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直毛とはどんな髪?

直毛 髪型 ストレート

「直毛」とは、クセやうねりのないまっすぐな髪の毛のことを言います。まっすぐでさらさらな直毛の人もいますが、硬くて太く、しっかりしている毛質の直毛の人が多いと言われています。

そのため、束感ができにくく、パーマがかかりにくい、セットしてもすぐに元に戻ってしまうと、直毛で悩んでいる人もいます。

直毛ならではの悩み4つ

直毛 髪型 悩み

くせ毛の髪質の人から見れば、ツヤのあるストレートヘアは憧れの対象です。

しかし、実は直毛の人にしか分からない悩みも多く、「そんなところが悩みになるのか」と感じるものも多いでしょう。

  1. パーマがかかりにくい
  2. 巻いてもすぐ戻ってしまう
  3. 湿度が高いとペタンコになる
  4. ピンが付けづらい

ここからは、直毛ならではの悩みを4つご紹介していきます。

直毛ならではの悩み1:パーマがかかりにくい

パーマをかけるメリットは、髪の毛のボリュームが出やすくなり、さらにカールが出るため、ふんわりした印象の髪型になることです。
自然に女性らしさが出るため、とても人気のヘアアレンジになっています。

しかしながら、直毛の場合はパーマをかけてもすぐに取れてしまい、思うような効果が得られないことがあります。
その原因は、キューティクルの働きが強すぎることです。

キューティクルの層がしっかり重なり合っているため、1本1本の髪の毛が丈夫に出来ています。
そのため、髪の内部までパーマ剤が浸透しづらく、パーマがかかりにくいと言われています。

直毛ならではの悩み2:巻いてもすぐに戻ってしまう

今は、家でも簡単にコテやヘアーアイロンを使ったヘアアレンジができます。
しかし、直毛の人の場合は朝のヘアセットで髪の毛を巻いても、夕方には巻きが取れてまっすぐに戻ってしまうこともあるでしょう。

女性ならではのふんわりした柔らかさのヘアスタイルを保つのが難しいことが、直毛の人に共通する悩みです。

  1. 髪の毛をしっかり乾かす
  2. 巻き髪用のヘアスタリング剤をつける
  3. ブロッキングをして少ない量で巻く
  4. コテは細いコテで高温で短時間で巻く
  5. 巻いたあとはすぐにほどかない

スタイリング剤は自分の髪質に合うものを見つけてください。その上で、上記のポイントを意識し、巻き方のコツを掴みましょう。

直毛ならではの悩み3:湿度が高いとペタンコになる

出かける前、いつも以上に念入りにヘアセットをしても、ちょっと外に出たら湿気のせいで髪型が変わってしまうという人も多いのではないでしょうか。

直毛の場合、水分を吸った髪の毛の重さでボリュームがなくなり、ペタンコになってしまいます。

ヘアセットをする際にスタイリング剤を使うのも効果的ですが、髪全体に付けられていなかったり、多く付けすぎたりでは効果はありません。
また、髪質に合っていないスタイリング剤を使っている場合などは、ペタンコになってしまうため、注意が必要です。

直毛ならではの悩み4:ピンが付けづらい

直毛には、表面がつるつるしているという特徴があるため、「ピンやゴムなどが滑って取れやすくなってしまう」という悩みがつきものです。

それでも、夏には花火大会で浴衣に似合うヘアアレンジにしたいという人も多いでしょう。
また、社会人になれば、結婚式に呼ばれる機会も増え、着物やドレスのためのヘアアレンジが必要になることもあります。

しかし、直毛の髪には上手くピンが付いてくれず、動画と同じ方法で試しても、「ピン1本」で大丈夫と言われても、何本も使わないと髪の毛がまとまりにくいという人も少なくありません。

【レングス別】直毛の髪型アレンジ方法

直毛 ヘアアレンジ 髪型

直毛の場合、長さを変えても髪の重みでストレートヘアになりがちです。
それでも「色々なヘアスタイルに挑戦したい」という人は多いのではないでしょうか。

ここからは、直毛の人のショートヘア、ミディアムヘア、ロングヘアについて、それぞれの長さに合った髪型やアレンジ方法を紹介していきます。

どんな髪型がいいか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

ショートヘアの髪型アレンジ方法5つ
ショートヘアは、日頃のお手入れも簡単なため、忙しい女性にぴったりな髪型です。
さらに、カットやカラーの仕方を変えるだけで、直毛の髪質を生かした髪型を手に入れることができます。

  1. 毛先に動きをつける
  2. ベージュ系カラーを入れる
  3. 前髪を左右に流す
  4. 前髪は緩く巻くのがおすすめ
  5. 外ハネを付ける

ショートヘアの髪型アレンジ方法5つを紹介していきます。

ショートヘアの髪型アレンジ方法1:毛先に動きをつける

ショートヘアの場合、色々な美容室に行ってもどうしても同じ髪型になりがちという方も多いでしょう。

そんな時は、毛先に動きを出す「レイヤーカット」を加えると、今流行りの髪型になれます。
カットひとつで、可愛い女性らしさを出したり、クールな大人っぽい差を出せる方法のひとつです。

毛先に動きを出すように、ワックスで整えれば完成です。

ショートヘアの髪型アレンジ方法2:ベージュ系カラーを入れる

重たく見えがちな直毛におすすめなヘアカラーは、ベージュ系の色です。

最近では、特にアッシュベージュが人気です。

ベージュ系はどちらかと言えば大人しめな色目ですが、アッシュを入れると自然と透明感を演出してくれます。

ベージュカラーは、暗めでも明るめでもこなれ感が出るので、人気のカラーです。

ショートヘアの髪型アレンジ方法3:前髪を左右に流す

前髪は、顔の印象を大きく決めるので、髪形をつくるときは「前髪あり」か「前髪なし」かは悩むところです。
ショートヘアにおすすめなのは、少し長めの前髪です。

前髪を下ろしても、軽く横に流しても、いろんなアレンジで雰囲気を変えられます。

前髪を下ろせば小顔効果もあり、また、前髪をつくらず左右に流せば大人っぽいヘアスタイルになれます。

ワンパターンにならず毎日新しいアレンジを楽しめますので、長めの前髪をキープするのが良いでしょう。

ショートヘアの髪型アレンジ方法4:前髪は緩く巻くのがおすすめ

前髪をふんわり巻くと、一気に女性らしさがアップして可愛い髪型になれます。

前髪をコテやアイロンで巻くのが苦手な人でも、カーラーで前髪を巻いて、ドライヤーを当てるだけでふんわり自然な前髪をつくることができます。

ふんわりと前髪を巻き、ヘアスタイル剤を使えば一日中ヘアスタイルをキープできます。

ショートヘアの髪型アレンジ方法5:外ハネを付ける

ショートヘアでアレンジするときには、毛先をアイロンで外ハネにするのがおすすめです。

少しアイロンで熱を加えるだけで髪に動きが出るので、今流行りのこなれ感が出た、大人っぽい髪型をつくれます。

伸ばしかけの髪型でも簡単に出来るので、いつもの髪型でもアレンジしやすいでしょう。

ミディアムヘアの髪型アレンジ方法3つ

ミディアムヘアは、女性らしいアレンジがしやすい長さで人気の髪型です。少しカットを工夫するだけで、誰でも簡単にアレンジしやすい髪型になります。

  1. 毛先を軽くする
  2. 表面にレイヤーを入れる
  3. 首回りにレイヤーを入れる

ここからは、ミディアムヘアの髪型アレンジ方法を3つ紹介していきます。

ミディアムヘアの髪型アレンジ方法1:毛先を軽くする

直毛の場合、どうしても髪の量が多い印象の髪型になりがちです。
そんな時は、毛先を少し軽くしてもらいましょう。

ちょっと毛先をカットしてもらうだけで、全体的に軽さが出てアレンジもしやすくなります。
さらにヘアスタイル剤を毛先につければ、簡単に髪型がまとまります。

ミディアムヘアの長さは自分でアレンジしやすいので、髪形にも動きが出しやすくなるでしょう。

ミディアムヘアの髪型アレンジ方法2:表面にレイヤーを入れる

表面にレイヤーを入れ、外巻きを内巻きに変えてみましょう。
髪にまとまりが出て、外側に少しボリュームが出るため、ふんわりしたヘアアレンジがしやすくなります。

直毛の場合、表面に少しレイヤーを入れただけでもまとまりやすくなるので、いろんな巻き方に挑戦しやすい髪型になります。

ミディアムヘアの髪型アレンジ方法3:首回りにレイヤーを入れる

首回りにレイヤーを入れると、自然にまとまりやすい上品な大人っぽい髪型になります。
まとまりにくい直毛でも、首周りにレイヤーを入れておけばコテやアイロンを使わなくても大丈夫。

忙しい朝でも、手早くまとまるのでおススメの髪型です。

ロングヘアの髪型アレンジ方法5つ

ロングヘアは、女性の永遠の憧れの髪型です。
長く伸ばしているだけでも素敵なイメージですが、少しアレンジを加えると、さらに誰もが憧れるロングヘアになれます。

  1. 毛量を軽く調整する
  2. 前髪は長めにする
  3. アッシュ系カラーにする
  4. 毛先だけ軽く巻く
  5. 巻き髪をあえて崩す

ここからは、ロングヘアの髪型アレンジ方法5つを紹介していきます。

ロングヘアの髪型アレンジ方法1:毛量を軽く調整する

数あるヘアスタイルの中でも、いちばん重く見えてしまう直毛のロングへア。
直毛でも毛量を軽くすれば、まとまりやすく扱いやすいストレートヘアになれます。

また、コテやアイロンを使えば、緩くふんわりしたヘアアレンジも演出できます。

髪の量を減らすようにすいてもらえば、髪の毛に動きが出るので重さが感じられなくなり、ロングヘアの魅力を存分に出せる髪型になるでしょう。

ロングヘアの髪型アレンジ方法2:前髪は長めにする

ロングへアの場合も、前髪を長めにするのはおすすめな髪型です。
後ろ髪と前髪がなじみやすくなり、まとめ髪をするときにも直毛の髪質でツヤツヤに見えます。

また、髪を下ろすときにふんわり前髪を立ち上げてみたり、巻いたりすることで色々なアレンジがしやすくなるでしょう。

ロングヘアの髪型アレンジ方法3:アッシュ系カラーにする

ロングヘアの場合も、アッシュ系ヘアカラーがおすすめです。
アッシュカラーは日本人特有の髪の赤みを消して、透明感を出してくれる色です。

今の流行りは、アッシュカラーに他のカラーを混ぜた色味です。
自分に似合うカラーを見つけて、好きなヘアスタイルを楽しみましょう。

ロングヘアの髪型アレンジ方法4:毛先だけ軽く巻く

直毛はキューティクルの働きでツヤツヤに見える髪質なので、毛先だけを軽く巻けば、女性らしく上品な髪型をつくれます。

毛先を内巻きにするだけでもさらにまとまりやすくなり、毛先を外巻きにすれば、いつもとは違う髪の動きが出て、時短で簡単なヘアアレンジができます。

ロングヘアの髪型アレンジ方法5:巻き髪をあえて崩す

綺麗な巻き髪の魅力を発揮できるのがロングヘアですが、巻いた髪をあえて手で崩すことで自然なカールがついた髪型になります。

この時、ヘアスタイル剤を使うことで綺麗なカールがキープできます。

緩いカールがある髪型は、こなれ感や大人っぽさが出るため、男女問わず人気な髪型と言えるでしょう。

直毛におすすめの髪型4選

ポニーテール 直毛 髪型

髪型は、いちばん身近で簡単にできるおしゃれです。
その日の服装や気分で変えることもでき、気持ちまでが明るくなります。

  1. ワンレンボブ
  2. 編み込みハーフアップ
  3. ツインテール
  4. 低めのポニーテール

ここからは、今からでも挑戦できる「簡単で可愛い直毛におすすめの髪型」を4つご紹介していきます。

直毛におすすめの髪型1:ワンレンボブ

ワンレンとは「ワンレグス」を略した用語です。
** ワンレングスとは外側の髪は長くカットし、内側へ行くほど短くカットすることで同じ長さに見えるヘアスタイルです。 **

ワンレンボブは大人っぽく見え、 ワンレングスの魅力でもある長い前髪で、立ち上げ前髪やセンター分けの前髪がつくりやすくなります。
何もしなくても直毛の特徴を生かせるため、綺麗で可愛いまとまった髪型ができます。

ヘアアレンジで少し毛先を巻いてみたり、スタイリング剤を使ってウェット感を出したり、さらに前髪も立ち上げたりすれば、ふんわりとした柔らかい印象をつくることもできます。

全体的に同じ長さで、特に顔に近い前髪も長いので、小顔効果もあるでしょう。

直毛におすすめの髪型2:編み込みハーフアップ

「編み込みハーフアップ」は、ストレートヘアでも可愛くまとめやすいヘアアレンジです。

ヘアアレンジをすると、直毛の場合はどうしてもまとめる際にパラパラと髪が崩れやすくなってしまいます。
そんな時は、少しアレンジを加えて少しサイドを編み込みにして束ねるだけでほどけにくくなります。

サイドをねじって束ねたり、三つ編みでアレンジしたり、くるりんぱをして髪を通したり、または半分髪の毛をとってお団子にしても可愛くアレンジができます。

ゴムやピンだけでもスッキリとした印象になりますが、可愛いヘアアクセサリーやピンを使うことで、同じ髪型でも少し違った印象を与えることができます。

直毛におすすめの髪型3:ツインテール

「ツインテール」は、一般的には学生をイメージさせるヘアスタイルのため、子供っぽく見えてしまいますが、結ぶ高さを変えるだけで可愛い印象や大人っぽい印象に変えることができます。
ツインテールで結ぶ際に編み込みをしたり、ねじってみたり、くるりんぱして結んでみたりなど、たくさん種類があるため、色々なアレンジに挑戦できます。

*アレンジを変えれば、お母さんと子どもとでお揃いのヘアスタイルを実現することもできます。 *

直毛におすすめの髪型4:低めのポニーテール

王道のヘアスタイルと言えば、やっぱりポニーテールでしょう。
ポニーテールは、高さを変えるだけで雰囲気が変わります。

高さのあるポニーテールにはアップスタイルで明るく見える可愛いさがあり、低めのポニーテールには大人っぽく落ち着いた雰囲気があります。

直毛の特徴のストレートヘアでも挑戦しやすい髪型なので、ヘアアレンジ初心者に挑戦しやすい髪型と言えるでしょう。

直毛のアレンジを楽しもう!

直毛 髪型 アレンジ

自分の髪質は、簡単に変えることが出来ません。だからと言って、いつもワンパターンの髪型では飽きてしまうでしょう。

直毛だからこその綺麗なストレートヘアのアレンジはたくさんあります。
カットを工夫したり、スタイリング剤やヘアアクセサリーを使ったりなど、自分でもできるヘアアレンジを身に付けていきましょう。

ヘアアレンジのコツさえつかむことができれば、様々な髪型に挑戦できます。

いつまでも可愛く綺麗でいるために、自分らしい髪型を探しながら自分の髪質に向き合って、直毛と上手に付き合っていきましょう。

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ライター
noel編集部

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