お酒とセックスの関係とは？上手な飲み方と注意点を解説

適度なお酒はセックスに効果的？

適度なお酒を飲んでほろ酔い状態だと、普段より少し大胆になれます。
特に女性は通常、自分の欲求を隠して慎ましく生活していることが多いですよね。

お酒によって自制心が少し解放されて、セックスに対して積極的になることで、男性を喜ばせることができるようになります。
しかし男性はお酒を飲むと勃起しなくなる人も多いため、意中の男性と一緒にお酒を飲むときは要注意。

また、あまりに女性が大胆すぎても引かれてしまうので、最低限の理性を保てる程度に抑えることが大切です。

お酒をのむとセックスしたくなる理由

少量のお酒により、男性ホルモンのテストステロンが増加することが分かっています。
女性にも通常、男性の5%～10％のテストステロンが分泌されており、このテストステロンが増加することによって性衝動が起こるのです。

また、テストステロン増加の影響で脳内の神経伝達物質ドーパミンが分泌されます。
ドーパミンは興奮作用があり、快楽を感じる神経が刺激されるので余計にセックスしたい性欲が沸きあがってくるのです。

また、これが過剰飲酒になってしまうと話は別。
お酒を飲みすぎてしまうと逆にテストステロンが減退してしまい、男性は精子の元気もなくなってしまいます。

お酒を飲み過ぎた状態でのセックスは逆効果！

では、お酒を飲み過ぎた状態でセックスしない方がいい理由をみていきましょう。

1. 自制心がなくなる
2. 感度が落ちる
3. 避妊が疎かになる
4. 後悔することが多い

続いて、お酒を飲み過ぎた状態でセックスしない方がいい理由を、それぞれ詳しくみていきます。

セックスしない方がいい理由①：自制心がなくなる

お酒を飲みすぎると理性が失われたり、自制心がきかなくなることがよくあります。
特に女性は、普段慎ましいことを美徳として性的欲求を内に秘めていることが多いので、お酒によって解放され本能がむき出しになってしまうことも多いのです。

男性はエッチな女性が好きですが、女性らしさを失ってあまりに激しい姿を見せてしまうとさすがにドン引き。
お酒を飲ませればセックスさせてくれる緩い女と認識されたら、本命になれず適当に遊ばれてしまいます。

セックスしない方がいい理由②：感度が落ちる

少量のお酒なら感度が上がって気持ち良いセックスができますが、多量のお酒を飲んでしまうと逆に感度が落ちると言われています。
お酒によって脳の働きや体の動きが鈍くなるため、気持ち良くならずイキにくくなってしまうのです。

せっかくセックスをしても気持ち良くないのはもったいないですよね。
感じていない女性の姿を見て男性が自信喪失してしまったり、体の相性が悪いと思われてしまう可能性もあります。

セックスしない方がいい理由③：避妊が疎かになる

お酒を飲んで注意力が鈍い状態でセックスをすると、相手が避妊していないことに気付けません。
信用できる男性だったとしても、相手もお酒に酔って興奮していて、つい避妊を忘れてしまう可能性も考えられるのです。

避妊のためにピルを飲んでいても、お酒を飲んでいてピルを飲み忘れてしまうと望まない妊娠をする確立が上がります。
また、正しくピルを飲んでいたとしても、コンドームなしのセックスで性感染症を移されるリスクもあるのです。

セックスしない方がいい理由④：後悔することが多い

お酒を飲んでセックスすることで、男も女も後悔することが多いことを頭に入れておきましょう。
昔から仲が良かった男友達と酔った勢いでセックスしてしまって気まずくなってしまったり、男性が傷つくようなことを無意識に言ってしまうなど失敗談が沢山あるのです。

お酒の席で盛り上がってセックスしてしまった相手が既婚者だったりすると、バレたら浮気相手として慰謝料を請求されることもあります。
目が覚めたら昨夜の記憶が全くないということも珍しくないので、後悔する前に欲求を制御することが大切です。

セックス前の上手なお酒の飲み方

では、セックス前の上手なお酒の飲み方をみていきましょう。

1. 適度な赤ワインで性欲アップ
2. イチヂクやアボカドをつまむ
3. 男性に牡蠣をすすめる
4. 酔ったふりでボディタッチ
5. カップルシートや個室を予約

続いて、セックス前の上手なお酒の飲み方を、それぞれ詳しくみていきます。

お酒の飲み方①：適度な赤ワインで性欲アップ

赤ワインを1～2杯飲むことで、エッチな気分になるといわれています。
赤ワインには恋愛ホルモンPEA(フェニルエチルアミン)の分泌を促進させる働きがあり、PEAが分泌されることで快感や性欲を感じやすくなるのです。

赤ワインとチーズやチョコレートを一緒に食べることで、PEA分泌をより促進する効果があるので、イタリアンレストランやスペインバルでデートをするのもおすすめ。
ポリフェノールの抗酸化作用でアンチエイジングも期待できるので、赤ワインはセックス前に飲むお酒としてぴったりです！

お酒の飲み方②：イチヂクやアボカドをつまむ

イチヂクやアボカドの栄養には女性ホルモンを整えて生殖機能を高める効果があります。
イチヂクの種子には、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをする植物性エストロゲンが含まれていて、女性の魅力をアップしてくれるのです。

アボカドは、北米や中南米では天然の精力剤として親しまれているほど、セックスするために必要な栄養素が豊富。
どちらもカリウムやビタミンが豊富なので、お酒のおつまみとして食べることで悪酔いや翌日の2日酔いを防いでくれます。

お酒の飲み方③：男性に牡蠣をすすめる

牡蠣にはセックスミネラルと呼ばれる亜鉛が大変豊富に含まれており、男性が亜鉛を摂取することで精力増強に繋がります。
亜鉛が不足すると、男性は勃起しづらくなってしまうのです。

特に男性は30歳を過ぎるとテストステロンが減少して性欲も減ってしまうので、30歳以上の男性には特にお酒と一緒に食べてもらいたい食材です。
牡蠣料理をすすめることで、男性の性欲を自然にアップさせることができるのです！

お酒の飲み方④：酔ったふりでボディタッチ

ベタな方法ですが、お酒を飲みながらのボディタッチは有効です。
ほろ酔い程度に抑えて、可愛く甘えたりボディタッチをすることで下心と性欲を揺さぶりましょう！

「酔って体が熱くなっちゃった」と男性の手を取って自分の顔や体に触らせたり、「ちょっと眠くなっちゃった」と肩にもたれてみてください。
外でお酒を飲んでいるときは、店を出たら「ふらふらするから、掴まってもいい？」と言って男性の腕に胸を押し当てながらぎゅっと掴まって歩くのも効果的です。

お酒を飲みすぎて本格的に酔ってしまうと、だらしないだけで可愛くないので気をつけましょう。

お酒の飲み方⑤：カップルシートや個室を予約

セックスしたい時のデートでは、雰囲気作りも大切です。
すこし薄暗い雰囲気のダイニングバーのカップルシートなどを選ぶとムードが出ます。

カップルシートは隣同士で密着して座ることが多いので、自然に男性の太ももに手をおくなどボディタッチがしやすくおすすめ。
また、個室の席なら向かい合わせの席で脚を絡めあったり、お酒を飲みながら少し甘えた声でエッチな会話をすることで男性をその気にさせてしまいましょう！

お酒の場でセックスに誘われた時は？

OKの場合

誘いを受ける場合、2つ返事でOKしてしまうと軽い女だと思われる可能性があります。
本当はお酒の勢いでセックスしない主義だけれど、今回だけは特別ということを伝えることが大切です。

男性は、お酒の勢いで手軽にセックスできる女性よりも、苦労してモノにした女性の方に価値を見出します。
その日限りの割り切ったセックスなら迷う必要はないですが、好きな男性にお酒の場でセックスに誘われたときは少し焦らしながら返事をする方が良いでしょう。

NGな場合

お酒の場でセックスを断る場合は下手に濁さず、お酒が入った状態でセックスしないとはっきり伝える方が好印象。
相手が好きな男性なら、あなたのことを大切に想っているから、思考や五感がはっきりした状態でセックスを楽しみたいと付け加えて伝えてください。

素直に、お酒を飲んでいると体の感覚が鈍くなって感じにくくなるからセックスしたくないと言っても良いでしょう。
生理や体調不良など嘘を言ってしまうと、後で嘘と気づかれたときに相手を傷つけてしまいます。

適度なお酒でセックスを楽しむために

セックスをしたいときはお酒の量をほどほどに抑えて、お酒の種類や一緒に食べる食材に気をつけることが大切ということが分かりました。
せっかく好きな人とセックスできたとしても、酔って記憶をなくしてしまっては台無しです。

お酒を飲むときは自分の適量を把握して、もし飲みすぎてしまったときには断る勇気も持ちましょう。

ほろ酔い気分で最高のセックスを楽しめるのが理想ですね。