消えない心の傷を癒す方法10個！心に向き合う過ごし方＆心の傷を癒す言葉

男女200人に聞いた！心の傷に悩んだ経験

日々生活していれば誰だって心に傷を負うことはあるものです。
その傷の大きさやその人の性格によりけりですが、それなりのダメージはありますよね。

今回は男女200人に、心の傷に悩んだことがあるかをお聞きしました。

Q.心の傷に悩んだことはある？

男女200人のうち8割以上もの方が「ある」と回答しました！
20代、30代にもなると人生経験も豊富です。

そのため、心の傷にぶつかることもあって当然なのでしょう。
では、心の傷の原因を詳しく見ていきましょう。

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いつまでも消えない…心の傷の原因

忘れたいのに忘れられない心の傷を抱えている人は、その原因を他者には打ち明けにくいものです。
心の傷となる主な原因を見ていきましょう。

1. 事故遭ったことがある
2. いじめ・虐待を受けていた又は目撃した
3. セクハラなどの性的被害を受けた

原因①：事故遭ったことがある

心に傷を負っている人は、もしかしたら何らかの事故に遭ったことがあるのかもしれません。
事故は日常で突然遭遇してしまう、予測できない出来事です。

事故により命の危険に晒されたことで、心の傷が大きく残り、普通に日常生活を送っていても、突然その時の記憶がフラッシュバックすることがあるのです。
車の事故か水の事故か原因はそれぞれ違いますが、時が経ってもそれに関連するものに近寄るだけで拒絶反応が出てしまい、悩まされている人は数多くいます。

原因②：いじめ・虐待を受けていた又は目撃した

いじめや虐待を受けていた人の心の傷も簡単に癒えるものではありません。
身体的暴力も暴言も、見た目の傷が癒えても心の傷は根強く、どんなに年数を重ねようと簡単には忘れられないのです。

また、いじめや虐待を目撃していた人も心の傷を負うことがあります。
近くにいて助けてあげられたはずなのに、幼かったり勇気が出なくて見て見ぬ振りしてしまったことをずっと罪として背負っています。

暴力や暴言での心の傷は根深いものなのかもしれません。

原因③：セクハラなどの性的被害を受けた

心の傷はセクハラなどの性的被害を受けた時にも負うものです。
拒絶したいのに相手が上司などの立場が上の人間で逆らえなくてされるがままだったり、電車やバスの中で痴漢され、怖くて助けを求められなかったのかもしれません。

女性のパワーでは男性のパワーに敵わないので、抵抗もままならないはずです。
それに付け込んでくる男性のせいで心に傷を深く追う女性は決して少なくはないのです。

男女の目線で調査！心の傷を癒したエピソード

心の傷に悩んだ男女はたくさんいましたが、心の傷を負った人を癒してあげるにはどうしたらいいのでしょうか？
今回は男女にお聞きした、心の傷を癒してあげたor自分の心の傷を癒したエピソードをご紹介していきます。

Q.心の傷を癒したエピソードを教えて

男性のコメント

女性のコメント

心の傷を癒すには友人に話を聞いてもらったり、自分を甘やかすことが一番！
誰かに気持ちを吐くだけできっとかなりすっきりしますよ。

また、美味しい物を食べたり思い切ってイメチェンしたりするのも効果的。
心の傷は基本的に時間が経てば気にならなくなっていくものなので、気を紛らわしてできるだけ明るくいるようにしましょう。

友達が悩んでいるなら、まずは寄り添って話を聞いてあげてください。

心の傷を癒すとはどういうこと？

心の傷を癒すと言いますが、一度できてしまった心の傷は完全に消し去ることは不可能ですし、以前の自分に戻れるわけでもありません。
ですが、心の傷や原因と向き合わないままでいることは、巡り巡って自らを苦しめ、よりメンタルは深手負っていくことになります。

心の傷を癒すということは、心の傷となった原因と今の自分の気持ちと向き合い、乗り越え成長することを意味しています。
自らの成長を実感するにつれて、心の傷は薄くなり目立たなくなっていくはずです。

心の傷は時間が解決するのではなく、己と向き合うことで自然治癒していくものなのかもしれません。

心の傷を癒す方法

心の傷を癒すためには、好きなことをしたりリラックスするのが効果的です。
おすすめの方法をご紹介していきます。

1. 大好物をいっぱい楽しむ
2. お気に入りのバスボムやオイルなどで入浴
3. 自然の中で過ごす
4. カフェなどの落ち着ける空間で読書
5. ガーデニング
6. 映画鑑賞
7. 思う存分引きこもる
8. 原因を紙に書き出し破る
9. 旅行
10. たくさん寝る

方法①：大好物をいっぱい楽しむ

落ち込んでいるときに「やけ食い」すると聞きますが、やけ食いのように暴飲暴食ではなくても、食べることでメンタルが落ち着くことがあります。
心に傷を負ったときは、せっかくですから大好物をいっぱい楽しんでしまいましょう。

いつもはダイエットを意識して食事制限していても、心を壊したら元も子もありません。
こういうときこそ、普段我慢していたものを食べてメンタルに栄養をあげてください。

方法②：お気に入りのバスボムやオイルなどで入浴

心の傷が深ければ深いほど、何に対してもやる気が起きず、無気力状態になってしまいます。
そんな時は、お気に入りのバスボムやアロマオイルを入れて、ゆっくりと入浴しましょう。

香り作用で癒し効果もあり、体が温まることで心身ともにリラックスできます。
辛くてもお風呂に入ることで、気持ちはリセットされますよ。

方法③：自然の中で過ごす

自然の中で過ごすのも心の傷を癒すにはぴったりです。
海辺で波の音を聞きながら、ボーっとしても良いですし、水着に着替えて思いっきり泳ぐのも良いかもしれません。

また山や森などで森林浴するのもリラクゼーション効果があるのでおすすめです。
自然の雄大さを感じて、心の傷を癒しましょう。

方法④：カフェなどの落ち着ける空間で読書

おうちで読書も良いですが、気分を変えてカフェなどの落ち着ける空間で読書してみましょう。
カフェで読書している方は意外と多く、居心地の良さを覚えられるはずです。

また、最近では書店併設のカフェスペースも数多くあるので、お気に入りの本を購入して、そのままカフェスペースでじっくり読むことも可能ですよ。

方法⑤：ガーデニング

心根が優しい人は、日常の中の些細なことでも心の傷を負うことがあります。
その原因はビジネスの対人関係はもちろん、通勤電車の中で聞いた会話や出会った人など様々です。

そんな繊細な心の傷はガーデニングで癒すのが良いかもしれません。
庭がない人はプランターなどで小さな緑を育ててみましょう。

自らが緑を育んでいくことで自然と自分自身にも向き合っている感覚に陥るはずですよ。

方法⑥：映画鑑賞

心の傷を癒す手段として、映画鑑賞も良いかもしれません。
非現実的な世界観や、美形の俳優や女優などが出演している映画を見るうちに、リアルの嫌なことはその時だけは忘れられます。

涙を流すこともストレスを解消することに繋がるので、あえて感動する映画を見て、ストレス発散するのもおすすめです。
DVDを借りたり、アプリでも種類豊富に思う存分引きこもる鑑賞できるので、心の傷が辛くて外出できないときでも手軽に楽しむことができるでしょう。

方法⑦：思う存分引きこもる

様々な手段すら試すのが億劫なら、引きこもるのも心の傷を癒す方法です。
ビジネスも何もかも放棄して、思う存分引きこもってしまいましょう。

スマホなどの電源も落として、外からの連絡を一切断ち、感情の赴くまま過ごしていいんです。
ひたすら引きこもり、ひたすら落ち込んだらあとは這い上がっていくだけですよ。

方法⑧：原因を紙に書き出し破る

心の傷になった原因を紙に書き出し、破ってみましょう。
辛いでしょうが、詳細にその時のことを思い返し、字に起こしてください。

それをグチャグチャに破り捨ててしまうことで、メンタル的にも心の傷を手放すことに繋がります。
こういった行いをすることで、メンタルのデトックス効果が表れるかもしれません。

方法⑨：旅行

「傷心旅行」とよく言いますが、旅行は心の傷を癒すのに最適なアクションです。
訪れたことのないスポットに行くことは、新たな発見の宝庫でもあります。

新たな発見が生まれることで心の傷は過去のものになっていくことでしょう。
旅行に行く時間がなくとも、日帰り旅行でちょっと遠出してみるだけでも、心持は変化するはずです。

方法⑩：たくさん寝る

心の傷があるのなら、無理に癒そうとせず何も考えないように寝てしまうのが一番かもしれません。
起きていると頭はどうしても考えることをやめず、後悔の念ばかりが押し寄せてくることもあります。

それならばいっそ寝てしまった方が、心身ともにゆっくりと休め、心の傷が自然と軽くなっていることもあります。
心の傷はメンタル的要素が大きいため、思考を休ませることは効果的なのです。

自分の心の傷に向き合うための過ごし方

自らの心の傷と向き合うためには、過ごし方が重要となります。
効果的な過ごし方を見ていきましょう。

1. 一人で過ごす
2. 信頼できる人物に話を聞いてもらう
3. カウンセリングを受けてみる
4. 引っ越しや転職で環境を変える

過ごし方①：一人で過ごす

心の傷と向き合うためには、一人だけで過ごすことも必要です。
友達やパートナーと過ごす時間は楽しいものですが、誰かと一緒にいることで真正面から心の傷と向き合うことができない合もあります。

静かな場所で余計な思考に捉われずにいたほうが、より鮮明に向き合うことができるはずです。
今後の自分はどうなりたいか、どう乗り切っていくかを考えていきましょう。

乗り越えた先に待っているのは、あなたの成長した姿かもしれません。

過ごし方②：信頼できる人物に話を聞いてもらう

楽しく過ごす友人とは別に、心から信頼できる人物に話を聞いてもらうのも効果的な手段です。
一人では向き合いにくかったことも、信頼できる人に話を聞いてもらううちに、整理できているパターンもあります。

心の傷の痛みは本人にしかわかり得ないものですが、自分一人では向き合いきれないのなら、誰かに頼ることも勇気です。
あなたが信頼している人物ですから、ただただ落ち着くまで話を聞いてくれるでしょう。

過ごし方③：カウンセリングを受けてみる

深い心の傷の場合、心理カウンセラーからカウンセリングを受けてみましょう。
その際、必ず相性が良いと思えるカウンセラーを選択してください。

専門家に話すことによりあなたが心の傷をどう受け止めているのか、今後どうしていきたいのか分析してくれます。
無理のない克服プランを一緒に考えてくれるので、メンタル的にもとても心強さを覚えられますよ。

過ごし方④：引っ越しや転職で環境を変える

思い切って引っ越しや転職などをして、環境を一新するのも良いかもしれません。
心の傷を負った土地に住んでいたり原因となった人物とビジネスを続けていると、癒そうと努力していてもその近くを通りかかったり、人物の顔を見るだけで、辛い記憶がフラッシュバックすることがあります。

そうなってしまってはいつまで経っても心の傷が癒えなく、かえって深堀する恐れも否めません。
心機一転、新しい環境でやり直してみると心の傷が癒えやすくなる可能性があるでしょう。

心の傷を癒してくれる名言集

心の傷を癒してくれる、勇気がもらえる名言は数多く存在します。
名言集を見ていきましょう。

名言①：苦あれば、楽あり

心の傷を癒す名言は、シンガーソングライターで俳優、演出家でもある美輪明宏さんの名言です。

「苦労をした人にはそれと同じ量の喜び、ご褒美がくる。
楽あれば、苦あり。
苦あれば、楽あり。」

辛く苦しい経験があったとしても、必ず同じくらい幸せなことが訪れると励ます言葉です。
今が辛くても、腐らずに前を向いていきましょう。

名言②：楽観よし悲観よし

パナソニック創業者の松下幸之助さんの名言です。

「楽観よし悲観よし。
悲観の中にも道があり、楽観の中にも道がある。」

楽観しても悲観してても、道は途切れることはないから、安心しなさいと告げているのかもしれません。
心の傷を抱えて落ち込んでいても、明日は必ず来るので落ち込むことに罪悪感を覚える必要はないのです。

名言③：どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます

小説家であり、天台宗の尼僧でもある瀬戸内寂聴さんの名言です。

「どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。
そのことを京都では『日にち薬（ひにちぐすり）』と呼びます。
時間こそが心の傷の妙薬なのです。」

どんな心の傷も今は癒えなくとも、時間が経つことで癒えると伝えてくれています。
「日にち薬」とは京都らしい、素敵な言葉ではないでしょうか。

名言④：自分を好きになってください

元プロテニスプレーヤーでスポーツキャスターとして活躍する、松岡修造さんの名言です。

「『やってられないよ』と思ったとき、『でも俺、頑張ってるよな』とつぶやいてみてください。
『頑張ってる私って、結構いいな』と、自分を好きになってください。
その方が生きやすくなるとは思いませんか？」

心の傷を負うくらい辛いことがあると、自らを責めてしまい嫌いになったりもします。
ですが、この名言を読むと、自らを好きになる大切さに気付けるのではないでしょうか。

名言⑤：人生を恐れてはいけない

イギリスの俳優、映画監督、コメディアン、脚本家のチャップリンの名言です。

「人生を恐れてはいけない。
人生に必要なものは、勇気と想像力。
それとほんの少しのお金だ。」

様々な方面で活躍する人物だったからこそ、勇気と想像力は大切だと気づけたのかもしれません。
心の傷と向き合うのは勇気がいることですし、向き合った後にどう成長していきたいのかイメージするには想像力は不可欠だと改めて実感できる言葉でしょう。

名言⑥：顔をいつも太陽のほうにむけていて

アメリカの教育家、社会福祉活動家、著作家でもあるヘレン・ケラーの名言です。

「顔をいつも太陽のほうにむけていて。
影なんて見ていることはないわ。」

下ばかり向いていたら影しか目に入らず、太陽が出ていることに気づけはしません。
落ち込んでいても顔を上げて、明るい未来を描くことで、心の傷は乗り越えられていくのです。

名言⑦：あなたは、あなたであればいい

カトリック教会の修道女でノーベル平和賞受賞をしたマザー・テレサの名言です。

「あなたは、あなたであればいい」

心の傷を忘れ去りたい、消し去りたいからと別人になる必要はありません。
心の傷を含めてあなたなのですから、それを乗り越えて成長していくことが大切です。

自らを否定することは愚かなことだと伝えたい言葉なのでしょう。

名言⑧：幸せを他人との比較で決めるのはもうおやめなさい

精神科医で随筆家としても活躍した、斎藤茂太さんの名言です。

「他人と自分を比べてしまうのは、しょうがない。
ただ、あの人のほうが私より上だとか下だとか考えて、幸せを他人との比較で決めるのは、もうおやめなさい。
あなたが幸せかどうかは、あなたの気持ち次第。
「自分は幸せだ」と思える人だけが、幸せに人生を送れるんです。」

人は自らが不幸だと、他者と比較し、幸せの背比べをしがちです。
ですが、自らの幸せは他者よりも幸せだと感じるのではなく、自分自身が現在幸せを覚えるかどうかで推し量るものと教えてくれています。

幸せになろうと自分で努力することこそが、心の傷を軽くして幸せを導くのかもしれませんね。

名言⑨：今後のことなんかは、ぐっすりと眠り忘れてしまうことだ

イギリスの劇作家で、詩人のシェイクスピアの名言です。

「今後のことなんかは、ぐっすりと眠り忘れてしまうことだ。」

心の傷を負ったときはとにかくひたすら寝ることが、心の傷を癒すのに効果的だと紹介しましたが、シェイクスピアも同様のことを思っていたようです。
辛い時だからこそ、無理に頭を働かせる必要はなく、休息が一番の薬ということなのでしょう。

名言⑩：努めて「笑う」ようにしてごらん

日本初のヨガ行者であり、天風会の創始者かつ心身統一法を広めた、中村天風さんの名言です。

「なにか悲しいこと、辛いこと、そのほか消極的な出来事があったら、努めて「笑う」ようにしてごらん。
どうだい、これならあなた方でもできるだろう？」

「笑う門には福来る」ということわざがあるように、笑顔には幸せを引き寄せ、元気にしてくれるパワーが備わっています。
だからこそ、心の傷を負い、辛く悲しいときこそ笑った方がいいと教えてくれているのでしょう。

名言⑪：癒やせない悲しみがこの世にあるとは思えません

アメリカの女性作家で劇作家のスーザン・グラスペルの名言です。

「熱いお風呂に肩までつかっても癒やせない、そんな悲しみがこの世にあるとは思えません。」

心の傷を入浴することで癒すのは日本だけではありません。
海外でも、メンタルがキツイときにお風呂に入って、リラックスしたりするのです。

辛くて何もしたくないかもしれませんが、入浴することでメンタルストレスが和らぐこともありますよ。

名言⑫：もう一度自由を見つけたかったら、失ったものと向き合うことです

アメリカの女性作家で臨床心理学者のアン・カイザー・スターンズの名言です。

「もう一度自由を見つけたかったら、失ったものと向き合うことです。」

心の傷から目を背けてばかりいては、その枷から逃れることはできません。
以前の自分に戻れなくても、心の傷と向き合い、成長した自分になることは可能です。

心の傷に向き合う勇気を授けてくれる、力強い言葉ですね。

心の傷は消え去らないけど癒すことができる

何らかの原因により、深い心の傷を負う人は決して珍しくはありません。
一度、心の傷になってしまうとそれはもう二度と消えることはなく、時には一生苦しめられることもあります。

しかし、心の傷は消え去らなくても癒していくことは充分に可能です。
好きなものを食べたり好きなことをしたりする中で、心の傷と向き合えていけたらさらなる成長が待っていることでしょう。

心の傷に寄り添い、前を向いていってください。