敬遠される人の特徴5つ！職場や恋愛で避けられる行動＆敬遠されない方法

「敬遠される」とは？

一般に敬遠されるとは、積極的に嫌ったり憎んだりまでの悪感情を抱く、までのことはなくても、内心疎ましく思われたり、関わりを避けられたりすることを指します。
つまり、敬遠される人とは、本人が自覚している、していないに関わらず、周囲の人間からは、距離を置かれている人のことを指すのです。

したがって、誰かに敬遠されるということは、少なくとも相手からは、余り良い感情を持たれていないということに、他なりません。
それ故に、敬遠されている人は、孤立して寂しい思いをしなくてはならないだけでなく、性格上問題有りと見なされて損をする結果にもなりかねないのです。

職場で敬遠される人の特徴

では、職場で敬遠される人はどんな特徴の持ち主なのでしょうか？
以下の職場で敬遠される人の5つの特徴をご紹介します。

1. 話がくどい
2. 要領が悪い
3. 責任転嫁ばかりする
4. 面倒な仕事を人に押し付ける
5. プライバシーに踏み込む

①： 話がくどい

職場で敬遠される人の特徴として、まず指摘されるのは、何かというと、話がくどいということです。
職種を問わず、職場では、時間をだらだらと無駄にすることは許されません。

そんな状況下で、仕事の打ち合わせや、案件の引き継ぎ、伝言の申し送りなどの大事な場面でも、話にめりはりがなく、要点のぼけた話になってしまう人は、正直非常に迷惑な存在。
特に、繁忙期や、お客様を待たせるわけにはいかないサービス業や、接客業では、一緒に組んで仕事をしたくない筆頭に挙げられることも、しばしばです。

②： 要領が悪い

失敗が個人の責任で済むことではない、ことも増える職場で、やたらと要領が悪い人も、敬遠されるリスクが高くなります。
もちろん、新人の内や、慣れない仕事の内は、誰しも失敗したり、時間が通常よりかかってしまうのは仕方のないこと。

しかし、周囲に甘えて、いつまでたっても一人前の仕事ができない、といった場合や、前回の失敗から学ぶこともせず、同じ失敗を延々と繰り返すような人は、周囲の人間からも見放されたり、一緒に仕事をすることを敬遠される場合が、ほとんどです。

③：責任転嫁ばかりする

自分の担当した仕事であるにもかかわらず、叱責されると、他の人に責任転嫁するような、無責任な人も、職場で敬遠されるケースがあります。
本来は部下の失敗をカバーする立場にあるような、役職であるのに、逃げの一手に出るような姑息な態度に出る上司や、自分のミスを指導社員の落ち度であるかのように、押し付けて平然とする、使えない新人などが、こうしたケースに該当します。

④：面倒な仕事を人に押し付ける

繁忙期とあらかじめわかっているのに、火急の用事でもないのに関わらず有休をとったり、明らかに面倒な仕事だけ、ちゃっかり他の人に押し付けるような人も、敬遠される筆頭に挙げられます。
このようなタイプの人は、往々にして、自分ではちょっと要領が良いだけと、思っていることが多く、周囲から眉をひそめられていても気付いていないことも、よくあることです。

⑤：プライバシーに踏み込む

いくら和気あいあいとした職場であっても、気のあった友達ばかりで構成されていた、学生時代のグループとは違うもの。
仕事とは関係のない、同僚や上司、部下といった人のプライベートに関わるようなことを、あれこれ興味本位で尋ねたり、知ろうとする行為は、場合によってはセクハラやモラハラ、パワハラといった定義に抵触する危険な行為。

それでなくても、仕事は仕事、プライベートはプライベートとして一線を引いているような相手の場合、鬱陶しい人と認定されて、敬遠されるのが落ちです。

恋愛で敬遠される人の特徴

では、恋愛で敬遠される人にはどんな特徴があるのでしょうか？
以下の5つの恋愛で敬遠される人の特徴をご紹介します。

1. 自己評価が高い
2. あざとさが透けて見える
3. マウンティングしたがる
4. 噂やゴシップ好き
5. 自己卑下ばかりする

①： 自己評価が高い

恋愛となると、敬遠されるという人には、やたらと自己評価の高いタイプが多く含まれます。
例え、誰しも認めるエリートやイケメン、美人であっても、常にそのことを鼻にかけていたのでは、うんざりするのが正直なところ。

いくら好意を持っていても、いちいち相手のことを、賛美することを要求されたのでは、疎ましく思われても仕方ありません。

②：あざとさが透けて見える

可愛らしいルックスで、一見モテ女子に見えるのに、なぜか恋愛市場で敬遠される女性の場合は、あざとさが見え見えのケースが多いようです。
普通に振舞っていれば良いのに、より多くの注目を浴びたいのか、何かというとオーバーアクションだったり、自分のか弱さを強烈アピールしてばかりいると、初めはちやほやしていた男性陣も、いささかうんざりということも。

③：マウンティングしたがる

合コンや街コン、あるいは軽いノリの友達同士での食事会など、どんなシーンにおいても、周囲の同性に対して、ライバル心むき出しのガチンコ勝負系の人も、恋愛対象としては、敬遠されることが多々あります。
理由の1つには、そうしたあからさまなマウンティング行為が、周囲の人間をうんざりさせることが挙げられます。

また、何かとマウンティングしたがる人は、恋愛関係の当事者だけでなく、親や兄弟姉妹といった、身内からも不評を買うことが多い点も、敬遠される由縁となっています。

④：噂やゴシップ好き

恋愛対象の異性から、敬遠されるタイプには、噂やゴシップが好きな人も、多く挙げられます。
口を開けば自分の周囲や、芸能人などの噂やゴシップばかり、と言う人は、傍からは、単なる物見高い人と言うだけでなく、底意地の悪い人と受け取られることも。

そのため、会話の内容がゴシップネタばかり、という人は、合コンや飲み会の盛り上げ役で人気者となることはあっても、一対一の恋愛対象としては、敬遠される場合があるのです。

⑤：自己卑下ばかりする

概ね優しくて、控えめな態度の人なのに、恋愛では歴戦負け続けという人には、自己卑下がひどすぎて、敬遠されてしまうという人もいます。
本人としては、あくまでも謙遜しているぐらいの意識かも知れませんが、何かとネガティヴな発言ばかり聞かされる側としては、「いい加減にして欲しい」と思われることもしばしば。

度の過ぎた謙遜は、相手からすれば不快なだけと言うことも、意識しておく必要があります。

友人に敬遠される人の特徴

では、友人に敬遠される人はどんな特徴が見られるのでしょうか？
以下の友人に敬遠される人の5つの特徴をご紹介します。

1. お節介ばかりする
2. 空気が読めない
3. 異性受けばかりを狙う
4. 口が軽い
5. 自己愛が強い

①：お節介ばかりする

頼んでもいないのに、片思いの相手との間をとりもとうとする、あるいは、もう忘れようとしている元カレの今カノのことを、あれこれ言いつけてくるような人は、友達と思っている人からも、敬遠される傾向が強くなります。
特に、そのお節介のせいで、少なからず迷惑を被ったのに、「わざとじゃないんだから、許してくれて当然でしょ」という態度に出るに至っては、当人だけでなく、友達グループ全員から、敬遠されても不思議ではありません。

②： 空気が読めない

いわゆる「空気が読めない」人が、敬遠される理由としては、場の雰囲気を悪くするといったことだけでなく、その後の処理が、大変になるということも挙げられます。
特に、空気が読めないせいで、引き起こした事態の後始末を、友達というだけで、押し付けられたり、手伝わされたりした経験がある人にとっては、友達付き合いを再考するに、充分の理由となってしまいます。

③：異性受けばかりを狙う

モテを追求するあまり、自分の引き立て役に友達を使うなど、周囲の女友達のことを、平気で踏み台にするような人も、友人同士の付き合いを遠慮されてしまうことがあります。
また、友達の前と、異性の前では、明らかに態度が違うという人も、白い目で見られて、敬遠される傾向が強いです。

④：口が軽い

悪い人ではないけれど、深くは付き合いたくない、と評される人には、口が軽い人が少なくありません。
例え、重大なうち明け話ではないにしても、自分が話したことを、ぺらぺらと他の人に話されて良い気がする人はいないものなので、注意が必要です。

⑤：自己愛が強い

自己愛が強く、自分本位な人は、どんな人間関係の中でも嫌われたり、疎ましがられるものです。
しかし、特に同性の友達グループなどの中では、ちょっとした自己愛の暴走でも、非難の対象になりやすく、敬遠されてしまう傾向があります。

これは、同性同士だと、相手の本音と建前が見抜きやすいため、適当なところでの折り合いが、つけにくいということが一因だとも、言われています。

敬遠される人がとりがちな行動

では、敬遠される人がとりがちな行動とはどんな行動でしょうか？
以下の敬遠される人がとりがちな行動をご紹介します。

1. 自分本位な行動に出る
2. 場の主役になりたがる
3. 話の流れを遮る
4. 親切の押し売りをする
5. だらだらと話を長引かせる

行動①：自分本位な行動に出る

敬遠される人には、行動基準が自分本位という我がままな人が、少なくありません。
さらに、自分が我がままだということを、充分認識しておきながら、「この程度のことは許されるはず」と高を括ったような態度は、敬遠されるだけに留まらず、周囲から人間がいなくなるといった、孤立化を招くことにも繫がりかねません。

行動②：場の主役になりたがる

空気を読まない人が、やりがちな失敗が場の雰囲気をぶち壊す、あるいは主役の座を奪ってしまうといった破壊行為。
例えば、せっかくの友達の結婚祝いのパーティなのに、主役を脇において、自分の話ばかりするような人は、その場の顰蹙を買うだけでなく、次第に誰からも相手にされない、と言ったケースも見受けられます。

行動③：話の流れを遮る

例えば、久しぶりの女子会や、同窓会、大学のサークルの友達同士が集まるような場では、お互い積もる話も、たくさんあるはず。
そんな時に、話の流れを読まずに遮ったり、無理やり話題を変えさせるようなことを、繰り返す行動も敬遠される要因の１つです。

こうした行為が受け入れられないのは、職場の仲間内での、談笑の場などでも、同じこと。
あまりに繰り返していたのでは、そのうち、誰も話の輪に引き入れようとは、しなくなってしまいます。

行動④：親切の押し売りをする

敬遠されたり、疎ましがられる人には、「あなたのためと思って」と言えば、何をやっても許されると、勘違いしている人も少なくありません。
例え、本心から相手のためを思ってしたことであっても、肝心の相手からすれば迷惑と感じるのであれば、意味のないこと。

まして、相手の気持ちを考えずに、ずかずかプライバシーを侵害したり、傷口に塩を塗りたくるような結果になるような行動は、敬遠されても仕方がありません。

行動⑤：だらだらと話を長引かせる

時間や場所を考慮せず、だらだらと話を長引かせるような人も、敬遠されます。
特に、上司と部下、目上と目下といった、パワーバランスに偏りがある人間関係にも関わらず、相手の弱みや好意につけこんで、だらだらと長話をしたり、休日にまでLINEやSNSでつながりをもとうとする行為をする人は、疎ましがられる場合が、ほとんどです。

敬遠される人になりたくない！周囲の人に敬遠されない方法

では、周囲の人に敬遠されないためにはどうしたらいいのでしょうか？
以下の周囲の人に敬遠されない方法をご紹介します。

1. 一歩引いて周囲を観察する
2. 空気をよく読む
3. プライバシーに気をつける
4. 平等に振舞う
5. 謙遜の美徳を心得る
6. 聞き役に回る

方法①：一歩引いて周囲を観察する

敬遠される人の大半が、自分が周囲から、どういう目で見られているか、に無頓着という傾向があります。
自分のどういった行動や、言動に対して、周囲がどういったリアクションをとっているかが、わかっていないのです。

その結果、顰蹙を買ったり、反感を持たれていても気が付かないままでいるため、ますます悪目立ちしたり、厚顔無恥に見られたりする結果にも繋がってしまいます。
周囲から、敬遠される自分を変えたいと考えているなら、まずは、自分のどういった振る舞いによって、敬遠されてしまっているのかを、把握することに努めましょう。

方法②：空気をよく読む

敬遠される人は、往々にして空気を読めない行動をとることが、多々見られます。
とりわけ、「根は悪い人ではないけれど」とされながらも、なぜか周囲の人に一線を引かれてしまう人には、特にこうした「空気が読めない」行動が目立つようです。

普段は、平均値、あるいはそれよりも良い人として振舞えていたとしても、「ここぞ」という時に、空気の読めない言動に出るようでは、「あの人はちょっとね」と敬遠されても仕方ないのです。
過去に、「そういえば、あの時は場の雰囲気が悪くなった」、というような覚えがあるのであれば、その前後のやりとりの中で、何か自分がやらかしてしまっていなかったか、をよく考えてみるのも良い方法でしょう。

方法③： プライバシーに気をつける

なぜか、周りから敬遠されるという人の場合、親しさと、プライバシーの侵害を履き違えているといったことも、よくあります。
例えば、独身の友達が頼んできたわけでもないのに、勝手に友達を口実に、合コンを企画したり、周囲に独身男性を紹介してくれるよう、依頼するといった行為は、まさに、親切の押し売りに他なりません。

さらに、越権行為に辟易している相手に対して、こんなにしてあげてる私に感謝して当然よね、と言わんばかりのドヤ顔をするようでは、敬遠されるどころか、呆れて友達の縁を切られても、文句の言えないところです。
例え親しい友達であっても、相手のプライバシーに関することは、非常にデリケートな扱いが必要である、と常に心しておくことも大切です。

方法④：平等に振舞う

特に、同性からの受けが悪い、何かというと敬遠されてしまうという場合は、異性に対する態度に問題ありのことも、多くあります。
職場や、友達グループなどでの集団行動の際、イケメンや、話上手な人など、人気者の男性とばかり親しくする人は、同性から見ると、異性に媚びを売る存在と見られても、仕方のない部分も。

風見鶏のように振舞え、とまでは、いかなくても誰に対しても、公平で平等に接するように努めることは、社会の中で、疎外されたり、敬遠されることを防ぐための、基本対策です。

方法⑤：謙遜の美徳を心得る

周囲から敬遠されるような覚えがある、という人には、自覚がある、ないに関わらず、自分の自慢話をやたらとしたがる傾向があります。
特に、陥りがちな失敗が、旦那や子供、ペットといった身内の自慢。

自分にとっては、軽い惚気程度のつもりかも知れませんが、毎回毎回聞かされる側にしてみれば、疎ましい存在そのものとなっていても、不思議ではありません。
例え、「旦那さん、すごいわね」「うらやましいわ」と話の矛先を向けられても、「そんなことないのよ」と軽く受け流す程度の謙遜の美徳を心得ることが大切です。

方法⑥：聞き役に回る

敬遠される人からの、脱却を試みている段階では、自分がどう振舞うべきなのか、試行錯誤状態ということも、考えられます。
そういった場合や、悪目立ちしたくない時などには、率先して聞き役に回るのも、おすすめの方法です。

どんな場においても、全員が全員、思い思いに発言していたのでは、収拾がつかなくなることも、しばしば。
そんな時に、適当な相槌で、聞き役に回ってくれる人の存在は、敬遠されるどころか、非常に有難い存在とされます。

敬遠される人にならないように努力しよう

打ち解けたいのに、なんだか周囲の人とぎくしゃくする、あるいは険悪というわけでもないけれど、微妙に避けられている気がする、という自覚があるなら、要注意。
その原因は、自分でもきちんと気付いていないうちに、周囲から敬遠されているからかも、知れません。

人と人の絆を大切にしたい、円滑な人間関係を築きたいと思うのなら、まずは、何故自分が敬遠されるのかという理由を、きちんと把握することが大切。
その上で、自分の行動や言動に留意して、周囲に受け入れられる、魅力ある人間性を身につけるようにしたいですね。