足の長さの平均と正しい測り方!足が長い人の特徴&足を伸ばす方法5つ
足の長さがありスラリとしていたら、ファッションのバランスに悩むことも減りそうです。 足の長さが気になり「短足な印象から抜け出したい」と思う人は、足を長く見せて平均クラスを死守したいと思うのではないでしょうか。 「どれくらいが平均なのか」「足を伸ばすにはどんなことをすると良いのか」など、足の長さについて解説します。
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足が長い人が羨ましい!
かたち良くスラリとした長い足なら、それだけで美しいプロポーションだという印象になります。
体の線が出やすいファッション、足を見せるミニスカートやホットパンツ、スキニーでは、足が長い人が羨ましく思えますよね。
実際の足の長さだけでなくヒップと足の境界がはっきりしていて、ヒップがクッと持ち上がっていると足が長いと感じます。
日本人はヒップの形が平板で、ヒップと足の境目がはっきりしない肉付きになりやすく、足が長い人は少数派です。
足の長い人もいますが、平均的な日本人の特性としては足の長さが際立つ人は少ない傾向があります。
ただ、エクササイズなどでヒップの位置をあげて印象を変えることができるので、足が短いコンプレックスを解消できる方法があるかもしれません。
足の長さの測り方と平均
足の長さはどんな測り方をするものなのでしょう?
足の長さの基準や平均も気になります。
足の長さの測り方と平均についてみていきましょう。
測り方
足の長さを測るときには、内ももの付け根から地面まで(股下)を測ります。
身長から座った時の胴の長さを引くいた時の数字は、お尻の厚みが加わるので、足の長さを比べるのには不正確です。
壁際に立って測る場合には、フローリングなど堅い床の場所を選んで真っ直ぐに立ち、床から垂直に内ももの付け根までの長さをねじれなく測ります。
足の間に本を挟んで壁に垂直にあて、その上辺に付箋を貼ってマークし、床からの長さを測ると良いでしょう。
平均
身長に対して、足の長さがどれくらいあるのか%で表したとき、43~45%程度が女性の平均ゾーンです。
「股下÷身長×100」で計算していて股下比率と呼びます。
スラリとした印象のモデルやタレントでは47%~48%になり、50%ともなるとモデル平均を上回るかなりの足の長さです。
足が長い=どのくらいの足の長さ?
では、足の長さがどれくらいあると、平均以上の足が長い人なるのでしょうか?
身長別に、股下率が44%になる足の長さ、47%になる足の長さをみていきましょう。
股下率44%
身長(cm) | 足の長さ(cm) |
---|---|
150 | 66 |
155 | 68.2 |
158 | 69.52 |
162 | 71.28 |
165 | 72.6 |
170 | 74.8 |
175 | 77 |
女性の平均身長が158cm~159cmです。
一般的なパンツの股下が68cm~72cmほどになっていることもからも納得の数字ではないでしょうか。
股下率47%
身長(cm) | 足の長さ(cm) |
---|---|
150 | 70.5 |
155 | 72.85 |
158 | 74.26 |
162 | 76.14 |
165 | 77.55 |
170 | 79.9 |
175 | 82.25 |
フルレングスのパンツでは、トールサイズを選ぶ必要がでてくるでしょう。
身長165cmで股下77cmならば、一般平均サイズが短く感じます。
足の長さと座高は関係ない?
座高は、座った座面から頭のてっぺんまでを測ります。
お尻の筋肉が発達していると数字が大きくなり、身長や足の長さだけでなく、体の厚みが関係してきます。
同じ身長158cmの人でも、座高85cmの人と座高86.5cmの人とで股下の長さは変わらないケースがでてくるのです。
座高86.5cmの人のほうがヒップが大きいので座高が高くでると言うことなので、「身長ー座高」の座高だけで、足の長さを比べるのは意味がありません。
理想の足の長さやモデルの平均は?
足の長さが平均以上でありたいと思う女性は多いのではないでしょうか?
理想の足の長さと、モデルの平均値についてご紹介しましょう。
理想の長さ
平均的な股下率が44%前後なら、これを超えているのが理想の長さになるでしょう。
身長158cmなら69.52cm以上、身長159cmなら74.73cmです。
モデルの平均
モデルは、平均の股下率が47%~48%です。
スラリとしたスタイルが目を引く菜々緒さんで、身長172cm、股下85cm、股下率49.4になっています。
一般の平均を超えていると、みた感じ「足が長い」と感じますが、モデルともなると50%かそれ以上の股下率の方もいるのです。
パリコレモデル経験の富永愛さんは、身長179cm、股下92cm、股下率51.3%ですから、モデルの平均値を大きく上回る足の長さがあります。
左右で足の長さが違う原因と危険性
マッサージやカイロプラクティクの先生が、左右の足の長さの違いから、体の疲れやすさや調整の必要な箇所を指摘する場面をみたことがありませんか?
足の長さが左右で違う原因と危険性についてご紹介しましょう。
原因
①:骨折やケガの影響
足の形が変形した経験があると、左右の足の長さが変わることがあります。
骨の長さそのものが変化している場合と、筋肉や腱のバランスが違うことが、長さの違いにあらわれることがあり、原因を一つに絞るのが難しいかもしれません。
骨格のアンバランスが1つあると、他の部分にも影響してきます。
②:骨盤の歪み
人の体は、足の上に骨盤が乗って上半身を支える骨格になっています。
骨盤が前後に自然な傾きを保って、背骨がキレイなS字を描くように乗っていることが体のバランスには重要です。
「足を組むなど、骨盤が傾く姿勢を長時間している」「筋力のバランスの悪さで骨盤に悪いクセがついてしまった」など、骨盤がゆがんでいると左右の足の長さが変わってしまいます。
危険性
明らかにわかるほど左右の足の長さが違う場合には、関節に負担がかかり、軟骨がすり減りやすくなります。
また、骨盤の歪みを起こしていることがほとんどなので、腰痛や肩こりが起こりやすく、体の不調を感じていることがほとんどです。
骨盤の歪みを直して、良い姿勢をキープし、筋力のバランスが保たれると、不調が解消されることが多いと言われています。
足が長い人の特徴
では、平均以上に足の長さがある人にはどんな特徴があるのでしょうか?
以下の足が長い人の7つの特徴をご紹介します。
- スキニーやミニスカが似合う
- おへその位置が高い
- 体型がスッキリしている
- ヒップ・ひざの位置が高い
- フォーマルウエアが決まる
- 歩くのが速い
- 正座をあまりしないライフスタイル
特徴①:スキニーやミニスカが似合う
足の形がはっきりわかるファッションがキレイに見えます。
スッと真っ直ぐな足の形をしていると、より、足の長さが際立ち、スキニーやミニスカートが似合うのです。
足が太い、O脚、短いといった悩みを持つ人から、足の長い人は羨ましがられます。
ファッションをキレイに着こなすためにも、「平均以上に足が長くなりたい」と憧れる女性は多いですね。
特徴②:おへその位置が高い
足が長いと体の中心が上にあり、おへその位置が高くなります。
短いTシャツや水着を着たとき、おへその位置が高いと、上半身が短く下半身が長く感じ、脚長効果が出やすいのです。
実際に計測した結果が同じくらいなら、おへその位置が高い人の方が、足の長さを印象づけられます。
特徴③:体型がスッキリしている
足が長く見える人は、体型がスッキリしている人が多いのではないでしょうか。
計測した数字が同じでも、体重の違う人を比べると、細身の人のほうが縦長効果を与えやすく、足の長さを感じます。
スレンダーな人は手足が長く感じられるので、足の長い人はスレンダーだというイメージを持っている人も多いでしょう。
特徴④:ヒップ・ひざの位置が高い
股下の計測値が同じでも、ヒップや膝の位置が高いと、足の長さがあると感じさせられます。
反対に、お尻が垂れている、膝の位置が低いといった人は、見た目の印象が短足になってしまうということです。
スッキリ見せたい、足が長い人に憧れるという人は、ヒップアップや、ヒールのある靴で膝の位置を高く見せると、足が長く見えるかもしれませんね。
特徴⑤:フォーマルウエアが決まる
洋服のフォーマルウエアは、腰の位置が高く足が長いとかっこよく着こなすことができます。
白人系の人は、日本人と比べて足が長くヒップの位置が高く、ウエストのくびれがしっかりしている傾向があります。
メリハリのあるボディラインと、足の長さが美しくドレスアップできる条件と言っても良いでしょう。
特徴⑥:歩くのが速い
股下が長ければ、平均して一歩の歩幅も大きくなります。
また、普段からさっそうと早足で歩く人は、活動的で痩せ型寄りの人が多いですから、足が長い印象を受けやすいです。
歩調が合わず遅れがちになると、相手との足の長さの違いを感じさせられるでしょう。
特徴⑦:正座をあまりしないライフスタイル
足の長さや体型は、遺伝的な要素が大きいですが、普段のライフスタイルの影響も受けています。
正座よりも椅子、静的よりもジャンプ運動など、足の長さに関係する条件が整いやすい生活をしていると平均以上の足の長さになりやすそうです。
ただ、成長期にジャンプの刺激を与えると身長が伸びやすく、骨の発達が促されるので、高身長や足の長さが特徴的に現れたと考えられる人は少なくありません。
生活様式が大きく変わったここ数十年で足の長いモデルなどが登場するようになりましたし、正座のように足の成長を妨げる動作の少ないライフスタイルが足の長さに関係しているといえます。
足の長さで得すること・損すること
では、足の長さが平均以上だとどんなことがおこるのでしょうか?
以下の足の長さで得すること・損すること5つのあるあるネタをご紹介します。
- 体育座りが辛い
- 座席が狭く窮屈
- 身長が高いと思われやすい
- トールサイズを探すことが多い
- 太ると強そうに見えちゃう
①:体育座りが辛い
足の長さが平均以上だと、体育座りをしたときに膝の位置が高くなり過ぎて苦しい体勢になりがちです。
しかも、姿勢を良くしても座高が低いので、前の人よりも視線が低くなってしまい、見通しが悪くなることも多くなります。
平均より足が長い人には、体育座りが苦手だと感じやすいのです。
②:座席が狭く窮屈
乗り物に乗ったとき、足が長いと前の座席につっかえてしまう座り方になるものです。
足を組み合えようとしたら前の座席にあたってしまうかもしれません。
乗用車の後部座席に乗ったとき、飛行機の座席、電車のシートなど、狭い空間に合わせて座るのが苦しいことがあります。
平均的な体型、体格に合わせてシートが作られているので、足が長いと窮屈になってしまうのです。
③:身長が高いと思われやすい
足が平均よりも長いと、見た目の印象が縦長に感じられます。
高身長ではない、ほぼ平均値の身長でも、背の高いイメージを持たれることがあるのです。
並んで立ったときに「案外、身長は平均くらいなんだね」と言われることがあります。
背が高そうに見えるということは、スタイルが良い印象につながり、ちょっと得をしている部分ですね。
④:トールサイズを探すことが多い
ウエストに合わせてボトムを選ぶと丈が足りないことが多く、丈を優先するとウエストがブカブカになります。
足が長いと、平均サイズから外れているので、トールサイズを探したほうが速いと言う人も多いです。
⑤:太ると強そうに見えちゃう
太ると上半身が強調され、平均的な体型の人よりも太って見え、強そうに見えてしまいます。
下半身に肉が付きはじめると、下半身のボリュームがとんでもないことになってしまうので、迫力がでてしまうのが悩みです。
足の長さを伸ばす方法
では、足の長さを伸ばすにはどんな方法があるのでしょうか?
以下の足の長さを伸ばす5つの方法をご紹介します。
- 足が長くなるストレッチをする
- 脚痩せで足を長く見せる
- O脚を改善して足を長くする
- 小顔・ダイエットで体型改善
- 服装・靴・姿勢でバランスを改善
方法①:足が長くなるストレッチをする
【膝関節を伸ばす】真っ直ぐたち足先の前にウレタンブロックを置きます。
片足を半歩前に出し、かかとは床につけたまま、ブロックに足の先をのせ、上半身は伸び上がるイメージのまま、足首に体重をかけて30秒キープします。
【股関節のストレッチ】膝立ちをして片方の足を前にだし、反対の手を膝に当てて支えながらちょっとキツさを感じる程度に足を前後に開きます。
骨盤とみぞおちが伸びるイメージでストレッチしていきます。
方法②:脚痩せで足を長く見せる
マッサージで、足を細くする方法です。
床に座り、足首を反対の膝上ののせ、あしゆびの間に手の指を一本ずつ入れて組むように握り、足首を回します。
足の裏、親指の付け根を指圧し、手のひらでもみほぐしながらかかとへリンパを流すイメージでマッサージ。
かかとをほぐすために、かかとをの内側に親指、外側に人差し指中指をあて、つかむようにかかとの方へ引き、マッサージでくるぶしをはっきりさせていきます。
次に膝を立て、膝と同じ方の手を使ってスネを包み込むように足首まで滑らせたら、手を離さずに肘を膝の外側に持ってきて膝裏までスリあげます。
両手を使ってリズミカルに行うと、リンパの流れが良くなって、足のむくみがスッキリし、脚痩せ効果を感じられるのです。
方法③:O脚を改善して足を長くする
O脚の人は、内腿と外腿の筋肉のバランスが悪いのが原因でひざが離れてしまうケースが多いものです。
筋肉のバランスを整えるエクササイズで足が真っ直ぐになると、足が長くなります。
足を肩幅の倍の広さに開き、手を頭の後ろに組んでスクワットのように体を沈み込ませます。
かかと同士を付けて真っ直ぐに立ち、スクワットのように体を沈み込ませ、戻すときは膝を引き寄せるようにする動きも効果的です。
正座から両手で膝の横をつかみ、足首をお尻の両側にずらしてつま先を床につけて支え、お尻を床に近づけます。
方法④:小顔・ダイエットで体型改善
体型のバランスが、「顔が大きい」「肉付きがよい」よりも、「細身の7頭身タイプ」のほうが足が長く見えます。
小顔ケアやダイエットで、体型改善をしてみましょう。
むくみをとって小顔になる方法の参考動画の方法を紹介します。
耳周りのマッサージから首筋、鎖骨上下を刺激してリンパの流れを良くしてからまぶた上のくぼみを、押していきます。
頬杖をつくようにして、グーに握った人差し指の関節が、まぶた上のくぼみにあたるように頭を支えるとちょうどよい力加減です。
その後、眉毛に沿ってこめかみまでなぞり、こめかみの上の生え際に手のひらをあて、反対の手のひらで頬を払うように触ります。
方法⑤:服装・靴・姿勢でバランスを改善
【ハイウエスト】腰の位置が高く見えるので、下半身のバランスが大きくなり、脚長効果が高いです。
【ストライプ】ストライプのボトムスは縦長効果が強調されます。
【タイトスカート】横幅のボリュームが出にくく、スッキリさせられるので、縦長効果があります。
【細ベルト】ハイウエストにポイントを作って、下半身が長く感じさせることができるアイテムです。
【厚底・ヒール】靴で長さを上乗せできるので、ぺたんこの靴よりも、断然あしなが効果が期待できます。
【姿勢】「棒立ちよりも片足を少し斜め前に構える」「座るときには斜めにそろえる」と足がキレイに長く見えます。
足の長さを平均以上に見せるコツを利用してみましょう
足が長くなりたいと悩んでいても、足の長さを平均以上に見せるコツを活用すると、印象が変わります。
ダイエットや、足の形を整える方法はちょっと根気がいりそうですが、服装や姿勢などは即効性があるので、チャレンジしてみたいですね。
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