セルフネイルのやり方4ステップ！デザイン別のセルフネイルやり方例

セルフネイルは初心者でもできるの？

初心者の方でも、セルフネイルを楽しむことができます。
サロンへ行くには、お金と時間がかかるため最近では、自宅でセルフネイルを楽しむ人が増えています。

「素人には難しそう」と思う方もいるでしょう。
しかし、上手に見せるコツやテクニックを覚えれば、初心者の方でもかんたんに挑戦できます。

ここからは、自宅でできるセルフネイルのやり方をご紹介いたします。

セルフネイルの準備ケア方法

セルフネイルをする前にまずは、爪のケアをしましょう。
爪のケアは、爪切りで爪を切ったら終わりというわけではなく、ヤスリを使って綺麗に爪の形を整える必要があります。

また、爪のケアをするときは、爪の形を生かしたヤスリのかけ方が基本です。
このヤスリのかけ方次第で、爪の形を変えることができ、ネイルをした時の印象が変わります。

それでは、2つのケア方法をみていきましょう。

• ハンドのヤスリの使い方
• フットのヤスリの使い方

ハンドのヤスリの使い方

ネイルのデザインに合わせて爪の形をラウンド型にし、スクエアオフにしましょう。
この時、無理に爪切りでカットするのではなく、ヤスリを使って断面を整えていきます。

ハンドのヤスリを使う時のコツは、一定の方向に動かすこと。
利き手と反対の手をヤスリかけするときは、爪自体を動かすとよいでしょう。

ヤスリかけが終わったら、甘皮の処理をして、ネイルポリッシャーで仕上げて終わりです。

フットのヤスリの使い方

フットのヤスリのやり方は、ハンドと少し違います。
フットのヤスリは、爪にヤスリを垂直に当て一定方向に削ります。

ハンドの時は、基本的に自分の爪の形に合わせますが、フットの場合は、角を軽く削り落としたスクエアオフの形に爪を整えます。
また、足の爪が硬い人は、爪やすりも厚みのあるヤスリを使用することをおすすめします。

セルフネイルのやり方4ステップ

セルフネイルは、爪を整えた後にベースカラーを塗り、カラーを塗って、トップコートで仕上げるまでが基本的なやり方です。
テクニックよりまずはセルフネイルのステップを覚えましょう。

この基本のステップは、ハンドネイルもフットネイルも同じです。

必要な道具を揃える

セルフネイルに必要な道具は以下になります。

1. はさみ
2. エメリーボード
3. ウッドスティック
4. 綿棒
5. 爪楊枝
6. ドット棒
7. ネイルアート用のブラシ
8. メイク用のパフ
9. カットした食器洗いスポンジ
10. カットしたアルミホイル
11. カットしたキッチンペーパー
12. コットン
13. ベースコート
14. マニキュア
15. トップコート

これらの道具で、家にないものは100均のもので構いません。

ベースカラーを塗っておこう

マニキュアを塗る前にベースカラーを塗っておきましょう。
ベースカラーは爪の保護だけでなく、ネイルカラーの発色を手助けしてくれます。

また、ベースカラーを塗っておくことで、その部分をなぞればきれいにマニキュアを塗ることができます。

ベースカラーの塗り方は、マニキュアを塗る方法と同じです。
ブラシの片側を瓶のふちで、しごいてから爪の先端に塗り、その後、爪の際からキューティクルに沿って爪の表面を塗りましょう。

カラーの1度塗りと2度塗り

ベースカラーの次はカラーネイルを塗ります。
商品にもよりますが、カラーネイルは、一度に塗らず2回に分けて塗るようにしましょう。

1度目はムラがあってもよいので、キューティクルラインとサイドラインの縁取りを、しっかりとります。
そして2度目は、カラーをムラなく塗ります。

この時、1度目のカラーをえぐってしまわないように、ブラシは圧をかけないよう寝かせて使用しましょう。

仕上げのトップコート上手な乾かし方

トップコートの基本的な塗り方は、カラーとベースと同じやり方です。
トップコートも種類があり、速乾性を売りにしているものもありますが、仕上がりがチープになりがち。

トップコートを厚めに塗ると乾かす時間はかかりますが、ネイルサロンのような仕上がりになります。
時間はかかりますがマニキュアは、しっかり乾かしましょう。

乾かしている間は、どこかにぶつけないよう注意しましょう。

デザイン別のセルフネイルやり方例6つ

セルフネイルでは凝ったデザインにする必要はありません。
セルフネイル練習中の方におすすめの6つのデザインを紹介します。

まずはワンカラーネイルから挑戦してみましょう。

1. ワンカラーネイル
2. フレンチネイル
3. 押し花ネイル
4. ミラーネイル
5. グラデーションネイル
6. ラメネイル

ワンカラーネイル

セルフネイルに慣れていない人や初心者には、まず、ワンカラーネイルがおすすめです。
ワンカラーでも選ぶ色によって、印象が変わります。

また、ラメ入りのものや、スパンコール入りのものを選べば華やかでこなれた印象になります。

ワンカラーネイルのコツは、爪の中央にネイルカラーを少し多めにのせて、左右へ伸ばしていくことです。
爪に塗る前に、マニキュアのブラシはしごいておきましょう。

フレンチネイル

ネイルの定番ともいえるフレンチネイルは、実はネイリストさんが塗るのも難しいといわれています。
そんなフレンチネイルも工夫をすれば、ネイル初心者でも塗ることができます。

やり方は、マスキングテープを爪にまっすぐ貼り塗るだけ。
100均でもフレンチネイルが、簡単にできるガイドシールが販売しています。

また、爪にそったカーブを出したければ絆創膏を使うやり方もあります。

押し花ネイル

リアルな花を使った押し花ネイルもセルフネイルでできます。

やり方はデザインによりさまざまですが、ベースコートを塗った上に、押し花をのせる方法や、カラーネイルを塗った上にブローチパーツをのせ、その中に押し花を配置したデザインもあります。

また、本物の押し花を使ったやり方は難しそうという人には、100均の「しずくウォーターネイルシール」を使って、押し花ネイル風にするやり方もあります。

ミラーネイル

ミラーネイルとは鏡のような輝きのあるネイルデザインのことです。
この輝きは「クロムパウダー」や「ミラーパウダー」といった専用のパウダーを使用して出しています。

ミラーネイルには、ジェルネイルを使用します。
ミラーネイルのやり方は、ジェルネイルをトップコートまで塗り、乾燥させた後に、専用のパウダーを専用チップなどを使って、爪全体に乗せてすりこんでいきます。

乗せたあとに余分な粉を取れば完成です。

グラデーションネイル

難しそうに思えるグラデーションネイルも、セルフネイルでできる簡単なやり方があります。
セルフネイルでも、できるやり方とはアイシャドウを使ったやり方です。

ベースコートを塗ったら指先から3分の2ぐらいまで、少し色がつく程度にアイシャドウを塗ります。
その後トップコートを塗り、今度は同じ色のアイシャドウを爪先のみに塗ります。

そして、最後にトップコートを塗れば完成です。

ラメネイル

ミラーとはまた違った輝きがあるラメネイルもやってみたいネイルの一つです。
ラメネイルの基本的なやり方は、ベースコートを塗ったあとラメを塗ります。

この時、ラメが薄いようなら二度塗りをします。
その後トップコートを塗れば完成です。

この他にも、爪先だけラメを塗るデザインやフレンチネイルを応用したデザインも素敵です。ラメは何となくのせても様になります。

セルフネイルを失敗したときの対処法

セルフネイルは、はみ出してヨレたり、失敗することも考えられるので、対処法を知っておくと安心です。

例えば、フレンチネイルの仕上りが今イチの時は、境目のラインにマニキュアを塗り、光沢のあるラメを塗ります。
そうすれば、気になっていた部分の境目を隠すことができます。

コットンスティックで修正する

セルフネイルは、成功するときばかりではありません。
やり方は間違っていなくとも、ネイルカラーがはみ出てしまうこともあります。

そんな時は、細かい作業ができるため、コットンスティックを使って修正しましょう。
コットンスティックは、ネイルの修正以外にも甘爪のケアや、細かい部分のマニキュアを、オフするときにも使用できるので作り方を覚えておくと便利です。

コットンスティックの作り方

コットンスティックの作り方をご紹介いたします。
ウッドスティックを、まず水などで湿らせ、コットンの上でスティックを転がしコットンを巻き付けます。

その後、また水などをつけて湿らせ、手のひらで転がすようにしてコットンを馴染ませたら完成です。
太めのコットンスティックをつくる時は、コットンを太めに巻き、細かな修正に使う時は、コットンは薄めに巻き付けます。

修正方法

まず、スティックにコットンに巻き付けたものを、リムーバーで引き締め調整をします。

作成したコットンスティックを使用し、はみ出たマニキュアを拭き取ります。
マニキュアは、乾く前なら簡単にとれるので、はみ出しても慌てず丁寧にコットンスティックを使って拭きましょう。

セルフネイルのやり方を学んで楽しもう

セルフネイルには、コツとテクニックがあります。
それを上手に活かせば、ネイルサロンでお金と時間をかけずに、初心者でも手軽にネイルを、楽しむことができます。

また、セルフネイルを楽しむためにも、爪のケアは忘れずにおこないましょう。
セルフネイルのやり方を学んで、自分の好きなデザインを楽しみましょう。