
エクステの本数の目安は?本数×レングス別仕上がりイメージをチェック
エクステは本数によって仕上がりのイメージが大きく変わると言われています。 しかし、自分の今の髪型に何本付ければ良いのか、なりたい髪型になるには何本必要なのかなど、エクステの本数に関してお悩みの方も多いことでしょう。 今回は、エクステの本数の目安やレングス別の仕上がりイメージなどを詳しく紹介していきます。 エクステの毛質の種類や、付け方の方法なども合わせてお伝えしていきます。
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エクステの種類をおさらい!
まずは、エクステに関する基本情報をおさえておきましょう。
エクステには、毛質や付け方にいくつかの種類があります。
毛質の種類
①レミー毛
レミー毛とは、カラーリングやパーマなどを当てていない若い人の髪の毛を使用しています。
傷みがほとんどなく、若々しくコシのある上質な毛を集めているため、サラサラとした美しい仕上がりになりやすいです。
②それ以外
毛質はレミー毛とそれ以外の人毛の2種類に分けることができます。
それ以外の毛も人毛ですが、若い髪の毛だけでなく様々な人の髪の毛がミックスされています。
傷んでいる髪の毛も入っていれば、傷んでいない髪の毛も入っています。
手触りを均一にするために、薬剤で加工がしてある場合が多く、ぱっと見は美しいですが時間の経過とともにパサつきや広がりが目立ちます。
付け方の種類
①編み込み式
編み込み式は、その名の通りエクステを地毛に編み込んで付けています。
取れにくく持ちが良いですが、デコボコとした仕上がりになり編み目が目立つため、アップスタイルをすると不自然な仕上がりになりやすいです。
②シールエクステ
シールエクステは、地毛にシート状のシールをつかってエクステを付けます。
平たいシールで一気に付けることができるため、短時間で付けたい人におすすめのやり方です。
地毛のように頭皮になじんだ触感になるため、付けていることが気づかれにくいです。
編み込み式に比べて持ちが悪く、ぺたんとした仕上がりになりやすいというデメリットもあります。
③超音波式
緒音波式は、専用の機械をつかうことで地毛とエクステを接着します。
編み込み式やシールエクステよりも高額ですが、自然な仕上がりにやすく、接着面が細く分かりにくいためヘアアレンジが楽しめるというメリットがあります。
ただ、施術できるサロンが少なく、カラーバリエーションもあまりないというデメリットもあります。
④プルエクステ
プルエクステとは、結び目が小さく取れにくいという特徴のある最新の施術方法です。
2㎜四方の範囲にエクステを付けることができ、特殊な糸を使って結ぶことで、取れにくく目立ちにくい自然なつけ心地になります。
編み込みよりも結び目がはるかに小さいため、頭皮をしっかりと洗うことができます。
持ちもよく、様々なヘアアレンジを楽しむことができますが、導入サロンが少ないというデメリットがあります。
⑤シリコンキャップ
シリコンキャップと呼ばれる特殊なキャップによって、固定する方法もあります。
短時間で付けることができ、固定した箇所が目立ちにくいというメリットがありますが、持ちが悪くキャップが取れやすいというデメリットがあります。
⑥熱収縮チューブ
熱収縮チューブは、特殊なチューブによって固定しアイロンを当てることで接着されるという装着方法です。
熱収縮チューブは、ポリマーエクステンションとも呼ばれており、ネットで簡単に購入できます。
セルフで付けられるというメリットがあります。
⑦ワンタッチエクステ
ワンタッチエクステは、コーム型のパッチン留めがついている、ワンタッチで装着できます。
こちらもネットで購入することができ、付け外しが簡単な上に好きな時に好きなレングスになれるというメリットがあります。
部分メッシュを楽しみたいときだけでなく、ボブをロングヘアにしたいときにも使えます。
ショート・ボブヘアに馴染むエクステの本数の目安
ここからは、レングス別のなじむエクステの本数の目安を紹介していきます。
まずは、ショート、ボブヘアになじむ本数をチェックしていきましょう。
①50本
襟足に長さのあるショートさんは、50本という少ない本数でも十分になじませることができます。
50本は本数の中でも少ない方なので、軽いつけ心地で日常生活も快適に過ごすことができますよ。
②80本
丸いシルエットのボブさんには、80本を付けることで自然なロングヘアになることができます。
本数の中でも、80本は選ぶ人の多いスタンダードな本数と言われています。
③100本
肩に付く程度の重めボブさんは、本数も100本と多めに付けるのがおすすめです。
100本付けることで、ボリュームのあるたっぷりとしたスーパーロングヘアになることもできます。
ミディアムヘアに馴染むエクステの本数の目安
ここでは、ミディアムヘアになじむ本数の目安を紹介していきます。
ミディアムヘアは、仕上がりの髪型によっては少ない本数で長さを出すことが可能です。
①50本
ミディアムさんは、軽めのロングヘアであれば少ない本数でもなじませることができます。
あまり多くのエクステを付けたくないという人は、地毛の量を調節してから付けるという方法もおすすめです。
こちらの方は、50本という本数をよりなじませるために、毛先を軽めにカットしています。
②70本
たっぷりと重さのあるミディアムヘアも、量を減らすカットをすることで、70本という本数も自然になじませることができます。
髪が多い人や重たい人にとっては、70本は少なさを感じる本数かもしれません。
しかし、髪を前に持ってくる、髪を巻くなどすると多少少ない本数でも地毛になじませることができるようになります。
③80本
ミディアムさんは、本数に迷ったら70本選んでおくと失敗しにくいです。
ある程度長さがあるため、毛先に向かってボリュームがダウンしていくようなロングスタイルにすると地毛とよくなじんでくれます。
毛先までたっぷりとしたロングスタイルが希望の人は、さらに本数を増やす必要があります。
ロングヘアに馴染むエクステの本数の目安
ここでは、ロングヘアになじむエクステの本数の目安を紹介していきます。
ロングヘアはすでに長さがある分、なじませるためには多めの本数をつける必要があります。
①70本
ロングヘアをスーパーロングヘアにしたいという人は、70本でも十分に長さを出すことが可能です。
こちらのヘアスタイルは、地毛になじむように梳いたりカットしたりしています。
また、70本は決して多い本数ではないため、毛先に向かってボリュームがダウンするスタイルになりやすいです。
②100本
ロングヘアに100本をつけることで、スーパーロングヘアに仕上げています。
100本のエクステをつけることで、ある程度のボリュームを出すことができるようになります。
③120本
すでにツヤツヤとした美しいロングヘアですが、こちらに120本をつけるとたっぷりとしたスーパーロングのヘアスタイルになります。
地毛が太くコシのある人は、カールがキープされにくいことがありますが、エクステはヘアアイロンで巻くことで地毛よりもカールが長続きすることが多いです。
エクステは、美しいウェーブ巻きのロングヘアを楽しみたいという人にもおすすめなのです。
ハイライトのみのエクステの本数&お手本カタログ集
ここからは、エクステでハイライトをつくるヘアスタイルを紹介していきます。
エクステでのハイライトは、色だけでなく本数によって印象が大きく変わっていきます。
①ナチュラルカラー10本~15本
ハイライトのみのエクステを10本~15本足すことで、ナチュラルながら動きのある立体ヘアスタイルをつくることができます。
ワントーンで染まっているヘアスタイルよりも、垢抜けたおしゃれなカラーに見せることができますよ。
②ナチュラルカラー15本~20本
エクステの少し本数を増やすだけで、毛先に向かってグラデーションっぽい仕上がりになります。
また、エクステを付ける位置によってハイライトが出る位置も大きく変わってきます。
仕上がりの雰囲気やイメージを、美容師さんに的確に伝えることが大切です
③派手カラー10本~15本
こちらは、ホワイトアッシュのエクステ15本程度を付けています。
ワントーンのロングヘアよりも、個性的でおしゃれな印象を与えてくれますよ。
④派手カラー15本~20本
こちらも流行りのホワイトアッシュエクステを20本程度付けています。
1本1本が太いため、毛先に向かってバレイヤージュのような仕上がりになっていますね。
⑤派手カラー20本以上
エクステでのハイライトは、カラーエクステを入れるとファッショナブルで個性的な印象に仕上がります。
入れるカラーによって雰囲気が変わるので、ファッションやメイクに合わせてカラーを変えてみるのもおすすめです。
【付け放題メニュー】グラムでエクステが付けられる本数の目安
サロンによっては、エクステを本数ではなくグラムで取り扱っている場合もあります。
グラム表記のサロンは、1本分の毛量が決まっておらず、限られたグラムの中で自然になじむように本数を調節してくれることもあります。
以下の本数はあくまでも目安となるものなので、気になる場合は施術前に美容師さんに相談すると良いでしょう。
60g
エクステ60gは、束に分けると大体24~30本弱程度の本数になると言われています。
サロンによっては、髪質や毛量に合わせて細い束にしてくれることもあり、その場合は35本程度になることもあります。
100g
エクステ100gは、束に分けると45本~50本程度の本数になると言われています。
エクステ60本で120gと表記しているサロンも多いため、大体60本以下になると覚えておくと良いでしょう。
ケアも忘れずに!エクステを長持ちさせるコツ
エクステを思い通りの本数つけることができたら、毎日しっかりケアをしていく必要があります。
毎日正しいケアをすることで、エクステを長持ちさせることができるようになりますよ。
①シャンプーは髪をしっかり濡らしてから
シャンプーを行う際には、髪を根元からしっかり濡らしてから行うようにしましょう。
しっかり濡らしておくことで、シャンプーがしっかり頭皮まで行き届くようになります。
シャンプー時には、編み目や根元が引っ張られないように、指の腹をつかってゆっくりとも見洗いをすると良いでしょう。
エクステ中は、頭皮に負担がかかっているのに、洗いにくさから頭皮環境が悪化し、抜け毛や頭皮トラブルが起こるという悪循環が起こりやすくなります。
正しくシャンプーをして、頭皮環境を守っていきましょう。
②トリートメントは根元につけない
どんなエクステも、トリートメントやコンディショナーは根元に付けないように気を付けていきましょう。
トリートメントやコンディショナーには、髪をコーティングする成分が含まれており、根元に付着することでフケや臭いの原因になることもあるのです。
エクステ中は特に根元をゴシゴシと洗うことができないため、すすぎ残しが起こりやすくなります。
トリートメントやコンディショナーは、毛の真ん中あたりから付けるように心がけましょう。
③丁寧にブラッシングする
エクステを付けたら、根元を避けるように丁寧にブラッシングをする習慣をつけましょう。
ブラッシングをすることで、絡まりを防いでサラサラな状態をキープすることができます。
また、ブラッシングには髪についたホコリなどの細かいゴミを落とす役割もあります。
④寝るときは髪を分けて軽く束ねる
寝るときには、髪をざっくりと分けて軽く束ねるようにしましょう。
エクステは寝返りによって絡まることが多く、枕との摩擦もエクステの持ちに影響してきます。
髪を束ねることで、寝返りや枕との摩擦が少なくなり、毛の絡まりも防止することができます。
⑤スタイリング剤は根元につけない
当たり前かもしれませんが、スタイリング剤を根元に付けてしまうと、十分に落とすことができずにフケやかゆみを引き起こすことがあります。
エクステは時間が立つと広がりやパサつきが目立つようになるため、オイルなどのスタイリング剤を活用する必要が出てきます。
オイルなどのスタイリング剤をつける際には、根元にはつけずに髪の真ん中あたりから付けるように心がけましょう。
エクステは本数やカラーで簡単に大胆チェンジができる!
エクステはレングスによって、付けるべき本数が少しずつ変わります。
また、本数だけでなく付けるカラーによっても、グラデーションヘアーやバレイヤージュがつくれることも分かりましたね。
ショートヘアを一気にロングヘアに変えてくれるのですから、今のヘアスタイルに飽きてしまった、すぐにでもイメチェンしたい!という人にもぴったりの施術です。
エクステは本数を目安にサロンを選ぶのも良いですが、サロンによっては1本分の毛量が多かったり、少なかったりする場合もあります。
本数はあくまでも目安として考えておき、なりたいスタイルに仕上げられるか、美容師さんとよく相談することが大切です。
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