スリッポンとは?他の靴との違いや選び方&大人のリラックスコーデ術
スニーカーとよく似たスリッポン。 近年ではシーズンに合わせて、デザインも豊富になり注目アイテムに。 そんなスリッポンには、他のシューズと決定的な違いがあることはご存知でしょうか? オールシーズン使えるスリッポンについて、調べていくのでご覧ください。
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スリッポンとは?
大手シューズメーカーや、靴屋さんでも目にすることが増えたスリッポン。
スリッポンとは、「スリップ・オン」または「スリップ・オン・シューズ」が正式名称となっており、足を滑らせて履く靴の意味を持っています。
特徴としては、足をスッと靴の中に通した際に、足の出入り口のキュッとしたゴム製の窮屈感で靴と足をフィットさせ履くアイテムとなっており、足と靴をフィットさせる靴紐類は装飾されていません。
そのため、運動靴などと比較すると、スリッポンとは脱ぎ履きの効率がよく、手間が解消されたアイテムです。
「スリッポン」と「スニーカー」「ローファー」の違い
スリッポンと類似した「スニーカー」や「ローファー」。
この2つの靴との違いはあるのでしょうか?
スリッポンの特徴をふまえ調べてみましょう。
スニーカーとの違い
カジュアルコーデから、きれいめコーデにまで活用されるようになったスニーカーは、近年では大人女子の多くが1足は持っているアイテム。
そんなスニーカーの特徴は、靴紐やマジックテープが甲部分にあり、足と靴をフィットさせる装飾があること。
スニーカーとスリッポンの形は非常に類似しておりますが、スリッポンには靴紐やマジックテープなど甲部分の装飾がありません。
ローファーとの違い
通勤・通学に活用されることが多いローファーは、近年では普段靴として使用され、おしゃれなデザインも増えています。
レザー製の光沢がある生地で作られたローファーは、足を滑らせ履くデザインから、スリッポンの類似品の1つ。
スリッポンとローファーは類似品ですが、ローファーの甲部分にはコインデザインや、キルト装飾、タッセル装飾と装飾品の種類が豊富なことに対して、スリッポンには甲部分に装飾が一切ありません。
スリッポンがおすすめな人
スリッポンのメリットは、足と靴がフィットするデザインであることで、脱ぎ履きが簡単なことです。
そのため、屋内と屋外を行き来することが多い人には、スニーカーなどの靴紐を結び直したりすることのないスリッポンがおすすめできます。
スリッポンの種類
手軽に履けて使い勝手のいいスリッポンには、デザインもさまざまで種類が豊富。
そこで、スリッポンの中でも周りと差を付けられると注目のアイテムを3つご紹介しますね。
種類①:ヒールスリッポン
スッと足を滑り込ませながら履けるスリッポンヒール。
大人の女性でも使いやすい様にきれいめなデザインが多く、パンプスとは違ってベルトが付いていないのが特徴。
ぺたんこなスリッポンよりも、足の引っ掛かりが履き心地で重要となりますので、しっかりと足に合ったサイズを購入するようにしましょう。
種類②:厚底スリッポン
スニーカーやサンダルでも人気な厚底デザイン。
ヒールと厚底の違いとは、高さの部分の作りで、厚底は均等に高さを出す底が付いたものとなっています。
脚長効果もある厚底スリッポンは、忙しい女性でも靴紐なしで足にフィットするから履きやすいと人気のアイテムに。
種類③:ムートンスリッポン
寒い冬にもぴったり。
ムートン素材のムートンスリッポン。
カラーバリエーションはさまざまで、中敷きには肌触りのいいファーがあるものも。
肌触りがいいからこそ、裸足でも履きたくなり様なスリッポンは、ムートンスリッポンの魅力なんですよ。
スリッポンのサイズの選び方
靴紐やマジックテープが装飾されているスニーカーとは違い、スリッポンは靴のサイズをフィットさせ履くアイテムです。
そのため、履いた時に「かかと」に小指が入るほどの隙間のものを選ぶのがベスト。
オーバーサイズでは引っ掛かりがないため脱げてしまいますし、小さすぎては窮屈に感じることがあるためです。
スリッポンでは「ピッタリサイズ」を選ぶことが大切ですよ。
スリッポンが大きく感じるときの対処法
スリッポンの選び方を学んだところで、もしも購入したスリッポンが大きかったら。
対処する方法はあるのでしょうか?
スリッポンのサイズを間違えてしまった際に活用できる、対処法をご紹介していきます。
- 滑り止めシートで調節
- つま先パットで調節
- 靴下を履いて調節
対処法①:滑り止めシートで調節
スリッポンとはローカットデザインのため、大きいサイズを選んでしまうとかかと部分がカパカパとして、歩くことも難しくなります。
そのため、かかと部分に市販の「滑り止めシート」を張り付けてあげることで、スリッポンとかかとがピタッと密着し脱げにくくなります。
対処法②:つま先パットで調節
スリッポンヒールなどの前滑りしやすいデザインでは、つま先部分にクッション性のある「つま先パット」を使用するのがおすすめ。
つま先パットを使うことで、足の指を痛めやすいヒールデザインの怪我防止にもなり、調節パットが見えないことも利点となっています。
対処法③:靴下を履いて調節
滑り止めを買いに行けない緊急時。
そんなときの対処法は、靴下を履いてもサイズ調節が可能になりますよ。
最も手軽な方法であり、厚手のものであればよりフィット感が増します。
スリッポンを可愛く履きこなす!レディースコーデ術
スリッポンに合うコーデとは?
そんな疑問を持つ女性も安心してください。
スリッポンとは、カジュアルからきれいめまで、どんなコーデとも合うおしゃれシューズなんです。
そこで、スリッポンを可愛く履きこなしたレディースコーデを、ご紹介していきますよ。
①:大人カジュアルコーデ
ロング丈のプリーツスカートは、ベージュカラーで大人っぽく。
トップスはシンプルなボーダートップスで、カジュアルで落ち着いた雰囲気に。
そんなコーデと合わせるのは、トップスのブラックと合わせたブラックの無地スリッポン。
全体を落ち着いたカラーでまとめ、ラフに履きこなせるスリッポンだからこそ、どんなシーンにも着まわせる大人カジュアルコーデに。
②:柄コーデ
トップスはホワイトをベースにしたハート柄のラブリーなブラウス。
そんな個性的なブラウスと合わせるのは、淡いブルーカラーのゆったりパンツでラフに。
足元はシューズメーカーの中でも人気な「VANS」のスリッポン。
ブロックチェック柄はよく目立ち、ブラウスのハート柄とも喧嘩をせずに、個性を出し合った柄コーデの組み合わせに。
③:上品きれいめコーデ
くすみ感もあるライトブルーのロング丈ワンピース。
プリーツデザインとなっているため、上品なアイテムで大人っぽいですよ。
細ベルトでウエストをキュッと引き締めてあげることで、ストンとした印象がなくなり、メリハリのある綺麗なフォルムに。
春先にぴったりなワンピースには、ゴールドで華やかなスリッポンを合わせてあげることで、パーティーにも使える上品きれいめコーデ。
④:シンプル大人コーデ
秋の始まりからも使える、シンプルな大人コーデ。
トップスとスカートは、アイボリーやグレーのアイテムを使って、シンプルでどんなカラーとも合わせやすいものを。
比較的に合わせやすいものを選びクセのないコーデにまとめたら、スリッポンは秋冬にぴったりなヒョウ柄スリッポンをチョイス。
色味が少なくシンプルにまとめていたコーデも、インパクトのあるヒョウ柄を足元に持ってくることで、グッとおしゃれに。
⑤:パーカーコーデ
カジュアルコーデでは定番の、パーカーを使ったコーデにはスリッポンが相性抜群。
ブラックとベージュでカッコよくパーカーを着こなしたら、スリッポンも色味を合わせたものがグッド。
1つ1つをカッコいいものでまとめれば、ユニセックスでも着こなせるアイテムだから、お揃いコーデにも最適。
スリッポンとはのまとめ
種類が豊富でオールシーズン使えるデザインだからこそ、シューズメーカーからも注目を集めているスリッポン。
使い勝手も良く、デザイン性やコーデの合わせやすさを重視する「おしゃれ女子」にとって、スリッポンとは欠かせないアイテムのようですね。
トレンドをしっかりと抑えるなら、スリッポンを1足は持って、あなたもおしゃれ女子に。
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