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大人向けおすすめ恋愛小説

恋愛小説とリラの花
では、大人向けのおすすめ恋愛小説を10作品ご紹介します。

①:たった、それだけ

たった、それだけ
590円

「羊と鋼の森」の作者が書いた大人の恋愛小説の連作短編集。
一人の男が贈賄の罪で追われる、そのことを巡って彼の周囲で繰り広げられる人間模様を丹念に描いた文章からはじわじわと静かな感情が伝わってきます。

気の合う友人と読後に語り合うのもおすすめの大人の小説です。

②:ぼくは明日、昨日のきみとデートする

ぼくは明日、昨日のきみとデートする
724円

映画もヒットしたおすすめ恋愛小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」。
100万部突破という肩書きを抜きにしても1度は読む価値ありです。

切ない恋愛小説を読みたい人、京都を舞台にした作品が好きな人どちらにもおすすめの1冊。

③:恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。

恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。
1512円

恋をした時、そしてそれを失ったとき人は誰かにそれを語らずにはいられないもの。
そうした打ち明け話を数多く聞かされてきた作家であり現役のバーテンダーである作者が綴るおすすめの恋愛小説です。

登場する人物やエピソードそれぞれに思わず自分や自分の知人を重ねてしまうかも。

④:恋


大人の恋愛小説を書かせたら逸品の女流作家による極上のおすすめ恋愛小説である「恋」。
1972年日本を揺るがせた大事件の影で起きていた若く美しい女子大生と中年の夫婦による三角関係が、1人の男との登場でそのバランスをもろく崩していく様子を描いた作品です。

この作品で直木賞を受賞した作者の代表作としてもおすすめの1冊。

⑤:いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
1620円

同名ドラマの脚本集でもある「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。
ノベライズ化とはまたちがった味わいが楽しめるのはシナリオならでは。

セリフ1つ1つに込められていた思いが映像を伴ったドラマとはまた違った深みを持って伝わってくる恋愛小説仕立てとなっています。
映像でも浸りたい人はドラマと併せて読むのもおすすめ。

⑥:君に恋をするなんて、ありえないはずだった

君に恋をするなんて、ありえないはずだった
691円

千葉の高校に通う最底辺ヒエラルキー男子と人気者の美少女同級生のラブストーリーを描いた恋愛小説「君に恋をするなんて、ありえないはずだった」。
全編に貫かれる胸がキュンとするセリフやシーンに、かつての自分の青春像を重ね合わせる人も。

続編もあわせて読みたい大人のためのおすすめ青春恋愛小説です。

⑦:わりなき恋

わりなき恋
702円

実生活でも恋愛小説さながらのフランス人映画監督との結婚と離婚、数々の恋の噂、そして映画や舞台でも数限りない恋愛を演じてきた女優の恋愛小説「わりなき恋」。
人はいくつまで恋愛できるものなのか、大人の恋愛とは何なのかを考えさせてくれる作品。

作者の出ている恋愛映画を改めて見てみたくなるおすすめの恋愛小説です。

⑧:ニセモノだけど恋だった

ニセモノだけど恋だった
691円

かつては期待の俳優だったものの、今ではレンタル彼氏業が本業となってしまった主人公とその彼を高額でレンタルしつづけるヒロインを中心に進むストーリーが印象的な恋愛小説である「ニセモノだけど恋だった」。
お金で買った恋=ニセモノの恋の行方に思わず感情移入してしまうおすすめ恋愛小説です。

⑨:ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った
535円

人気女性恋愛小説作家による「ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った」。
さまざまな女達の恋愛模様が描かれた24のショートショートストーリー集です。

登場する女達の中に自分と似た人や女友達に似た人、さらには元カレや今カレに似た人なども見つかるかも。
誰しも思い当たるセリフにも心引かれるおすすめ作品です。

⑩:風味絶佳

風味絶佳
572円

デビューから終始一貫大人の恋愛小説を手がけてきた作者の20年目の作品である「風味絶佳」。
恋愛の甘いところも酸っぱいところも描かれた6つの短編からなる作品を読み進むうちに「恋愛したい」となること間違いナシ。

極上スイーツの詰め合わせのような甘い恋愛に浸りたい人には特におすすめ。

おすすめラブサスペンス恋愛小説

ベンチの上に広げられた恋愛小説
次に、サスペンス要素のある恋愛小説を10作品おすすめします。

⑪:秘密


稀代の推理小説家である東野圭吾の「秘密」は謎解きと恋愛小説のどちらも楽しめるおすすめの秀作です。
映画化された作品もヒットしたので、観たことがあるという人も多いのでは。

事故で中身だけ入れ替わった妻と娘、妻であり娘である存在に翻弄される主人公の姿に愛の本質を見るという人も。
1度読んだことがあるという人でも、自分の置かれた環境によってまた感情移入するポイントが変わってくる恋愛小説です。

⑫:恋愛中毒

恋愛中毒
679円

誰かを好きになることは楽しいことでもあり恐ろしいことでもあるということを改めてまざまざと知らしめてくれる「恋愛中毒」。
作者がこの小説を発表した当時は今ほど依存症といったことは一般的ではなかったため、小説としての発表と映像化された際に大変な話題作となったことも。

ドラマでヒロインを演じたのは薬師丸ひろ子。機会があればぜひドラマの方もおすすめです。

⑬:恋愛採集士

恋愛採集士
1512円

諦めきれない未練を持った人たちのために、その気持ちを救う何かを探す仕事をしている美貌のヒロイン。
そのヒロイン自身が誘拐された時、そこにある「断ち切れない思い」とは何か、という謎と恋愛の底深さが絡み合った作品。

オムニバス形式のエピソードそれぞれに張られた伏線に気付くラストは、未読の人には内緒にするのがおすすめ。

⑭:Nのために

Nのために
680円

嫌ミスの女王である作者の映像化作品でもある「Nのために」。
タイトルにあるNとは誰なのか、そして何の為に彼らは殺人を犯すに至ったのかという謎に登場人物である男女それぞれの恋愛が絡んだ作品です。

ドラマ化作品には今をときめく窪田正孝や賀来賢人も出演、併せて観るのもおすすめです。

⑮:八日目の蝉


幼い自分を慈しんでくれた相手が実は自分を誘拐した犯人だったという衝撃のストーリーに隠された真実と深い愛に心揺さぶられる「八日目の蝉」。
愛を注ぐ相手は何も異性というだけではないということ気付かされる作品で思わず逃げて逃げて逃げ続けるヒロインに感情移入し涙したという人も。

井上真央と永作博美という実力派女優が共演した映画も併せておすすめです。

⑯:悪人


娘を殺された父親から見れば悪人、一人で育てた祖母から見れば優しく不器用で女に騙されたバカな孫、田舎のロードサイドの紳士服店で冴えない日々を送るヒロインからすれば、初めて心と心を通じ合わせることができた相手、同じ1人の男を見てもまるでプリズムのようにさまざまな光や面があると思い知らされる「悪人」。
極限状態の逃避行の中での主人公とヒロインの「純愛」にも泣けます。

同じ作者の「東京湾景」もおすすめの恋愛小説です。

⑰:十角館の殺人

十角館の殺人
810円

京大推理小説研究会出身の作者のデビュー作にして傑作の呼び名の高い「十角館の殺人 」。
推理小説同好会のメンバーが孤島で開いた合宿の場で1人、また1人と殺されていく恐ろしさと、犯人の動機に胸打たれる作品。
同じ作者の「館」シリーズの第1番目に当たる「十角館の殺人 」、他のシリーズ作品もおすすめです。

⑱:紙の月


2度にわたる映像化それぞれに話題を呼んだ「紙の月」。
夫とのときめきのない生活に少し倦んでいたヒロインが若い大学生にのめりこんでいくプロセスには、思わず共感してしまったという人も多いようです。
しかしその恋のために横領の罪をおかしたヒロインが最後にたどり着く場所は、というラストシーンは衝撃。

原田知世、宮沢りえそれぞれが演じたヒロイン像も小説と併せて観るとまた感慨もひとしおでおすすめです。

⑲:あなたが消えた夜に

あなたが消えた夜に
810円

作者が初めて手がけたという警察小説にして、男女の心の揺れ動きがキーとなる「あなたが消えた夜に 」。
連続通り魔殺人事件を追う主人公とヒロインの前に立ちふさがる謎を追ううちに明かされる愛の深い闇に思わず息を飲んだという人も。

⑳:夕萩心中

夕萩心中
626円

耽美な恋愛ミステリーを書かせたら第一級の作者による小説「夕萩心中」。
今よりもずっと身分格差が厳しかった明治時代に起きた情死事件は、単なる恋愛のもつれではない深い深層を秘めたものだったというストーリー展開にハラハラドキドキさせられる作品。

全編貫かれる流麗な日本語の美しさも印象的です。

おすすめロングラブストーリー恋愛小説

積み上げられた恋愛小説
最後に長い期間の恋愛を描いたおすすめ恋愛小説をご紹介します。

㉑:男ともだち

男ともだち
734円

今カレとの関係が行き詰まりを感じている時に「昔好きだった人」を思い出すことは誰にでも経験のあること。
この恋愛小説「男ともだち」のヒロイン神名葵も冷え切った関係の同棲相手と愛人との間を揺れながら、心に思うのは学生時代の男友達であるハセオのこと。

そんなハセオと再び会うことになった29歳のヒロインを通して等身大の自分を知りたい、という人にもおすすめの作品です。

㉒:1828日の恋

1828日の恋
1080円

恋の相手が同性であっても異性であってもその切なさや愛しさに変わりはありません。
ずっとそばにいるのに伝えられないもどかしさや悲しさ、喜びといった感情を日々の移り変わりと共に丹念に描いた「1828日の恋」。

自分の長い片思いを思い出すと今でもキュンとするという人におすすめの恋愛小説です。

㉓:蝉しぐれ


歴史小説ファンでなくとも「たそがれ清兵衛」や「武士の一分」、「花のあと」といった映画化作品などは見たことがあるという人も多い藤沢周平の恋愛小説とも言うべき作品「蝉しぐれ」。
幼な友達として育ち、互いに想いを寄せつつも、殿の側室となり添い遂げられなかった男女の長い長い年月の後のわずかな巡り会いを描いた切ない大人の恋愛小説です。

こちらの作品も舞台化や映像化されているので、併せてチェックするのもおすすめ。

㉔:制服のころ、君に恋した。

制服のころ、君に恋した。
583円

中高生時代に作者の恋愛小説を読んで育ったという人も多いのでは。
懐かしいと思う人にもぜひ今一度その世界に触れるのにおすすめの作品が「制服のころ、君に恋した。」です。

ワケあって恋に臆病なまま29歳を迎えた養護教師のヒロインにも、回想シーンにあふれる想いにも思わず共感してしまう恋愛小説です。

㉕:結婚しても恋してる 僕たちの10年間

結婚しても恋してる 僕たちの10年間
1188円

結婚と言うゴールは嬉しいけれど恋愛のときめきもなにもかもなくしてしまうのでは、という不安がある女性にぜひおすすめの恋愛小説「結婚しても恋してる 僕たちの10年間」。
年上で5歳の子どもがいるシングルマザーと恋愛結婚をし、双子の子供を授かった主人公の「妻と恋をし続けよう」という姿勢に思わずときめいたりうらやましくなる女性続出というのも頷けるところ。

同名の「結婚しても恋してる」コミックスもぜひおすすめです。

㉖:100回泣くこと

100回泣くこと
494円

人気恋愛小説家の代名詞的おすすめ作品である「100回泣くこと」。
大倉忠義と桐谷美玲によって映画化もされた作品ですが、作品の骨子は同じでもストーリーはかなり違う別作品と思ったほうがいいという人も。

どちらにせよ深く愛し合う主人公たちの想いに胸キュンとなることは確実な恋愛小説です。

㉗:白夜行


誰にも打ち明けられない秘密を共有して成長した男女。
お互いへの想いが募る一方で、心を縛るのはかつて犯した罪のこと、そんな矢先に次々に2人の周囲で起こる事件によって隠され続けてきた「あのこと」が明るみに引きずり出されようとしてしまう。

長い間秘密を抱えながらお互いの存在自体に寄り添うに生きてきた2人に思わず感情移入してしまう1冊。
名作との声もある映像化作品もおすすめです。

㉘:赤毛のアン

赤毛のアン全11巻
9245円

子供の頃に読んだという人も多い「赤毛のアン」ですが、実は全11巻という大長編小説ということは、あまりしられていないよう。
誰もが知るアンとギルバート。
2人が幼い恋を実らせ、結婚。
彼らの子どもたちがまた恋愛に悩んだり傷ついたりしていく。不変の恋愛ストーリーを見いだせるかも。

美しいカナダの風景を思い浮かべながら、アンを巡る人たちの恋愛模様を楽しむのもおすすめです。

㉙:サヨナライツカ

サヨナライツカ
535円

美貌の年上の女と結婚を間近に控えた若い男、として出会った2人の「運命の恋」がたどり着く場所はどこだったのか、を問う「サヨナライツカ 」。
25年後に再会した2人を待っていた運命に涙する一作です。

㉚:冷静と情熱のあいだ

冷静と情熱のあいだ Rosso
562円

イタリアミラノのドゥオモでの再会を誓って別れた2人の男女の長い別離と愛を描いた「冷静と情熱のあいだ 」。
ちなみにこのRosso版では女目線で、Blue版では男目線で同じストーリーが描かれていますので、併せて読むのもおすすめです。

恋愛小説を読んで擬似恋愛体験に浸ろう

ロマンティックな薔薇と詩の本
甘いだけの恋愛ではなく、さまざまな恋愛の形を描いたおすすめの恋愛小説30作品をご紹介しましたが、気になる作品は見つかったでしょうか。
多くの作品がドラマや映画といった映像化されているので、そちらと併せて楽しむのもおすすめ。

ぜひゆったり過ごせる週末や夜に、おすすめの恋愛小説で擬似恋愛体験に浸ってみてくださいね。

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ライター
noel編集部

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