ニキビを隠すメイク術！5つのポイント＆肌に優しいおすすめコスメ10選

ニキビ肌にメイクするときのポイント5つ

ニキビ肌はメイクをしないことが得策ですが、隠さなければいけない予定がある場合は肌に優しいコスメを使って隠すのもアリです。
ここでは、ニキビ肌にメイクをする際のポイントを5つ紹介します。

1. スキンケアをしっかり行う
2. ニキビ薬はメイク前に塗って浸透させておく
3. お肌に優しいコスメを選ぶ
4. 重ね塗りはほどほどに
5. 帰ってきたらきちんとメイクを落とす

①スキンケアをしっかり行う

ニキビ肌にメイクをする際には、メイク前にきちんとスキンケアを行っておくことが大切です。
ニキビができる原因の1つにお肌の乾燥が挙げられます。

メイク前に化粧水でお肌にしっかりと水分を与えておくことで、お肌の乾燥とニキビの悪化を防ぐことができるようになるのです。
化粧水はセラミド配合のものを選ぶと、高い保水効果が得られます。

乳液を使って、化粧水で与えた水分を逃がさないようにフタをすることも大切です。

②ニキビ薬はメイク前に塗って浸透させておく

ニキビ肌にメイクをする際に、ニキビ薬をいつ塗ればよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
ニキビ薬はメイクの上から塗ってもOKなものもありますが、基本的にはメイク前の清潔なお肌の上から塗ることが大切です。

ニキビ薬を塗ってすぐにメイクをすると、ニキビ薬と下地などが混ざってしまうこともあるので、ニキビ薬を塗った後は少し時間を置いてお薬を浸透させておきましょう。
また、ニキビパッチを使ってニキビを保護するという方法もあります。

③お肌に優しいコスメを選ぶ

ニキビ肌にメイクをする際には、お肌に優しい処方のコスメを使用するようにしましょう。
無添加コスメや、お肌への刺激が少ない処方の下地やファンデーションなどが数多く販売されています。

また、ニキビの発生率が少ない「ノンコメドジェニックテスト済み」の商品を選ぶのもおすすめです。
ノンコメドジェニックテストを受けた商品は、ニキビの核と言われるコメドが発生しにくい処方になっています。

敏感肌さん向けのコスメも、刺激が少ないためニキビ肌に使うことができます。
ただ、コスメによってお肌に合わないこともあるため、心配な場合は顔の目立たない場所で少し使ってみて様子を見るようにしましょう。

④重ね塗りはほどほどに

ニキビをメイクで隠す際には、重ね塗りをして隠そうとしてしまう人も多いです。
しかし、重ね塗りをすることで、ニキビに油分や汚れが溜まりやすくなり、悪化させる原因となることもあります。

ニキビ肌にメイクをする場合は、重ね塗りはほどほどにして少ない量のコスメで対応するのがベターです。
余計な重ね塗りは、ニキビを刺激してしまうので、最小限にとどめるように心がけましょう。

⑤帰ってきたらきちんとメイクを落とす

ニキビ肌にメイクをしたら、帰ってきてすぐにメイクを落とすことを心がけましょう。
どんなにお肌に優しいコスメであっても、肌疾患であるニキビにとってはかなりの負担となります。

また、不要なメイクを避けることで、ニキビへの負担を最小限に抑えることができます。
ニキビを隠すだけでなく、お肌を清潔に保って、ニキビのない健康的なお肌を目指していくことも大切です。

ポツンと目立つニキビを隠すメイクのやり方

ここでは、ポツンとできてしまったニキビを隠すメイクのやり方をチェックしていきましょう。
メイクでニキビを隠すには、グリーンの化粧下地、コンシーラー、小さめのメイクブラシ、ファンデーションの4つを活用していきます。

①：化粧下地を塗る

まずは化粧下地をお肌になじませていきます。
化粧下地は日焼け止めの効果があるものを選ぶと、余計な重ね塗りを防ぐことができます。

ニキビを刺激しないように薄く塗り広げていきましょう。

②：コンシーラーをニキビの中心にちょんとつける

次にコンシーラーを小さめのメイクブラシなどを使って、ニキビの中心にちょんとつけます。
中心に少しだけつけるだけでOKです。

手で付けてしまうと、コンシーラーを付け過ぎてしまうこともあるので、小さめのメイクブラシや綿棒などでつけることが上手に隠すポイントです。

③：ブラシを使ってなじませていく

ニキビの中心につけたコンシーラーを、メイクブラシや綿棒を使ってなじませていきます。
周りのお肌になじむように少しずつコンシーラーを広げていくと良いでしょう。

ニキビを刺激しすぎないように、優しくトントンとスタンピングしながらなじませます。

④：ファンデーションを軽くつける

最後にファンデーションを軽くつけて、コンシーラーとお肌の境目を目立たなくしていきます。
ファンデーションに厚塗り感を感じる場合は、フィニッシュパウダーを使うのもOKです。

パウダーを乗せることで、コンシーラーを目立たなくしていきます。
パウダーはパフよりも大きめのメイクブラシで軽くつけると、ニキビへの刺激が少なく厚塗り感も防ぐことができますよ。

広範囲ニキビを隠すメイクのやり方

ここでは、広範囲のニキビを隠すメイクのやり方をチェックしていきましょう。
広範囲であっても、基本的なメイクのやり方はあまり変わりません。

①：グリーン系の化粧下地を塗る

まずはグリーン系の化粧下地を、赤みが気になる場所になじませていきます。
グリーンはニキビの赤色を目立たなくする効果があり、ニキビ肌だけでなく赤ら顔を隠したいときにもおすすめです。

全体的にニキビができている場合も、グリーン系の化粧下地を塗ることである程度赤みをおさえることができます。

②：目立つニキビにコンシーラーをのせていく

広範囲ニキビの中でも、目立つニキビにはコンシーラーをのせていきましょう。
こちらもニキビの中心にちょんと軽く付けていきます。

気になるニキビ跡にもコンシーラーをのせていきましょう。
コンシーラーはイエロー系のカラーを選ぶと、ニキビの赤みを隠すことができます。

③：メイクブラシを使ってコンシーラーをなじませる

メイクブラシや綿棒などを使って、コンシーラーをなじませていきましょう。
なじませながらコンシーラーをのせていない他のニキビにも、コンシーラーを塗り広げることができます。

④：パウダーファンデーションを軽くのせる

パウダーファンデーションやフィニッシュパウダーを使って、コンシーラーのテカりをおさえていきます。
広範囲のニキビは下地やコンシーラーをたっぷりのせてしまうと、不自然な印象になりやすいです。

コンシーラーをたっぷり塗りすぎない、パウダーファンデーションをたたきすぎないようにすることで、自然なお肌に見せることができますよ。

ニキビ肌のメイクにおすすめのコスメ10選

ここでは、ニキビ肌へのメイクにおすすめのお肌に優しいコスメを10こ紹介していきます。
ドラッグストアでも購入できる商品もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①：ドクタージャルトシカペアリカバー

シカペアクリームは、美白、シワ改善、紫外線対策をしてくれる美容クリームです。
夜寝る前などに塗る美容クリームですが、化粧下地としても使用することができます。

グリーンベースのクリームなので、広範囲の赤みをしっかり隠すことが可能です。
外部刺激からお肌を守ってくれる効果があり、ニキビや肌荒れなどで傷んだお肌を保護することもできます。

トーンアップ効果も期待できるので、ニキビが改善した後も使用し続けることができますよ。

②：ＮＯＶ ノブ ベースコントロールカラーＵＶ ナチュラルイエロー

ノブのベースコントロールカラーは、UVカット機能付きの化粧下地です。
ノブは皮膚科学に基づいたニキビ肌にも使える化粧品を取り扱っており、ニキビ肌でお悩みの方におすすめのブランドです。

イエローは塗るだけでベージュっぽい仕上がりになるので、ニキビ跡であれば塗るだけで隠すことができます。
ノブにはパウダーファンデーションやコンシーラーなどの取り扱いもあるので、合わせて使用するのもおすすめです。

③：d プログラム薬用 スキンケアベース CC

d プログラム D PROGRAM d プログラム 薬用 スキンケアベース CC #ブルーグリーン [並行輸入品]
ｄプログラムの薬用スキンケアベースCCは、ピンクやナチュラルイエローなどのカラーバリエーションがある化粧下地です。
ブルーグリーンは赤みを隠す効果が期待できるので、ニキビ肌を隠したい人におすすめです。

軽いつけ心地なので、全体的に塗り広げても圧迫感がありません。

④：ラロッシュポゼ　化粧下地

ラロッシェポゼは、お肌に優しい低刺激設計の化粧品を取り扱っているブランドです。
UVカット機能付きの化粧下地で、日焼け止めをつける必要がなく、厚塗りを防止することができます。

肌の色を均一に整えてくれるベージュ系の下地なので、ファンデーションなしでナチュラルに見せることができますよ。

⑤：ミノン アミノモイスト ブライトアップベース

ミノンアミノモイストのブライトアップベースは、UVカット機能付きの化粧下地です。
紫外線や乾燥などからお肌を守りながら、メイクをすることができますよ。

紫外線吸収剤を使わないノンケミカルタイプなので、敏感肌にも使用することができます。

⑥：キュレル パウダーファンデ

キュレルのパウダーファンデは、肌悩みをカバーしながら優しく保護してくれるファンデーションです。
ルースタイプなので、フィニッシュパウダーのような軽いつけ心地になっています。

キュレルは乾燥性敏感肌のための化粧品を取り扱っているブランドなので、乾燥によるニキビでお悩みの方におすすめです。

⑦：エトヴォス　ミネラルコンシーラーパレット

エトヴォスのミネラルコンシーラーパレットは、3色のコンシーラーが1つのパレットに入っています。
天然ミネラルと植物由来オイルでできたコンシーラーは、シミやクマ、ニキビ跡などをしっかり隠してくれます。

3色を混ぜてお肌にぴったりのカラーをつくることができるので、自分に合ったコンシーラーをお探しの人におすすめの商品です。

⑧：メディア　コンシーラー

メディアのコンシーラーは、保湿コラーゲンを配合しているもったりとしたテクスチャのコンシーラーです。
シミ、クマ、毛穴やニキビ跡をしっかりカバーしてくれ、UVカット機能も付いています。

カバー力の高いコンシーラーなので、赤みの強いニキビを隠したい人にもおすすめです。

⑨：ザ セム　チップコンシーラー

ザセムのコンシーラーは、YouTubeで度々紹介されているカバー力の高い韓国製のコンシーラーです。
水のような滑らかなテクスチャのコンシーラーを、チップでそのまま塗布することができます。

速乾性が高く、ニキビやニキビ跡に膜を貼るかのようにしっかりカバーしてくれるという特徴があります。
軽いテクスチャのコンシーラーをお探しの人におすすめです。

⑩：ケイト パーツスマッシュ LB ライトべージュ ハイライト

ケイトのパーツスマッシュLBは、クリームタイプのコンシーラーです。
ザセムに匹敵するカバー力の高いコンシーラーで、少量でニキビやニキビ跡をしっかりカバーすることができます。

ニキビの原因は洗い残しかも…正しいメイクの落とし方

ニキビを隠すメイクについては分かりましたが、本当に大切なことは隠すことではなくニキビを治していくことだと思います。
ここでは、ニキビを改善する正しい洗顔方法を紹介していきます。

①：たっぷりの泡で洗う

ニキビ肌への洗顔は、たっぷりの泡を立てることが大切です。
きめ細かい泡には、毛穴の奥の汚れも優しく洗い流してくれる作用があります。

泡を立てない洗顔は、顔の表面しか洗うことができないため、毛穴に詰まった汚れや老廃物を溜めてニキビをつくる原因になることもあるのです。
ニキビができてしまったら、薬を塗るよりもまずスキンケアや洗顔を見直すことが大切です。

しっかり泡を立てて、きめ細かい泡で優しくお肌を洗顔していきましょう。

②：たっぷりのぬるま湯で洗い流す

洗顔後に洗い流す際には、たっぷりのぬるま湯を手ですくって洗い流すのがおすすめです。
シャワーのぬるま湯をそのまま浴びてしまうと、水圧が刺激となってお肌を傷めてしまうことがあるからです。

また、熱いお湯で洗い流すと、お肌に必要な油分も洗い流してしまうため、乾燥の原因となります。
洗顔後に泡を洗い流す際には、38度程度のぬるま湯を使って丁寧に汚れを流していきましょう。

ニキビ肌を隠すメイクは自分に合ったコンシーラーを選ぶことが大切

ニキビ肌を隠すメイクの方法や、おすすめのコスメを紹介してきましたが気になる商品は見つかりましたか？
今回紹介したコスメは、ドラッグストアで購入できるものも多いので店頭のテスターなどを使って質感をチェックすることもできます。

ニキビを隠すメイクはお肌に合ったカラーのコンシーラーを選ぶことで、近くで見ても分からないくらいきれいに隠すことができるようになります。
また、明るいベージュよりも少し暗めのベージュを、ピンクベージュよりもイエローベージュを選ぶことでニキビをより隠すことができます。

今回紹介した方法を参考に、ニキビ隠しメイクに挑戦してみてくださいね。