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顔パックの適切な頻度と効果

顔パックの頻度を守って効果的にパックをする女性

肌を保湿してうるおいを与える効果のある顔パックの適切な頻度は、基本的には週に一回。商品によって頻度の目安は変わってきますが、ベストな頻度は週に一回、スペシャルケアとしてプラスするのが最適です。

フェイスパックは美容液の役割を果たすスキンケアアイテム。
頻度が高すぎると栄養過多や肌のバランスを崩す原因になることも。

頻度が毎日でもOKというパックもありますが、そういった商品は毎日使用しても肌に負担がからないように成分が調整されています。
毎日使い専用のパックではない限り、過剰な頻度で使用するのは避けましょう。

頻度が高すぎるのはNG!知っておきたいパックのデメリット

パックのデメリットを理解する女性

顔パックは頻度が高すぎると逆効果。肌トラブルの元になってしまうことも。
パックの効果を最大限に生かすためにも、パックを使用する際のデメリットを確認していきましょう。

  1. 添加物による肌への刺激
  2. 肌のバリア機能の低下
  3. 使い方を間違えると乾燥の原因になる
  4. スキンケアの怠けにつながることがある

①含まれている添加物が肌への刺激になる

パックをしようしていたら肌がピリピリしてきた、かゆくなってきたといった経験をしたことがありませんか?
パックの品質を保つために配合されている含まれているアルコールなどの添加物が肌に刺激を与えてしまうことがあるんです。

パックの品質を保つ役割を果たすものや、安全性の高いものもあるので添加物が全て悪いとは一概には言えません。
しかし、パックは一定時間肌に密着させるものなので出来るだけ余分な成分が入っていないものを選んだほうがいいでしょう。

特に敏感肌や乾燥肌の人、毎日の頻度で使用するパックを使う場合は低刺激で余分なものが入っていない低刺激で優しい処方のパックを選びましょう。

②過剰な頻度で使用するとバリア機能が低下する

パックは使用頻度や時間を増やせば効果が高まるものではありません。
頻度を守らずにパックを過剰に使用すると、外部の刺激から肌を守ってくれるバリア機能の低下につながることがあります。

パックで保湿した肌は角質層がふやけて柔らかくなります。
肌がふやけることによってパックの美容成分が吸収しやすくなりますが、その分外部からの刺激も受けやすくなるというデメリットがあるんです。

過剰な頻度でパックをしたり長時間顔に乗せたままにしていると肌がもろくなりトラブルの原因になってしまうので、パックの使用頻度や時間はしっかりと守りましょう。

③長時間での使用が乾燥につながる

パックの一番の効果、役割は肌を保湿をすること。
しかし、使い方を一歩間違えると乾燥の元になってしまうことがあります。

特にシートマスクは時間が経つにつれてシートが乾いて水分や美容液成分が蒸発します。
さらには長時間つけることで肌の水分まで吸収してしまいます。

クレイマスクも厚めに塗らないと乾燥しやすいので要注意。
パックは長時間顔に乗せたからといって美容効果が高まるものではないので、使用時間はしっかり守って使用することをおすすめします。

④スキンケアの怠けにつながることがある

フェイスパックは手軽かつ効果が実感しやすいスキンケアアイテム。
パックにかける頻度や時間が多ければ他のスキンケアを省いたり日頃のスキンケアをさぼってもいいと思っていませんか?

パック後は肌がうるおい、水分が浸透している感覚があります。
しかし、かといってその後の乳液やクリームなどのケアを省くと水分は逃げていく一方。

さらに、日頃の洗顔や保湿を怠っているとパックの効果が十分に発揮できないなんてことも。
パックは基本的にはスペシャルケア 、補助的な役割を果たすものであってスキンケアを代替するアイテムではありません。

「パックを使えば安心」と勘違いしてスキンケアを怠けることのないように日頃か肌をケアすることがパックの効果をあげるためにも、安定した肌のためにも大切です。

フェイスパックの種類と選び方

フェイスパックの種類を理解して使用する人

フェイスパックにはメジャーなシートタイプのものから塗って寝るだけでOKなものまで様々なものがあり、効果や使用頻度も様々です。
以下、フェイスパックの種類4つと選び方のポイントを説明していきます。

①シートパック

化粧水や美容液を含んだシートを顔に乗せるタイプのパック。
顔にフィットする形状のシートを肌に乗せるだけなので手軽に保湿ができるのが魅力です。

シートパックは週一回の頻度で使うものから頻度が毎日でもOKなもの、保湿の他に美白やアンチエイジングに有効なものなどバリエーションが豊富。
比較的プチプラなものが多く、個包装のものから大容量タイプのものまであるので気軽に購入することができます。

②洗い流すパック

顔に塗って一定時間置いてから洗い流すタイプのパック。
クリーム、ジェル、泡などテクスチャーの種類が豊富で頻度は週一回のものが多いです。

洗い流すパックは肌に優しいマイルドなものが多く、肌にピタッと密着して優しく保湿してくれます。
均一に塗りやすく、気になる部分には重ね付けもできて扱いやすいのも特徴。

③スリーピングパック

顔に塗ってそのまま寝るだけで美肌効果が期待できるパックです。
ジェルやクリームタイプのものが主流で、つけたまま寝られることもあり、使用頻度は週に数回使用できるものが多いです。

スリーピングパックは眠っている間にスキンケアができるので忙しくてあまり時間が取れないという方でも簡単にスペシャルケアができます。
翌日の効果も実感しやすく、朝の化粧ノリがよくなるのも嬉しいポイント。

④クレイパック

天然の泥(クレイ)を含んだパック。
クレイパック洗い流すパックの一種ですが、毛穴の汚れや余分な皮脂の除去、肌のごわつきの解消に効果的です。

クレイには毛穴の黒ずみ古い角質を吸着して除去する効果があります。
さらに、クレイはミネラルをたっぷりと含んでいるので、しっとりと保湿しながらくすみのない透明感のある肌にしてくれますよ。

皮脂を吸着する効果に優れているのでやりすぎは乾燥のもとになります。
頻度は週に一回から気になった時のスペシャルケアとして使用するものが多いです。

頻度が毎日でもOK♡プチプラパックランキングTOP3

頻度が毎日でも使えるパックの肌に優しい成分

フェイスパックの適切な頻度やデメリット、種類と選び方について見てきたところで、おすすめのパック8選をご紹介していきます。
まずは、頻度が毎日でもOKなプチプラパックランキングTOP3を見ていきましょう。

3位:KOSE/クリアターン ベイビッシュプレシャス 超濃厚ホワイトマスク

クリアターン ベイビッシュプレシャス 超濃厚ホワイトマスク
1221円

敏感肌の人でも使えるシートマスク。
低刺激性、無添加、ボタニカル処方で肌に優しい処方。

余分なものを取り除き、とことん肌に優しい設計のシートマスクになっています。
シートも不純物を含まない稀少性の高いものを使用。

肌に優しい上に大容量なので使用頻度が毎日でも安心して使えます。

2位:LuLuLun/青のルルルン もっちり高保湿タイプ

青のルルルン もっちり高保湿タイプ
1760円

高保湿タイプのシートパック。
毎日使いに特化したシリーズなので美容液が乾きにくく取り出しやすい構造のパッケージになっています。

サボテンエキス、リジェネシーTMなど肌に潤いを与える成分を中心に配合しており、厚手でふっくらとしたマスクが美容液が肌へと浸透するのをサポートします。
毎日お肌に潤いを与えて乾燥知らずのもっちり肌に。

1位:クオリティファースト/オールインワンマスク モイストEX(長時間高保湿)

クオリティファースト オールインワンマスク モイストEX(長時間高保湿)
1383円

一枚で化粧水、乳液、美容液の役割を果たすオールインワンタイプのシートマスク。
とことん潤いに特化しており、コスパも抜群です。

35種類もの美輸液成分を惜しみなく配合。
美容液をたっぷりと含む厚手のシートはコットン100%で防腐剤不使用。安心して毎日使える優しい設計になっています。

週に一度の頻度が理想!スペシャルケアにおすすめの高級パックランキングTOP5

高級パックを使った肌のスペシャルケア

続いて、週に一度の頻度で使うスペシャルケアに最適なオススメの高級パックランキングTOP5です。

5位:est/ザ ローション マスク

エスト ザ ローション マスク
6600円

一枚に同ブランドの人気化粧水「エスト ザ ローション」約30回分を閉じ込めた贅沢なシートタイプのマスク。
砂漠でも水分を逃さない極限乾燥生物が生み出す成分と独自の技術を融合した保水力の高いローションが潤いを肌の内側まで浸透します。

シートは上下に別れているので顔をくまなくカバーし、肌に吸い付くようにピタッと密着してくれます。

4位:Dior/ライフ ピンク クレイ マスク

ディオール ライフ ピンク クレイ マスク
8902円

80%以上が自然由来成分でできているクレイタイプの顔パック。
クリーミィなテクスチャーなので塗り心地が良く、洗い流すのも簡単。

ミネラルたっぷりのピンククレイが毛穴の汚れを除去して引き締めます。
さらにホホバオイル配合で肌を保湿し、バランスの整ったクリアで健やかな肌に。

3位:LANCOME/ジェニフィック アドバンスト ハイドロジェル メルティングマスク

ランコム ジェニフィック アドバンスト ハイドロジェル メルティングマスク
9300円

美容液一本分の有効成分が肌の上で溶ける新感覚のパック。
時間とともにハイドロジェルのビーズに包まれた美容液が溶けて肌と馴染みます。

肌バリアの機能を強化して水分を補給。
目的によって肌に置く時間を10分、20分と調整して使用できるのも新感覚。

2位:SK-II/フェイシャルトリートメントマスク

SK-II フェイシャルトリートメント マスク
10180円

高級パックの代名詞とも言えるフェイスパック。
シートに50種類以上の有効成分を含んだ酵母由来の天然成分ピテラTMがたっぷりと含まれています。

肌にツヤを与え、キメを整える効果に優れており、ふっくらとキメが細かく透明感のあるツヤ肌へと導きます。
 

1位:FEMMUE/ドリームグロウマスク(RR)

FEMMUE ドリームグロウマスクRR
4400円

人気のボタニカルスキンケアブランドのシートマスク。
ブライトニング美容液が肌に潤いと透明感を与えます。

ドライバイオセルシートという100%天然素材をシートに使用しており、保存料や防腐剤は一切使用していないナチュラルな繊維のシートがキュっと肌にフィット。
保湿以外にも皮脂や角質を吸着する効果もあり、肌に優しく高機能なアイテムです。

頻度以外にも注意!パックの正しいやり方&注意点

パックの注意点を把握して正しく使う女性

続いては、パックの正しいやり方と注意点を見ていきましょう。

①肌の汚れを取り除く

まずはパックをする前にクレンジングや洗顔料で肌の汚れや余分な皮脂をしっかり落としましょう。メイクや余分な肌の皮脂が肌に残ったままだと、パックの成分が浸透しにくくなってしまいます。

また、洗顔後何もつけずにパックをしようするよりも化粧水で肌を整えてからの方がしっかりとパックの水分や美容成分が浸透してくれます。
パックは肌を清潔にし、化粧水で最低限の保湿をしてから行いましょう。

②口元や目元などカバーできない部分を保湿しておく

パックをする時にカバーするのが難しいのが目元と口元。
特にシートパックは目元、口元、そして小鼻の部分に穴が空いています。

クリームタイプであれば細かい部分までパックをつけることができますが、目元や口元はデリケートな部分なので避けてパックをつけなければいけません。
目元と口元は乾燥しやすい部分でもあるので、パックをする前にあらかじめ乳液やクリームを使って保湿をしておきましょう。

③使用する時間と頻度はしっかりと守る

「パックは長時間つけていた方が美容成分が肌に浸透しそう」「パックの頻度は高ければ高いほどいい」と思って目安の使用時間や頻度をオーバーしてパックを使用しているなんてことはありませんか?
パックを効果的に使うには商品に記載されている使用時間や使用頻度をしっかりと守ることが重要。

使用頻度が高いから、長時間肌に乗せているからといって成分が肌の深部まで浸透するということはありません。
むしろ、目安の時間と頻度をオーバーして使用することで肌のトラブルを引き起す原因になり得ます。

パックは商品によって推奨されている頻度や時間が異なります。パックを使用する前にまずは商品に記載されている使用時間と頻度を確認し、規定の時間と頻度を守って使うことが美肌への1番の近道です。

④パック後はしっかりと保湿をする

パックをした後は与えた水分や栄養が逃げないようしっかりと保湿をしてあげることが重要です。
パックの主成分は水です。

化粧水をつけたまま放置しておくと水分が蒸発して乾燥するように、パック後も乳液やクリームなどで蓋をしてあげないとせっかく与えた水分と一緒に美容成分までもが逃げてしまいます。

パックした後の肌水分量が多くなりうるおいが実感しやすくなっていますが、保湿をしっかりとすることを忘れないようにしましょう。

万が一長時間パックしたまま放置してしまった、という場合に保湿が効果的。
いつもより念入りに保湿をしてあげましょう。

ラップで密封して効果倍増♡パックの効果をより高めるコツ

ラップでパックの効果を高める女性
最後に、パックの効果を高めるコツをご紹介します。

①パックの上からラップで密封する

パックの上からラップで密封することで、パックが乾燥して水分が逃げることを防ぎ、浸透率がアップします。
やり方は、パックをした上に口や鼻の呼吸口や目を避けてラップを重ねるだけ。

あらかじめ穴を開けたラップをかぶせるやり方もありますが、顔の上下の半分ずつに分けてラップを貼ると鼻の穴を避けてしっかりと密着してラップを貼ることができます。

②お風呂上がりや蒸しタオルで温めてからパックをする

お風呂上がりの体が温まり、毛穴が開いて血行が良くなっている状態でパックをすると美容液が浸透しやすいのでおすすめ
お風呂上がりが難しい場合は、蒸しタオルで代用しましょう。

肌を清潔な状態にしてから蒸しタオルを顔にのせることで、血行を良くして毛穴を開いた状態にすることができます。
逆に入浴中は汗をかいている状態、つまり老廃物を輩出している状態なのでパックの美容液が浸透しにくくなっています。

同じ体が温まって血行が良くなっている状態でも入浴中のパックの使用は避け、お風呂上がりや蒸しタオルで顔を温めてから使いましょう。

パックは頻度や時間を守ることが一番大切

フェイスパックを正しく使う美しい肌の女性

フェイスパックは肌に潤いを与えるのに便利なスキンケアアイテムですが、デメリットや注意点もあります。
パックの効果を最大限に引き出して美肌に近づくためには、パックの正しい使い方や注意点を把握して頻度と時間を守って使うことが大切です。

フェイスパックを正しく使用してうるおいのある健やかな美肌を手に入れましょう。

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ライター
noel編集部

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