肌がザラザラ・ブツブツする5つの原因＆見直すべきスキンケアと生活習慣

ニキビだけじゃない！肌がザラザラする5つの原因

目立ったニキビなどの肌荒れは無いのに、化粧ノリが悪いと思う事はありませんか？
しっかり保湿をしているはずなのに、どうしてだろうと悩んでしまいますよね。

ニキビ以外で、肌がザラザラしてしまう原因には、どのような事が考えられるのでしょうか？

1. ターンオーバーの乱れ
2. 加齢
3. ストレス
4. 紫外線
5. 不規則な生活習慣

①ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、肌の新陳代謝と言われており、肌を生まれ変わらせる自然治癒力の様な人間本来の機能です。
場所によって異なる部分もありますが、通常肌のターンオーバーの周期は約4週間と言われています。

正しい周期でターンオーバーを繰り返す事で、健康的で綺麗な肌を保つ事ができるのです。
肌のザラザラなど、肌荒れを起こす時には、ターンオーバーの周期が乱れている事が考えられます。

②加齢

肌がザラザラする原因の1つに、加齢があります。
それは、加齢と共にターンオーバーの周期が遅くなると言われているからです。

30歳を過ぎた辺りから、約4週間と言われているターンオーバーの周期が約40日以上になると言われています。
本来自然と剥がれる古い角質が剥がれずに残る為、新しい肌の細胞ができにくくなるのです。

③ストレス

心の不調は身体に影響が出ると言われています。
身体には肌も含まれる為、ストレスなどで心が疲れているとザラザラ肌の原因となってしまいやすいのです。

ストレスにより男性ホルモンの増加や免疫機能の低下を起こし、肌の表面に在るバリア機能が低下します。
また、血管の収縮も起こり、肌に取り込まれるはずの栄養が減少し、健やかな肌が保ちにくい肌環境になるのです。

④紫外線

日々、紫外線の刺激を受け続けていると、角質層がどんどん厚くなっていきます。
角質層が厚くなると、肌の内部はバリア機能が低下し水分が逃げやすい肌環境へと変化します。

バリア機能が低下すると乾燥肌になりやすく、乾燥肌は外部刺激も受けやすい為、肌のキメが無くなります。

⑤不規則な生活習慣

本来、人間には自然治癒力など、様々な機能があります。
肌にもバリア機能があり、強い紫外線やホコリなど、様々な刺激を受けても、肌内部にまでダメージを受けない仕組みになっているのです。

しかし、生活習慣の乱れにより人間本来の機能が低下してしまう事があります。
バランスの良い食生活や日々の生活習慣が乱れていないか、心掛ける事が大切です。

ザラザラ肌を改善するには「ターンオーバー」を整えることが大切！

ザラザラ肌を改善するにはターンオーバーを整える事が大切です。
ターンオーバーが乱れる原因は沢山あり、加齢、ストレス、喫煙、食生活など気を付ける事が多くあります。

加齢や生活環境による、ターンオーバーの乱れを改善する為にも毎日のケアや過ごし方がとても重要です。

ザラザラ肌を改善するための正しい洗顔方法

毎日の洗顔を適当に行う事も、ザラザラ肌の原因です。
正しい洗顔を行う事で、ザラザラ肌の改善に繋がるので心掛けてください。

洗顔は毎日行う為、1つの重要なスキンケアとして丁寧に続けてみましょう。

①朝も夜も洗顔料を使う

肌には、ホコリや花粉、汗や皮脂など、様々な汚れが付着しています。
夜はメイクも落とす為、洗顔料を使って洗う方が多いでしょう。

しかし、朝は水だけでサッと洗っている方もいませんか？
朝は肌が汚れていないと思いがちですが、寝ている間にも汗や皮脂は分泌されています。

その為、朝も夜と同様に洗顔料を使って洗う事をおすすめします。
但し、1度に何回も洗顔する事は控えましょう。

皮脂を取りすぎてしまう事も、ザラザラ肌の原因です。

②熱すぎるお湯で洗わない

寒い日は特に、熱いお湯で洗顔をしたくなりますよね。
しかし、熱いお湯で洗顔を場合、皮脂を取りすぎてしまう可能性が考えられます。

お風呂で洗顔を行う場合、寒い季節はシャワーの温度を上げてしまいがちです。
洗顔だけお風呂の前に済ませてみてはいかがでしょうか？

シャワーから出るお湯より手で掬ったお湯で洗うと、より肌への刺激を抑えられる為おすすめですよ。

③肌を強く擦らない

肌に刺激を与えると、肌がザラザラになる原因を作ります。
その為、洗顔する際にはよく泡立ててから優しく撫でる様に洗顔しましょう。

また、タオルで顔を拭く際も同様に刺激を与えない様に気を付けてください。
ゴシゴシ強く擦らずに、ポンポンと肌にタオルを軽く当てる様にして水分を拭き取ってみましょう。

ザラザラ肌の改善＆予防に効果的な保湿のやり方

乾燥肌で肌の表面が荒れていると、ホコリや花粉などの外部からダメージも受けやすいです。
肌の水分が逃げない様に、正しい保湿ケアの方法を覚えましょう。

①洗顔後すぐに保湿を行う

洗顔後や、入浴後は肌が乾燥しやすい状態にあります。
特に入浴後は肌に水分が補給されている為、水分を逃さない様に早めに保湿を行いましょう。

②肌を叩かない

肌に化粧水の成分を染み込ませる為、叩いたり擦ったりしたくなりますよね。
しかし、刺激が肌をザラザラにする原因を与えてしまうのです。

タオル同様、優しく肌を包み込む様に保湿ケアを行いましょう。

③気になる部分はパックで集中ケアを行う

ザラザラが気になる箇所には、パックで集中ケアをしましょう。
10分程パックを行う事で、保湿成分をより肌に浸透させる事ができます。

また、毎日ではなくとも週に何度か顔全体のパックする事もおすすめです。
パックには保湿と引き締め効果があり、リラックスもできますよね。

ザラザラ肌をツルツル肌に♡おすすめケアアイテム5選

毎日楽しく、ザラザラ肌を改善できるおすすめのケアアイテムを紹介します。
1日の疲れと汚れを落とす素敵なバスタイムにしましょう。

①Dr Teal's フレグランスエプソムソルト

バスソルトを利用されている方は多いと思いますが、ダイエットにも効果的なエプソムソルトがおすすめです。
効果としては、肌にハリを与え肌のキメを整え、ザラザラ肌や乾燥を防ぐ事ができます。

リラックス効果もある為、綺麗な肌の大敵「ストレス」にも効果的です。
名前にソルトと付いていますが、実際は硫酸マグネシウムであり、ダイエットにも効果的な成分と言われています。

②ドクターサニー ＡＨＡクリアソープ

ピーリング石鹸はターンオーバーが乱れ肌の生まれ変わりが行われない場合に、手助けをする石鹸です。
毛穴に残った汚れや油分をしっかり洗い流し、角質を整えザラザラ肌をツルツルの肌へと導きます。

少しヒリヒリする可能性もあるので、敏感肌の方は敏感肌用のピーリング石鹸を選びましょう。
ピーリング石鹸は毛を剃った後など、肌に負担を与えた時には利用を避けてください。

③suisai 洗顔パウダー ビューティクリアパウダーウォッシュ

洗顔パウダーは、肌にあまり負担をかけずに、余分な皮脂や角質を落としやすくする洗顔料です。
洗顔パウダーには、毎日使えるタイプと週に1度など、様々な利用頻度の商品があります。

利用頻度を間違えてしまうと、肌に負担を与え逆効果となるので、使用方法はしっかりと読んでくださいね。
洗顔パウダーを利用した後は、スキンケアもしっかりと行いましょう。

④美・マジック ホワイクレイパック

パックと言うと、保湿の為のパックを想像される方が多いのではないでしょうか？
もちろん、保湿の為のパックも日々のケアとして重要です。

化粧水や美容液を含んだパックは保湿の為に行いますが、泥パックは毛穴の奥に詰まった皮脂や汚れを取り除く事ができます。
泥に含まれるミネラル成分が、肌に溜まった古い角質や皮脂などを吸着してくれるのです。

保湿パックも良いですが、古い角質を除去する泥パックも日々のケアに取り入れてみてください。

⑤ソンバーユ

馬油は万能なスキンケア商品なので、おすすめのアイテムです。
保湿クリームとしても利用できますし、馬油をパックとしても利用できます。

また、化粧水などの効果を高めるブースター代わりとして利用されている方もいますよ。
馬油は血液循環促進効果がある為、血流を良くし肌の新陳代謝をスムーズにする効果もあるのです。

その他にも、シミ、シワに効果があると言われています。
手に届きやすいお値段なので、1度試してみてはいかがでしょうか？

スキンケアだけじゃない！ザラザラ肌を改善＆予防する生活習慣

毎日のスキンケアも重要な役割ですが、生活習慣が乱れていると意味がありません。
どのような生活習慣が、ザラザラ肌を予防できるのでしょうか？

①簡単にできる食生活の改善

ザラザラ肌を予防するには、食生活の乱れを無くす事が良いでしょう。
ただ、忙しい日々の中、毎日栄養バランスを考えた食事は難しいですよね。

習慣化する為には、手軽な方法から始める事をおすすめします。
例えば、調理の必要性が無いアーモンドを食べる習慣はいかがでしょうか？

アーモンドには、老化の原因となる活性酸素を除去するビタミンEと肌の健康を維持するビタミンB2が含まれている為、肌を綺麗に保ってくれます。
アンチエイジング効果もありますし、小腹が空いた時のお菓子代わりにもおすすめですよ。

②運動不足の改善

運動と言うとダイエットをイメージされる方も多いですが、ダイエットは食生活の改善がメインであり、運動は健康維持としての役割が高いのです。
そして、ザラザラ肌の改善としても運動はとても結びつきが強いと言われています。

運動をする事で血行が促進され、ターンオーバーが整いやすくなるのです。
また、運動はストレスの解消にもなり、睡眠の質も良くする効果があります。

運動は、肌に関わらず健康維持の為に必要な事です。
将来の健康寿命も考え、時間を見つけて身体を動かしましょう。

③睡眠時間の確保

ターンオーバーは、寝ている間に活発に行われている為、睡眠不足は避けましょう。
寝ている間に、色々なホルモンが出ていると言われています。

成長ホルモンや、アンチエイジングホルモンなど、ザラザラ肌をツルツル肌にする為に必要なホルモンです。
また、寝不足によるストレスが肌に悪いホルモンを出してしまう場合もあります。

悪いホルモンではなく良いホルモンを出す為にも、自分に合った睡眠時間を確保してくださいね。

二の腕や背中など体のザラザラが気になる...すべすべ肌になるには？

顔の肌状況はすぐに気が付きますが、背中や二の腕は見逃してしまいがちです。
若い頃は、二の腕や背中がザラザラしていなかったはずなのに、いつの間に？と思う事はないでしょうか？

体がザラザラになる原因

二の腕や背中のザラザラは、遺伝の方もいらっしゃいますが、後天的の場合にはターンオーバーが原因です。
衣服の擦れなどの刺激で角質が厚くなりザラザラ肌になるケースもあります。

開いた毛穴に古い角質が詰まり、肌触りがザラザラとしてくるのです。
また、ザラザラが気になって触りすぎたり、乾燥から肌を掻いてしまう事が多く、悪化も考えられます。

ストレスも原因の1つとなり、いつの間にかザラザラになっていたという事もあるでしょう。

ケア方法

ケア方法としては、シャワーだけで済ませずに、湯船にゆっくりと浸かりましょう。
リラックス効果だけでなく、血行を良くする為でもあります。

また、汗の吸わない生地の洋服を直に着る事は避けましょう。
肌触りの良い生地を選び、肌の刺激を少なくしてあげてください。

外出する際、紫外線のケアも忘れずに行ってください。
顔だけでなく、二の腕や背中にも日焼け止めを塗り、保湿もしっかりと行いましょう。

おすすめアイテム

①リベル 美白ホワイトピーリングジェル

二の腕や背中も顔同様に、ピーリングを行いましょう。
ボディ用のピーリングジェルも出ていますので、使ってみてください。

顔より皮膚が強いからとスクラブや塩などで擦ると、やはり刺激を与えてしまい逆効果です。
ピーリングジェルで、角質の生まれ変わりを促進させましょう。

②みんなでみらいを 米ぬか酵素ボディウォッシュ

保湿効果に優れたセラミド、紫外線による活性酸素から肌を守るビタミンEが含まれているボディウォッシュです。
肌がザラザラしているとゴシゴシと洗いたくなりますが、刺激をあまり与えない様、優しく洗えるタイプを選んでみましょう。

③アロヴィヴィ 尿素&ヒアルロン酸全身ローション

尿素は、角質層の水分を引き寄せる効果があり、保湿をしてくれます。
大容量なので、惜しみなく全身に使う事ができます。

普段、身体に化粧水を使用しない方は、特に肌触りがふわふわに感じるでしょう。
二の腕や、背中だけでなく全身の保湿として使ってみてくださいね。

④ペリカン石鹸 ニの腕を洗う重曹石鹸

二の腕のザラザラ肌専用の石鹸も販売されています。
値段もお手頃なので、試しやすいアイテムですよね。

ペリカン石鹸 ニの腕を洗う重曹石鹸は、石鹸を直接肌に撫でて洗うこともできます。
極小のスクラブが入っているので、荒いスクラブよりは刺激も弱いですが、ゴシゴシ撫でないように気をつけましょう。

⑤小林製薬 ニノキュア

ピーリングや化粧水では、どうしても治らない場合、クリームタイプの塗り薬もおすすめです。
二の腕などのザラザラ肌専用に作られた塗り薬は数種類販売されています。

角質を柔らかくし除去する成分や、ターンオーバーを促進する成分が含まれており、保湿もしっかりとしてくれるでしょう。
ターンオーバーの周期は4週間の為、すぐに効果は出てきませんが、日々忘れずにケアをしてくださいね。

ザラザラ肌をツルツル肌にするには時間がかかる！夏に向け今から準備をしましょう。

ザラザラ肌をツルツル肌に改善する為には、ターンオーバーを整える必要があります。
ターンオーバーが4週間と長い周期の為、すぐに改善する事は難しいです。

日々の積み重ねが、綺麗な肌を作る秘訣です。
夏は腕や背中など露出も自然と増えるので、今から準備を始めませんか？