妻帯者とは?妻帯者に狙われやすい女性の特徴&妻以外に手を出す心理
「妻帯者」とは「既婚者」とほぼ同じ意味合いになりますが、どちらかというと「許されない恋愛の相手」といった良くないイメージで使われるケースが多いようです。 「妻がいるのにどうして他の女性を求めるの?」「どんな女性に近づきたくなるの?」 そんな「妻帯者」に関する疑問や悩みを解決していきましょう。 妻帯者の彼と上手く関係を続けていくための方法をご紹介します。
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「妻帯者」とは?
「妻帯者(さいたいしゃ)」とは、「結婚して奥さんがいる男性」を指します。
一般的には類義語である「既婚者」が広く浸透していますね。
「既婚者」は男性・女性両方の意味を持っていて、どのような場面でも日常的に使われる言葉。
それに対して「妻帯者」は、独身女性が奥さんのいる男性を好きになってしまったときに「あの人は妻帯者だから諦めて」といったマイナスなニュアンスを含んだ使い方をする場合が多いようです。
妻帯者が妻以外の女性を好きになる心理
では、妻帯者はどのような心境で妻以外の女性を好きになるのでしょうか?
以下の心理5つをご紹介します。
- 癒されたい
- 刺激がほしい
- 男としての自信を取り戻したい
- 純粋に自分好み
- 妻との仲が悪い
心理①:癒されたい
妻帯者は「癒されたい」と思ったときに妻以外の女性を好きになることがあります。
本来であれば仕事でたまった疲労やストレスは家庭で癒してもらうのが自然な流れなのですが、妻が外で働いていたり子育てで忙しかったりすると、癒されるようなゆったりとした時間はありません。
むしろ妻から仕事の愚痴や子育ての悩みを聞かされるばかりで、余計にストレスを感じる毎日。
そんな日々に耐えきれず、他の女性に癒やしを求めるのです。
心理②:刺激がほしい
妻帯者は「刺激がほしい」という心理から、妻以外の女性を好きになることもあります。
妻に対して不満があるわけでもなければ嫌いな気持ちがあるわけでもないのですが、毎日何の代わり映えもしない生活の繰り返しに飽きてしまったのです。
夫婦生活もマンネリ化し、人生に楽しみがありません。
だから刺激がほしくて他の女性との恋愛願望が芽生えるようになります。
心理③:男としての自信を取り戻したい
妻帯者は「男としての自信を取り戻したい」という思いから妻以外の女性を好きになることもあるでしょう。
結婚して夫・父親になると、「俺は男である」という感覚を忘れてしまうもの。
そんなときに自分に好意を持ってくれる女性が現れると、「俺はまだ一人の男なんだ」と自信を取り戻せて嬉しいのです。
彼女の前だけでは「俺は男でいられる」と思うといてもたってもいられず、二人の距離をどんどん縮めようとします。
心理④:純粋に自分好み
妻帯者が妻以外の女性を好きになるとすれば、純粋に自分好みということもあるでしょう。
「俺が不倫なんてするわけがない」と思っていたのに、偶然出会った女性が自分のタイプにぴったりだったら…。
ドキドキ・ワクワクといった恋する気持ちを久しぶりに思いだし、彼女に夢中になってしまうのです。
心理⑤:妻との仲が悪い
妻帯者は妻との仲が悪いときにも他の女性を好きになることがあります。
「喧嘩をして腹を立てている」「夫婦仲が冷め切っている」など、妻との関係が上手くいっていないと自宅に帰っても気が休まらないため、心のよりどころを見つけようとします。
そして男性にとって心のよりどころとなるのは、多くの場合妻以外の女性なのです。
妻帯者が妻以外の女性に手を出す理由
では、妻帯者が妻以外の女性に手を出すのはどうしてなのでしょうか?
以下の理由4つをご紹介します。
- 恋愛を楽しみたい
- 多くの女性とセックスしたい
- どちらも手放したくない
- 出費を抑えられる
理由①:恋愛を楽しみたい
妻帯者は、忘れかけていた恋愛をもう一度楽しみたいから妻以外の女性に手を出すことがあります。
結婚をし、夫になった時点で「俺はもう一生恋をすることはないんだ」と諦めていたのに、一人の女性を好きになってしまったのです。
妻帯者である自分を男として意識し、愛してくれる女性。
「そんな女性はもう二度と現れるはずがない」という気持ちから、本物の恋人気分を味わいたくて一線を越えてしまいます。
理由②:多くの女性とセックスしたい
男性には「子孫を残す」という本能がありますから、妻帯者になったからといって性欲が減るわけではありません。
だから妻帯者が「できるだけ多くの女性とセックスしたい」と思うのは自然なことなのですが、大部分の人は不倫したくてもできないため「いろんな女性とセックスしたいな」といった願望で終わっていることでしょう。
でも自分を好きになってくれた女性と出会えたことで、その願望が現実的な希望に変わります。
「この子なら望みを叶えてくれはず」と考えると、欲求が抑えられなくなるのです。
理由③:どちらも手放したくない
妻帯者が妻以外の女性に手を出すのは、「どちらも手放したくない」という理由もあるでしょう。
妻に対して愛情はなくても、「子供と離れたくない」「離婚したら世間体が悪い」「離婚して彼女とも別れることになったら立ち直れない」などと考えているので離婚したくはありません。
一方妻ではない女性のことは既に愛してしまったので、簡単に離れることはできない…。
「他の男に彼女を取られてしまう前に俺のものにしないと」と焦っているのです。
理由④:出費を抑えられる
妻帯者の中には、性欲を満たすのに出費を抑えられるから妻以外の女性に手を出す人もいます。
「妻が妊娠している」「妻にエッチを拒否され続けている」「妻には性欲が湧かない」という場合、男性は我慢できませんからプロに頼ることもあるでしょう。
でも毎回プロとなるとお金が続きません。
だから、それほどお金をかけなくてもセックスできる「不倫」が魅力的に思えてしまうのです。
妻帯者に狙われやすい女性の特徴
では、妻帯者に狙われやすいのはどのような女性なのでしょうか?
以下の特徴6つをご紹介します。
- 素直で人を疑わない
- 断るのが苦手
- 長い間彼氏がいない
- 責任感が強い
- 仕事ができる
- 恋愛至上主義
特徴①:素直で人を疑わない
妻帯者は、素直で人を疑わない性格の女性を狙いたくなるようです。
基本的に素直な女性は人の言葉を信じますから、気になる男性から「君を一番愛してる」「妻とは別れるから」と言われればそれを鵜呑みにして不倫関係を続けようとします。
男性にとっては簡単にだませる存在ということになるでしょう。
特徴②:断るのが苦手
妻帯者は断るのが苦手な女性も狙ってしまうようです。
特に「年上に逆らえない」「男性に強く言えない」といった性格の女性は、押しに弱いので強引に誘われるとつい頷いてしまいます。
本当は断りたいのに上手く言葉にすることができず、戸惑いながらも男性の言われるがままに行動。
そのため男性は、「この子ならいつでもエッチができる」と思ってしまうのです。
特徴③:長い間彼氏がいない
長い間彼氏がいない女性は、妻帯者にとって狙いやすいタイプと言えるでしょう。
彼氏がいない期間が長いほど「恋愛がしたい」「彼氏がほしい」という欲求も強くなるものなので、男性は「積極的にアプローチすれば落ちてくれるだろう」と思っています。
特徴④:責任感が強い
意外にも、責任感が強い女性も妻帯者に狙われやすいようです。
責任感が強い女性は面倒見が良いタイプでもあるので、男性から「妻と上手くいってなくて…」と悩みを打ち明けられたりすると放っておけません。
そんな女性の心理をわかっている男性は、計画的に距離を縮めていきます。
女性は何かと親身になって相談に乗っているうちに都合の良いように扱われるようになり、気付いたら不倫を始めてしまっているのです。
特徴⑤:仕事ができる
妻帯者は仕事ができる女性を狙う場合もあります。
仕事ができる優秀な女性は、どんどんキャリアを積んで責任ある立場につくようになるもの。
そうなると抱えるプレッシャーも重くなりますから、弱音を吐きたくても耐えて強い自分を演じなければいけません。
そこに目をつけているのが妻帯者。
彼女たちは部下を褒めることはあっても褒められることが少ないので、「褒め言葉に弱い」ということを知っているのです。
「いつもみんなに気を配っていて偉いね」と声をかければコロッと落ちてくれる。
そう思っているのかもしれません。
特徴⑥:恋愛至上主義
恋愛至上主義な女性も妻帯者から狙われやすい対象になります。
恋愛至上主義とは、「人生で最も素晴らしいのは恋愛をすること」という価値観のこと。
不倫であっても「真剣に交際したい気持ちを示せば受け入れてくれるはず」と思われているようです。
妻帯者を狙う女性もいる?
妻帯者から狙われる女性がいる一方で、妻帯者を狙うという女性もいます。
その理由は「妻帯者が魅力的だから」「幸せそうな家庭に嫉妬しているから」といったもの。
独身男性にはない、既婚男性だからこその魅力に惹かれる女性は多いものです。
最初はただの憧れだったのに、次第に本気になって後戻りできなくなるほどのめり込んでしまう場合もあるでしょう。
また「なかなか結婚できない」「大失恋をして深い傷を負っている」という女性の場合、幸せそうな家庭の姿を見せつけられると非常にむなしく自分がみじめに思えてきます。
その苦しみに耐えきれず、一人の妻帯者を奪おうとするのです。
妻帯者の魅力
では、女性は妻帯者のどのようなところに惹かれるのでしょうか?
以下の魅力4つをご紹介します。
- 男らしい
- 包容力がある
- 仕事熱心
- さりげない気遣いができる
魅力①:男らしい
妻帯者の魅力は、何と言っても男らしさでしょう。
女性が既婚男性に男らしさを感じる理由は、「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンにあります。
テストステロンの匂いは女性を本能的に惹きつけるため、多く分泌されるほど男としての魅力が大きいと判断されるのです。
テストステロンが増えるポイントの中で注目したいのは、「競争」と「認知」。
家族を養わなければいけない既婚男性は、出世や給与アップを願って周囲と競争しながら自分を高めようとします。
また家庭を持つと、「我が家が俺の居場所なんだ」とはっきり認めることができます。
これによって既婚男性のテストステロンがますます増え、女性は「男らしくてステキ」と好意を持ってしまうのです。
魅力②:包容力がある
女性にとっては妻帯者の包容力がたまらないようです。
自分だけの大切なパートナーである「妻」がそばにいるという安心感から気持ちに余裕が生まれた男性は、物事を客観的に捉えることができます。
そのためどのような状況であっても冷静に落ち着いて行動しますし、人の話に耳を傾けて必要なことだけを的確にアドバイスするのです。
正に「大人の男性」といった懐(ふところ)の広さが感じられ、女性は魅了されてしまいます。
魅力③:仕事熱心
一家の大黒柱である妻帯者は、とにかく仕事熱心です。
少しでも経済力を上げるために、自身の仕事に責任を持って取り組みながら部下に指導を行い、さらに今よりも上の地位に立てるように毎日一生懸命取り組んでいます。
そんな男性の真剣な表情や姿勢に心を打たれ、恋心を抱く女性もいるのです。
魅力④:さりげない気遣いができる
女性に対するさりげない気遣いも、妻帯者の大きな魅力です。
妻という一人の女性と一緒に生活をしている男性ですから、独身時代よりも女性の気持ちを察する力が身についているのでしょう。
女性から「こうしてほしい」と言われなくても、彼女の気持ちを読み取って行動できる細やかな心遣いと思いやり。
女性はやはり、男性の優しさに弱いのです。
妻帯者との恋愛におけるリスク
妻帯者と恋愛をすることで伴うリスクには、「人間関係の崩壊によって信用を失うこと」「慰謝料の支払い」「妊娠」の3つが挙げられます。
不倫がバレると、親しい友達や家族は裏切られた気持ちからショックを受けて離れていったり、職場内不倫なら居づらくなって退職に追い込まれることもあるでしょう。
また大人の恋愛で「体の関係がない」とは考えにくいので慰謝料を請求される可能性が高くなりますし、万が一妊娠した場合はお腹の赤ちゃんを「産む」「中絶する」のどちらかに決めなくてはいけません。
一つの命に関わる重い決断ですから、どちらを選択したとしても全く関係のない多くの人を傷つけ、そのことを一生背負っていかなければいけなくなるのです。
妻帯者と恋愛をするなら、大きな覚悟が必要になります。
妻帯者との上手な付き合い方
では、妻帯者と上手く付き合うためにはどうしたらいいのでしょうか?
以下の付き合い方4つをご紹介します。
- 会う頻度は月1~2回
- 女性からは連絡しない
- 楽しい雰囲気作りを心がける
- 必ず避妊する
付き合い方①:会う頻度は月1~2回
妻帯者と上手く付き合いたいなら、会う頻度は月1~2回と考えた方が良いでしょう。
頻繁に会うとバレやすくなりますし、お互いが一緒にいることにすぐに慣れてしまって新鮮さがなくなり、相手に飽きることもあります。
また会う約束をしていても、家庭の事情を理由にドタキャンされるというのはよくあること。
その場合は腹を立てて彼を責めたり落ち込んだりするのではなく、「そのうち会えるから大丈夫」と余裕を持った方が二人の関係は長続きするはずです。
付き合い方②:女性からは連絡しない
妻帯者と上手く付き合う場合は、女性からは連絡しないのが鉄則です。
電話をかければ相手の着信画面に自分の名前が、またLINEやメールを送れば名前に加えて内容も表示されることがあります。
彼があらかじめあなたの名前を全く別人の名前で登録していたとしても、奥さんに怪しまれてバレるのは時間の問題。
女の勘、特に妻の感は非常に鋭いですからね。
夫の様子が「何かいつもと違う…」と感じると、いつも以上に彼の言動に注意し、疑いながら観察するようになるので不倫も一発で見抜いてしまうのです。
それでもどうしても自分から連絡したい場合は彼の通勤時間帯や昼休みなど、彼が確実にフリーでいる時間帯に絞って細心の注意を払いましょう。
付き合い方③:楽しい雰囲気作りを心がける
妻帯者と上手く付き合うためには、楽しい雰囲気作りを心がけることが大切です。
彼と久しぶりに会えたときは、嬉しい反面それまで我慢していた辛さをぶつけたくなることもあるでしょう。
でも、彼の奥さんや子供のことを悪く言うのはNG!
そもそも男性は愚痴を言う女性を好みませんし、それが自分の家族となれば不快な気分になって恋心も一気に冷めるかもしれません。
また「どうせ私なんて」とネガティブな発言をするのも控えたいですね。
男性は不倫相手に癒やしを求めているのに逆にストレスがたまり、逃げ出したくなります。
せっかく彼と過ごせる貴重な時間ですから、明るい話題を中心に思いっきり楽しんで。
すると男性は帰るときに「楽しかったな、離れるのが寂しい」と感じ、あなたを追いかけたくなるのです。
付き合い方④:必ず避妊する
妻帯者と上手く付き合うために最も重要なのは、必ず避妊することです。
妊娠した場合、今までのような楽しい恋愛はそこで終わりを迎えます。
そして待ち構えているのは、あまりにも大きな代償。
大好きな彼と長く関係を続けていくためにも、必ず避妊することを二人で約束しておきましょう。
妻帯者である夫をとられないためには?
では、妻帯者である夫をとられないためにはどうしたらいいのでしょうか?
以下の方法3つをご紹介します。
- とにかく褒める
- 信頼していることを伝える
- 自分磨きをする
方法①:とにかく褒める
妻帯者である夫をとられないためには、とにかく褒めることが大切です。
人はいくつになっても褒められると嬉しいものですが、大人になると褒められる機会はほとんどありません。
だから自分を褒めてくれる妻の存在が大きくなるのです。
「こんなに重たいもの持てるなんてすごい!さすがだね」などと小さなことでも褒めてあげましょう。
彼は「妻にまた褒められたい」「妻に喜んでほしい」という意識を持ち、そのために行動するようになるはずです。
方法②:信頼していることを伝える
妻帯者である夫をとられないために有効なのが、「私はあなたを信頼してるよ」という気持ちを伝えることです。
人は誰かに信頼されると、「自分を信じてくれる相手を裏切るわけにはいかない、信頼し続けてほしい」と思うもの。
ただ完璧な人はいないので、現時点ではなく「未来の彼を信頼しよう」という考えで接しましょう。
「私たちはまだまだ未熟だけど、二人が一緒ならきっとお互いに成長できるって信じてるよ」。
そんな風に言われた男性は妻との強い絆を感じ、他の女性に対する気持ちが抑えられるようになるはずです。
方法③:自分磨きをする
妻帯者である夫をとられないためには、自分磨きをすることも忘れてはいけません。
外見でも内面でも、自分を高めるために何か一つでも努力して取り組んでいる姿というのは魅力的に映るものです。
目標を達成できるかどうかというよりは、目標に向かって頑張ること自体が自分磨きになります。
そんな前向きな妻なら、男性は「ずっと一緒にいたい」と思うでしょう。
妻帯者との恋愛は覚悟と距離感が必要
妻帯者は妻以外の女性に対して、家庭では得られない「癒し」「刺激」「男としての自信」を望んでいます。
つまり、多くの妻帯者は家庭を壊したくないのです。
「一生自分が二番目なんて耐えられない」というなら、潔く身を引いて新たな恋愛を見つけるのが賢明と言えます。
逆に「どんなリスクでも背負う覚悟がある」という場合は、一定の距離感を保ちながら彼との恋愛を貫くという選択もあるでしょう。
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