せきりにしてしまうと、会話がおかしな方向に向いてしまうこともあります。
特に女性の評価に関わるような会話では適度に男性やその場の雰囲気をコントロールする必要があり、実は気が抜けない時間だということを意識する必要があります。
方法⑦:他人であるということを忘れない
そもそも、同じ母親から生まれて同じ家で同じように教育を受けた兄弟ですら考え方が全く違っていたりするのに、生まれも育ちも全く違う赤の他人がシンクロしている部分なんてほんの少ししかありません。
どんなに長い付き合いだったとしても、結婚して家族になったとしても、男と女はどこまで行っても他人だし違う生き物なのです。
つい、何年一緒にいると思ってるの!と考えてしまいがちですが、恋愛は他人と親密で居るための努力が常に必要とされ、人間関係の中でも意外と高度なものなのではないでしょうか。
方法⑧:自分の価値観を押し付けない
自分と他人の価値観は全くの別物であるという意識は、友人に対してなら持っていられるのにどうして彼氏や旦那に対しては同じように思えないのでしょうか。
自分が相手を理解しているという自信からくる期待とも取れますし、愛されているという実感からくる期待とも取れます。
どんなに期待しないつもりでいても、常に期待しない状態でいることはそう簡単ではありません。
大切なのは期待しないという気持ちを持つことだけではなく、期待しないと呼べる態度ではなかったと反省できる気持ちを持つことです。
自分の価値観ばかり優先して思いやりがなかったと考えることで、再び期待しないフラットな心の状態に戻ることができます。
方法⑨:言わなくてもわかると思わない
人の気持ちを察するということは男性よりも女性のほうが得意で、暗黙の了解や阿吽の呼吸などと言った言葉が通用するのも女性の方が多いです。
女性同士でのやりとりと同じような言動を男性に求めてしまうと、鈍感な男性には全く意図が伝わっていないことも多々あるので、言いにくいことでもできるだけはっきりと伝えましょう。
方法⑩:自分は期待に応えられているのか考える
期待しないようにと思っていても、大好きな相手ですからついつい期待してしまうことはありますよね。
期待しちゃってたなと気が付いた時には、相手は自分に何かを期待してはいないのかを考え、その期待に自分は答えられているのかを考えてみると、上出来とはいえない自分に気が付くのではないでしょうか。
期待に応えられていないかもしれない自分にいつも変わらずやさしくしてくれてる相手のことを思うと、自然と期待してイライラしてしまう気持ちも収まってくるはずです。
「期待しない」は円満でいるための重要なスキル!
期待するのは信頼して心を許している証拠でもあるので、頭ではわかっていてもすぐに期待しない自分になるというのは難しいですよね。
期待しないと決めたのにまた期待してしまった、期待しないでいられなかった自分に落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、それだけ相手を想っていると前向きに考えましょう。
期待しないスキルは一朝一夕で身に付くものではありませんので、気長に続けてみることが大切です。
少しずつ期待しないことが癖になり、最近喧嘩が減ったななどと嬉しい変化を感じられれば期待しない生活の良さに気が付くはずです。
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