失敗パーマをかけ直したい!お直し期間やかけ直し時の注意点&伝え方
流行のゆるウェーブがうまく作れないという方にとって、パーマはお手軽で確実な方法です。 しかし、パーマの技術は美容師によって大きく左右されるもので、場合によっては思い通りのヘアスタイルに仕上がらないという場合も。 この記事では、パーマを失敗してしまった場合の対処方法についてご紹介。 かけ直しの際の注意点や美容師への伝え方など、気になる点を分かりやすくまとめています。
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パーマをかけ直したい!パーマがとれてしまう3つの原因
パーマのかけ直しをしたいという方に多いのが、かけたパーマが取れてしまったというケースです。
では、なぜパーマは取れてしまうのでしょうか。
- 髪を引っ張る
- 髪が伸びた
- 薬剤が取れる
①髪を引っ張る
髪を引っ張ると癖が伸びてしまい、これを繰り返すとパーマが取れてしまいます。
わざと髪を引っ張るという方は少ないと思いますが、日常生活の中で髪を無意識に引っ張っていることは多いですよ。
引っ張りやすいのがドライヤーで乾かしている際です。
ドライヤーを当てながら髪を手櫛で整えている方は特に注意してください。
その他にも、ヘアセットやまとめ髪で髪を引っ張ってしまいがちです。
まとめ髪はしないで、なるべく降ろした状態を維持しましょう。
②髪が伸びた
髪が伸びるとパーマを当てた部分の髪が下へ下がってしまい、取れてしまったように見えます。
かけ直しする方の多くは髪が伸びるタイミングを見計らい、美容室へ行きかけ直しの施術を行うのです。
髪が伸びるスピードは人により異なりますが、きれいなスタイルを維持するには定期的なかけ直しが必要となります。
施術の際は髪が伸びたことを伝え、かけ直しをしましょう。
③薬剤が取れる
パーマの薬剤が取れてしまう場面は日常の中に多々あります。
中でも特に多いのが、毎日のシャンプーです。
洗浄力の高いシャンプーを使うとパーマ剤まで洗い流れてしまい、すぐにかけ直しが必要になってしまいます。
また、髪が濡れた状態が続くとその分取れやすくなってしまうので、毎日のシャンプーには注意しましょう。
失敗したパーマはかけ直しできる?期間はいつまで?
パーマのかけ直しは可能です。
ただし、かけ直しができる期限は美容室により異なるので、事前にきちんとチェックしておきましょう。
一般的に保証期限は1週間から10日間とされています。
この期限中に美容室へ行き、かけ直しの施術を依頼しましょう。
また、すべての美容室でかけ直しを行っているわけではないので、来店前に電話などで確認しておくと確実ですよ。
かけ直しにかかる値段も聞いておきましょう。
パーマをかけ直したときの髪のダメージは?
パーマをかけ直すと髪に大きなダメージを与えてしまいます。
かけ直しと言ってもパーマをかけたときとほぼ同じ施術を行うので、短期間で2回パーマをかけたとイメージすると分かりやすいでしょう。
パーマ剤はキューティクルを流し出してしまい、髪内部が空洞化するので正しいケアをしなければ日に日に傷んでいきます。
パーマをかけた後、かけ直しをした後は自宅できちんとしたケアをしましょう。
パーマ失敗…かけ直しするときに注意すべきこと
思うようなヘアスタイルにならなかった場合、かけ直しをしましょう。
かけ直しの際に気を付けたい注意点を5つまとめているので、参考にしてみてください。
- 自分でカットしない
- かけ直しときちんと伝える
- 保証期限内に来店
- 画像や雑誌の切り抜きを持って行く
- 美容師にきちんと相談
①自分でカットしない
かけ直しをする前に自分でカットしてしまうと、思い通りのパーマスタイルが作りにくくなってしまいます。
プロの技術のないセルフカットは髪を傷めてしまいますし、ヘアスタイルが崩れてしまうからです。
セルフカットを日常的にしているという方は、パーマをかけた後にカットをするのは止めましょう。
かけ直しの際に思わぬ弊害となってしまいます。
②かけ直しときちんと伝える
かけ直しと普通のパーマ施術はほぼ同じ内容で行われます。
しかし、かけ直しと伝えておかなければ美容師も分かりませんし、仕上がりが失敗する可能性が高いです。
かけ直しをしたい際はきちんと担当美容師に「かけ直し」と伝えましょう。
美容室によって施術が異なるので、伝えておくことで失敗を防げます。
③保証期限内に来店
かけ直しの保証期限は一般的に1週間から10日間と設定されています。
この期限中に来店すれば無料で施術を受けられますよ。
ただし、すべての美容室が保証期限を設定しているわけではありません。
パーマをかける前に保証期限があるかどうか確認しておくことをおすすめします。
④画像や雑誌の切り抜きを持って行く
パーマに失敗してしまったという方は、自分のイメージ通りにならなかったというケースが多いです。
こんな風になりたいというイメージを分かりやすく美容師に伝えるために、画像や雑誌の切り抜きを持って行くのが確実ですよ。
口で伝えるよりイメージを見せた方が、美容師も分かりやすいでしょう。
かけ直しで理想のヘアスタイルに近付けますよ。
⑤美容師にきちんと相談
パーマの失敗の要因はさまざまですが、美容師のイメージと自分のイメージが異なったからという理由が多いです。
自分と担当美容師のイメージを近付けるために、美容師にきちんと相談するようにしましょう。
こんなヘアスタイルになりたいというイメージをきちんと美容師に伝えてください。
髪質や長さなどを美容師が見て、イメージに近い最適なヘアスタイルにしてくれるでしょう。
気まずいけどなんて言うべき?失敗したパーマをかけ直したいときのhow to
電話での伝え方
かけ直しを依頼するのは気まずいものです。
しかし、お金を払ってパーマをかけているので、かけ直しをしたいという要求は決してわがままやクレームではありませんよ。
電話で伝える際は、自分の名前といつパーマをかけたか、かけ直しをしたいという旨をなるべく簡潔に伝えましょう。
保証期限がある場合はそれが有効かも確認しておくと確実です。
かけ直しの料金
保証期限内にかけ直しをすれば、料金は基本的に無料です。
ただし、すべての美容室が無料と言うわけではありません。
また、前にかけたパーマと全く違う形にしたいという場合、通常のパーマ料金を請求されるケースもあります。
美容室へ行く際は少し多めにお金を用意しておきましょう。
担当者について
パーマ失敗の要因の1つに、美容師のミスがあります。
髪のプロである美容師手ですが、技術力や経験などはそれぞれ異なると覚えておきましょう。
かけ直しの予約を入れる際は、担当者の確認をしてください。
担当者の変更で失敗を防ぐことができます。
担当者が帰られない場合は他の美容室を検討するなど、柔軟な対応をしましょう。
3回目のかけ直しはできる?
大抵は2回で終了しますが、3回目のかけ直しが必要なケースもあります。
3回目も今までと同じ手順で行えば大丈夫です。
しかし、3回目となると髪に与えるダメージがその分大きくなります。
時間を置いて髪をきちんと補修してから、もう1度パーマをかけ直してください。
カットやスタイリングを変えてみるのも◎パーマをかけ直しする以外の対処法
パーマのかけ直しは髪にダメージを与えてしまうのでなるべく避けたい。
そんな方はカットやスタイリングで工夫してみましょう。
- まとめ髪にして隠す
- ロングヘアならカットも可
- スタイリングを変える
①まとめ髪にして隠す
失敗したパーマヘアを手っ取り早く誤魔化すには、まとめ髪がおすすめです。
お団子やシニヨンにすれば髪をひとまとめにして、簡単に隠すことができますよ。
まとめ髪と一言でまとめてもさまざまな種類があるので、その日のファッションやメイクに合わせてヘアスタイルを変えるのも◎
慣れれば手軽におしゃれなヘアスタイルが楽しめますよ。
②ロングヘアならカットも可
ロングヘアで髪の長さに余裕がある場合、パーマをかけた部分を思い切ってカットするのもありです。
かけ直しは髪にダメージを与えてしまいますが、カットをすればパーマの失敗を丸ごとなかったことにできますし、手軽で簡単ですよ。
パーマのかけ直しには場合によっては料金がかかります。
カットならカット料金だけで済ませられるので、コスト面でもおすすめです。
③スタイリングを変える
ヘアスタイルを変えてパーマを目立たないようにするのも1つの手段です。
分け目を変えるだけでもかなり印象が変わって見えますよ。
編み込みでパーマを隠したり、ヘアアクセを使って視線をパーマから外したりといった方法はお手軽でおすすめです。
近年流行のターバンはヘアスタイルを隠しながらモードな雰囲気が出せますよ。
とれかけパーマをかけ直しする適切な頻度は?
パーマヘアを維持するにはとれかけたらかけ直す必要があります。
適切な頻度は人により異なりますが、目安として3か月から4ヶ月です。
このくらいの時間を空ければ髪は4cmほど伸びるので、パーマをかけていない部分とかけている部分がはっきりと分かれてきます。
キレイなパーマヘアを維持したいのであれば、この期限を目安にして定期的に美容室へ行きましょう。
パーマかけ直しの頻度をなるべく少なくするコツ
パーマのかけ直しの頻度を少なくすることも大切です。
頻度を抑えるコツを5つご紹介します。
- シャンプーは低刺激のものを使う
- 髪はすぐ乾かす
- ヘアアイロンは使わない
- トリートメントやオイルで髪を保護
- 摩擦ダメージを抑える
①シャンプーは低刺激のものを使う
洗浄力の高いシャンプーはさっぱりとした洗い心地で気持ちいいですが、パーマ剤も洗い流してしまいます。
パーマをかけた後は低刺激のシャンプーを使いましょう。
植物由来の成分や髪の保護を優先した成分配合のシャンプーを選ぶのがおすすめです。
洗浄力ではなく、パッケージの成分を重視しましょう。
②髪はすぐ乾かす
濡れた髪は外部刺激に対して弱い状態となっています。
この状態が続くとパーマが落ちやすくなるので、髪を洗った後はすぐ乾かすようにしましょう。
パーマヘアにドライヤーを使うと取れやすいというイメージを持っている方も居ます。
しかし、正しい方法でドライヤーを使えば髪が濡れた状態を短くできますし、パーマをキレイに長持ちできますよ。
③ヘアアイロンは使わない
熱刺激を与えると髪に対して大きな負担になります。
ヘアアイロンは高温の熱を使ったスタイリング方法で、パーマをかけた髪には不向きです。
パーマをかけた後はヘアアイロンを使わないで、スタイリング剤やドライヤーでセットしましょう。
正しい方法で使えば、ヘアアイロンを使わなくてもキレイなパーマが作れますよ。
④トリートメントやオイルで髪を保護
紫外線や空気中の埃、乾燥など、髪は目に見えない刺激に日々晒されています。
この刺激によりパーマが取れてしまうため、髪を毎日保護することが大切です。
保護するには洗い流さないトリートメントやオイルを使うのがおすすめ。
トリートメントやオイルには、パーマで傷付いた髪を回復させる働きもあるのでうまく取り入れてください。
⑤摩擦ダメージを抑える
摩擦ダメージは髪に対して大きな刺激となりますし、パーマが取れる要因の1つとなります。
日常の中にある代表格な摩擦ダメージとして挙げられるのが、櫛やタオルドライ、枕との接触です。
こういった日常生活の摩擦ダメージを防ぐことが、パーマを長持ちさせるコツでもあります。
まずは日々の生活を意識して摩擦ダメージを軽減させましょう。
パーマヘアが長持ち♡パーマ向けおすすめシャンプー&トリートメントセット3選
パーマのかけ直しを防ぐには、毎日使っているシャンプーとトリートメントを見直すのも効果的。
パーマヘアにおすすめのシャンプーとトリートメントセットを3つご紹介します。
①ザ パブリック オーガニック スーパーポジティブシャンプー+トリートメント
体に優しいオーガニック製法で、パーマで傷んだ髪を補修します。
イランイランやレモングラスなどの精油で、髪に必要なうるおいを与えてくれますよ。
パーマはキューティクルを洗い流してしまいますが、こちらのセット製品は根本ダメージにアプローチして、キューティクルを回復させます。
余分な添加物をなるべくカットして作られているので、傷んだ髪にも気軽に使えますよ。
②モイストダイアン パーフェクトビューティーエクストラダメージリペア シャンプー&トリートメントセット
コスパを考えるのであればこちらの製品がおすすめ。
手に入れやすい価格帯なので毎日使いやすいですし、スーパーやドラッグストアに置いてあるので手に入れやすいです。
安いだけでなく機能性も◎
保湿の効能が期待できるアルガンオイルなど、パーマで傷んだ髪をきちんと回復してくれます。
③オルナ オーガニックシャンプートリートメント
大容量の500mlで毎日使いやすいシャンプーとトリートメントのセットです。
余計な添加物やシリコンは使用せず、髪を労わることを第一に考えて作られています。
パーマをかけると髪内部がスカスカになってしまいますが、こちらの製品は髪内部まで有効成分を浸透して補修。
スルッと指通りがよく、フワフワでサラサラの髪作りを強力サポートしてくれますよ。
パーマのかけ直しはできるけれど注意点は押さえておこう!
パーマが失敗してしまう事例は珍しくありません。
美容師の技術不足、要望の伝え漏れなど、失敗の要因はさまざまです。
また、パーマは時間の経過や毎日のケアによって取れてしまいます。
パーマのかけ直しは可能ですが髪に大きな負担となるので、注意点を確認しつつ、日ごろのケアや一工夫でなるべく長持ちさせましょう。
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