【小銭入れの作り方特集】がま口・ダンボールなど9種類の作り方まとめ
小銭はもちろん、アクセサリーや化粧小物などを持ち歩く時にも便利な小銭入れ。 市販の小銭入れもいいですが、最近では自分のお気に入りの布を使って手作りをする人も増えてきています。 そこで、簡単にできる小銭入れの作り方をご紹介いたします!
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お財布に小銭が増えすぎて締まらなくなった経験はありませんか?
またアクセサリーやカギ、リップクリームなどがカバンの中で、どこに入れたか分からなくこともよくあるはずです。
そういったとき、コンパクトに色々収納できる小銭入れがあるととても便利。
市販品でも可愛くておしゃれな小銭入れはたくさんありますが、自分で作ってみてはいかかでしょうか。
小銭入れを自分で作れば、柄や形も自分好みにすることもでき、愛着もわくのでおすすめです!
【小銭入れの作り方の前に】必要な道具を揃えるなら100均がおすすめ◎
小銭入れを作るとなると、材料を揃えるのが大変そうに思えますが、必要な道具のほとんどは100均で買うことができます。
布や裁縫道具はもちろん、カラフルなファスナーやボタンなども売られています。
また100均で販売されているがま口小銭入れの口金には、型紙と作り方の載ったレシピも付いているので、とても便利。
ハンドメイド初心者でも、100均で安く材料を揃えることができれば、心置きなくチャレンジできますよね。
「がま口小銭入れ」の作り方
見た目も可愛くて使い勝手もいいがま口小銭入れですが、意外と簡単に作ることができます。
お気に入りの布で、ぜひ自分好みのがま口小銭入れを作ってみてください。
用意するもの
- 表布、裏布 各1枚
- がま口の口金
- 紙ひも
- ボンド
- ミシン、裁縫道具、はさみ
- ペンチ
- マイナスドライバー
がま口小銭入れを作るために必要な材料や道具は以上の7つです。
作るがま口の大きさにもよりますが、布は、表布を裏布それぞれ30cm~50cmほどあればいいでしょう。
がま口の口金には、丸型と角型の2種類がありますが、丸型の方が作りやすいのでハンドメイド初心者の方にはおすすめです。
がま口に布をはめ込む際に使う紙ひもですが、がま口とセットになって売られていることがほとんどです。
作り方
- 型紙通りに布を裁断する
- 表布と裏布の底をそれぞれ縫う
- 表布と裏布を合わせて、口になる方を縫い合わせる
- がま口の口金にボンドを入れ、紙ひもと一緒に3をはめ込む
- がま口の口金の両サイドをペンチで軽く潰す
動画では、オリジナルの型紙を使用していますが、がま口の口金に付属している型紙を使用しても問題ありません。
また手ぬぐいなどの薄い布を使う場合、動画のように表布に接着芯を貼ると、しっかりした仕上がりになります。
がま口の口金に紙ひもをはめ込む際、難しければ手順3で、一緒に口に縫い付けても大丈夫です。
はめ込む時に使う道具は、目打ちでも構いませんが、マイナスドライバーも使いやすいので試してみてください。
「折りたたみ小銭入れ」の作り方
コンパクトに持ち運べる折りたたみ小銭入れも人気です。
一見難しそうな折りたたみ小銭入れですが、針や糸を使わずに作ることができます!
用意するもの
- 表布、裏布 各1枚
- 接着芯 2枚
- 布用ボンド
- プラスナップボタン
- 厚紙
- アイロン、はさみ
接着芯は厚手のものを使うと、しっかりとした仕上がりになります。
厚紙は、厚紙を取る際と、小銭入れの底じきを作る際に使います。
プラスナップボタンには色々種類があるのですが、機械を使わず付けられるワンタッチタイプのものが簡単で便利です。
作り方
- 型紙をとり、型紙通りに接着芯を切る
- 表布と裏布にそれぞれ接着芯を貼り、縫い代1cmをとって裁断する
- 表布と裏布それぞれ、縫い代にボンドをつけ接着芯を包む
- 表布と裏布をボンドで張り合わせる
- ボックス状に組み立る
- たたんでアイロンで折り目をつける
- プラスナップボタンを取り付ける
- 底板用の型紙を布で包み、本体の底に張り付ける
作り方の動画を参考に型紙をとりましょう。
ボンドをつける際、つまようじや竹串などを使うと便利です。
布を貼り合わせる際は、貼らずに残しておく部分があるので、動画をよく見ながら貼っていきましょう。
たたんだ時にしっかりとアイロンで折り癖をつけておくことが大切です。
「ファスナー付き小銭入れ」の作り方
収納力ばっちりのファスナー付き小銭入れ。
中でも、L字型をしたファスナー付き小銭入れは、おしゃれで使いやすいと大人気です。
用意するもの
- 表布、裏布 各2枚
- 接着芯 2枚
- ファスナー 20cm 1本
- 細めの両面テープ
- ミシン、裁縫道具、アイロン、はさみ
両面テープはファスナーをつける際の仮止めに使います。
作り方の動画ではアイロン接着の両面テープを用いていますが、細めの普通の両面テープでも構いません。
作り方
- 表布、裏布、接着芯をそれぞれ裁断し、表布に接着芯を貼る
- ファスナーの裏側、中央あたりに両面テープを貼り、数か所軽く切りこみを入れる
- 表布一枚とファスナーを中表に合わせ、縫い付ける
- 裏布を手順3で縫った部分に中表に合わせ縫う
- カーブ部分の縫い代の残りに軽く切りこみを入れ、表に返しアイロンをかける
- ファスナーのもう一方も同じように仕立てる
- 表布同士を中表に合わせ、両端1cmをあけて縫う
- 裏布同士を中表に合わせ、6cmほど返し口をあけて縫う
- 余分な縫い代をカットし、アイロンで割る
- 表に返し、返し口を縫い閉じる
カーブ部分のファスナーや縫い代には、綺麗なカーブにするために切りこみをいれるのですが、深く切りすぎないように注意しましょう。
ファスナーのギリギリを縫ってしまうと、スライダーに布が噛んでしまうことがあるので、縫い代は5mmほどとった方がいいでしょう。
表に返す前に、余分な布をカットし、しっかりとアイロンで割っておくと、簡単に綺麗に返すことができます。
「厚紙で作る小銭入れ」の作り方
お気に入りの布地がないという人には、厚紙で作る小銭入れがおすすめです。
可愛いデザインペーパーや包装紙、好きなショップの紙袋などを使って作ってみてください。
用意するもの
- 厚紙
- 画用紙
- デザインペーパー
- プラスナップボタン
- 両面テープ、のり
- 鉛筆、へら、目打ち、はさみ、カッター
動画ではデザインペーパーを表面に貼っていますが、折り紙や包装紙、紙袋などでも大丈夫です。
プラスナップボタンは、ワンタッチタイプのものだと簡単に付けることができます。
へらは厚紙に折り目をつけるために使いますが、なければ定規で代用しましょう。
作り方
- 厚紙と画用紙から台紙を切り出す
- 厚紙に画用紙を仮止めし、型紙を参考に折り目をつける
- フタになる方の角を丸く切り、下から約5cmを鉛筆などでカーブさせる
- 両面テープとのりを使い、台紙の表面にデザインペーパーを包むようにして貼る
- 裏面に使うデザインペーパーを台紙と同じ形に切り、裏面に貼る
- 全ての折り目にへらなどで筋を入れる
- 4ヵ所のりしろに両面テープをつけ、ボックス状に貼り合わせる
- 目打ちで穴をあけ、プラスナップボタンをつける
デザインペーパーを一枚貼るごとに、手順2でつけた折り目に従い、折り癖を付けると、作業がしやすくなります。
のりが完全に乾かない状態で折り目を付けようとすると、紙が破れてしまうことがあるので、乾いてから作業しましょう。
「ポーチ型小銭入れ」の作り方
小銭以外にも何か入れたい、もう少し容量が大きい方がいいという場合にはポーチ型小銭入れがおすすめです。
通帳を入れたり、化粧ポーチとして使ったりもできる優れものですよ。
用意するもの
- 表布 3枚、裏布1枚
- 接着芯 1枚
- ファスナー 20cm 1本
- ミシン、アイロン、はさみ
動画では、表布3枚を繋ぎ合わせ柄を切り替えてありますが、1枚の布で作っても構いません。
その場合は、裏地と同じサイズに切ったもの表地として1枚を用意しましょう。
作り方
- 表布、裏布、接着芯をそれぞれ裁断する
- 表布3枚を繋ぎ合わせ、接着芯を貼る
- 表布とファスナーを中表に合わせ縫う
- ファスナーを挟むように、裏地を中表に合わせ縫う
- 縫った表地と裏地を中裏に合わせアイロンをし、ステッチをかける
- ファスナーのもう片方に、表地の端を中表に合わせ縫う
- 表地の反対側に裏地を倒し、裏地とファスナーを縫い付ける
- 表に返し、5と同じようにステッチをかける
- 裏返し、ファスナーが真ん中にくるように中表に合わせる
- 裏地に10cmほど返し口を残し、両サイドを縫う
- 表地と裏地の底にマチをつける
- マチの余分な部分を切り、表に返す
- 返し口を閉じ、裏地を中に入れる
作り方の工程が多いように思えますが、それぞれの作業自体はそこまで難しくないので、比較的簡単に作ることができます。
両サイドを縫う際に、切り替えの布の位置やファスナーの縫い目の位置をしっかり合わせることが、綺麗に仕上げるコツです。
動画ではマチの長さを6cmで作っていますが、長さを変え、自分好みの厚みに調節してもいいでしょう。
「三角小銭入れ」の作り方
スマートな見た目が男女問わず人気の三角小銭入れ。
人気のレザータイプはもちろん、布で作ってもおしゃれでおすすめです。
布タイプ
レザーで作られることの多い三角小銭入れですが、お気に入りの布で自作することができます。
作り方も意外と簡単なので、ぜひトライしてみてください。
用意するもの
- 表布、裏布 各1枚
- 接着芯 2枚
- プラスナップボタン
- 厚紙
- 分度器、定規、鉛筆
- ミシン、アイロン、目打ち、はさみ
作り方の動画では、Dカンがつけてありますが、なくても問題ありません。
またプラスナップボタンは、機械の要らないワンタッチタイプのものでも大丈夫です。
作り方
- 厚紙を使い正三角形の型紙を作る
- 表布と裏布、接着芯をそれぞれ裁断する
- 表布と裏布に、それぞれ接着芯を貼る
- 表布と裏布を中表に合わせ、返し口を5cmほど開けて縫う
- 余分な縫い代を切り、角に切りこみを入れて、縫い代を裏側に倒す
- 表に返し形を整えたら、全体にアイロンをかける
- 返し口を閉じる
- それぞれの辺の中央に、向かい合う角がくるように折ってアイロンをかける
- プラスナップボタンを取り付ける
型紙は分度器などを使い、一辺が25cmで一角が60度の正三角形を作ります。
動画の作り方では、表布と裏布を縫い合わせた後に、裏布に接着芯を貼っていますが、縫う前に貼ってもいいでしょう。
プラスナップボタンは、一番上にくる布1枚に1つ、その下にくる布2枚をまとめて1つ付けます。
プラスナップボタンが難しければ、普通のスナップボタンを代用することもできます。
レザータイプ
レザークラフトと聞くと、難しそうに思えるかもしれません。
しかしレザータイプの三角小銭入れは、縫う必要もなく、作り方はとても簡単なのです!
用意するもの
- レザー 1枚
- ジャンパーホック 2つ
- 型紙
- 水
- ジャンパーホックの打具、目打ち、金づち
- 分度器、カッター、はさみ
ジャンパーホックとは、レザークラフトでよく使用される金属製のスナップボタンです。
ジャンパーホック以外に、バネホックやドットボタンなどの名前で売られていることがあります。
ジャンパーホックの打具ですが、フックとセットで販売されているものがあるので、そちらを選ぶといいでしょう。
別々に買う場合は、サイズの違いに注意するようにしましょう。
作り方
- 型紙を作る
- 型紙通りにレザーを裁断する
- 水を使い、レザーに折り目をつけていく
- ジャンバーホックをつける
- 三角形になるようにそれぞれホックを留める
型紙は、一辺が10cmで一角が60度の正三角形を4つ繋ぎ合わせたものを使います。
動画ではボトルで水をかけていますが、指に水をつけ折り目をなぞって濡らしていく方法もあります。
ジャンバーホックを付ける位置は、作り方の動画を参考に、向きなどに注意しながら付けましょう。
動画の後半で取り付けているフックを付けるかどうかは、お好みで決めてくださいね。
「ダンボール小銭入れ」の作り方
ちょっと個性的な小銭入れが欲しいという方は、ダンボールで作ってみてはいかがでしょうか。
小銭入れをはじめ、ダンボールを使った工作がSNS上で話題になっています。
用意するもの
- ダンボール
- マスキングテープ
- プラスナップボタン
- 両面テープ
- はさみ、カッター、定規、目打ち
動画では紙袋を使用していますが、ダンボール小銭入れの作り方も一緒なので参考にしてみてください。
ダンボールは分厚すぎると綺麗に折り曲げることができないので、薄め~中厚のものを選ぶといいでしょう。
作り方
- カバーになるダンボールを1枚、ポケットになるダンボールを2~3枚切る
- カバーになるダンボールをマスキングテープで縁取りする
- 下から7cm、そこからさらに7cmのところにまっすぐ折り目を付け、折りたたむ
- フタになる部分と、真下の部分にプラスナップボタンを付ける
- ポケットになるダンボールの上下にマスキングテープを貼り、真半分に折る
- 両サイドをマスキングテープで留める
- 同じものを2~3つ枚作り、両面テープで重ね合わせる
- 両面テープを使いポケットを、カバーのボタンがついていない面に張り付ける
動画では、紙を2枚貼り合わせてカバーを作っていますが、ダンボールはもともと厚みがあるので1枚で作ります。
ポケットも動画は5つ作っていますが、ダンボールだと分厚くなりすぎるので、2~3つほどがいいでしょう。
ダンボールが折りたたみにくい場合は、山折りになる方にカッターで軽く折り線を入れると畳みやすくなります。
その場合、畳んだ後に切れ目にマスキングテープを貼ると、補強され見た目も綺麗になります。
自分だけのとっておきの小銭入れを作ってみて
小銭やカギ、化粧小物などの整理に便利な小銭入れ。
そんな小銭入れは、100均にある材料や道具を使って意外と簡単に作ることができます。
今回紹介した作り方を参考に、自分だけのとっておきの小銭入れを作ってみてください!
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