パリの人気ブランド25選!場所別見るべきブランド&お得な買い物スポット
おしゃれな人が多く、ファッションの街として知られるパリ。 パリにはブランドショップが軒を連ねていて、本店もたくさんあります。 パリにはどんなブランドの本店があるのでしょうか? 人気ブランドの本店の紹介と合わせて、パリでお得にブランド品をゲットする方法もお伝えします。
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パリには人気ブランドの本店がたくさん♡
フランスの首都である「パリ」。
パリコレが行われることでも分かるように、パリは最新ファッションの情報発信地でもあります。
ファッションの街であるパリには、人気ブランドの本店がたくさんありますよ。
シャネルやエルメスの本店もパリです。
有名ブランドだけではありません。
子供服ブランドや宝飾品ブランドの本店もパリにあるのです。
【場所別】パリの人気ブランド一覧
パリにはどんなブランドの本店があるのでしょうか?
パリの人気ブランド一覧を、場所別に紹介します。
シャンゼリゼ通り
シャンゼリゼ通りはパリ市内の北西部にある通りで、ルイヴィトン本店があります。
①ルイヴィトン
1895年に、ルイ・ヴィトンが創業したアトリエが始まりです。
フランス皇室から受注を受ける程の凄腕のトランク製造職人で、トランクに使われている錠前の開発もしました。
防水加工されたトランクや、モノグラムのデザインは人気アイテムです。
パリ限定商品もあるので、ぜひ、本店へ足を運んでみてください。
本店だけあって、店舗の広さは世界一。
品揃えも豊富で、時期によっては入場制限がかかることもあります。
サントノーレ通り
パリ市内の中心部にある通りで、人気ブランドの本店がたくさん、立ち並んでいます。
①バカラ
クリスタルガラス製品でお馴染みのブランドです。
バカラの始まりは古く、1764年までさかのぼります。
ルイ15世が、ロレーヌ地方のバカラにガラス工場の設立を許可したことが始まりです。
バカラ製品は技術力が高く、日本の皇室を始め、各国の王族からも注文を受けています。
パリにはバカラミュージアムがあるので、そちらにも足を運んでみるといいでしょう。
②エルメス
創業者のティエリー・エルメスは、馬の鞍とハーネスを作る職人でした。
1837年、ランバール通りに工房を作ったのがエルメスの始まりです。
エルメスに馬車や馬のモチーフが多いのは、エルメスが元々、馬具工房だったことに由来しています。
ナポレオン三世の時代は、皇帝御用達の馬具職人でした。
パリ本店でバッグを買うときに、1つ注意して欲しいことがあります。
バッグを見るためには、専用予約サイトから連絡をしないといけません。
抽選方式なので、どうしてもパリ本店でバッグを買いたいなら、当たるまでパリに滞在するといいでしょう。
③ロジェ・ヴィヴィエ
ロジェ・ヴィヴィエが立ち上げたブランドで、1937年、パリにブティックをオープンさせました。
クリスチャン・ディオールの靴のデザイナーとしても活躍し、現イギリス女王の戴冠式のときの靴を制作しています。
ロジェ・ヴィヴィと言えば、バックルを使ったアイコンシューズ「ベル ヴィヴィエ」が有名です。
④サンローラン
1962年、イヴ・サンローランが創業したファッションブランドです。
サンローランは、ディオールの後継者としてその才能を認められ、ディオールで活躍していました。
自分のブランドを作り上げたあと、引退するまでサンローランはモードの帝王としてその名をとどろかせます。
日本の芸能人やモデルにも人気のブランドで、日本では完売しているアイテムも多いです。
パリの本店なら、完売アイテムの在庫が残っている場合もあるので、チェックしてみましょう。
⑤ロンシャン
ロンシャンの始まりは、パイプです。
1948年、ジャン・キャスグランが創業しました。
ロンシャンが作るレザー張りのパイプが、アメリカ人駐留兵の間で話題となり、革小物やバッグの製造も始めるようになります。
シックで使いやすく、機能性やファッション性も高いアイテムばかりです。
それなのにリーズナブルな価格であることから、パリの人はもちろん、日本でもファンが多いブランドです。
⑥ランバン
1889年、ジャンヌ・ランバンが立ち上げたブランドです。
最初は帽子店でしたが、ジャンヌ・ランバンが娘のために作ったドレスが話題となり、既製服を手掛けるようになります。
1920年代には、メンズウェアも作るようになりました。
⑦ゴヤール
ゴヤールの歴史は古く、フランスを代表するブランドの1つ。
旅行用の木箱などを作っていたメゾン・マルタンが、ゴヤールの始まりです。
後継ぎが居なかったことから従業員の手に会社が渡り、高級トランクメーカーとして発展していきます。
ゴヤールと言えば、「ゴヤールディン」というモチーフが人気ですよね。
樹木を意味するシンボルで、ゴヤール家と人類の歴史を表しているんだとか。
コンボン通り
コンボン通りはパリ1区にある小さな通りで、シャネルやカルティエの本店があります。
①シャネル
創業者のココ・シャネルが1910年にオープンした、帽子の専門店「シャネル・モード」がシャネルの始まりです。
シャネルは、ジャージ素材を使ったオートクチュールドレスを作り、ファッション界の歴史を塗り替えました。
コルセットから解放され、着心地が良いことから、働く女性を中心に注目を集めるようになります。
その後も、古い価値観に捉われないことをポリシーに、シャネルは新しい価値観をファッション界に提唱していきました。
シャネルはコスメも人気です。
パリ本店では、新作コスメの先行販売をしています。
限定商品をいち早く手に入れたいなら、パリ本店へ足を運びましょう。
②ブシュロン
1858年に、フレデリック・ブシュロンが立ち上げた高級宝飾品ブランドです。
1867年のパリ万国博覧会では金賞を受賞しています。
ブシュロンは、エリザベス女王を始め、各国の王室向けにジュエリーを作っています。
③ブレゲ
ブレゲは1775年に、アブラアム=ルイ・ブレゲが立ち上げた高級時計ブランドです。
時計製造技術は優れており、ルイ16世やマリー・アントワネットにも愛用されていました。
今では当たり前となっている腕時計ですが、その原型を作り上げたブランドでもあります。
④カルティエ
宝石細工師のルイ・フランソワ・カルティエが、1847年に創業したのが始まりです。
流行を生み出すことをモットーに、新しい路線でブランドの発展を遂げてきました。
カルティエは、世界初のレザーストラップの腕時計を製造したことでも有名です。
シャンゼリゼ通りにもカルティエのお店がありますが、本店はコンボン通りなので、間違えないように注意してくださいね。
男性向けに、万年筆やライター、キーホルダーなどの小物も販売しています。
親しい男性へのお土産におすすめです。
⑤ショーメ
ショーメは、「五大宝飾店」の1つに数えられるブランド。
1780年、パリでマリ=エティエンヌ・ニトが創業したのが始まりです。
数々の皇室のブライダルコレクションを手掛けていて、ナポレオンが結婚するとき、結納の贈り物として使われました。
ショーメのブライダルコレクションは、世界中の女性たちの憧れです。
⑥ヴァンクリーフ&アーペル
1896年に立ち上げられた高級宝飾品ブランドです。
アルフレッド・ヴァンクリーフと義父サロモン・アーペルの2人が立ち上げました。
植物や動物をモチーフとしたデザインが特徴です。
高級宝飾品ブランドなので、店内に並ぶジュエリーのほとんどが100万円を超えています。
安いジュエリーでも、10万円~30万円です。
モンテーニュ通り
パリ8区にある通りで、高級ブランド店が軒を連ねています。
①セリーヌ
セリーヌの始まりは、オーダーメイドの高級子供靴専門店です。
女性実業家のセリーヌ・ヴィピアナが、1945年に創業しました。
洗練されたデザインや、医学的に計算された靴は、上流階級を中心に人気を集めます。
母親たちも注目するようになったことから、レディース靴、香水、スカーフなどの取り扱いも始めるようになりました。
2018年にクリエイティブ・ディレクターが交代したことにより、ブランド表記とロゴのデザインが変更。
新しく生まれ変わったセリーヌは、世界からも注目を集めるブランドです。
②クロエ
クロエが創業したのは、1952年。
創業者は、エジプト生まれのギャビー・アギヨンです。
裕福な家庭で生まれたギャビーは、当時のファッション界の閉塞感を打破するために自分のブランドを生み出します。
当時、高級服を着れたのは裕福で年齢層が高い女性だけでした。
ギャビーは、「ラグジュアリー・プレタポルテ」をコンセプトに、若い女性をターゲットにした最初のブランドを作り上げます。
それが、クロエの始まりです。
ウィメンズウェアやバッグ、アクセサリーなどを販売していますが、ハンドバッグと財布が人気商品ですよ。
③ディオール
フランスのファッションデザイナー、クリスチャン・ディオールが、1946年に創業しました。
当時は終戦後で、物資不足だったフランス。
そんな中、ディオールのドレスには41mのシルクが使われていました。
贅の極みを尽くしたそのドレスは、女性にとって憧れのコレクションとなります。
バッグや革製品、宝飾品などのアパレルグッズの他にも、香水など、現在のディオールはさまざまなアイテムを取り扱っています。
④ジバンシィ
1952年に、ユベール・ド・ジバンシィが設立したブランドです。
モンソー公園の近くにあり、ゴシック様式の建物が目印となっています。
「ローマの休日」でお馴染み、「オードリー・ヘプバーン」が映画で着た衣装のほとんどはジバンシィのデザインです。
ジバンシィの活動はファッション業界にとどまらず、ホテルのインテリアや自動車のデザインも手掛けています。
⑤ニナ・リッチ
ニナ・リッチは、1932年にニナ・リッチが立ち上げたファッションブランドです。
イタリア生まれのニナ・リッチは、13歳の頃にパリに移住します。
お針子としてスタートしたニナ・リッチ。
デッサンをせず、体に合わせて布を直接カットするスタイルで、「彫刻家」という異名を持ちます。
数々のヒット商品を生み出し、「レール・デュ・タン」はパリだけでなく、 世界中でブームを起こしました。
ヴィクトワール広場
ルイ14世の騎馬像が置かれている広場で、1区と2区にまたがっています。
ルブタンなどの本店がありますよ。
①アニエスベー
アニエスベーのブランドが立ち上がったのは、1975年です。
ブランドを立ち上げたあと、レ・アール地区にお店をオープンさせます。
シックでカジュアルなスタイルを築き上げたアニエスベー。
レディースだけでなく、メンズやキッズも手掛けています。
②クリスチャン・ルブタン
1992年、クリスチャン・ルブタンがブティックをオープンさせ、ブランドを作りました。
クリスチャン・ルブタンのデザインは、デザイン学校で学んだことや、ウズベキスタンなどを旅した経験が影響していると言われています。
ハイヒールを専門に扱うブランドで、靴の裏が赤いのが特徴です。
パリの本店には日本未入荷のアイテムがあり、サイズ展開も豊富。
なかなか自分の好みのハイヒールが見つからないなら、パリの本店に行ってみるといいでしょう。
③ケンゾー
日本人の「高田賢三」氏が手掛けるブランドです。
パリにブティックを開いた高田氏は、日本人を差別的に呼んだ「ジャングル・チョップ」を店名にします。
和洋折衷の独特なテイストや、カラフルな色使いが話題となり、パリコレでデビューしました。
和風を取り入れたカジュアルなアイテムは、パリのファッション界に新しい風を吹き込んだのです。
その他エリア
ブランドの本店があるのは有名な通りだけではありません。
他のエリアにも、ブランドの本店があります。
①アレクシ・マビーユ
アレクシ・マビーユは老舗のブランド店が立ち並ぶパリの中では比較的、新しいブランド店です。
2005年に、アレクシ・マビーユが立ち上げました。
アレクシ・マビーユは、イヴ・サンローランも卒業したパリ・クチュール組合学校で、オートクチュールを学んでいます。
②ボンポワン
ボンポワンは、1975年に立ち上げられた子供服ブランドです。
35年以上の歴史を持つ老舗高級子供服ブランドで、エレガントなのに、ユーモアのあるデザインが特徴となっています。
エリザベス女王やヨルダンのラニア王妃など、各国の王族から愛されており、セレブ達からも人気があるブランドです。
③ランセル
1876年に創業した革製品ブランドで、当初は喫煙用具を販売していました。
喫煙具からスタートしたランセルは、雑貨類の取り扱いも始めるようになります。
1900年にバッグの取り扱いも始め、合成素材を使ったカンガルーパテントのスーツケースを販売します。
当時は合成素材が使われたバッグはなく、バッグ界に革命を起こしました。
画家のダリとコラボしたバッグを作ったり、ランセルのバッグは独創的なデザインが特徴です。
パリでブランド品を買うメリット
パリでブランド品を買うメリットは何でしょうか?
パリでブランド品を買うメリットを紹介します。
①日本で買うよりも安く買える
パリでブランド品を買うメリットは、日本で買うよりも安く買えることです。
関税や輸送コストがかからない分、安く買えます。
日本で人気のあるブランドは、日本での販売価格が高めに設定される傾向があるので、人気ブランドほど安く買うことができるでしょう。
為替レートの兼ね合いもあるので、日本で買った方が安い場合もあります。
その点は気を付けてください。
為替レートをチェックしてからお買い物をすることをおすすめします。
②日本未入荷のアイテムが買える
パリでブランド品を買うメリット2つめは、日本未入荷のアイテムを買えることです。
パリ限定商品もあるので、日本で買えないアイテムが欲しいならパリへ行きましょう。
日本では売り切れて買えなかったアイテムを見つけることもできますよ。
パリのブランド品は安い時期の「ラ・ヴァレ・ヴィレッジ」が狙い目
パリ市内から鉄道を使って40分程の場所に、フランス最大のアウトレットモール「ラ・ヴァレ・ヴィレッジ」があります。
パリで人気のブランド店がたくさんあり、カフェやレストランもあるので、一日中お買い物を楽しむのにぴったりです。
アウトレットモールなので、通常よりもブランド品を安く買うことができます。
有名ブランド店のアイテムが、日本での販売価格の半額で販売されていることも。
しかし、さらにお得に買える時期があるのです。
ソルドと呼ばれるセールが夏と冬の2回開催され、アウトレット価格からさらに値段が下がります。
ソルドはフランス政府が時期を決め、1~2月上旬、6月下旬~8月頭に開催されることが多いです。
休日や午後は混雑するので、平日の午前中に行くのがおすすめ。
パリで購入したブランド品は「免税手続き」でお得にお持ち帰り
パリでブランド品を買ったら、免税手続きをきちんとしましょう。
外国によく行かれる人は分かると思いますが、簡単に言うと消費税が戻って来るシステムのことです。
フランスでは消費税に似たもので、付加価値税が加算されています。
現在は20%なので、10万円の商品を買うと2万円の税が加算されるんですよね。
満額は戻ってきませんが、11~13%は戻ってきます。
免税手続きをすることで、ブランド品がお得に買えるのです。
免税手続きをするときは、パスポートが必要なので、忘れないようにしてください。
ブランドショップなら、店員さん免税手続きをしてくれます。
免税用紙に必要事項を記入し、サインをするだけなので簡単に終わりますよ。
帰国するときに、税関に免税手続きの用紙を渡し、手続きをしてもらって完了です。
空港での手続きは時間がかかるので、早めに空港に行ってくださいね。
パリでブランド品をお得に買おう
パリには人気ブランドの本店がたくさんあるので、日本では買うことができないアイテムを買うことができます。
日本に出店しているブランド店もありますが、本店でのお買い物は日本とはまた違う、わくわく感があるでしょう。
セール期間を利用したり、免税手続きをきちんとすることで、日本よりも安くブランド品を買うことができます。
ぜひ、パリへ足を運んで、お得にゲットしてください。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
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