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セルフネイルで気泡だらけになる5つの原因

ネイル失敗のイメージ

爪を塗るとで気泡ができてしまうのは、要因を知ることで対策ができます。
対処法を学ぶ前に、気泡ができる5つの主な要因について知りましょう。

  1. 容器を激しく揺らす
  2. 冷たい場所に保管
  3. ベースコートを塗らない
  4. 爪がデコボコしている
  5. ベタ塗り

①容器を激しく揺らす

ラメ入りに多々見られますが、長期間平面な場所に置いておくと、ラメは容器の底に沈殿します。
これを均一にしようと容器を激しく揺らすと、空気が入り気泡ができやすくなってしまうのです。

ラメが底に沈んでしまったら、ゆっくりと容器をひっくり返して全体に行き届くようにしましょう。
激しく揺らすのは厳禁です。

②冷たい場所に保管

指とネイルの温度差で気泡ができるケースは多々見られます。
ネイルを冷たい場所に保管している方は要注意です。

すぐ乾燥させる方法の一つに、ネイルを冷蔵庫に入れるというものがあります。
しかし、この方法は指先の体温とネイルの温度差が大きくなり、気泡ができやすいです。

冷たくして速乾性を上げる場合、指先との温度差をなくすことがポイントとなります。
指先を氷水で冷やしておくなど、温度を近付けておきましょう。

③ベースコートを塗らない

ベースコートはネイル同士の密着度をアップさせる働きに加え、爪の表面を平らにする働きがあります。
この工程を省くと凸凹がある爪にネイルを直接乗せるので、その隙間に空気が入り気泡ができてしまうのです。

手間だからと言って省かず、ベースコートは必ず塗りましょう。
塗ったらよく乾かして、ネイルを使ってください。

ベースコートが生乾きの状態でネイルを使うのも、気泡の要因となります。
完全に乾いてからネイルを塗りましょう。

④爪がデコボコしている

爪の形は人それぞれですが、何もしていなくても爪がデコボコしている方も居ます。
ネイルのしすぎで爪が傷んでしまい、デコボコができてしまうというケースも珍しくありません。

デコボコが多い状態は隙間に空気が入りやすいので、気泡の要因となります。
塗る前に爪の表面をよくチェックしてみましょう。

デコボコが酷いのであれば、爪用のやすりで表面を平らにしたり、ベースコートで整えるといった事前対策が効果的ですよ。
デコボコをなるべくなくした状態にしてからネイルをしてください。

⑤ベタ塗り

ひと塗りでネイルを仕上げたいからといって、一度に大量のネイルを爪に乗せるのはNGです。
仕上がりがガタガタになってしまいますし、空気が入りやすくなるので気泡の要因となります。

ネイルを塗るときは基本的に重ね塗りで、量に気を付けながら使いましょう。
薄付きを意識して空気が入らないよう丁寧に塗ってください。

ネイルポリッシュのハケをよく広げて、爪先に向かい一直線に塗ると◎
ネイル容器の口にハケを当てて、よく広げてから使いましょう。

気泡が入るのを防ぐネイルの塗り方&コツ

気泡が入らないよう気を付けてネイルをしている人

気泡を防ぐには、普段何気なく行っている塗り方を今一度見直してみてください。
すぐに実践できる塗り方やコツをご紹介します。

  1. 爪の汚れを落とす
  2. 表面を整える
  3. ネイルは薄付き
  4. 速乾剤を使う
  5. 乾くまで待つ

①爪の汚れを落とす

ネイルをする前に、まずは爪に付着した汚れを落としましょう。
汚れが付着したままの状態でネイルをすると気泡ができやすくなります。

手洗いで爪の先まで石鹸をつけて、泡が残らないようにしっかり洗い流してください。
洗い流したら水気が残らないようにタオルでよく拭き取りましょう。

爪先は普段意識しないだけで、日常生活の中で汚れが最も付着しやすいパーツです。
この汚れをきちんと落としておくことは、仕上がりを左右する重要なポイントとなります。

②表面を整える

爪の表面にデコボコがあると空気が入り込み、気泡の要因になります。
ネイルをする前に爪を平面に整えましょう。

オススメは爪用のやすりを使う方法です。
爪が滑らかで平らになり、気泡防止だけでなく仕上がりが抜群によくなりますよ。

③ネイルは薄付き

ネイルは薄付きを意識してください。
一度に大量のネイルを爪に乗せると、空気が混ざり気泡の要因となります。

ネイルは薄く平らに塗るようにしましょう。
色合いを見ながら様子を見て重ね付けしてください。

④速乾剤を使う

ネイルが終わった後に爪を弄ってしまい、気泡ができるケースもあります。
これを効果的に防ぐグッズが速乾剤です。

速乾剤を使うことでネイルの乾きが早くなり、気泡も入らずきれいに仕上げられます。
時間がないときのセルフネイルにもオススメですよ。

⑤乾くまで待つ

ネイルは短時間で仕上がるものではありません。
爪に乗せたらネイルが乾くまでしばらく待ちましょう。

生乾きの状態で新しいネイルを重ね付けしたり爪を弄ったりすると、空気が入り込んでしまいます。
一度ネイルを塗ったら乾くまで辛抱強く待ちましょう。

最近では乾くまでの間の爪を保護するグッズも多々販売されているので、これらの便利グッズをうまく活用してください。

段階別!ネイルに気泡が入ったときの修正方法

塗った後に気泡に気付いた人

ネイルが乾く前

ネイルが乾く前、まだネイルが液状のタイミングで気泡が入ってしまったら、ポリッシュの筆で押しましょう。
このとき、強く押すとヨレの要因になるので、優しくゆっくり筆で押しだしてください。

爪先に向かって空気を出すようなイメージで行うとうまく修正できます。
気泡を消したらネイルが乾くまで待ち、もう一度上から重ね塗りをして仕上げです。

ネイルが半乾き

半乾きはネイルが徐々に固まっている段階なので、筆で押し出すだけでは力が足りません。
先端が鋭いもの、例えば爪楊枝を使い気泡を潰してください。

風船を破裂させるようなイメージで、1点に集中させて穴を開けます。
複数の場所に穴をあけると、凸凹が多くなり見た目がいびつになってしまうので要注意です。

気泡を潰したら乾くまで待ち、重ね塗りをして修正しましょう。

ネイルが完全に乾いた後

ネイルを完全に乾かした後に気泡を見つけてしまった場合、潰すことはできません。
ネイルストーンやチップを使って隠しましょう。

最近ではネイルストーンやチップの種類も豊富になり、シール式など使いやすい製品も多々あります。
気泡ができてしまった部分のカバーだけではなく、うまく使えばワンランク上のオシャレなネイルに変身しますよ。

気泡を気にしなくてOK♡気泡をわざと活かしたネイルデザイン3選

多種多様なネイルデザイン

対策をしても気泡ができてしまうのであれば、逆手に取った手法でオシャレに見せましょう。
気泡を使ったデザイン例を3つご紹介するので、参考にしてみてください。

①水滴風に使う

気泡を大きく作れば水滴風の模様になります。
夏やビーチにぴったりな爽やかな印象が爪先に宿りますよ。

夏だけでなく、春や秋冬のネイルに使っても◎
水滴風は、シンプルながら上品な見た目になる汎用性の高い使い方ですよ。

水滴の大きさを変えれば印象もガラリと変わります。
バランスを見ながら水滴の大きさを調節しましょう。

②クリアカラーの模様に使う

小さな気泡がいくつもできてしまったときに◎
初心者でも作りやすいアレンジ方法です。

つぶつぶの気泡がまるで模様のようになり、他ではなかなか見られない見た目で周りと差をつけられます。
気泡がメインになるので、単色ネイルと組み合わせて使ってみましょう。

③気泡を組み合わせたタイル風

上級者向けの気泡の使い方です。
複数の気泡を爪の上にまんべんなく作り組み合わせることで、タイル風になります。

気泡をわざと作って作る手法で、大きさや配置などバランスが大切です。
少し難しいですが、なかなか見られない珍しい見た目でワンランク上のオシャレなネイルが楽しめますよ。

気泡を入りにくくするポリッシュの保管法

ネイル保管のイメージ

ネイルを寒すぎる場所で保管すると気泡ができます。
しかし、暑い場所や直射日光に当てると劣化して色が変わってしまうので、保管方法には気を付けなければなりません。

家の中で保管する場合は、直射日光に当たらず年間を通じて気温の変化が少ないところがベストです。
暑すぎず冷たすぎない場所を探して、上に布をかけるなどして光に当たらないように保管してください。

気泡を解消して快適にセルフネイルをしよう!

気泡ナシでネイルができた人

気泡は対処法さえ知っていればなくすことができます。
塗っている途中で気泡ができてしまっても、正しい方法で修正すれば仕上がりは段違いです。

さらに、気泡を応用すればワンランク上のオシャレなネイルになります。
この記事を参考にネイルの悩みである気泡を解消して、快適なセルフネイルをしてください。

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ライター
noel編集部

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