シミ取りクリームの効果とは?市販の人気ランキング【タイプ別9選】
年齢を重ねるとともにいつの間にか増えてくる「シミ」ですが、何とかしてシミを消して、若々しく美しい肌を保っていきたいですよね。 しかし、美容皮膚科でレーザー治療を受けようとすると高額な費用がかかってしまいます。 そんな時には、自宅でもシミをケアできる「シミ取りクリーム」を使うのがおすすめです。 そこで今回は、シミ取りクリームの効果や市販の人気シミ取りクリームについてご紹介していきます。
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そもそもシミができる原因とは?
そもそもシミができる原因には、以下の3つの原因があります。
- 紫外線
- 活性酸素
- ホルモンバランスの乱れ
続いて、そもそもシミができる原因を、それぞれ詳しくみていきます。
原因①:紫外線
シミができるのは、主に日常的に浴びている紫外線が原因です。
そもそも人間の肌は、紫外線を浴びると「チロシナーゼ」という酵素の働きが活発になり、色素細胞の中で「メラニン」という色素が作られます。
このメラニンが最大の原因なのですが、人間の皮膚はターンオーバーによって28日で古い角質が剥がれ落ちていき、それと共に紫外線によって作られたメラニンも剥がれ落ちていきます。
しかし、様々な原因でメラニンが過剰に作られ、ターンオーバーが乱れて新陳代謝が落ちてしまうと、普通であれば剥がれ落ちるはずのメラニンが滞ってしまい、メラニンが沈着することでシミができてしまうのです。
そのため、外出する時は日焼け止めを塗って紫外線から皮膚を守り、規則正しい生活を多くってターンオーバーが乱れないように心掛けることが大切。
原因②:活性酸素
シミの原因として最近注目されているのが「活性酸素」。
活性酸素は本来人間にとって必要不可欠なものですが、活性酸素が過剰に発生してしまうと、メラノサイトを刺激して、メラニンの生成を促してしまうことで、シミが出来てしまうことがあるのです。
ちなみに、活性酸素を発生させてしまう原因としては、喫煙やストレス、大気汚染、紫外線などが挙げられます。
原因③:ホルモンバランスの乱れ
「肝斑」と呼ばれる女性の顔にできるシミは、主に女性ホルモンのバランスが乱れることによって発症するとされています。
主に、妊娠や経口避妊薬(ピル)が原因で「肝斑」と呼ばれるシミが出来てしまうことが多いです。
なお、「肝斑」は、シミが薄い褐色でやや大きく、頬骨のところに左右対称にできるのが特徴。
シミ取りクリームの効果
シミ取りクリームには、シミを予防する効果や、既に出来てしまったシミを薄くする効果の主に2つの効果があります。
これには、「ビタミンC誘導体」「プラセンタ」などの美白有効成分が配合されていますが、この美白有効成分にはシミのもとになるメラニンを抑制、排出する作用があります。
そのため、メラニンが排出されることで、既に出来てしまったシミを薄くすることができ、紫外線を浴びて過剰にメラニンが作られるのを抑え、シミが出来てしまうのを防ぐことができるのです。
シミ取りクリームを選ぶときのポイント
シミ取りクリームを選ぶときのポイントには、以下の3つがあります。
- 美白有効成分が配合されているものを選ぶ
- 身の丈に合った価格のものを選ぶ
では、シミ取りクリームを選ぶときのポイントを、それぞれ詳しくみていきます。
ポイント①:美白有効成分が配合されているものを選ぶ
シミ取りクリームを選ぶ時には、厚生労働省から認可されている美白有効成分が配合されているものを選びましょう。
美白有効成分には、シミの原因であるメラニンが過剰に作られるのを抑える働きや、既に出来てしまったシミを薄くする効果がありますよ。
なお、パッケージなどに「医薬部外品」か「薬用」と記載されているものが、厚生労働省から認可された美白有効成分が配合されているものとなります。
ちなみに、厚生労働省から認可されている美白有効成分として挙げられるのは以下の成分です。
シミを薄くする美白有効成分
- ビタミンC誘導体
- プラセンタエキス
- コウジ酸
- リノール酸S
シミを予防する美白有効成分
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- アルブチン
なお、美白有効成分として一番おすすめなのが、「肌の漂白剤」とも言われているほど美白効果の高い「ハイドロキノン」が配合されているもの。
ただ、効果が高い分肌への刺激が強いため、敏感肌の女性にはあまりおすすめできません。
ポイント②:身の丈に合った価格のものを選ぶ
シミ取りクリームは、最低でも1ヶ月~3ヶ月使い続けないと美白効果を実感することができません。
また、一年を通して紫外線は降り注いでいるので、きちんと予防するためにも、夏だけではなく一年を通して使い続けるのがおすすめです。
しかし、効果が高そうだからと言って、デパコスの高価なものを無理して購入してしまい、それを使い続けることができなければ意味がありません。
そのため、無理して使い続けられる身の丈に合った価格のものを選ぶようにしましょう。
薬局で買える市販のプチプラシミ取りクリーム
では、薬局で買える市販のプチプラシミ取りクリームを詳しくみていきましょう。
おすすめ①:肌ラボ 白潤 薬用美白クリーム
「肌ラボ 白潤 薬用美白クリーム」は、「アルブチン」や「ビタミンC誘導体」の美白効果により、メラニンの生成を抑えて、透明感のある白肌へ導いてくれるおすすめのアイテムです。
みずみずしく伸びの良いテクスチャーで、サラサラとした仕上がりになるのに、「ヒアルロン酸」の効果で肌にうるおいをしっかりと与えてキメを整えてくれますよ。
おすすめ②:小林製薬 ケシミンクリーム
「小林製薬 ケシミンクリーム」は、美白成分の「ビタミンC誘導体」が角質層のすみずみまでじっくり浸透していくことで、メラニンの生成を抑えてくれるおすすめのアイテムです。
血行促進成分の「ビタミンE誘導体」も配合したダブルのビタミン効果で、気になる部分にきちんとアプローチしてくれますよ。
また、保湿成分の「バージニアホワイト」がうるおいを与え、透明感のある肌へ導いてくれます。
おすすめ③:メンソレータム メラノCC しみ集中対策美容液
「メンソレータム メラノCC しみ集中対策美容液」は、不安定な「ビタミンC」を安定化させた「活性型ビタミンC」がメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防いでくれるおすすめのアイテムです。
さらに、血行促進成分の「ビタミンE誘導体」の働きによって、ターンオーバーを正常化させ、肌の代謝機能をアップさせることで、メラニンの排出を促してくれますよ。
また、抗炎症成分の「グリチルリチン酸ジカリウム」や殺菌成分の「イソプロピルメチルフェノール」を配合することで、気になるニキビもしっかりと予防してくれます。
ハイドロキノン配合の市販の人気シミ取りクリーム
では、ハイドロキノン配合の市販の人気シミ取りクリームを詳しくみていきましょう。
おすすめ①:セルピュア ブライトニングクリスタル
「セルピュア ブライトニングクリスタル」は、「ハイドロキノン」をはじめ、「ビタミンC誘導体」と「アルブチン」の6種類の有効成分を配合し、出来てしまった気になるシミへ集中的にケアすることができるおすすめのアイテムです。
天然由来の成分をできる限り使用し、あらゆる肌タイプのモニターで肌トラブルを起こさないかテストしているため、敏感肌の女性でも安心して使うことができます。
おすすめ②:基礎化粧品研究所 ハイドロクリームSHQ-10
「基礎化粧品研究所 ハイドロクリームSHQ-5」は、安定型の「ハイドロキノン」を10%も配合し、コンシーラーいらずの透明感のある白肌へと導いてくれるおすすめのアイテムです。
ナノ化クリーム処方を採用することで、美白成分が肌へ効率よく浸透していきますし、低刺激で保湿力にも優れています。
ハイドロキノンが配合されたシミ取りクリームは高価なものが多いですが、こちらのシミ取りクリームは2,000円前後のプチプラ価格で手に入れられるのが嬉しいポイント。
おすすめ③:サンソリット ホワイトHQクリーム
「サンソリット ホワイトHQクリーム」は、医療機関レベルの高濃度の「ハイドロキノン」を4%配合しているのに、独自の処方によって顔全体にも使用することができるおすすめのアイテムです。
16種類の美容成分も配合されているので、スキンケア感覚で気軽に美白ケアを行うことができます。
伸びが良くしっとりとしたテクスチャーで、顔全体に馴染みやすい使い心地となっていますよ。
なお、石油系界面活性剤やパラベン、香料、着色料、鉱物油などの余計な成分は一切使われていません。
肌にやさしい低刺激性のおすすめシミ取りクリーム
では、肌にやさしい低刺激性のおすすめシミ取りクリームを詳しくみていきましょう。
おすすめ①:アルージェ ホワイトニング リペアクリーム
「アルージェ ホワイトニング リペアクリーム」は、「ビタミンC誘導体」や「甘草フラボノイド」が優しく穏やかにシミをケアしてくれるおすすめのアイテムです。
無香料、無着色、界面活性剤、鉱物油、アルコール、パラベンなどの余計な成分は一切含まれていません。
また、アレルギーテストやコメドテストなどの様々なテストもクリアしているため、敏感肌の女性でも安心して使うことができます。
おすすめ②:ノブ L&W エンリッチクリーム
「ノブ L&W エンリッチクリーム」は、UVカット効果のある美容液に3種類のビタミンを配合することで、紫外線によるシミを防ぐことができるおすすめのアイテムです。
敏感肌のハリや弾力感をサポートする成分や保湿成分を贅沢に配合しているので、敏感肌の女性でも刺激や乾燥に負けない、みずみずしく若々しいハリ肌を手に入れることができます。
おすすめ③:無印良品 敏感肌用薬用美白クリーム
「無印良品 敏感肌用薬用美白クリーム」は、岩手県釜石の天然水を使用したクリームに「ビタミンC誘導体」を配合することで、紫外線によるシミやそばかすを防ぐことができるおすすめのアイテムです。
クリームというよりも乳液に近いテクスチャーで、伸びが良く塗り心地も軽いので、夏でも不快なベタつきを感じることがありません。
シミ取りクリームの使い方&ポイント
では、シミ取りクリームの使い方&ポイントを詳しくみていきましょう。
使い方①:洗顔してから20分以上置いて使用する
シミ取りクリームは、洗顔してからすぐに使用するのではなく、なるべく20分以上置いてから使用するようにして下さい。
洗顔直後はシミ取りクリームの成分が浸透しすぎてしまい、特に美白効果が強いハイドロキノンが配合されたシミ取りクリームだと、逆に肌に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあります。
なお、20分以上待てないということであれば、化粧水や乳液できちんとスキンケアしてから使うようにして下さい。
使い方②:綿棒に取って少しずつ塗るのがおすすめ
必要以上にシミ取りクリームを塗ってしまうと、肌トラブルを引き起こす原因にもなるため、綿棒で取って気になるシミに少しずつ塗っていくのがおすすめです。
なお、一度で綿棒に取るシミ取りクリームの量は、マッチ棒の先端くらいの量を目安にして下さい。
使い方③:塗った後に外出する場合は日焼け止めを必ず塗る
ハイドロキノンが配合されたシミ取りクリームを塗った後は、強い紫外線から肌を守る必要があります。
塗った後に強い紫外線を浴びてしまうと、逆にシミが濃くなってしまう恐れが。
そのため、紫外線から肌を守るために、短時間でも必ずSPF20以上の日焼け止めを塗ってから外出するようにしましょう。
シミ取りクリームを使ってシミの目立たない美しく若々しい肌に!
シミ取りクリームには、メラニンの生成を抑えてシミを予防する効果や、既に出来てしまったシミを薄くする効果があります。
シミ取りクリームを使い続けることで、シミを目立たなくさせ、美しく若々しい肌を手に入れることができますよ。
また、そもそもシミができてしまうのは、紫外線や活性酸素、ホルモンバランスの乱れが主な原因。
そのため、シミができてしまうのを防ぐためにも、日焼け止めを塗ってきちんと紫外線対策をし、規則正しい生活を送ることが大切です。
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