デリケートゾーンの臭いの原因&消臭・予防法!おすすめ臭いケア5選
女性のデリケートゾーンは下着で蒸れやすく臭いがこもりがちです。 そのため臭いに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 そんなデリケートゾーンの臭いは予防できるんです。 原因を知って、それぞれに合わせたデリケートゾーンケアをはじめましょう。
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デリケートゾーンの臭いが気になる!
「デリケートゾーンから生臭い臭いがする…」と気になったことはありませんか?
毎日お風呂でキレイに洗っていてもなぜか臭いが取れない、お風呂に上がってしばらくすると臭いだしてしまう、となれば女性にとっては大問題。
しゃがんだとき、エレベーターなどの密閉空間にいるとき、彼氏とのセックスのときなど、人に気付かれていないか心配になりますよね。
夏場などは汗をたくさんかくこともあり、蒸れて臭いがこもりやすいのでなおさらでしょう。
また生理中は特に臭いがきつくなる人も多いようです。
そんなデリケートゾーンの困った臭いトラブルにも対処法があります。
諦めてしまう前に試してみてください。
デリケートゾーンの臭いの原因
単純に女性のデリケートゾーンは入り組んだ形をしていたり排泄器官が近いので、構造上臭いがこもりやすいもの。
そしてそれ以外にもトラブルにはさまざまな原因が考えられます。
臭いが気になる人は当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
- おりものや生理によるもの
- 雑菌の繁殖
- 疲れやストレス
- 何らかの病気
①: おりものや生理によるもの
女性の膣からは常におりものが分泌されています。
健康な状態のおりものであればそこまで臭いもきつくないのですが、ホルモンバランスが乱れるとおりものから異臭を感じることもあるようです。
また女性は月に一度月経があり、生理中の経血のせいで臭いが気になるという人も。
膣内の分泌液と混じるので通常の血液とはまた違う臭いがするということもありますが、生理中はナプキンでジメジメしやすく、デリケートゾーンが蒸れて雑菌が繁殖してしまいます。
そのため臭いが充満しやすくなってしまうんです。
②: 雑菌の繁殖
デリケートゾーンの構造はとても入り組んでいて、さらに尿道や肛門が近いので雑菌が繁殖しやすい環境です。
しっかり拭いたつもりでも拭き残してしまい不衛生になりやすく、繁殖した菌により臭いが発生しやすいでしょう。
さらに陰毛が濃い人は雑菌のすみかになりやすく、雑菌のせいで臭いがきつくなることも。
陰唇や陰毛で隠れた部分などは特に気をつけなければいけません。
③: 疲れやストレス
疲れやストレスで身体の調子が悪くなると、デリケートゾーンの臭いがきつくなる人もいます。
それは雑菌から膣内を守ってくれている常在菌の働きが、疲労や精神的ストレスで免疫力が下がることで弱まってしまうからです。
常在菌の働きが弱くなり膣内に雑菌が入ることで、デリケートゾーンから魚が腐ったような生臭さやアンモニア臭がするようになってしまいます。
寝不足が続いても免疫力は低下するので注意が必要です。
④: 何らかの病気
健康的な生活を送っているのに急にデリケートゾーンの臭いが気になるようになったという場合は、もしかすると性病や婦人科系の病気かもしれません。
臭いと合わせていつもと違うおりものも増えたのであれば要注意。
おりものは通常ならさらさらとしていてほとんど透明で少し酸っぱい臭いがする程度ですが、茶色や黄緑、ボロボロと塊になっていて異臭がするようなら自己判断は危険です。
病気の可能性を疑いましょう。
洗い方がカギ!デリケートゾーンの臭いの消し方
デリケートゾーンは下着によって隠れてしまい、不衛生にしているとあっという間に臭いがこもってしまいます。
臭いを解消するには洗い方がポイントです。
毎日のお風呂では、タオルではなく手のひらでデリケートゾーンを洗います。
陰毛や小陰唇、大陰唇のまわりまで泡でそっと洗いましょう。
臭いが気になる人はついゴシゴシと洗ってしまいがちですが、実はそれは逆効果。
健康な膣の中はおりもので守られていますが、石鹸で膣内まで洗ってしまうと必要なバリア機能が低下してしまいます。
同様にビデでの洗浄のしすぎもデリケートゾーンには悪影響です。
臭いが気になるときでも、洗いすぎないことを心がけましょう。
生理中も完璧◎デリケートゾーンの臭いを予防する3つの方法
洗い方以外にも、デリケートゾーンの臭いを抑える方法はあります。
臭いをどうにかしたい!という人はこちらの方法も取り入れてみてください。
- 生理用品はこまめに交換する
- 専用の洗浄剤を使う
- 規則正しい生活を送る
①: 生理用品はこまめに交換する
まずは臭いが1番気になる生理中の対策です。
量が多い日はこまめに交換しても、少ない日は替え忘れてしまうという人は多いのでは?
量が少なくてもできればナプキンは2、3時間ごとに交換しましょう。
生理中の経血は時間がたつと雑菌が繁殖して臭いの元になります。
臭いだけでなく、汚れた生理用品がこすれてデリケートゾーンの肌荒れにもつながるので放置しないことが大切です。
②: 専用の洗浄剤を使う
デリケートゾーンには専用の石鹸があるのをご存知ですか?
ほとんどのものが弱酸性で、お肌に非常に優しい成分でできています。
デリケートゾーンは特にお肌が敏感なので刺激を与えないように気をつけなければいけませんが、気にしすぎて洗い足りなくても臭いが取れません。
専用の石鹸ならば低刺激なうえに、臭いを取り除く消臭効果のある成分が入っているものもあるんです。
しっかり洗えてるか心配な人は石鹸を変えて洗い方を見直してみてはいかがでしょうか。
③: 規則正しい生活を送る
デリケートゾーンの臭いトラブルが気になるようであれば、生活習慣を見直しましょう。
生活習慣の乱れによる体調不良を侮ってはいけません。
生活リズムが乱れるとホルモンバランスが崩れてしまい、膣内環境が悪化して臭いの原因になります。
膣は子宮と繋がっていて、女性の身体を守るために働こうとしています。
デリケートゾーンの臭いは身体からのSOS。
そのまま放置せずに自分の身体と向き合ってみましょう。
デリケートゾーンの臭いを消す&予防するケアグッズ5選
デリケートゾーンの臭いを解消したり、予防に効果があるアイテムがあるのをご存知ですか?
デリケートゾーンのお悩み解消アイテムをご紹介します。
①: サマーズイブ フェミニンウォッシュ センシティブ
サマーズイブフェミニンウォッシュは女性のデリケートゾーン専用のボディソープです。
臭いが気になる生理中はナプキンでお肌が敏感になっていますが、これなら低刺激で安心して使えるでしょう。
ピリピリする刺激を感じることなくデリケートゾーンを清潔に保つことができます。
ノーマルスキン用と敏感肌用のものが選べます。
全身にも使えますが、デリケートゾーンだけの使用なら1ヶ月は使えるのでコスパもいいですね。
②: デリシャスボディ ベアウォッシュ デリケートゾーン ソープ
デリシャスボディのベアウォッシュはデリケートゾーン用に作られた薬用ソープです。
医薬部外品で、デリケートゾーンの雑菌を殺菌する効果があります。
菌を殺すと同時に雑菌のエサとなるタンパク質汚れを洗浄してくれるので、臭いの元を強力に取り除いてくれるんです。
あらゆる方向からデリケートゾーンの臭い対策をしてくれます。
天然由来成分配合なのでお肌に優しく、しみにくいのもポイント。
旅行やジムなどのシャワーでも使える持ち運びサイズも便利です。
③: サマーズイブ フェミニンクレンジングワイプ ノーマルスキン
サマーズイブからは携帯用のデリケートゾーンふき取りシートも販売されています。
蒸れやすいデリケートゾーンは外出中のお手入れも大切です。
こまめに汗や汚れをふき取ることで、臭いの元となる雑菌も繁殖しにくくなります。
ポーチにしのばせてデリケートゾーンを常に清潔に保ちましょう。
④: 膣洗浄器 インクリア
デリケートゾーンの臭いの解決には膣洗浄も効果的です。
インクリアの膣洗浄器はただ洗い流すだけではありません。
乳酸配合の少しとろっとしたジェルなので、膣内に溜まったおりものなどを流しながら膣内環境を整えてくれます。
おりものによる臭いが気になるときは週2回ほどのお手入れがおすすめです。
⑤: ヒートカッター Vライントリマー
陰毛の処理は見た目だけでなく、デリケートゾーンの臭い対策にも効果的とされています。
陰毛が濃いと汗や生理中の経血が付着しやすく、そこから雑菌が繁殖しやすくなります。
デリケートゾーンのお肌は非常に繊細なので、カミソリでの処理よりも専用トリマーの使用がおすすめ。
さらにこちらは熱による処理なので毛先が丸くなりチクチク感が出ず、快適に過ごすことができます。
どうしてもデリケートゾーンの臭いが気になるなら病院に行くのも◎
体調次第でおりものの臭いがきつくなることもありますが、洗い方を変えたりケアをして1週間以上たっても効果がみられないようであれば一度婦人科での診察をおすすめします。
また臭い以外におりものが多い、変な色のおりものが出る、かゆみがあるという場合は早めの診察を。
自己判断で塗り薬や膣内の洗浄をしてしまうと悪化する可能性があるのでやめましょう。
デリケートゾーンのお悩みから解放されましょう
デリケートゾーンの臭いは悩んでいる本人にとっては死活問題。
臭いが気になって人に近付けなくなったり、悩んでしまうあまり人間関係すら悪化しかねません。
人に相談しにくい悩みですが、放置するとどんどん悪化してしまう恐れもあります。
気づいたときには早めに対処しましょう。
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