ジェルネイルを爪切りで切りたい!爪を切る手順4ステップとリスクを知ろう
ジェルネイルをしているとき、気を付けておきたいのが伸びてきた爪の切り方です。爪切りの仕方を間違えると、ジェルネイルに悪い影響を及ぼすのをご存じでしょうか。今回はジェルネイルをしているときの爪切りのやり方を紹介します。実際に困った経験のある方、必見です。
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ジェルネイルの悩みは爪が伸びてきてしまうこと
ジェルネイルの悩みとして挙げられることの1つに、爪が伸びてきてしまうということが挙げられます。
ジェルネイルは約4週間と長持ちしますが、その間にも自爪は伸びてきてしまいます。
このことが原因でジェルネイルに踏み切れない、ジェルネイルをしている間爪の対処に困った、という方も多いのではないでしょうか。
ジェルネイルを爪切りで切るリスク3つ
ジェルネイルをしている間、どうしても爪の長さが気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。
しかしジェルネイルを爪切りで切ってしまうと、以下の3つの理由によってトラブルが起こる原因にもなります。
- ジェルネイルが剥がれる
- グリーンネイルがおこる
- 自爪まで剥がれる
一体どういうことなのか、ひとつずつみていきましょう。
ジェルネイルが剥がれる
ジェルネイルを爪切りで切る際に考えられる1つ目のリスクは、ジェルネイルが剥がれてしまうということです。
爪切りで切ると、ジェルネイルに圧力を加えることになります。
そのため、切った先端部分からジェルが割れてしまう可能性があるのです。
割れた爪は、さまざまなものに引っかかります。
引っかかると、自爪を傷める原因になったり、服にひっかけて穴を開けてしまうなどのトラブルにもつながります。
グリーンネイルがおこる
ジェルネイルを爪切りで切る際に考えられる2つ目のリスクは、グリーンネイルになってしまうということです。
ジェルネイルの場合、爪切りで爪を切るということは、爪を折ってしまうことと同じです。
そのため、爪切りで爪を切るとジェルネイルと自爪の間に隙間ができ、その隙間から水分や雑菌などが入ることで、グリーンネイルという爪になってしまうのです。
見た目もわるく、何より体に影響をきたすこともあるので、爪切りでジェルネイルを切ることは避けましょう。
自爪まで剥がれる
ジェルネイルを爪切りで切る際に考えられる3つ目のリスクは、自爪まで剥がれてしまうということです。
ジェルと自爪をベースジェルやプライマーでしっかり密着させるのが、ジェルネイルの特徴です。
しかし、爪切りを使用するとジェルだけではなく、自爪も一緒に割ってしまうことがあります。
また、割れたり剥がれることで二枚爪になってしまうこともあるのです。
二枚爪はジェルネイルの持ちも悪くなります。
これらの理由があるので、爪切りでジェルネイルを切ることは避けましょう。
ジェルネイルをしたまま爪を切る爪切り手順4つ
ここからは、それでもどうしても爪切りで切りたいという方のために、ジェルネイルをしたまま爪切りで爪を切る手順を紹介いたします。
リスクを回避するため、ジェルネイルを爪切りで切る際は以下の4つの手順に従いましょう。
- ハイポニキウムの位置を確認する
- 端の方から爪切りで切り込みを入れながら切る
- ファイルで切り口を滑らかにする
- 仕上げのファイルで再度滑らかにする
以下の項目で、これらの手順をそれぞれ説明していきます。
ハイポニキウムの位置を確認する
まずハイポニキウムと呼ばれる、爪下皮の位置を確認する必要があります。
この作業はネイルサロンでも行われるほど大切な行程です。
ハイポニキウムには神経が通っているので、十分な確認をし、誤って切ることのないよう注意してください。
特に人差し指のハイポニキウムが伸びやすいと言われていますので、ハイポニキウムよりも上の部分を切ってください。
端の方から爪切りで切り込みを入れながら切る
ハイポニキウムの位置を確認したら、端の方から爪切りで切り込みを入れながら爪を切りましょう。
普段通りに一気に切ってしまうと、先述の通り爪に圧力がかかり、ジェルネイルが剥がれてしまいかねません。
必ず端の方から少しずつ切ってください。
切り口は卵形にする
爪切りでジェルネイルの爪を切る際、切り口は卵型にしておきましょう。
こうしておくことで、次の手順となるファイルで削る際の作業がしやすくなります。
できるだけ、爪切りを使わずに爪の長さを整えられるよう、少し長めのままにしておきます。
ファイルで切り口を滑らかにする
次に、ファイルで切り口を滑らかにしてください。
爪切りでジェルネイルの爪を切ったあとの切り口は、尖っていたり整っていない状態です。
これらを滑らかにするため、ファイルで削っていきます。
まずは粗めのグリッドで優しく少しずつ削りましょう。
仕上げのファイルで再度滑らかに
ジェルネイルの形が整い、滑らかになってきたところで、ファイルを変えてさらに滑らかにしていきましょう。
滑らかになった切り口を180グリッドのファイルで削っていきます。
このときも力強く削ってしまうと切り口からジェルネイルが剥がれてしまうので、優しくファイルをかけてください。
滑らかになったら、ジェルネイルの爪切りは完了です。
ジェルネイルを付けた爪を爪切り以外で短くする方法3つ
ここでは、ジェルネイルを付けた爪を爪切り以外の手段を使って短くする方法を紹介します。
実は爪切り以外にも、以下の3つの方法でジェルネイルを付けた爪を切ることができます。
- ジェルネイルをオフする
- ファイルのみを使う
- サロンで調整してもらう
以下の項目で、それぞれのやり方と必用なものを説明していきます。
ジェルネイルをオフする
思い切ってジェルネイルをオフすれば、爪を切ることも可能です。
また、ネイルサロンに行かなくても、自分でジェルネイルをオフできます。
- コットンを爪の大きさに切る
- アセトンをコットンに含ませる
- 2のコットンを爪の上に乗せる
- さらにその上にアルミホイルを乗せてアセトンの蒸発を防ぐ
- このまま20分ほど放置する
- プッシャーでネイルを剥がす
この基本のセルフオフの方法でオフし、最後に爪を切りましょう。
ジェルネイルをオフするのに必要なもの
- 除光液(アセトン)
- コットン
- アルミホイル
ファイルのみを使う
ジェルネイルのデザインを落としたくないという方はファイルを使って削りましょう。
爪切りを使うと、思わぬトラブルが起こることも考えられますので、心配な方はファイルを使って長さを調節してください。
爪の長さを調節したら、トップコートを塗ります。
特に、切り口の端の部分はジェルがわずかに剥がれやすくなるので、重点的に塗っていきましょう。
サロンで調整してもらう
ジェルネイルや自分の爪のためにもサロンで調節してもらっても良いでしょう。
サロンなら、長さの調整だけでなく、ネイルの補正までやってもらえます。
きちんと調整してもらうことで、ネイルの持ちも良くなります。
ジェルネイルの爪の伸びを気にしづらくするポイント2つ
ここでジェルネイルをした爪の伸びを気にしづらくするポイントを押さえておきましょう。
以下の2つのポイントがあります。
- 爪切りが使いやすいフィルイン一層残しを検討してみる
- 爪が伸びても気にならないデザインにする
それでは詳しくみていきましょう。
爪切りが使いやすいフィルインを検討してみる
フィルインとは、ジェルネイルをオフする方法で、ベースジェルのみを残すことです。
ネイルサロンではジェルネイルを長持ちさせるためによく行われています。
ベースジェルの一層を残すことで、爪を切りやすく、またオフによる爪へのダメージを少なくすることができます。
爪が伸びても気にならないデザインにするのもよし
好みのデザインにしても爪がすぐに伸びてしまい、日常生活に支障がでることもあるかもしれません。
はじめから爪が伸びても気にならないデザインにしてみましょう。
フレンチネイルのように爪先が目立つようなデザインがオススメです。
このデザインならば、自爪が伸びてきてもさほど気になりません。
また、ショートネイルにしておけば、爪を切る必要がないかもしれません。
ジェルネイルの爪切りは安全な方法で行おう
今回は爪が伸びてしまった場合のジェルネイルの爪の切り方をご紹介しました。
どのやり方もセルフでできそうなものばかりです。
爪切りで下手に切ってしまうことのリスクや、爪を切らずに済む方法もおわかりいただけたでしょうか。
グリーンネイルや二枚爪といったトラブブルも、ジェルネイルには潜んでいます。
自分の爪のために、正しい爪の切り方を身につけ、実践しましょう。
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