鼻につくの意味とは？イラッとする話し方や行動の特徴＆上手な接し方

「鼻につく」の意味とは？

「鼻につく」とは、鬱陶しい、気に入らないという意味です。
本来、「鼻につく」とは、「嫌なにおいが鼻にずっと残っている」という意味を持ちますが、ちょっと気に入らない、カチンとくる、というような時に使われる言葉。

類語として、嫌味、ウザい、などが挙げられます。
「あの店員さん、愛想が悪くてなんだか鼻につくよね」「あの人の話し方は、鼻につく」など、面と向かって本人に怒るようなことではないけれど、嫌な気分になった時に使われるでしょう。

鼻につく異性がいる？男女200人にアンケート

鼻につく人は、うざったくて気に入らないと思いますが、同性に多く見られます。
では、異性に対して鼻につくと感じることもあるのでしょうか？

今回は男女200人に、鼻につく異性がいるかをお聞きしました。

Q.鼻につく異性がいる？

男女ともに約2人に1人が「いる」と回答しました！
異性であっても鼻につく人がいるという方が多いようですね。

では、どんなところが鼻につくのか見ていきましょう。
もっと恋愛アンケートをみたい方はこちら♡

男女に調査！鼻につく人にイラっとしたエピソード

なんだかわからないけど話していて無性にイライラする……！という相手、一人や二人はいるのではないでしょうか？
ここでは、鼻につく人にイラっとしたエピソードをご紹介していきます。

共感できる方もいるかもしれませんね。

Q.鼻につく人にイラっとしたエピソードを教えて

男性のコメント

女性のコメント

「上から目線」「自慢ばかり」といった特徴がある人は、周りから「鼻につくな」と思われていることが明らかに！
上から目線でものを言い、挙句の果てに頼み事に応えてても感謝の言葉一つないなんて嫌われないはずがありません。

さらに、自分の自慢話や自慢気なSNS投稿が多くても、周りからしたら「別に見たくも聞きたくもないし」と思われます。
そしてなんと、彼氏・彼女が鼻につくという声も！

自分の行動が他人に迷惑をかけていないか、今一度確認してみてくださいね。

鼻につく人の特徴

鼻につく人には、どんな特徴があるのでしょうか？
詳しく見ていきましょう。

1. 見下したような態度
2. 自分に甘く他人に厳しい
3. 愛想がない
4. 容姿がいい
5. 調子がいい
6. うるさい
7. 頭がいい
8. プライドが高い

特徴①：見下したような態度

鼻につく人は、見下したような態度を取る人が多いでしょう。
馬鹿にしたような言い回しだったり、自分が上だというような発言をしたりなど、わざと挑発するような態度を取ってきます。

たとえ上司だとしても、人を見下すような態度の人は鼻につきますよね。
「そんなこともできないの？」「自分が若い頃は…」というような、パワハラ、モラハラな人もいるでしょう。

特徴②：自分に甘く他人に厳しい

鼻につく人は自分に甘く、他人に厳しいことが多いです。
人には厳しく批判したり、指摘したりするのに、自分はミスばかりしているなど、言動に実力が伴っていないと、周囲の反感を買いやすいでしょう。

いわゆる、自分を棚に上げた物言いをする人ですね。
ある程度の地位や権力がある場合は、周囲の人が我慢して受け入れていることもあるでしょうが、知らず知らずのうちに敵をたくさん作っている可能性も高いでしょう。

特徴③：愛想がない

愛想がない人も、鼻につくと思われます。
性格の良し悪しに限らず、冷たい印象を受ける人や、あまり喋らない人は、態度が悪いと思われやすいんですね。

本人は愛想を悪くしているわけではななくても、話しかけたのに無愛想だったり、口数が少ないと「気取っていて鼻につく」と思われるでしょう。
とくに、見た目も印象を大きく左右します。

怒っているような顔つきだったり、目が鋭いなど、威圧的なオーラがあると、さらに嫌煙されてしまうでしょう。

特徴④：容姿がいい

容姿がいい人も鼻につくと思われやすいです。
これは、性格や話し方の問題というのも、単なる僻（ひが）みでしょう。

美人やイケメンと言われる人たちは、ただ普通に生活しているだけなのに、「調子にのっている」などと、心無い言葉を浴びせられることがあります。
ただ、その大多数は羨ましいという嫉妬の気持ちから来るものと考えて間違いないでしょう。

特徴⑤：調子がいい

調子がいい人も、鼻につくと言われます。
というのも、言っていることがコロコロ変わったり、人によって態度が違ったりする人は、うさんくさいですよね。

そもそも、嘘をついたり、見え透いたお世辞ばかり言ってくるような人は、信用できるわけがありません。
鬱陶しがられたり、鼻につくと思われても仕方ないでしょう。

特徴⑥：うるさい

鼻につく人の特徴として、うるさいということが挙げられるでしょう。
女性だったら、声が高かったり、男性なら声がおおきかったりなど、とにかく声が耳につき、おしゃべりな人は鼻につくと思われることが多いです。

とくに、空気も読まずにキャーキャーと騒ぐ女性や、いつもハイテンションな男性は、ノリの良い人なら一緒に盛り上がれるかもしれませんが、そうではない人からしたら、鼻につく、迷惑と思われるでしょう。

特徴⑦：頭がいい

頭がいい人も、鼻につくと言われます。
これも、容姿がいい人同様、妬みであることが多いですね。

学歴が高かったり、大企業に勤めているなど、そういった経歴を持つ人は、憧れられる反面、「調子に乗っている」「鼻につく」と思われやすいです。
また、頭がいい人は、難しい言葉を使ったり、人を見下しているように見えることがあるため、普段から気をつけないと、鼻につくと言われてしまうかもしれませんね。

特徴⑧：プライドが高い

プライドが高い人も、鼻につく人だと言われます。
もちろん、自分自身や仕事などに対して誇りを持つことは、悪いことではありません。

しかし、実力もないのに偉ぶっていては、イラっとされて当然。
実力がある人と比べて、実力がない人の方が自信がないため、プライドが高くなりやすい傾向にあります。

たとえ自分に自信があったとしても、プライドが高い人は嫌煙されることが多いので、気をつけた方がいいでしょう。

鼻につく人が取りがちな行動

鼻につく人は、どんな行動を取るのでしょうか？
ついつい、取ってしまっている行動が周りから鼻につくと思われているかもしれません。

具体的な行動を見ていきましょう。

1. 裏表がある
2. かまってちゃん
3. 目立ちたがる
4. 損得勘定で動く
5. 人に合わせない
6. 口先だけ
7. 責任を人に押し付ける

行動①：裏表がある

鼻につく人は、裏表がある行動を取ります。
仕事とプライベートで顔が違うなど、そういったことではなく、「つじつまが合わない人」なんですね。

たとえば、表では嫌っている人にも良い顔をして、影で悪口を言っていたり、以前は「〇〇」と言っていたのに、都合が悪くなると「△△」と全く違うことを言い出したり。
それでは、人格を使い分けているのでなく、ただの嘘つきです。

そういった、発言や行動に責任感がない人は鼻につくと思われるでしょう。

行動②：かまってちゃん

鼻につく人は、かまってちゃんな行動を取りがちです。
どういうことかというと、周囲の気を引くために、わざと人前で泣いてみたり、あからさまに落ち込んでみせるなど、周囲の目につくように過度なアピールをするんですね。

中には純粋に心配して「大丈夫？」と気に掛ける人もいるでしょう。
ただ、構ってほしいからやっていると分かっている人から見れば、嘘をついて気を引いていると思われるので、周囲を怒らせても仕方ないですよね。

行動③：目立ちたがる

鼻につく人が取りがちな行動は、目立ちたがることです。
目立つこと自体は何も悪くありませんが、目立とうとする人は、空気を読めないことが多いんですね。

たとえば、目立とうとして服装のマナーを守らずに派手なものを身につけたり、静かにしなければいけない場所でペラペラと話したり。
悪いことをして目立っても、周りから煙たがられるだけです。

注目されたいなら、人に尊敬されるような行動を取ることが先決でしょう。

行動④：損得勘定で動く

鼻につく人は、損得勘定で行動することが多いです。
思いやりの心や、ボランティア精神が欠けているんですね。

誰か困っている人がいても、自分の利益にならなければ助けなかったり、女性なら男性にだけいい顔をしたりなど、損するか得するかということしか考えていない行動をします。
結果、人によって態度が違うということになりますので、周囲を嫌な気持ちにさせてしまうでしょう。

行動⑤：人に合わせない

鼻につく人は、人に合わせない行動を取りがちです。
いつも自分を判断基準にしてしまうので、人の意見を聞かなかったり、周囲の空気を読まないで行動したりしてしまうんですね。

つまり、協調性がないのです。
人に合わせて自分の意見を言わないことが良いというわけではありませんが、思いやりのない自己中心的な行動を取られて、良い気分になる人はいないですよね。

そういった、思いやりのなさや自分勝手さが鼻につくと思われやすいでしょう。

行動⑥：口先だけ

鼻につく人は、口先だけの行動を取ることが多いでしょう。
どういうことかというと、やると言っていたことをやらなかったり、できると言っていたことができなかったり、要するに平気で嘘をつくんですね。

また、誰かが言ったことを自分が言ったかのように話したり、はたまた誰かの良い意見に対して「自分もそう思ってた」と言ったり、他人の手柄を横取りするような行動をする人も、反感を買いやすいです。
有限不実行だったり、約束を守れないと信頼されることはないので、気をつけた方がいいでしょう。

行動⑦：責任を人に押し付ける

鼻につく人が取りがちな行動として、責任を人に押し付けることが挙げられます。
すぐに人のせいにしたり、責任逃れする人は鼻につくと思われてしまうでしょう。

仕事を任されても平気でやらなかったり、自分のミスを他人のせいにしたりする人は、鼻につくどころか信用を失ってしまいます。
やると言ったことはきちんとやる、悪かったことは謝る、といった基本的なことができていないと、どんどん周りの人が離れていってしまうでしょう。

鼻につく話し方や言い方

鼻につく話し方や言い方って、どんなものがあるのでしょうか？
普段の会話も気をつけないと、知らず知らずのうちに、鼻につく人になっているかもしれません。

では、鼻につく人の話し方や言い方を詳しく見ていきましょう。

①：自慢話や武勇伝が多い

自慢話や武勇伝が多い人は、鼻につくと思われやすいでしょう。
どんなに成功した話も、どんなにモテた話でも、本人に自慢されるだけで一気にチープに聞こえてしまうもの。

特に日本人は謙虚を美徳としているので、自慢話や武勇伝を話した時、ほとんどの人が嫌な気持ちを覚えるでしょう。
自分の実績をつい言いたくなる気持ちは分かりますが、周囲に話したところでプラスになることは、ほとんどないので、心の中にしまっておくのが一番です。

②：語尾を伸ばして話す

鼻につく人の話し方として、語尾を伸ばすことが挙げられます。
男性でも女性でも、語尾を伸ばして話す人は、言葉に重みがなく「軽い」「やる気がない」と思われることが多いんですね。

たとえば、「なんか～」「そうです～」など、語尾を伸ばすだけで気が抜けたように感じます。
とくに先輩や目上の人に向かって、語尾を伸ばす話し方をする人は、失礼なので、鼻につくと思われても仕方がないでしょう。

③：文句が多い

文句や否定が多い人も、鼻につくと思われやすいでしょう。
文句や否定は、必ず誰かを嫌な気分にさせます。

とくに、人の欠点しか口にしなかったり、こちらが何を話しても「それは違う」と否定してきたりなど、そういう人は周囲から見れば、「自分が正しい」「自分の方がすごい」と言っているように感じるので、鼻につくと思われやすいんですね。
中でも噂話は悪口が大半なので、極力参加しないようにした方がいいでしょう。

④：人の話を聞いていない

人の話を聞いていない人も、鼻につく人だと言えます。
人の話を聞いていないと言っても、決してボーッとしていて聞こえていない人というわけではなく、「人の話を聞く気がない人」が鼻につくと思われるんですね。

たとえば、話をしている最中にスマホを弄っているとか、興味がない話題は全く聞こうとしないとか。
目上の人に対してやってしまうのは、絶対にダメですが、たとえ気が置けない友人だとしても、話を聞かない人は鼻につくと思われて当然でしょう。

⑤：自分の話しかしない

自分の話しかしない人も、鼻につくと思われるでしょう。
とくに、人の話を聞いているように見せかけて、自分の話を挟んできたり、人の話を遮ってまで自分の話をしてきたりなど、これでは鼻につくと思われても仕方ありません。

自分の話しかしない人は、会話の主導権を握らないと気が済まない人。
目立ちたい気持ちは分かりますが、誰だって話を横取りされて良い気分にはなりませんよね。

会話にも思いやりがないと、鼻につく人になってしまうでしょう。

鼻につく人との接し方

できることなら鼻につく人とは関わらずに生きていきたい、と思う人も多いでしょう。
でも、どうしても関わらなければいけない相手だった場合、どのような接し方をするのが正解なのか、詳しく見ていきましょう。

1. 受け流す
2. 深入りしない
3. 人は人と割り切る

接し方①：受け流す

鼻につく人との接し方として、うまく受け流す技術を身につけましょう。
というのも、鼻につく人と関わっていると、イライラしたり、カチンときたりすることがありますよね。

でも、そんな時にいちいち反応していたら、相手はますます嫌な態度を取ってきたり、最悪の場合、目の敵にされてしまうこともあるでしょう。
相手に乗せられて土俵に上がってはいけません。

「何か言ってるな」と思うくらい、余裕な態度で接することで、うまくスルーしましょう。

接し方②：深入りしない

鼻につく人との接し方2つ目は、深入りしないということです。
実は、鼻につく人というのは、図々しかったり、被害者ぶることも多いんですね。

相手の頼みを断れずに理不尽なお願いを引き受けたり、相手が困っている時に手を貸すことで、どんどん要求が増えてしまう可能性があります。
もちろん、誰かを助けたり優しくするのは悪いことではありません。

でも、本当に自分が手を貸すべきか、それが本当に相手のためになるのか、ということを考えるようにしましょう。
そして、ギブアンドテイクの関係が築けない相手には、深入りせず、ちょうどいい距離感を保つことを心がけるべきです。

接し方③：人は人と割り切る

鼻につく人との接し方3つ目として、人は人だと割り切ることです。
相手が自分と遠い関係ならいいですが、職場の同僚だったり、よく顔を合わせる友達が鼻につく人だったら、すごくストレスが溜まるでしょう。

もちろん、嫌な部分やひどい言葉にイライラするのは当たり前。
でも、そんな人に毎日腹を立てていたら、自分の神経がすり減っていってしまいます。

鼻につく人にストレスが溜まってきたら、まずは相手の見方を変えましょう。
たとえば、「あの人は嫌味しか言えない可哀そうな人なんだ」と思うことで、仕方ない、関係ないと自分で納得すると、心穏やかに接することができますよ。

鼻につく人だと思われないためには？

鼻につくと思われたい人なんて、誰もいませんよね。
では、どうすれば鼻につく人にならずに済むのか、具体的な対策を見ていきましょう。

1. 批判しない
2. 目立ちすぎない
3. 笑顔を心がける

方法①：批判しない

鼻につく人だと思われないためには、まず、批判や文句を減らすことです。
批判したり文句を言うことは、どんどん自分のハードルを上げているということ。

「自分は完璧だ」と周囲に言っているようなものなのです。
自分に自信を持つのは悪いことではありませんが、だからと言って誰かを馬鹿にしていい理由にはなりません。

ですから、まずは批判するのをやめ、人や物の良い面を探しましょう。
きっと、信頼してくれる人が増えるはずです。

方法②：目立ちすぎない

鼻につく人だと思われないためには、目立ちすぎないことも大切です。
容姿や頭の良さ、仕事ぶりなど、思いがけず注目を浴びることは仕方がないこと。

ですが、悪い事をして目立ったり、出しゃばって目立つと鼻につくと思われやすいでしょう。
また、目立ちたくてリーダーになろうとしたり、表舞台に立とうとするのは言語道断。

人を引っ張っていく人、人の前に立つ人というのは、努力したからこそ、人の上に立てるのです。
目立ちたいなら、まずは毎日ひたむきに努力をすること。

実力をつけることが大切です。

方法③：笑顔を心がける

鼻につく人だと思われないためには、笑顔でいることも大切。
とくに、見た目で鼻につくと思われないためには、笑顔が一番効果的でしょう。

たとえ、キツい顔つきでも、容姿が整っていて、近づき難いと思われても、いつも笑顔でいることで「気さくな人」という印象がつきます。
だから、笑顔の人の周りには、たくさん人が集まるんですね。

いつもニコニコしているのが難しいなら、まずは口角を上げることを意識してみましょう。
それだけでも、印象がかなり変わりますよ。

鼻につく人は嫌われやすい！気をつけて愛される人に！

容姿が良い、頭が良いなど、周りから見て「羨ましい」という部分で、鼻につくと思われてしまうこともありますが、大抵の場合、その人の言動が原因です。
鼻につく言動ばかり取っていると、鼻につく人から嫌いな人になってしまう可能性も高いでしょう。

そうならないために1番大切なことは、周囲を思いやる気持ちと、自分自身に驕（おご）らないことです。
優しい心で日々生活していれば、鼻につくと思われるどころか、たくさんの人に愛される人になりますよ！