ストローを噛む人の特徴・心理!噛み癖の原因&大人の噛み癖の治し方
無意識でストローを噛む癖がある人には、さまざまな心理的要因があると言われています。 それでは、噛み癖の原因になっているものとは何なのでしょうか。 今回は、ストローを噛む人の特徴や心理、さらに噛み癖の治し方なども解説していきます。
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ストローを噛む人の特徴・心理
ジュースなどの飲み物をストローで飲む際に無自覚で、咬みしめるタイプの人がいます。
子供には多く見られるこのような「噛み癖」ですが、大人の場合どのような心理状態のときに表面にそのような癖が出てしまうのでしょうか。
ここでは、噛み癖がある人の特徴や心理を分析していきます。
- ストレスが溜まっている
- 苛立ちを抑えられない
- 誰かに甘えたい
- 自己顕示欲が強い
- 幼い頃からの癖が治らない
- 心理的に追いこまれている
- 誰かの関心を引きたがっている
- 恐怖心がある
- 安心感を得たい
- 完璧を求めてしまう
続いて、噛み癖がある人の特徴や心理を詳しくチェックしてみましょう。
①:ストレスが溜まっている
ものを噛む癖を持っているの多くは、ストレスが多い生活をしていることが特徴です。
また、ストロー以外にも口に入るものすべてを噛んでしまう癖となって表れている可能性もあるでしょう。
ストレスが溜まるとそれを何とか解消しようとして、無自覚に噛む行為となって表れます。
したがって、長期間ストローを噛む癖が治らない場合は、早めに心のケアをするようにしましょう。
②:苛立ちを抑えられない
何かに苛立っていて、その気持ちを抑えるためにストローを噛む行為となって表れることもあります。
こちらタイプは、普段は冷静沈着なのが特徴です。
しかし、たとえば何かの手違いで自分の思い通りに物事が進まなくなったような場合に、自分の気持ちをセーブすることが必要となりストローを噛む行為として表れます。
③:誰かに甘えたい
赤ん坊の頃は、まだ言葉で気持ちを表現できないので、何かを噛むことで自分の意志を伝えようとします。
たとえば、ミルクが熱いときや、ミルクが足りないときなど、哺乳瓶を噛んだりすることがその一例です。
大人になっても、自分の思いがうまく伝えられないときに、ふと甘えたくなりこのような癖が出てしまうことがあります。
④:自己顕示欲が強い
ストローを噛む人は、自己顕示欲が強いと言うことも考えられるでしょう。
その気持ちの裏には、誰かに嫌われたくない、自分を認めてほしいなどの気持ちがあります。
つまり、いつも他人と自分を比較して自分を追い込んでしまう性格の人に多いのが特徴的です。
⑤:幼い頃からの癖が治らない
幼児期からストローを噛む癖が続いており治っていない人もいます。
これには、さまざまな原因が考えられますがその一つとして、子供の頃思うように両親に甘えられなかった不満や寂しさがある人もいるのではないでしょうか。
いつ頃から噛み癖が始まったのか、どうしてそうなったのか自分の気持ちと向き合うことで、少しずつ解決していきましょう。
⑥:心理的に追いこまれている
心に常に不安があって、ストローを噛む癖がついてしまう人もいます。
自分でも無自覚の場合が多く、周囲の人に指摘されて気づくことが多いパターンでしょう。
不安があるということは、心理的にもかなり追い込まれている可能性があります。
原因になっていることを、なるべく早く片付けるようにしましょう。
⑦:誰かの関心を引きたがっている
たとえば幼い頃兄弟が多く、あまり構ってもらえなかったような場合、わざと関心を引くためにいたずらをしてしまうことがあるでしょう。
常にそういう環境で育った場合、大人になってからも心の片隅にそのような感情が残っていて、ストローを噛む癖になって表れてしまうことがあります。
⑧:恐怖心がある
たとえば今目の前にいる誰かに心を開けずに、相手に対して恐怖心を抱いているような場合、無意識にストローを噛んでしまうこともあるでしょう。
こういうパターンは一過性のものなので、その場から離れれば自然に治っている可能性が高いです。
⑨:安心感を得たい
ストローを噛む人の心理として、噛むことで安心感を得たいと言う感情があります。
何かを一生懸命に頑張っても思うように進まないときや、不安なときに、噛むことで何とか精神を安定させるためにストローを噛んでしまうのです。
⑩:完璧を求めてしまう
何でもパーフェクトでなければ気が済まないタイプの人にもストローを噛んでしまう癖がある人がいます。
その理由は、完璧主義なので予定通りに事柄が進まないと歯痒くなり、自分を責めてしまうためです。
心にゆとりを持つことで、少しずつ噛み癖を改善していきましょう。
【男女別】ストローを噛む人の特徴・心理
幼い子供の場合には、母親に構ってほしくてストローなどを噛む癖がついてしまうことがあります。
それでは大人になっても噛み癖が治らない場合は、心の内側にどんな感情を抱えていると考えられるのでしょうか。
ここでは男女別に、その心理を解説していきます。
男性
男性の場合は仕事で責任ある立場にいることも多く、無意識の内にストレスが溜まっていることがあります。
また男性は、社会の中で認められたいという欲求があるため、それがプレッシャーになることもあるでしょう。
ストレスがハードなものになればなるほど、男性は苛々してストローや箸を噛んだり、ひどくなれば他のものを噛んでしまったりする可能性もあります。
しかし突然始まった癖ならば、一時的なストレスが原因かもしれませんので、少しの間様子を見てその後の対策を考えても良いでしょう。
女性
女性の場合も男性と同じように、思い通りにならないことに苛立ってストローを噛むのが癖になってしまう人もいます。
原因は、恋愛や仕事、また親に対する憤りである場合もあるでしょう。
また周囲へのイライラが募り、ストレスを「噛む」行為で表現している女性の場合は、爪を噛む癖も持っていることが多いのが特徴です。
うまく発散できれば良いのですが、エスカレートしてしまうと自分を傷つける行為に出る危険もあるので、手がつけられなくなる前に専門家に相談することも視野に入れてください。
ストローを噛む原因
人にはいろいろな癖がありますが、それぞれの癖を紐解けば、その人の深層心理や今抱えている悩みなども分かる可能性があるのです。
ストローを噛んでしまう癖にも、子供の頃からずっと続いている場合は別として、何らかの心理的原因があると考えられています。
そこでここからは、ストローを噛む原因を考察していきましょう。
- 噛む感触そのものが好き
- 独占欲が強い
- ナーバスな状態になっている
- ストレスを解消している
それでは、ストローを噛む原因を細かく分析してみます。
原因①:噛む感触そのものが好き
噛み過ぎて平べったくなったストローを見て、気分が良くなる人はいないでしょう。
しかし、本人は噛む感触そのものが気に入っている可能性もあります。
こういうタイプの人の多くは、ストローだけではなく自分の爪や唇などを噛む癖もあるのではないでしょうか。
原因②:独占欲が強い
ストローを噛む原因はさまざま考えられますが、その中の一つに「独占欲が強い」ということが挙げられるでしょう。
なぜならば、噛み癖にはもっと自分を見てほしいという感情が隠されているからです。
したがって、あまりにもその気持ちが強くなりすぎた場合自分の感情を抑制するために、ストローを噛む行為となって表面化します。
原因③:ナーバスな状態になっている
神経が過敏な状態になっている時に、人は自分でも予測がつかないような行動に出てしまうことがあります。
たとえば何かトラブルがあったとき、臆病な人は胸が張り裂けそうなくらい悩んで、怯えてしまうでしょう。
そんなナーバスな状態の時に、無意識にストローを噛む人がいるのです。
原因④:ストレスを解消している
ストローを噛んでしまう人の多くは、自分の内側に発散できない何らかの感情を抱えていることが多いでしょう。
たとえば、心理的に追い込まれてしまった場合などには、ストローやタバコなど身近にあるものを、原型を留めないほど噛んでしまう人もいるのです。
こういう人には、普段は優しくて、人のために尽くすタイプの人が多いでしょう。
しかし、我慢していることも多いため、噛むことで何とか自分を保とうとしているのです。
ストローを噛む癖を治す方法
自覚症状があるなしに関わらずストローを噛む癖は、治したほうが良いでしょう。
それは、周りから見てもエチケットに反する行為に見えているからです。
たとえば誰かとランチに行ったときや、大事な席でうっかりストローを噛んでしまって恥ずかしい思いをするのは嫌ですよね。
したがって、もし噛み癖があると気づいたら、少しずつ治すようにしましょう。
ここでは、ストローを噛む癖を治す方法を解説していきます。
- まずは噛み癖を自覚しよう
- 休養をとろう
- 趣味やスポーツに打ち込んでみる
- ガムを噛んでみよう
続いて、ストローを噛む癖を治す方法を詳しくチェックしていきましょう。
方法①:まずは噛み癖を自覚しよう
人にはいろいろな癖がありますが、まずは自覚して自分が治そうと思わない限り癖を治すことはできません。
ただ、精神的にギリギリの状態で何とかストローを噛むことで自分を維持しているような場合は、無理をするのはむしろ有害です。
あまり神経質にならない程度に、ゆっくり噛み癖を治していく覚悟をしていきましょう。
方法②:休養をとろう
噛むと言う行為は食べ物を食べる時に必要ですが、自然界の動物同士では攻撃の時にも使用します。
したがって、ストレスフルになると歯軋りや、食い縛りなどの癖が出てきてしまうことがあり、ストローを噛むことはこれらのやや軽い症状だと言えるでしょう。
自分では気づかない間に、疲れている可能性があるので十分に休養をとることも考えてみて下さい。
方法③:趣味やスポーツに打ち込んでみる
ストローを無意識に噛んでしまうタイプの人は、ストレスを溜め込んでいる場合が多いので、できる限り発散するようにしましょう。
たとえば、趣味のカラオケに行ったり、ウインドーショッピングを楽しんだり、またスポーツで汗を流すこともおすすめです。
さらに、たくさんの人と楽しい時間を共有することで、噛み癖を克服していきましょう。
方法④:ガムを噛んでみよう
何かを噛んでいないと苛々してしまったり、口が寂しい人には、ガムを噛むこともおすすめです。
ガムを噛むことで脳への血液の循環を良くして、気持ちを安定させる効果もあります。
ストローを噛む人にしてあげられること
無意識にストローを噛む癖がある人は、内面に虚無感を抱えている場合があります。
たとえば、子供の頃両親に思い切り甘えることができない環境にいた場合など、孤独を背負ったまま大人になってしまった可能性があるためです。
ですから本当はもっと自分を受け入れてほしいとか、愛されたいと思う強い気持ちがストローを噛む癖として表れているのでしょう。
したがって、ストローを噛む癖がある恋人や家族に対しては、その寂しさを取り除いてあげる必要があります。
たとえば、何か話したいことがあれば聞いてあげるとか、きちんとした言葉で愛情を伝えるなど、相手を安心させ甘えさせてあげる時間を作ることが大切でしょう。
ストローを噛む癖を治してほしいとストレートに伝えるのは構いませんが、あまり責めては逆効果になります。
それよりも、温かい愛情で包んであげる方が効果があるでしょう。
大人のストローの噛み癖を克服するには心のケアが大切
ストローを噛む癖は、一見すると分かり易く、気をつけていればすぐに治りそうな癖に見えます。ですが、実際には深く根ざした心理的な動機がある場合もあります。
原因になっているものも深刻で簡単には見えにくいので、対処する場合は良く見極める必要があるでしょう。
ストローを噛む癖には切実なエレメントが隠されている可能性があるため、癖自体を治すことと平行して、心のケアもしていくと成功する確率が高くなります。
いずれにしても、心と体はリンクしているので、どんな心理が隠れているのか前向きに探っていけば、ご家族や恋人との絆をさらに深めるヒントにもなるでしょう。
また、焦らずじっくりと時間をかけて解決していくことが、克服への近道になるはずです。
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