いちご鼻の治し方!洗顔やパックで改善する方法&治らないNGケア4つ
いちご鼻で悩んでいませんか。 いちご鼻は、毛穴の角栓が詰まり、酸化して黒んだ状態の鼻のことを言います。 いちご鼻を治すには、洗顔やパックが効果的。 この記事では、洗顔やパックでいちご鼻を治す方法、いちご鼻のNGケアについてご紹介しています。 いちご鼻に悩んでいる方必見です。
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いちご鼻とは?いちご鼻になる3つの原因
いちご鼻とは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、詰まった箇所がいちごの種のように見える鼻のことを言います。
いちご鼻を治すには、原因を知ることが大切です。
いちご鼻になる原因を3つご紹介します。
- 乾燥による皮脂の過剰分泌
- 開いた毛穴
- メラニン色素
①乾燥による皮脂の過剰分泌
鼻は皮脂が出やすい箇所です。
しかし洗顔後の保湿を怠るなどをすると、鼻も乾燥し、皮脂分泌が起こります。
皮脂には、アクネ菌などが含まれており、乾燥による皮脂の過剰分泌によって、肌トラブルやいちご鼻の原因に。
洗顔後はきちんと保湿を行い、皮脂の過剰分泌を防ぎましょう。
②開いた毛穴
皮脂の過剰分泌によって、皮脂腺は大きくなり、毛穴も開いた状態に。
またニキビなどの肌トラブルを起こした肌も、毛穴が開きやすいです。
開いた状態の毛穴は危険。
開いた状態の毛穴には汚れが溜まりやすく、
さらなる肌トラブルを引き起こしてしまいます。
また汚れなどが溜まった毛穴は、角栓詰まりを起こし、この角栓や皮脂の角質が酸化して黒ずんだものが、いちご鼻になる最大の原因。
つまり、いちご鼻を予防、改善をするには、毛穴の汚れをしっかりと落とし、仕上げに毛穴を引き締めることが大切です。
③メラニン色素
紫外線などの強い刺激によって作られたメラニン色素も、いちご鼻になる原因です。
通常は肌のターンオーバーによって、消滅するメラニン色素ですが、強い刺激によって過剰に生成されると、消滅せず肌に定着してしまいます。
この肌に定着したメラニン色素の黒ずみが、いちご鼻に見えてしまいがち。
毛穴ケアをしっかり行っても、いちご鼻が改善しない場合は、メラニン色素が原因と考えましょう。
メラニン色素は予防が大切です。
紫外線を浴びると考えられるときは、日焼け止めなどを活用しましょう。
一度肌に定着したメラニン色素を改善するのは、なかなか難しいです。
美白化粧水などを取り入れ、根気強く治していきましょう。
いちご鼻の治し方①「ホットクレンジング」が効果的!
ホットクレンジングが効果的な理由
ホットクレンジングが効果的な理由を3つご紹介します。
①肌に優しい
ホットクレンジングは、肌に優しいアイテムです。
肌への刺激が少ないため、刺激によって生成されるメラニン色素ができにくいというメリットが。
ホットクレンジングは、水と反応し、適温で肌を温めます。
毛穴が自然と開き、毛穴に詰まった汚れを優しく落とすことが可能。
汚れを優しく落とせるという点が、いちご鼻改善に最適です。
②肌の血流が良くなる
肌を適温で温めると、肌の血流が良くなり、ターンオーバーが正常化します。
正常化したターンオーバーによって、角栓は肌に浮き上がりやすくなり、メラニンの排出も良好に。
また肌の血流が良くなると、毛穴開きがしやすい、たるみ毛穴の改善に繋がります。
ホットクレンジングを使って肌の血流を良くしましょう。
③皮脂が過剰分泌しない
通常のクレンジング剤は、メイクだけでなく肌の潤いも落としてしまいがち。
ですが、ホットクレンジングは、肌に優しく馴染み、メイクと不要な皮脂だけを落とすことが可能。
肌の潤いが減少しないことで、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。
皮脂の過剰分泌がない肌は、角栓もできにくいです。
クレンジングのポイント
ホットクレンジングを使う際のポイントを3つご紹介します。
①適量で使用する
ホットクレンジングは適量で使用しましょう。
勿体無いからと適量よりも少ない量で、クレンジングを行う方がいますが、これはNG。
量が少ないと、きちんとした効果を得られません。
また少ない量でメイクを落とそうとし、顔をゴシゴシとしてしまいがちです。
ゴシゴシと顔を擦ってしまうと、肌の乾燥やメラニン生成の原因に。
使用量が多すぎるのもNGです。
使用量が多いと、すすぎ残しなどで肌にダメージを与えてしまいます。
ホットクレンジングは、使用量をきちんと守りましょう。
②優しくすすぐ
ホットクレンジングを洗い流すときは、優しくすすぎましょう。
クレンジングを落とすときに、顔を擦って落とす方がいますが、これはNG。
顔を擦りながら洗い流すと、肌のバリア機能なども一緒に流れ落ち、肌が乾燥状態になってしまいます。
かと言って、さっと洗い流すだけもNGです。
ホットクレンジングのすすぎ残しは、毛穴詰まりなどの肌トラブルを引き起こします。
ホットクレンジングを洗い流すときは、優しく丁寧に行いましょう。
③継続して使用する
ホットクレンジングを使ったいちご鼻改善は、継続して行うことが大切です。
せめてターンオーバー周期である28日以上は継続して使うようにしましょう。
1ヶ月使用しても効果が表れない場合は、毛穴詰まりではなく、メラニン色素が原因でいちご鼻になっていることが多いです。
メラニン色素が原因のいちご鼻には、ホットクレンジング使用後に、美白化粧水を取り入れてみましょう。
おすすめ商品
いちご鼻を改善してくれる、ホットクレンジングおすすめ商品を3つご紹介します。
①マナラ│ホットクレンジングゲル
マナラのホットクレンジングゲルは、ゲルの粒子サイズが1マイクロメートルと微粒子化しており、毛穴の奥深くの汚れまでスッキリと落とすことが可能。
また「ケアナリア」という成分を配合し、アクネ菌などを含んでいる悪玉皮脂を抑え、お肌のバリアとなる善玉皮脂の排出を促します。
毛穴を引き締める効果のある「アーチチョーク葉エキス」も配合し、いちご鼻改善にとても役立つ商品です。
②skinvill│ホットクレンジングジェルN
skinvillのホットクレンジングジェルNは、ヒドロキシアパタイトという吸着成分を配合しており、毛穴の汚れを一掃してくれます。
また収れん作用のあるハマメリスエキスも配合。
汚れを一掃した毛穴を、キュッと引き締めてくれます。
さらに33種類の美肌潤い成分も配合されており、使うたびに潤いのある美肌に。
③ハレナ│オーガニックホットクレンジングジェル
ハレナのオーガニックホットクレンジングジェルは2019年のモンドセレクション金賞受賞のクレンジングジェルです。
国産のオーガニック商品で、お肌が弱い方も安心して使えます。
天然由来の成分と温感ジェルで、お肌に負担をかけず、毛穴の汚れやメイクを落とすことが可能。
美容成分を配合しており、洗い上がり後なのにお肌がしっとりと潤います。
いちご鼻の治し方②いちご鼻を改善する正しい洗顔のやり方
いちご鼻を改善するための正しい洗顔のやり方をご紹介します。
①蒸しタオル
洗顔前に蒸しタオルを顔に当てましょう。
蒸しタオルは濡らしたタオルを電子レンジで軽く温めたら作れます。
加熱しすぎないように注意し、少し冷ましてから顔に。
蒸しタオルを使うことで顔の血流が良くなり、毛穴も開くため、毛穴の中の汚れが落としやすくなります。
②弾力のある泡
洗顔泡は、泡立てネットを使った、空気をたくさん含んだ弾力のある泡で。
この泡を使って、なるべく手が触れないようにし、洗顔をしましょう。
汚れを浮かして落とすイメージで、優しく丁寧に洗うのがポイントです。
絶対にゴシゴシ洗いをしないように。
③ぬるま湯でしっかり落とす
洗顔時の水温は32度~34度くらいのぬるま湯がベスト。
冷水や40度を超える温度は、肌に負担をかけてしまいます。
また浴室で洗顔をする際、シャワーを使用する方がいますが、これはNGです。
肌に余計な刺激を与え、メラニン色素の生成を促してしまいます。
洗顔泡はすすぎ残しに気をつけましょう。
肌に残ってしまった洗顔泡が、肌トラブルを引き起こす原因になりかねません。
洗顔泡は残さず、優しく丁寧に落とし、拭き取りはタオルでポンポンと。
タオルで水気を取るときに、ゴシゴシ擦らないように気をつけましょう。
④保湿
洗顔後の肌は乾燥しています。
乾燥もいちご鼻になる原因です。
洗顔後は保湿を忘れずに行いましょう。
いちご鼻の治し方③いちご鼻を治すには「鼻パック」も◎
いちご鼻を治すには、鼻パックも効果的です。
しかし、鼻パックはやり方を間違えるといちご鼻を悪化させてしまいます。
鼻パックの正しいやり方をご紹介します。
①下準備
鼻パックを行う前に、鼻周りを優しくマッサージしましょう。
鼻の血流が良くなることで、毛穴が開き、角栓がとりやすくなります。
マッサージは、小鼻に軽く指先を当て、上下左右に動かすだけ。
優しく丁寧に行いましょう。
また先に洗顔を取り入れるのもアリです。
鼻パックは、角栓を取り除くことには優れていますが、汚れを取るのは洗顔の方が良し。
あらかじめ汚れを取っておくと、角栓がより取りやすくなります。
②洗顔後の化粧水は控える
洗顔やクレンジングを行った後、化粧水を使いたくなりますが、鼻パックをする場合は控えておきましょう。
鼻パックは乾燥しながら、角栓を取っていきます。
そのためお肌が潤っていると、、その分鼻パックをする時間が長引いてしまいます。
鼻パックは目安時間ほどで終わらせるのがベストです。
長引いてしまうと肌にダメージを与えてしまう可能性も。
鼻パック使用前は、化粧水などの保湿を控えましょう。
③小鼻のキワまで密着させる
シートマスクは、小鼻のキワまでしっかりと密着させましょう。
貼り付ける箇所をあらかじめ濡らしておくと、ぴたっと密着させることができます。
小鼻のわきなどは、指でなぞりながら貼っていくと、綺麗に貼れます。
④ゆっくりと剥がす
シートマスクを剥がすときは、ゆっくりと少しずつ優しく剥がしていくのがポイント。
勢い良く剥がしてしまうと、肌を傷つけてしまいます。
シートマスクの端から、ゆっくりと丁寧に。
剥がし終わった後は、ぬるま湯で、パック残りなどを洗い流しましょう。
⑤保湿ケア
鼻パック後は、お肌の潤いが少ないです。
そのため、しっかりと保湿ケアを行いましょう。
また鼻パック後は毛穴が開いた状態です。
なので、鼻パック後は収れん作用のある化粧水がおすすめです。
収れん作用の化粧水が肌に合わない方は、保冷剤をガーゼ等で包んで、鼻に当て、適度に冷やしていくのもアリ。
ですが、冷やしすぎは禁物です。
いちご鼻とはおさらば!おすすめのシートマスク&泥パック
シートマスクと泥パックのおすすめをそれぞれ3つずつご紹介します。
シートマスク
①KOSE│ソフティモ 薬用黒パック
ソフティモ薬用黒パックは、肌にピタッと密着して、毛穴の角栓や角栓の原因となる汚れやあぶらを取り除きます。
肌を引き締める成分を配合しており、鼻パック後の開いた毛穴をしっかりとケア。
なめらかでつるつるとした小鼻に仕上がります。
②ビオレ│毛穴すっきりパック
ビオレの毛穴すっきりパックは、ロングセラーの商品です。
小鼻の黒ずみ汚れをスッキリと取り除いてくれます。
この商品にも毛穴を引き締める成分が配合されており、使用後の毛穴開きの心配がいりません。
③ポアトル│すっきりシートパック
ポアトルのスッキリシートマスクは、皮脂吸着成分に炭を使用しており、毛穴の奥にある古い皮脂汚れもすっきりと綺麗に取ってくれます。
ハマメリスエキスという植物性の引き締め成分配合で、使用後は毛穴が目立たない肌に。
週1回の使用を目安に、ポアトルのスーパークリアジェルという商品と併用して使うのがおすすめです。
泥パック
①TSURURI│うるおいガスールパック
ツルリの潤いガスールパックには、黒糖スクラブが配合されており、毛穴のざらつきや黒ずみを取り除いてくれます。
ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウムの天然精油をブレンドしたハーバルスパの香りで、癒しの効果も。
使用後はつるつるでしっとりとした潤いのある肌に仕上がります。
②SABON│フェイスマスク マッド
サボンのフェイスマスクマッドは、死海の泥を使用した贅沢な泥パックです。
カリウムやマグネシウム、カルシウムなどのミネラルが35種類以上含まれています。
初めの方は、ぴりぴりとした痛みを感じる方もいますが、これはお肌のミネラル不足が原因。
繰り返し使用することで、お肌にミネラルが定着し、痛みもなくなってきます。
ぴりぴりとした痛みはお肌にミネラルが浸透している証なので、安心してください。
死海の泥は、吸着力が強く、毛穴の角栓や黒ずみ除去にも優れており、いちご鼻改善に効果的です。
③ttencosme│泥練洗顔
泥練洗顔は洗顔泡にも、泥パックにもなる商品です。
世界中から泥を厳選し、汚れを落とす泥、潤いを与える泥、引き締め効果のある泥をブレンド。
泥パックはスペシャルケアとして週2~3回を目安に取り入れていきましょう。
泥パックのやり方は簡単です。
チューブから適量を出し、顔全体または気になる箇所に少し厚めに塗布するだけ。
世界中から厳選された泥のパックをぜひお試しください。
いちご鼻が治らない...いちご鼻を悪化させる間違ったケア方法
いちご鼻を改善する方法を間違えている方がいます。
いちご鼻を悪化させてしまう間違ったケア方法を4つご紹介します。
- 角栓を押し出す
- 冷水で洗顔
- 頻繁に洗顔
- 洗浄力の高いクレンジング剤
①角栓を押し出す
器具で角栓を押し出す商品がありますが、これはよくありません。
毛穴の角栓を無理やり押す出すと、毛穴が広がってしまいます。
また角栓を無理やり押し出す行為を頻繁に行うと、皮膚が硬くなってしまい、毛穴が凸凹に。
角栓を押し出す行為は、絶対に止めましょう。
②冷水で洗顔
冷水での洗顔は、肌の引き締めに効果があるように思えますが、この効果は一時的なもので、あまり意味がありません。
逆に冷水で洗顔を行うことで、肌に刺激を与えてしまい、メラニン色素を生成する恐れが。
また顔に泡をつける前に、冷水で顔を濡らしてしまうと、毛穴が閉じてしまい、毛穴の中の汚れを落とせなくなってしまいます。
冷水での洗顔泡をすすぎもよくありません。
冷水で洗顔泡をすすぐと、肌への化粧水浸透率が悪くなります。
化粧水が浸透しないと、肌は乾燥し、いちご鼻の原因に。
冷水での洗顔は、結果的にいちご鼻を悪化させてしまうので、止めておきましょう。
③頻繁に洗顔
いちご鼻を気にするあまり、頻繁に洗顔を行う方がいますが、これもNG行為です。
必要以上の洗顔は、肌にとって必要な善玉皮脂まで洗い流してしまいます。
皮脂は、善玉と悪玉、両方一緒にしか分泌されません。
そのため頻繁な洗顔により、皮脂が過剰分泌し、こちらも結果的にいちご鼻を悪化させてしまいます。
④洗浄力の高いクレンジング剤
洗浄力の高いクレンジング剤は、いちご鼻の方には向いていません。
洗浄力の高いクレンジング剤は、お肌にとって必要な皮脂や保湿成分まで洗い流してしまいます。
皮脂や保湿成分を洗い流してしまうと、肌が乾燥し、皮脂の過剰分泌に。
悪循環になってしまうので、できるだけ洗浄力の高いクレンジング剤は使用しないようにしましょう。
いちご鼻を治そう
いちご鼻を治すには、まず原因を知ることが大切です。
いちご鼻は、主に乾燥による皮脂の過剰分泌が原因。
いちご鼻対策として、お肌を乾燥させないよう心がけましょう。
いちご鼻を治すには、ホットクレンジングを使うのがおすすめです。
ホットクレンジングは、毛穴の汚れをすっきりと落とすことが可能。
また美容成分を含んだ商品が多く、ホットクレンジングを使い続けることで、いちご鼻を治せます。
いちご鼻を治す方法として、冷水での洗顔や洗浄力の高いクレンジング剤を使用する方がいますが、実はこれはいちご鼻を悪化させるNG行動。
いちご鼻を治す正しい知識を身につけ、いちご鼻を治していきましょう。
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