100均で買えるサボテン36選!上手な育て方&寄せ植えのやり方も
100均のダイソー、セリア、 キャンドゥではどのようなサボテンが購入できるのかをご紹介! サボテンの様子をしっかりチェックしてから購入し、サボテンにとって適した環境作りを行うことで100均サボテンでも上手に育てることができます。 寄せ植えをして、おしゃれなアレンジを楽しみましょう。
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【購入前に】100均のサボテンを選ぶときのポイント
では、100均のサボテンはどのように選んだらいいのでしょうか?
以下のポイント5つをご紹介します。
- 姿形が小さく整っている
- 変色していない
- 葉が下の方まできれい
- 土が湿りすぎていない
- 害虫が付いていない
ポイント①:姿形が小さく整っている
100均のサボテンは、姿形が小さく整っているものを選ぶといいでしょう。
サボテンは時間が経過するほどよく成長しますから、軸が伸びてずれたり大きくなったりします。
つまり、鉢の中で姿形が整っていて小さくまとまっているサボテンほど入荷したばかりで状態が良いと言えるのです。
ポイント②:変色していない
100均のサボテンを選ぶときは、変色していないかどうかもチェックする必要があります。
サボテンは育つ環境によっても色味が変わってくることがあるため、イキイキとした緑色に注目してみましょう。
ただし、中には紫や白に近い品種もあるのでその場合は通常の色味を調べておくと安心です。
ポイント③:葉が下の方まできれい
100均のサボテンを選ぶときに見落としたくないのは、葉が下の方まできれいになっていることです。
土に近い下の方の葉が腐っていたり、ポロッと落ちて鉢の上に転がっていたりする場合は根元までしっかり植えられていない可能性が高くなります。
せっかくなら、全ての葉がきれいでハリのある元気なものを購入したいですね。
ポイント④:土が湿りすぎていない
100均のサボテンを選ぶときは、土が湿りすぎていないことも重要なポイントになります。
土が湿りすぎている場合は頻繁に水やりをされているおそれがあるため、元気に見えても根っこが弱っていることも考えられるのです。
屋外用でなければ、土が乾いていても問題はないでしょう。
ポイント⑤:害虫が付いていない
100均のサボテンを選ぶときは、害虫が付いていないことも確認しましょう。
サボテンには1~3㎜のカイガラムシと呼ばれる小さな虫が付きやすく、白い粉が無数に吹いたように見えます。
カイガラムシが付くと葉や茎の汁を吸い、トゲ周辺が黒っぽく変色する病気にかかりやすくなるのです。
小さな白っぽいものが付着しているサボテンは避けるようにしましょう。
100均「ダイソー」で人気のおすすめサボテン12選
では、100均のダイソーではどのようなサボテンが人気なのでしょうか?
以下の商品12個をご紹介します。
商品①:緋牡丹(ひぼたん)
目にも鮮やかな蛍光色の球形が印象的な緋牡丹は、100均などでも定番の品種なので見たことがある人も多いかもしれません。
やや黄色みのある鮮やかな赤を緋色と呼び、最も明るい茜色(あかねいろ)として平安時代から用いられてきました。
葉緑素を持たないのでそれだけでは生きていくことができず、柱状の土台の上に接木されているサボテン。
そのため一般的なサボテンよりもやや弱いところがあります。
大きく成長させるのではなく、そのままの形を維持するように育てましょう。
商品②:緋花玉(ひかだま)
インパクト抜群で、ゴージャスな真紅に近い緋色の花を咲かせる緋花玉です。
球形の茎から鋭いトゲが束になって生えている様子は、まさにサボテンらしい姿。
冬期間に日当たりの良い場所に置いてたっぷりと日光浴させることで、ツクシのような形の蕾が頭頂部から次々に生えてきます。
花は春から秋にかけて長く楽しむことができますし、100均サボテンの中でも丈夫で管理がしやすいためプレゼントとして贈っても喜ばれるでしょう。
商品③:花笠丸
マットな黄色の花を咲かせる花笠丸です。
100均サボテンの中では比較的丈夫な性質をしていますが、寒さにあまり強くないので冬場は室内に置いた方がいいでしょう。
春から夏になると、球体の側面から2~4cm程の黄色い花がいくつも顔を出してくれますよ。
商品④:海王丸
まるでパーマをかけたかのように、うねうねとしたトゲが生えている海王丸。
100均サボテンとしては珍しく水を好むので、レアな品種と言えるでしょう。
冬期間や梅雨の間も断水はしないで適度に水を与えることで、きれいな花を咲かせることができます。
水が足りなくなると球体の茎がしぼんでシワシワになりますが、適切に水やりを行えばふっくらとした姿を維持できますよ。
商品⑤:ランポー玉
上部に5本の稜線があって星型のように見えるランポー玉は、有星類と呼ばれる品種に属しています。
白い斑点が茎の肌を密に覆っているため、全体的に白っぽく見えるのが特徴です。
長い時間をかけ、株の根元からゆっくり樹木化して縦に伸びていくため、下の方が茶色くなるのは通常の生育状態と考えましょう。
商品⑥:チグリアナ
初夏を迎える頃に大輪の美しい花を咲かせることから、花サボテンといわれる種類に属しているのがチグリアナです。
親株から子株が出て数を増やしていくことを子吹きと言いますが、チグリアナは子吹きが活発。
鉢がいっぱいになる前に、ある程度の大きさになった子株を親株から離して別に植えてあげてもいいでしょう。
美しい花を付けるために大切なのは、冬に0~5度の寒さと太陽光に十分当てること。
冬場の水やりを控えることで耐寒性を高めることができます。
商品⑦:月影丸
100均サボテンの中で最も進化した形と言われているのが、月影丸が属するマミラリア属です。
3~5月頃にかけて紫がかったピンク色の小さな花が次々と咲き、鮮やかな花冠を作ります。
そして最盛期には、地肌を覆い隠すほど可愛らしい花でいっぱいになるとあって人気を集めているのです。
ただし、トゲの先端が赤いフック状になっている部分があって服や手に引っ掛かりやすいため、注意して扱いましょう。
商品⑧:般若(はんにゃ)
般若は本来嫉妬に狂う女性を表した能面ですが、100均サボテンの般若はとても男前で育てやすい品種と言えます。
暑さ寒さに強く土質にこだわりがないですし、多少のことでは枯れないので「上手くサボテンを育てられるかな」と不安に思っている人にもおすすめです。
肌の表面には白い星が斑点のように散りばめられていて、稜が風車のように展開しているのも見所!
高さが15cmを超えた春には淡いクリーム色に近い黄色の花を咲かせ、とてもよい香りを放つでしょう。
商品⑨:日の出丸
フェロカクタスという種類に属する日の出丸は、昼夜の温度差があるほど良い刺が育ちます。
その独特なトゲの形から、悪魔の舌サボテンやカラスの爪サボテンとも呼ばれる品種。
100均サボテンの中では比較的丈夫ですが、花を咲かせることは非常に難しいため幻の花とされています。
商品⑩:ウチワサボテン
ウチワのように平べったい形をしたウチワサボテンは、子吹きをするとウサギの耳のように子株が生えてくるところが可愛いと評判です。
子株を切って土に挿しておけば根を出すので、簡単に増やすことができるのも人気の一つ。
ただ、日当たりが悪いとひょろっと長い形に無駄に伸びてしまう徒長(とちょう)の原因になります。
日当たりの良い場所で、元気に育ててあげましょう。
商品⑪:姫将軍
100均のダイソーでは、姫将軍という魅力的な属名を持つサボテンを購入することができます。
実はウチワサボテンの仲間で、まっすぐに伸びる1本の茎から尖った葉がいくつも出ている姿が特徴的。
姫という名にふさわしい赤やピンクの可愛らしい花を咲かせる一方で、触ると抜ける芒刺(ぼうし)と呼ばれるトゲが生えているので注意が必要です。
必ず手袋をして手入れをしましょう。
商品⑫:雪晃(せっこう)
100均のダイソーではブラジリカクタスという品種名で販売していることが多い雪晃は、白くて非常に細かいトゲを無数に生やしているため雪のように白い球型をしています。
真っ白な土台に咲く花は見事なまでに鮮やかで、色のコントラストの美しさにうっとり。
さらに100均サボテンのほとんどは2~3日で花が枯れてしまうの対し、雪晃は何と2週間ほどもの間咲き続けて見る人を楽しませてくれるのです。
100均「セリア」で人気のおすすめサボテン12選
では、100均のセリアではどのようなサボテンが人気なのでしょうか?
以下の商品12個をご紹介します。
商品①:金盛丸(きんせいまる)
100均サボテンの中でも特に丈夫でよく育ち、雪や霜に直接当たらないようにすれば屋外でも早いうちから花を楽しめるのが金盛丸です。
若草色の光沢のある肌から生えているのは金色の細いトゲ。
順調に育つと、雄しべや雌しべまでもが真っ白な大きな花を咲かせてくれます。
夜暗くなってから開花し始め、真夜中に一番の見頃を迎えて明け方にかけて徐々に花びらが閉じていくのですが、咲き続けるのは2日間のみ。
この日ばかりは夜中までじっくり観察したいですね。
商品②:マグニフィクス
100均サボテンの中で、インテリアとして高く支持されているのがマグニフィクスです。
もともとは濃い緑でまん丸い形のサボテンですが、成長するにつれて縦に伸びて王冠のような花を咲かせます。
また頻繁に子吹きを行うことでコロコロとした玉状の子株がどんどん増えていく姿が可愛らしいため、癒しアイテムにもなるかもしれませんね。
商品③:黄金司(こがねつかさ)
100均サボテンを短期間で成長させて数を増やしたい場合は、黄金司がおすすめです。
成長スピードが早く子吹きが活発なので、鉢のサイズを大きくすることで根元から子株がどんどん増えていきます。
逆に子株を小さめの鉢に植え替えると、ミニサイズを維持できますよ。
商品④:福禄竜神木(ふくろくりゅうじんぼく)
竜のウロコのような突起が特徴的な福禄竜神木は、100均サボテンの中でも非常に縁起が良いアイテムとして注目されています。
寒さに弱いので、冬場は室内で管理しましょう。
風通しの良い明るい場所に置いて日光によく当てると、元気に育ってくれますよ。
商品⑤:トルカ
100均サボテンのほとんどは外敵から身を守るためにトゲが生えていますが、トルカは珍しくトゲが生えていない品種です。
その分表面の皮が非常に固くできているため、トゲがなくても自分の力だけで生きていけます。
大きく成長すると、突起の先端から可愛らしい花を咲かせてくれますよ。
商品⑥:王冠竜(おうかんりゅう)
丈夫で育てやすい王冠竜は100均サボテンの中でもよく普及している品種で、トゲありとトゲなしの種類があります。
魅力は何と言っても、やわらかい青み系の緑色の肌。
王冠竜特有の淡い青緑に惹かれる人も多くいるようです。
成長はゆっくりですが、不規則だった稜が少しずつ規則的に揃ってくる様子を見るのも楽しいでしょう。
商品⑦:金星
星を思わせる形とキラキラ輝くような光沢は、正に金星という名にぴったり。
100均サボテンの中でも柔らかい品種で湿気を嫌いますから、よほどのことがない限り頭から水をかけるのは避けた方がいいでしょう。
また明るさはあっても直射日光が差さない場所に置いておくと徒長しやすくなるので、しっかり日光浴をさせる必要があります。
商品⑧:琴糸丸
100均ではドリコテレ属として流通していることが多い琴糸丸は、大きなイボが特徴的です。
このイボを切り取り、イボ挿しで数を増やすことのできる珍しい品種。
イボの先端からは株を覆うようにトゲが生えていますが、このトゲの色は白の他に、赤や黄色のものもあります。
また4~8月にかけて、クリーム色に近い薄黄色の小さな花を次から次へと咲かせるので開花を楽しむこともできるでしょう。
商品⑨:鯱頭(しゃちがしら)
太くて長いトゲが湾曲して豪快に生えていて、くすみ系の濃緑の肌がカッコイイ鯱頭。
原産地であるメキシコでは鮮やかな赤色が人気でしたが、日本の気候ではその色を保つのが難しいため灰色や灰黄色に変わりました。
夏になると黄色とオレンジ色の中間色の花を咲かせます。
商品⑩:天晃(てんこう)
丸みを帯びた六角形のイボを持つ天晃は、青緑色の肌に白い粉をまとっているように見えます。
100均サボテンの中でもとにかく丈夫な種類なので、日当たりが多少悪くても夏から秋にかけて大きな美しい花を咲かせてくれるとあって大人気。
サボテン初心者さんにも向いているでしょう。
商品⑪:ブカレンシス
100均ではマミラリア属として流通していることの多いブカレンシスは、大きくなるにつれてトゲの周りを白い綿毛で覆われるようになります。
そして春を迎える頃には、2~3cmほどのピンク色の花を咲かせてくれる可愛らしいサボテン。
グングンと成長して子吹きをする様子も楽しむことができますよ。
商品⑫:姫珊瑚(ひめさんご)
斑入りの姿と姫珊瑚という名がキュートなウチワサボテンの仲間です。
一般的にウチワサボテンは球形タイプに比べて丈夫で成長が早いので、100均サボテンの中でも育てやすい品種。
根付くまでは直射日光を避け、根付いた後は日光によく当てて水も頻繁に与えてあげましょう。
100均「キャンドゥ」で人気のおすすめサボテン12選
では、100均のキャンドゥではどのようなサボテンが人気なのでしょうか?
以下の商品12個をご紹介します。
商品①:大豪丸
短い刺が特徴で、上手く育つと直径15cm×高さ30cm程の大きさにもなる大豪丸。
一定のサイズに成長すると、春から夏にかけて直径10cm以上にもなる白やピンク色の花を咲かせます。
ただし、夜咲きで開花時間はわずか1日。
日頃からよく観察し、見落とさないようにしたいですね。
商品②:短毛丸(たんげまる)
温暖湿潤な環境である南米アルゼンチンを原産地とする短毛丸は、100均サボテンの中でも日本の気候によく合った品種と言えます。
丈夫で成長が早い上に水が好きなので、軒先で管理しても根腐れしにくいでしょう。
子吹きも活発で、成長すると夏の夜に1日だけ大きなピンク色の花を咲かせてくれます。
商品③:金烏帽子(きんえぼし)
日本の伝統的な男性用かぶりものである烏帽子の形に似ていて、金色のトゲが生えている金烏帽子は100均でよく見かけるサボテンです。
日当たりが悪いと徒長の原因になって病気を引き起こすこともありますが、風通しの良い場所に置いてしっかり日光浴させることで子株をどんどん増やすことができます。
商品④:銀手毬(ぎんてまり)
白くて長いトゲが横に倒れ、手毬のような模様を作り上げているのが銀手毬です。
子吹きを頻繁に行って小さなサボテンの数を次々に増やしていきますが、小さな子株は少し触れただけで簡単に取れてしまいます。
そんなときは子株を乾いた土の上に置いておくと根を張り始め、成長させることができるでしょう。
商品⑤:ヤマカル
100均ではミニサイズの細長い形として販売されているヤマカルは、原産地である南アメリカやブラジルなどでは茎の直径60cm、高さは18mにもなる巨大な品種です。
100均サボテンの中でも特に乾燥を好むので、土が完全に乾いたら水を与えるようにしましょう。
4~10月になると赤やピンク、あるいはオレンジや白など個体によって様々な色の花を咲かせてくれます。
商品⑥:七々子丸(ななこまる)
突起一つずつから出ている黄金色のトゲの先がくるんとしていて愛らしい七々子丸です。
成長すると株が円柱に伸び、頭部にぐるっと一周つぼみをつけた後に小さな白い花を咲かせます。
100均サボテンの中では珍しく日中に一番の見頃を迎えるので、子供と一緒に開花を楽しむことができるでしょう。
商品⑦:柱サボテン
100均の柱サボテンとは、あらゆる種類のサボテンの中で柱のような形をしているものの総称です。
数十年もの長い間育てていると手の平ほどの大きい花が咲くこともあるようですが、具体的な条件はわかっていません。
花を咲かせるよりも、茎が上に向かってニョキニョキと伸びる姿を楽しみましょう。
日光浴をさせないと茎が日光を探してクネクネと折れ曲がるため、日中だけでも日に当てて育てることをおすすめします。
商品⑧:白竜丸(はくりゅうまる)
トゲの根本がふわふわの白い綿で囲まれている白竜丸は、ポコポコした姿が可愛いとして100均サボテンの中で人気を呼んでいます。
少し大きくなるとトゲの根本が白で、トゲの先が茶色に変化。
頭部に桃色の小さな花を付けてくれますよ。
商品⑨:千波万波(せんぱばんぱ)
千の波…万の波と、絶え間なく押し寄せる波のように細やかで複雑な陵を持つ千波万波。
垂直に伸びる稜と八方に伸びるトゲとが重なり、幾何学的な姿を生み出しています。
そこへピンクの花が咲くとより魅力的になり、見ていて飽きないサボテンと言えるでしょう。
商品⑩:白鳥(はくちょう)
真っ白でやわらかいトゲに全身を覆われた姿は、まさに白く輝く白鳥のような美しさ。
トゲはふわふわとした感触なので触っても痛くありません。
純白の土台に鮮やかなピンクの花がよく映えて、最高のインテリアになるでしょう。
商品⑪:金鯱(きんしゃち)
サボテンの王様とも呼ばれる金鯱は、金色のように輝く鮮やかな黄色い鋭いトゲが持ち味です。
昼夜の温度差がある4~6月と9~11月に最も成長しますから、真夏や真冬は室内で管理するといいでしょう。
サボテンは性質上光に向かって成長するので、片側だけに日が当たるとせっかくの丸い形が崩れてしまいます。
鉢を定期的に回して全体に日が当たるようにすると、きれいな丸い形を保ちながら成長できますよ。
商品⑫:姫ウチワ
ウチワサボテンの一種である姫ウチワは、日光に当てると透けるほどペラペラに薄い品種です。
とは言えとても丈夫なので、鉢を大きくするとどんどん子吹きをして大きく成長し、やがて花を咲かせてくれます。
姫のイメージにぴったり合う、上品でゴージャスな黄色の花に出会えるでしょう。
名前がわからない!100均で購入したサボテンの種類を確認する方法
100均で購入したサボテンの種類を調べる場合は、インターネットで検索するといいでしょう。
インスタやブログ、あるいはサボテンを販売しているショップのサイトなどに画像がたくさんあるので参考になりますし、それでもわからないときは花が咲いてから見比べると確認しやすくなるはず。
他にはYahoo知恵袋で質問するという方法もあります。
色や形がはっきりわかる画像をつけることで、期待していた回答が得られる場合もあるでしょう。
100均サボテンの育て方のコツ
では、100均のサボテンはどのように育てたらいいのでしょうか?
以下のコツ3つをご紹介します。
- 日光に当てて風を通す
- 土が乾いたら水を与える
- 温度は5〜40℃を保つ
コツ①:日光に当てて風を通す
サボテンが育つには、日光に当てて風を通すことが重要になります。
屋内管理であっても、1日に約3〜4時間は外に出して日光浴をさせてあげましょう。
ただし強い日差しには弱いので、夏の暑い時期は窓際に置いてレースカーテン越しに日光に当てるのがベスト。
また湿気の多い状況は株にダメージを与えてしまうため、風があまり通らないときは扇風機を回して対処してもいいですね。
コツ②:土が乾いたら水を与える
サボテンを育てる基本は、土が乾いたら水を与えることです。
春と秋はぐんぐん成長する時期なので十分に水を与えますが、毎日の水やりはNG!
土の状態をよく観察し、乾いてから与えてあげましょう。
また夏は成長スピードが緩やかになるため、土が乾いてから数日後に与えます。
そして冬は、成長がお休みする休眠期。
1ヶ月に1度くらいのペースで、土全体が完全に乾燥してから水を与えるのがポイントです。
コツ③:温度は5〜40℃を保つ
サボテンは本来、砂漠という過酷な環境に適応した丈夫な植物です。
砂漠は基本的に、日中は高温に上がって夜は低温に下がる温度帯なので、5〜40℃の気温なら屋外管理も可能と言えます。
それ以外の気温になるときは部屋の中に置いて5〜40℃を保ちましょう。
また夜間は気温を下げたいので、熱帯夜の日も部屋の中に入れてあげることが大切になります。
100均サボテンの植え替えのやり方
必要なもの
100均サボテンの植え替えに準備するものはこちらです。
- ひと回り大きな植木鉢
- 土
- 鉢底石
- 鉢底ネット
- ハサミ
- 割りばしやトング
鉢底石は土の排水性や通気性をアップするため、根腐れを予防する効果があります。
鉢底石の代用として大きく砕いた発泡スチロールやコルク、またマツボックリを利用してもいいでしょう。
鉢底ネットは鉢から土が流出したり根腐れしたりするのを防ぐために必要ですが、排水口ネットや三角コーナーの水切りネットをカットして使うこともできますよ。
やり方
100均サボテンの植え替えは、土が乾いている状態で行うと根を傷めません。
水やりを中止し、7~10日かけて土を乾燥させておきましょう。
鉢から株を取り出し、根に絡んだ土を手でもみほぐしながら取り除きます。
その際、傷んで黒くなった根があればハサミでカット。
新しい鉢にネットを被せて鉢底石などを敷き、鉢の1/3ほど土を入れます。
根を広げながら株を鉢の中心に置き、土を足して株を安定させたら完成です。
また植え替え直後は株や根が傷ついているので、水やりや日光浴は根が伸びてくるまでの1~2週間ほどは控えましょう。
100均サボテンの植え替えの時期やタイミング
では、100均サボテンはどの時期に植え替え、またどのような鉢を選んだらいいのでしょうか?
頻度、タイミング、鉢の選び方をご紹介します。
頻度
100均でサボテンを購入したら、どのような種類であっても1〜2年に1度くらいの頻度で植え替えましょう。
それ以上放っておくと土の栄養が減りますし、土が泥状になって排水性が弱まる原因にもなります。
また根も生長しますから、大きな鉢へ移し替える必要があるのです。
100均のサボテンでも、1〜2年に1度植え替えることで元気に育つことができますよ。
タイミング
100均のサボテンを植え替えるタイミングは以下の3つです。
- 株が鉢に対して大きくなりすぎている
- 鉢底の穴から根が飛び出している
- 水をやっても土に染みこんでいかない
株が大きく成長して鉢の中で窮屈そうに見えたり、鉢底の穴から根が飛び出していたりする場合は鉢が小さすぎるサインです。
また土に水が染みこんでいかないのは、鉢の中に根が回って詰まっているためと言えます。
いずれにしても、これらの状態では根からきちんと栄養が吸収されず成長を妨げてしまうため、植え替えが必要になります。
植え替える時期は育成期直前の3~4月が理想的ですが、必要なら9~10月に行っても良いでしょう。
株や根は植え替えによって多少なりともダメージを受けますが、直後に育成期を迎えることで修復しやすくなります。
ところがそれ以外の時期は成長が止まっているため、植え替えを行うと枯れる原因に繋がるのです。
鉢の選び方
100均のサボテンを植え替える際は、一回り大きな鉢を準備しましょう。
同じ大きさの鉢では根の生えるスペースが狭いですし、二回り以上大きな鉢では土が多すぎて根が必要とする以上の過剰な水を与えることになるので、根腐れを起こしやすくなります。
またサボテンが快適に育つのは水はけが良く乾燥しやすい環境なので、プラスチック鉢よりも素焼き鉢や陶器製の鉢の方が向いているでしょう。
100均サボテンの寄せ植えのやり方
必要なもの
100均サボテンの寄せ植えに準備するものはこちらです。
- 鉢底石
- 鉢底ネット
- 土
- ピンセット
- 手袋
- 鉢
触ると痛い株を扱う場合は、手袋を用意しましょう。
鉢は、寄せ植えしたい株の数や大きさに合わせて一回り大きいサイズを選びます。
やり方
100均サボテンは土が乾いた状態で鉢から取り出し、土を取り除いて根の部分も乾燥させておきます。
鉢にネットを敷いて鉢底石を入れ、鉢の1/3くらいまで土を入れましょう。
株をレイアウトとして置き、土を足しながら形を整えて完成ですが、必要ならピンセットがあるとスムーズにできるはず。
植え替えのときと同じように、水は1~2週間後に与えましょう。
アレンジ自在!100均サボテンのおしゃれな寄せ植え集5選
では、100均サボテンはどのように寄せ植えするとおしゃれに見えるのでしょうか?
以下の寄せ植え5つをご紹介します。
寄せ植え①:同系色で統一する
100均サボテンは種類によって株の色が異なるため、寄せ植えする土台も含めて色味を統一するとスッキリまとまります。
くすみ系の品種を選ぶなら、ヴィンテージな雰囲気が漂う素材と合わせるとナチュラルでシックに仕上がりそうです。
寄せ植え②:ミニサボテンを集める
100均では数多くのミニサイズを扱っているので、それらを集めてミニチュアサボテンのコーナーを作ってもいいですね。
成長した株は大きな鉢に移し、子吹きしたものだけを寄せ植えすると可愛らしく、何だかサボテンたちも楽しそうに見えます。
寄せ植え③:鉢をリメイクする
乾燥を好む100均サボテンを選ぶなら素焼鉢に植えるのがベストですが、そのままでは物足りないと思う人もいるでしょう。
そんなときは、素焼鉢をペイントなどでリメイクすると一気におしゃれ度がアップします。
好みのデザインに寄せ植えできて、ますます愛着が湧きそうです。
寄せ植え④:フィギュアを乗せる
シンプルな100均サボテンでも、フィギュアを乗せるだけで遊び心が出て楽しい寄せ植えになります。
おしゃれに見せるコツは、フィギュアをさりげなく忍ばせること。
あくまでも主役はサボテンであることを忘れずに、ひっそりと置いてあげましょう。
よーく見ると「こんなところにいたんだ!」と思われるくらいの方が全体的なバランスも良く、プレゼントにしても喜ばれそうです。
寄せ植え⑤:同じ品種を寄せる
同じ品種を寄せ植えすると、形やサイズが揃いやすいので統一感が出てコンパクトにまとまります。
また成長期や好む環境が似ているため、管理がしやすくなるのも大きなメリット。
好きな雑貨でインパクトを出しながら、部屋のインテリアになじませてもいいでしょう。
100均サボテンを楽しく育てよう
100均サボテンは種類によって温度や日差し、また水の与え方が異なる場合があるため、購入前に確認しておくことが大切です。
親株が成長して子株を生み出したり、見事にキレイな花を咲かせたりする様子を間近で見られると純粋に嬉しいですし、育て甲斐があります。
自分好みにアレンジしながら、100均サボテンを楽しく育てましょう。
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