日焼け後にパックしても大丈夫?注意すべきポイント&おすすめパック5選
日焼け後のお肌は、赤くなってしまってじんじんと熱くなっている状態です。 ヒリヒリと痛みを感じることもあり、冷やして炎症や痛みを和らげる必要があります。 そんな日焼け後のお肌のケアにおすすめなのがパック。 ぜひ、日焼け後のパックのおすすめや使い方をチェックしてお肌ケアに役立ててみましょう。
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日焼け後にパックしても大丈夫?
日焼けをしたお肌は、太陽を浴びた数時間後からサンバーンと言って、お肌が火傷をしたように赤くなります。
その後に、赤みが消えた数日後から出てくる焦げたような小麦色の肌のことがサンタンです。
日焼けをした直後の肌は、紫外線に当たってまるで火傷をしたように炎症を起こし、ピリピリと痛みを伴っている状態なので、すぐにパックをするのはNG。
パックには、美白成分や美容成分などが含まれているので、日焼けしてすぐのお肌には、刺激になる場合があります。
そのため、パックをするなら炎症が落ち着いた後に行うことがおすすめですが、日焼け直後にパックをしたい方は、抗炎症成分や低刺激のタイプがGOOD。
日焼け後のパックの選び方
日焼け後のお肌はデリケートで、炎症を起こしている状態なので、使用するパックは、何でもいいというわけではありません。
では、日焼け後のお肌には、どんなパックを選んで使えばいいのでしょうか。
- 低刺激のものを選ぶ
- 抗炎症成分配合のものを選ぶ
- 保湿&美白のものを選ぶ
①低刺激のものを選ぶ
紫外線を浴びて日焼けしたお肌は、通常のお肌に比べるとお肌のバリアが破壊されている状態なので、数倍デリケートです。
そのため、お肌に刺激の少ない低刺激のパックを選ぶようにしましょう。
時には、今まで大丈夫だった成分がお肌に影響を与える場合もあるので注意が必要ですし、お肌の様子をみながら対策を考えることが大切です。
②抗炎症成分配合のものを選ぶ
日焼け後のパックを選ぶ際に注目したいのが、抗炎症成分です。
抗炎症成分とは、炎症を抑えるための成分で日焼けをしたお肌に効果的な成分だと言われています。
よく耳にする抗炎症成分が、グリチルリチン酸という成分です。
グリチルリチン酸は、甘草という植物から採れる成分で、お肌に刺激が少ない点も魅力。
さらに日焼け後のパックでは、抗炎症成分以外にも、消炎作用や鎮静作用があるパックもおすすめです。
③保湿&美白のものを選ぶ
日焼け後のお肌に活用するパックには、保湿成分や美白できるものがおすすめです。
日焼け直後のお肌は、刺激の少ないアイテムで冷やして、時間が経ってからパックを使うと◎
その際には、日焼け後のお肌の乾燥を防いでくれるヒアルロン酸や、コラーゲンなどの保湿成分が含まれているパック、美白成分が含まれているパックなどを選ぶようにしましょう。
日焼け後におすすめの市販パック5選
そうは言っても、日焼け後におすすめのパックにはどんな商品があるか迷ってしまいますよね。
そこで、日焼け後に使いたいおすすめの市販パックをいくつかご紹介します。
①肌ラボ 白潤プレミアム薬用浸透美白ジュレマスク
肌ラボから販売されている白潤プレミアム薬用浸透美白ジュレマスクは、まるでジュレを濃縮させたような柔らかい手触りのパックです。
抗炎症作用のあるホワイトトラネキサム酸やビタミンC誘導体、2種類のヒアルロン酸などが入っているので、高保湿高密着の日焼け後のケアにおすすめの1枚。
お肌にぴったりフィットして、ひんやりとした新しい感覚を味わえます。
②フェイスマスク ルルルンバランスうるおいタイプ
フェイスマスクルルルンのバランスうるおいタイプは、お肌をたっぷりの潤いで満たしてくれるシャクヤク花エキス、肌を健やかに整えてくれるグルコオリゴ糖、ハリとツヤを与えてくれるマンダリンオレンジ果皮エキスなどが入っています。
乾燥しやすい日焼け後のお肌に潤いを与えて、優しくケアしてくれるアイテムです。
他にも色々な種類があるので、そちらもチェックしてみましょう。
③ミノン アミノモイストうるうる美白ミルクパック
ミノンのアミノモイストうるうる美白ミルクパックは、とろりとしたミルク美容液を含んだパックが魅力的。
抗炎症作用のあるグリチルリチン酸に加えて美白成分も配合しており、日焼けで弱ってしまったお肌を整えながら濃厚な潤いをしっかり補給してくれます。
④クオリティファースト オールインワンシートマスクホワイトEX
クオリティファーストから販売されているオールインワンシートマスクホワイトEXは、プラセンタエキス、ビタミンC誘導体などの美容成分が豊富に含まれています。
日焼け後のお肌に優しくフィットしてくれるオーガニックコットン使用のおすすめパックです。
⑤トランシーノ 薬用ホワイトニングフェイシャルマスクEX
トランシーノの薬用ホワイトニングフェイシャルマスクEXには、美白成分としてトラネキサム酸、炎症を抑えてくれるグリチルリチン酸2Kという成分が入っています。
それに加えて、お肌にハリを与えてくれる成分や、お肌をふっくらさせてくれる成分など1枚のパックの中に、豊富な成分がギュッと詰まっている商品です。
日焼け後にパックを使用するコツ・注意点
日焼け後にパックを行う時には、使うこ時のコツや注意点がいくつかあります。
今からご紹介する点を参考にしながら、日焼け後のアフターケアでパックを取り入れてみましょう。
- 化粧水をつけてから行う
- 1ヶ月継続すること
- やり過ぎには注意する
- 日焼け直後は避ける
①化粧水をつけてから行う
日焼け後にパックを使ってアフターケアを行う際は、パックの前に化粧水をつけてから行うことがポイントです。
お肌に直接パックを乗せてしまうと、乾燥したお肌に刺激が加わりますし、一度化粧水でお肌に水分を補給してからパックをすると、パックの成分を吸収しやすくなります。
②1ヶ月継続すること
日焼け後のパックケアは、1週間や2週間ではなく、1ヶ月は継続して行うことがおすすめです。
お肌のターンオーバーは、28日〜1ヶ月周期で巡りながら新しいお肌へと生まれ変わるため、1ヶ月は継続して続けて上げる必要があります。
この時期は、お肌のターンオーバーを促すような食事を摂ったり、睡眠をよく取ってターンオーバーを促進してあげることがGOOD。
③やり過ぎには注意する
パックをする際は、パックをつけている時間、頻度を守って使う必要があります。
パックをつける時間が長くなるとお肌にいいどころか、乾燥を促進してしまう恐れがあります。
必ずパックの裏に表示されている規定の時間を守るようにして、パックをする頻度は、週に2〜3回程度に留めておきましょう。
④日焼け直後は避ける
パックは、火照った体を冷ましてくれるイメージがあって、日焼け直後にやりたくなりますが、これはNG。
日焼け直後に行ってしまうと、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなどの成分がお肌に刺激となり、痛みを生じる可能性があります。
日焼け後のアフターケアで活用するパックは、赤みのある日焼けの炎症が治まってから行うようにしましょう。
日焼け後の正しいスキンケア方法
ここまで、日焼け後のアフターケアで活用できるパックの選び方やおすすめの商品をご紹介してきました。
日焼け直後の3日間は、とても大切な期間だと言われています。
シミやそばかすのないお肌にするためにも、スキンケアの仕方や注意点などを覚えておきましょう。
- 即化粧水はNG
- 保冷剤などで冷やす
- 乳液を使って保湿
- 炎症が治まったらパック
- スキンケアと一緒にビタミンC摂取
①即化粧水はNG
日焼け後のお肌にすぐ化粧水を入れるとお肌がびっくりして刺激になる可能性があります。
例えばやけどをした後は、水で患部を冷やしてから薬を塗ったりしますよね。
日焼けも同じ要領なので、日焼け直後の化粧水やパックは避ける必要があるのです。
②保冷剤などで冷やす
日焼け直後のお肌は赤くなり、熱を持った状態です。
まずは、そのお肌をクールダウンさせることが先決なので、保冷剤や氷を巻いたタオルなどを使ってお肌の火照りを取ってあげましょう。
保冷剤などを当てる時もお肌に触れるようなイメージで、優しく当ててあげることがポイントです。
③低刺激の化粧水と乳液保湿
お肌の火照りや赤みがある程度治まったら低刺激の化粧水で叩くのではなく、優しく押しながら入れ込むイメージでつけていきます。
焦らずゆっくりと入れてあげることがポイント。
それができたら、乳液などの油分で保湿してあげることも忘れないようにしましょう。
入れた水分を逃がさないようにしてくれる乳液やクリームをつける時も、お肌に押し入れるような気持ちで、優しくつけてあげる必要があります。
④炎症が治まったらパック
日焼け後のパックは、炎症が治まってから行うことが大切。
低刺激の洗顔、化粧水、乳液のスキンケアに加えて、保湿成分や美白成分の入ったパックをプラスしてあげることでシミやそばかすなどのケアを施すことができます。
⑤スキンケアと一緒にビタミンC摂取
日焼け後は、基本のスキンケアや睡眠に加えて、紫外線の影響を和らげてくれるビタミンCを多く含んだ食材を積極的に摂取することをおすすめします。
ピーマンやオレンジ、イチゴ、キウイ、ブロッコリーなどビタミンCが豊富な食材を取り入れながら、体内からも日焼け後のケアを行いましょう。
日焼けをしっかり予防|UV対策コスメ
日焼け後のパックなどを使ったアフターケアも大切ですが、UV対策コスメなどを活用しながら日焼けしないように予防することも同じくらい大切です。
日焼け予防対策におすすめのUV対策コスメをいくつかご紹介します。
①Shiro サンケアローション
Shiroから販売されているサンケアローションは、紫外線を防いでくれる役割と乳液が1つになった便利なUV対策アイテムです。
朝、外に出る時の紫外線対策にはもちろん、夜のスキンケアにも使えるシアバターで作られた人気商品で、お肌に優しくて負担がないため毎日使ってもOK。
②SUQQU エクストラプロテクター50
大人気のデパコスブランドであるSUQQUからは、エクストラプロテクター50がおすすめ。
SPF50、PA++++の一番高い紫外線カット率を持つUV対策アイテムですが、保湿力のあるクリームのような手触りで、日焼け止めを塗っているというよりもスキンケアをしているほど、負担のないつけ心地が魅力です。
③ラ・ロッシュポゼ UVイデアメレプロテクショントーンアップ
このブランドのUV化粧下地は、SPF50、PA++++で光をうまく活用しながらお肌をトーンアップしてみせてくれるおすすめの化粧下地です。
スキンケア成分も配合していますし、肌が元々持っているバリア機能をサポートしてくれる優秀な1本。
④コーセー 雪肌精BB
コーセーの雪肌精BBは、通常のタイプとモイストタイプの2種類から自分の肌質に合ったアイテムを選べます。
スキンケアをしながらシミやくすみをカバーしてくれる商品で、1本で美容液、乳液、クリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの6つの役割を担っているところが特徴的。
さらに雪肌精BBは、美白効果も兼ね備えている盛りだくさんのUV対策アイテムです。
日焼け後にはパックを使ってスキンケアを!
日焼け後の対策には、色々な方法や正しい手順があることがわかりました。
さらに、パックはうまく使えば日焼け後のスキンケアに大きく役立ってくれます。
ぜひ、日焼け後にパックを活用して刺激を受けてしまったお肌を優しくケアしましょう。
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