紙・壁・皮に間違えて書いたボールペンを綺麗さっぱり消す方法！

ボールペンは消せる？

ボールペンで字を書いた後に、手についてしまったことがあります。身体だけでなく、紙、壁、皮など意図しない箇所につくことがあります。
消したくても落ちにくいボールペンのインク、注意していても子供が落書きした、紙、壁、皮、服、机などに書いてしまうこともあります。

消すことを諦めていたボールペンのインクは消すことができます。紙、壁、皮、服、机、床に書かれたボールペンを消すためには合った方法を紹介していきます。

紙に書いてしまったボールペンを消す方法

①カッターナイフ

カッターナイフは普段、紙や薄い布テープなどを切るために使う道具です。カッターナイフを使って、ボールペンのインクを消す方法は、カッターナイフの先*を使いボールペンのインクの部分だけを削ります。

カッターナイフを使ってボールペンのインクを削るときは、ボールペンのインクが紙裏まで染み込んでいない確認します。紙の裏までボールペンインクが染みていると、カッターナイフではいくら紙を削ってもボールペンのインクを消すことができません。

カッターナイフを使ってボールペンのインクを消すときは、紙の裏までボールペンのインクが染みていないかを確認してから、カッターナイフの先を慎重に使って、ボールペンのインクを削ります、カッターを使う時に、紙に穴を開けないように注意しながら削ることで、また上から文字が書けます。

カッターナイフを使った方法は、厚い紙向きで薄い紙は削ったときに、穴が開いてしまう可能性があります。手を切るなど怪我をする恐れがあるので使うときは慎重に使う必要があります。

②砂消し

砂消しとは、研磨剤を含んだボールペンを消す消しゴムのことです。普通の消しゴムとは異なり、研磨剤を含むため紙ごとボールペンインクを削って消します。

ボールペンのインクを削るという点では、カッターナイフと同じ方法ですが、カッターナイフより簡単に使えます。注意する点は、力を入れ何回もこすり過ぎると紙が破れます。

カッターナイフと違い、安全面では手を切るなどの心配はなく、文房具店で売っているので手軽に購入することができます。

壁や床に書いてしまったボールペンを消す方法

①電解水ウェットシート

100均、ホームセンター、スーパーの掃除コーナーに置いてある、電解水ウェットシートは高い洗浄効果を持つ掃除アイテムです。高い洗浄効果を持つ電解水とは、水道水や食塩水などを電解処理して得られる水溶液のことを言います。電解処理の方法、原水の性質によって作られる電解水の種類も変わります。

電解水ウェットシートを、間違って書いてしまったボールペンのインクがついた箇所を拭くだけで落とすことができます。シートタイプは簡単に取り出せ、面倒な水拭きなどもいらいらず、簡単に使うことことがでができます。

電解水ウェットシートを使うときの注意点は、電解水に弱い材質の物には使用すると、変色したりコーティング剤が落ちる恐れがあります。使う前に商品説明をよく読む必要があります。

②GANGYインキ消ボールペン用

GANGYインキ消ボールペン用とは、ボールペンのインクを消す文房具です。GANGYインキ消ボールペン用の箱中に白い蓋の瓶、青い蓋の瓶、吸い取りようの紙が入っています。GANGYインキ消ボールペン用は臭いも強い液体なので、使うときは必ず窓を開けたり喚起が必要です。

GANGYインキ消ボールペン用の使い方は、最初に白い蓋の液体を間違えて書いてしまったボールペンインクの消したい部分に塗ります。白い蓋の瓶はガラス棒なので塗りにくいです。白い蓋の液体を塗り過ぎたら、吸い取りようの紙で余分な液を吸い取ります。

白い蓋の液体を塗り終わったら、青い蓋の液体を白い蓋の液体の上に塗ります。この工程をボールペンのインクが消えるまで繰り返します。壁紙に書かれたボールペンが、水性のボールペンだと消えやすく、油性ボールペンだと消しにくいです。

皮に書いてしまったボールペンを消す方法

①Ｃｏｌｌｏｎｉｌ

皮についたボールペンのインクを落とすには、Ｃｏｌｌｏｎｉｌがお勧めです。
Ｃｏｌｌｏｎｉｌは、皮ケアアイテムのトップブランドで世界約100か国で愛用されいてる、ドイツザルツェンブロッド社の製品です。

皮製品に多い、合皮製品にもボールペンのインクが間違えてついてしまったときは、最初にＳＯＦＴＧＵＭという、消しゴムのような形状をしたアイテムで優しくボールペンのインク部分をこすります。ＳＯＦＴＧＵＭでこすってるとき、ボールペンのインクが広がるようなら使用を中止してください。

ＳＯＦＴＧＵＭでこすった後は、ＤＥＬＩＣＡＴＥＣＲＥＡＭを布に十分になじませて拭い仕上げます。ボールペンのインクが油性のときは、ＳＯＦＴＧＵＭの後に、ＲＥＩＮＩＧＥＲを良く振ってから、布に吹き付け、ボールペンのインクで汚れた箇所をポンポンと優しく叩き汚れ具合によって何度か繰り返します。

②Ｒｅｎａｐｕｒ

皮についたボールペンのインクを落とすには、Ｒｅｎａｐｕｒがお勧めです。Ｒｅｎａｐｕｒは、皮ケアアイテムブランドで世界約35か国以上で愛用されています、主成分は蜜蝋、ホホバ油で100%天然素材でできたトリ－トメントワックスです。無臭、無色なので色んな皮製品のおていれおていれに使えます。

使い方は、ボールペンのインクが皮に染み込む前に、付属のスポンジに少量つけた薄く消したいボールペンのインクの上でのばしていきます。仕上げに乾いた布で拭くとベタつきやつけ過ぎを防ぐことができます。

服に書いてしまったボールペンを消す方法

①消毒用アルコール

油分はアルコールに溶けやすい特徴をいかした方法です。液状のものよりジェル状のものがより繊維に密着し効果的です。ボールペンのインクで汚れた部分裏にタオルや布を敷いて、消毒用アルコールをかけ汚れた部分を歯ブラシなどで優しくたたきます。

こすってしまうと、ボールペンのインクがにじんで広がる可能性があります。歯ブラシなどで優しくたたくことで裏に敷いたタオルや布に汚れをうつします。歯ブラシなどで優しく叩いた後は、水やぬるま湯ですすぎ消毒用アルコールと一緒に汚れを洗い流します。

すすぎ洗いををした後は、洗濯機で普段通りに洗濯をします。

②台所用中性洗剤

食器洗いに使う台所用中性洗剤でボールペンのインクを落とすことことができます。汚れた部分裏にタオルや布を敷きます。汚れた部分を軽く濡らし台所用中性洗剤を少量歯ブラシなどにつにつけ、汚れた部分を優しくたたきます。

服の生地が傷んだり、汚れが広がる原因にならないように、こすらずたたきながら台所用中性洗剤をなじませるのがポイントです。汚れがにじみ落ちてきたら、水やぬるま湯すすぎ洗いをし、洗濯機で普段通りに洗濯をします。

歯ブラシがないときは、綿棒などやわらかい毛先のものでも代用できます。すすぎ残しは変色の原因にもなるので、しっかり台所用中性洗剤を洗い流してから洗濯機に入れます。

机に書いてしまったボールペンを消す方法

①柑橘系の皮

柑橘系の皮の表面をよく見てみてるとブツブツしています。ブツブツした中に柑橘系特有の香り成分リモネンが液体で詰まっています。リモネンは油汚れに強く台所洗剤などによく配合されています。

リモネンは非常に安全性の高い食物由来の成分です。ボールペンのインクを落とすために柑橘系の皮を使うのは小さい子供がいる家庭では薬品を使うより比較的安心して使えます。
リモネンの成分を持つ柑橘系の皮を使うと、机に間違えて書いてしまったボールペンのインクを落とします。

柑橘系の皮でボールペンのインクを落とす方法は、初めに皮を良くもみ皮からリモネンが染み出すようにします。そして、柑橘系の皮をボールペンのインク部分にしっかりあてこすり擦り付けるだけです。

②クレンジングオイル

クレンジングオイルはお化粧を落とすときに使うアイテムです。クレンジングオイルをコットンやティッシュに含ませ、机にボールペンのインクの上からなじませるように拭き取ります。

何回も拭き取っているのにボールペンのインクが落ちない場合は、コットンやティッシュにクレンジングオイルを含ませしばらく汚れの上にかぶせて置いておきます。汚れの上にコットンやティッシュをかぶせておくと、ボールペンのインクが浮き上がり落としやすくなります。

机についたボールペンのインクが落ちたら、クレンジングオイルを綺麗に拭き取って終わりです。そのままにしておくと、ベタツキが残り汚れが付きやすい状態になります。

おすすめの消せるボールペン

①パイロット フリクションボール ノック

パイロットフリクションボールノックは、使いやすいノック式のボールペンです。ノックしやすい大きいノック面が特徴で、スピーディーに資料や手帳に書き込めます。

独自のフリクションインキは、一定以上の温度でインクの色が消えます。一定の以上の温度で消える性質を生かし、パイロットフリクションボールノックの先端にある専用ラバーで擦り温度を変化させインクを消します。何度でも書いて消すことができ、砂消しと違い専用ラバーで消すと消しカスもでません。

②三菱鉛筆ユニボールＲＥ

三菱鉛筆ユニボールＲＥは、インクが８色の中から選べます。使用されているボールペンインクは、熱消去性インクと呼ばれる60度以上の熱を加えると無色になる性質があります。性質を活かし摩擦熱を起こしボールペンインクを消します。

書いたボールペンインクを消したいときは、専用消し具がノック部分にあります。ノック部分の専用の消しぐは、消しくずが出にくい、摩耗しづらい、紙面が汚れを防ぐエラストマー製です。

③三菱鉛筆 ユニボールシグノイレイサブル

三菱鉛筆ユニボールシグノイレイサブルは、市販の消しゴムで簡単に消すことができる水性ボールペンです。特徴は水性ゲイルインクで滑らかな書き味で色は全8で、細字０．５ｍｍは、参考書や教科書、手帳などの狭いスペースに細かい文字や線が簡単に書けます。

キャップには専用の消しゴムがついていて、消しゴムを一緒に持っていなくてもいつでも消せます。三菱鉛筆ユニボールシグノイレイサブルは、時間が経ってからも消すことができます。

紙・壁・皮に間違えて書いたボールペンを綺麗さっぱり消す方法！まとめ

間違えて書いてしまったボールペンを消す方法をいくつか紹介しました。
服についたボールペンを消す方法は、プラスチックに間違えて書いてしまったボールペンにも使える方法です。

紙に間違えて書いてしまったボールペンを消す方法は、段ボールに間違えて書いてしまったボールペンも消せます。
このように、消す方法によっては数種類に効果を発揮するものがあります。

間違えて書いてしまったからと諦めず、紹介した方法を試してみてください。