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「クサいセリフ」とは?

クサいセリフに喜ぶ女性

「君が世界で一番美しい。」「花火よりもお前のが綺麗だよ。」

愛の囁きとして、ロマンチックでカッコつく言葉ではありますが、聞いてるとこちらが恥ずかしくなってしまうような言葉です。

漫画やドラマの中だったら、キュンキュンとしてみれますが現実世界ではそうもいきません。
そんな歯の浮くようなクサいセリフを言う男性は一体どんな心理で言っているのでしょう?

クサいセリフの一覧と一緒に見ていきましょう。

クサいセリフを言う男性の心理

クサいセリフを言おうとする男性

ドラマや漫画でしか聞いたことのない、クサいセリフを言う男性は一体どう考えてそんなクサいセリフを言うのでしょう。
いくつか心理はありますが特徴的な5つを紹介します。

では、クサいセリフを言う男性の心理をみていきましょう。

  1. ナルシスト気質
  2. 女性のことをナメている
  3. 褒められたい
  4. ドラマの世界への憧れが強い
  5. 恋愛経験不足

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

心理①:ナルシスト気質

ロマンチックで、クサいセリフを言える男性は女性のことではなく自分のことが大好きな人が多くいます。
クサいセリフを言っている自分に酔っているのです。

また、過去のモテた経験から抜け出せずに、「モテる」自分が大好きで一番価値があると思っているのです。
「モテてかっこいい上に、こんなセリフを言える俺」が好きなので、さらっとクサいセリフを言えてしまいます。

しかし、女性に響くことは少なく、そのクサいセリフのせいで女性に引かれてしまっていることには気づいていません。

心理②:女性のことをナメている

女性の中には、確かに「こんなセリフを言われてみたい」と言う願望はあります。
ただし、それはドラマの主人公になったら、と言う妄想の上での願望が大半です。

また、現実にそのセリフが実現することは前提にありません。
しかし男性の中には、「女性はこう言うクサいセリフ言われたいんだろ?」「こう言うクサいセリフいっとけばいいんだろ?」などと考える人もいます。

そのため、女性に対しクサいセリフを言って、「どう?惚れた?」みたいな態度をとります。
しかし女性はそんなこともないので、幻滅してしまう瞬間でもあります。

心理③:褒められたい

心理の②のように女性のことをバカにした感じで言ってくる人もいますが、逆に「こんなこと言えるんだよすごくない?」と言う心持ちの男性もいます。
そんな人もナルシスト気質であることが多いです。

女性から注目されたい、話の中心に自分が痛いと言う思いが強く、「○○くんさすがだね〜」と言われたい思われたいのです。
そのため、褒められないと、セリフが悪かったんだと思い他のセリフで挑戦してくることがあります。

心理④:ドラマの世界への憧れが強い

女性は意外と現実主義な人が多く、どんなにドラマや漫画に憧れてもそれを現実には求めないことがほとんどです。
しかし、男性は逆にロマンチストで漫画などと同じように現実でも振舞うことがあります。

クサいセリフを言うのも、漫画やドラマのシーンではこんな風に言っていたな、とごちゃ混ぜにしてしまい言っています。
もちろん女性は、そんなドラマのような展開を望んでいるわけではないので、微妙な空気になってしまうことも多々あります。

心理⑤:恋愛経験不足

恋愛経験が少ないと、「こんな時なんて言ったらいいんだろう」と言う考えに至ります。
そんな時に、参考書となっているドラマや漫画にはロマンチックでクサいセリフがあふれていますし、女の子の反応まで描かれています。

そのため、それに習ってクサいセリフを言うのです。
女性が喜ぶ言葉や、言い回しがわからないがために、バイブルとなった漫画やドラマで使われたクサいセリフに頼ります。

好きな人に嫌われたくない一心なのは伝わりますが、女性としては反応に困る教科書通りのセリフです。

クサいセリフを言われた時のリアクション

クサいセリフを言われて困る女性

では、実際にクサいセリフを言われた時のリアクションはどうすればいいのでしょう。
クサいセリフを言われた時のリアクションをみていきましょう。

  1. 素直に喜ぶ
  2. やんわりと微笑む
  3. スルーして話題を変える
  4. ユーモアで返す
  5. びっくりしているふりをする
  6. ときめかないことを伝える

続いて、クサいセリフを言われた時のリアクションを、それぞれ詳しくみていきます。

リアクション①:素直に喜ぶ

「美しい」「綺麗」など、褒め言葉が多いのは、特徴です。
決してけなされているわけでもバカにされているわけでもないので、素直に喜んで受け取りましょう。

前後の言葉は置いておいても、「ありがとう」と伝えることで、お互い変な空気にもならず、女性も褒められているのは素直に受け取っていい部分です。

ただし、感謝を伝えるのと同時に、意思表示をしたりさらりと流すことも必要です。
先述したように「やっぱり女はこう言うセリフが嬉しいんだ」「俺のこと好きになる」など、勘違いすることもあります。

曖昧な態度で調子に乗らせるようなことのないようにしましょう。

リアクション②:やんわりと微笑む

わらいとばせるわけでもなく、だからと言って「ありがとう」とも言いづらいクサいセリフは多々あります。
そんな時は、余裕があるように微笑みましょう。

ナルシスト気質である男性からすると、ロマンチックでクサいセリフで反応をしない女性には逆に興味が湧きます。
また、かなりポジティブな人だと、「照れてるんだな」と考えます。

勘違いしてしまう前に意思は伝えられるといいですが、難しい場合は微笑んでおくと大人の女の余裕に見え、男性からしても魅力的に見えます。

リアクション③:スルーして話題を変える

ロマンチックでクサいセリフは、反応に困ります。
本当にどうしようもなくなってしまったら、わざとらしくても話題を変えてしまいましょう。

ある程度の関係ならば、共通の話題などまるで今思い出したかのように話を持っていくのもおすすめです。
勘違いしやすい人であれば「照れてるんだな」などと思われてしまいそうですが、思わせておきましょう。

リアクション④:ユーモアで返す

例えば、「君がいれば、世界中誰もいなくてもいいよ」などといわれたら「私もあなたがいればいいわよ」や「私はせめてマックの店員さんにはいて欲しいかな?」などとユーモアで返しましょう。

照れたりせずにいたって真剣に言うと二人の世界ができますし、その後二人で笑い合うこともためらいなくできます。
笑いながら言ってしまうとバカにされたと男性のプライドが傷つく可能性もあるので、いたって真剣にやるのがポイントです。

リアクション⑤:びっくりしているふりをする

ロマンチックなセリフやクサいセリフを言われた時の反応は驚きが多いものです。
そう言うことを言うタイプではない人から言われたクサいセリフならなおさらです。

びっくりした、と言う反応やリアクションをそのまま素直に伝えるのは反応の仕方の一つでもあります。
「びっくりしたよ〜」「わ〜」など、驚いたことや様子を伝えることで彼の方もサプライズで来たと自尊心が保たれます。

リアクション⑥:ときめかないことを伝える

正直に伝えてしまいましょう。
男性からすれば、「これを言えば、ときめいてくれるはず」「喜んでくれるはず」と考えています。

しかし、女性によってときめくポイントは違いますし、何よりも、そんなことでときめかない、と言うことを伝えましょう。
男性は、言われないと気づかない生き物です。

やんわりと伝えるのなら「そう言うセリフよりも好きってちゃんと言ってくれた方が嬉しい」など、具体的に伝えるのが鍵です。

思わず笑っちゃう…クサいセリフ集

クサいセリフに思わず笑ってしまう女性

では、クサいセリフを5個紹介します。

セリフ①:世界中のみんなを敵に回しても…

世界中の敵を回すような大罪はそうそうありません。
「あなたを信じている」や「愛し続ける」「味方でいるよ」とベタに続くことがほとんどです。

そんなことはまず現実にありませんし、信頼を表してくれるのであれば、普通に「信じている」と言ってくれた方がいいと考える女性のが多いことを男性は理解していません。

セリフ②:君は薔薇より美しい

有名な曲にもあるクサいセリフですが、歌手やアーティスト、歌の中で言われるのと現実世界は違います。
また、洋画などでは薔薇の花束とともにつかわれる言葉でもありますが、日本ではあまりそう言う文化がありません。

日本人は「綺麗」と言われることがそもそも慣れていないこと、綺麗よりも可愛いが優勢であることから違和感も覚えます。
また、文化的に褒められるよりも謙遜が美徳とされているために、反応に困ることがあります。

ストレートに「今日のメイクのがきれい」「あの服着るといつもより綺麗に見える」などの褒め方をしてもらいたいと望むのが日本人女性です。

セリフ③:君を見て虜にならない男はいない

かなり昔のトレンディドラマや恋愛映画に出てきそうなセリフです。
こんなセリフを言って通用するのはドラマや漫画の中の世界だけです。

このセリフのせいで冷めてしまうこともあります。

セリフ④:運命の人だと思った

定番通の定番で、言われれば嬉しい言葉でもありますが、「運命」と言う言葉を簡単に使うことに嫌悪感を抱く女性は多いようです。
運命論で全てを解決しようとする男性も多く、ロマンチックな言葉No.1であるがゆえに、女性枯らしたらなんとも思わないのです。

セリフ⑤:君のハートにロックオン

彼女のハートを射止めるため、自分に意識を向かせようとするセリフです。
女性からすれば、「はい?」としか言いようのない言葉ですが、男性からするといたって真剣なことが多いのも事実です。

また、「好きになってくれるまで諦めない」と言う意図でドラマ等で使われていたことからその意味で使う男性もいます。
どちらにせよ、「どこのプレイボーイ?」と女性側からすると考えてしまいますし、反応に困るセリフです。

クサいセリフを言われた時のために予習しよう

クサいセリフに余裕そうに答える女性

いつどんな場面で言われるかわからないのがクサいセリフです。
デート中、ご飯の時、など男性側は突然言ってくることがほとんどです。

もちろん笑い話や話のネタにできるのであれば一番良いのですが、そうもいかないのが事実でもあります。
対処に困ってお互い変な空気にはなりたくない、なんて思ったら少しだけ免疫をつけて、対処に困らないようにしてみましょう。

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ライター
noel編集部

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