【プロ監修】 香水の種類と名前一覧!形状・香り別の特徴&種類別おすすめ香水20選
香水の種類や香料の種類を意識すると、香水選びにとっても役立つことを知っていますか? この記事ではプロ監修のもと、香水の種類や香り・おすすめしたい人や季節をご紹介。 正しい香水のつけ方、適切なシーン、オススメの香水ブランドまでお教えします! 形状・香り別に詳しく解説しているこの記事を読めばあなたも香水マスターになれるかも……!?
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香水には種類がある!
ひとくくりに「香水」といっても、実は種類があるのを知っていましたか?
香水を選ぶときに覚えておくと便利な情報なんですよ。
そもそも種類といってもピンとこないですよね。
種類というのは香水の香りの濃度と香りの持続性に違いがあるとされています。
しかし基本的な数値はありますが、濃度や持続時間に関して規制や法律があるわけではなく、各フレグランスメーカーによって異なる場合もあります。
基本的な目安として参考にしてくださいね。
Q. 香水選びで見るべきポイントは?
A. 香り、色、瓶、ネーミングを見る
【基本】香水の種類と特徴
香水の種類は大きく分けて4種類あります。
種類の呼び名はフランス語でオシャレですよね。
詳しく種類と特徴をご紹介していきます。
- パルファム
- オーデパルファム
- オードトワレ
- オーデコロン
種類①:パルファム(パルファン)
1番濃度が高いのが「パルファム」です。
少量でも香りの持続性があります
フランス語で香水の意味であり、本来であれば香水はこのレベルのみを指しました。
そのため価格も高く設定しているフレグランスメーカーが多いです。
フォーマルな傾向が強く作られている香水なので、種類もごくわずか。
「Parfum」の頭文字から「P」と表記されています。
・濃度 15〜30%
・持続時間 5〜12時間
種類②:オーデパルファム(オーデパルファン)
パルファムに近い濃度で香りに深みがありながら、パルファムよりお手頃な価格な商品設定です。
「オーデ(オード)」はフランス語で「水」の意味なので、パルファムより薄いことをさしています。
「Eau de Parfum」の頭文字がら「EDP」と表記されています。
・濃度 10〜15%
・持続時間 5〜12時間
種類③:オードトワレ(オーデトワレ)
数時間ふんわりと軽やかに香るので、日常使いに適したものが多いです。
商品によってはしっかりと香るものもあるので、テスターで確認しましょう。
「トワレ」はフランス語で「化粧、身づくろい」の意味です。
まさに日常使いの香水の名ですね。
「Eau de Toilette」の頭文字から「EDT」と表記されています。
・濃度 5〜10%
・持続時間 2〜5時間
種類④:オーデコロン
1番濃度が薄くほんのり香ります。
価格も1番安く、気軽に買うことができます。
香水のしっかりした香りが苦手な方、気分転換に香りを楽しみたい方にオススメですよ。
「コロン」はドイツの都市・ケルンを指しています。
「ケルンの水」は世界最古の香水とも呼ばれていて、ケルン市はオーデコロン発祥の地として有名です。
「Eau de Cologne」の頭文字から「EDC」と表記されています。
・濃度 1〜5%
・持続時間 1〜2時間
\種類ごとの正しい付け方はこちら/
【プロが伝授】香水をつける場所と正しい量とは?イイ香りで女度アップ!香水をつける場所で印象が変わる理由 香水は手首以外にも、つける場所によって相手に与える印象を...
【形状】香水の種類と特徴
香水の形状はスプレータイプだけではないんですよ。
それぞれ形状によって香り方も変わるんです!
- スプレータイプ
- ロールタイプ
- 練りタイプ
種類①:スプレータイプ
香水といえば、シュッと吹きかけるスプレータイプがメジャーですね。
ボトルデザインも豊富で、飾ってインテリアとしてもかわいいものばかりですね。
\スプレータイプの正しい使い方/
トントンと叩くとなじみ、きれいに香ります。
種類②:ロールタイプ
ボトルも小さめのものが多く、コロコロと簡単につけられるので持ち運びにも便利です。
どこでもさりげなくサッとつけられるのがいいですね。
\ロールタイプの正しい使い方/
種類③:練りタイプ
缶などに入っているテクスチャーが固めな、クリームタイプです。
スプレータイプや、ロールタイプと違いアルコールが入っていないため肌に優しく、敏感肌さんも安心して使えるものが多いです。
香りは優しくほんのりと香る程度なので、どんな場面でも使うことができます。
小さいものが多いので、持ち運びにも便利です。
\練りタイプの正しい使い方/
直接触ると皮脂がついてしまうため、清潔なスプーンなどですくいましょう!
半径3〜4mに香る程度が目安で、お風呂上がりなどの清潔な体につけるのがおすすめです。
【香料】香水の種類と特徴
「香料の種類」も「香水の種類」同様に、さまざまな意見や基準があります。
細かく分けると本当にたくさんの種類があるので、代表的な4種類を紹介します。
- フローラル系
- シトラス系
- オリエンタル系
- フルーティー系
- グリーン系
- シプレ系
- フロリエンタル系
- ウッディ 系
- フゼア系
種類①:フローラル系
フローラルとは「花のような」意味が込められていて、いわゆる花の香りがフローラル系です。
はっきりと定義があるわけでもなく、フローラルの中にも1種の花の香りがする「シングルフローラル」、複数の花の香りがする「フローラルブーケ」などの種類があります。
歴史も長く伝統のある香料上品で、女性らしい花の香りは、万人うけしさまざまな場面で使えますよ。
\こんな人・季節におすすめ/
ピーチローズ系は特に日本人好みなのではないでしょうか。
朝〜夜まで1日中心地よく香り、1年通してオールシーズン使えます◎
種類②:シトラス系
レモン、オレンジ、ベルガモット、マンダリンなど柑橘系を中心に、さわやかでフレッシュな香りのする香料です。
ユニセックスな香りなので、男女問わず好かれること間違いなし!
柑橘系の香料は香りが飛びやすいといわれていましたが、近年は合成香料の開発で香りも長持ちします。
カジュアルな場面で活躍してくれますよ。
\こんな人・季節におすすめ/
ヨガなどのスポーツ、ジムで汗かいた時などにおすすめです!
1年中使えますが、爽快感があるので特に夏にはぴったりですね。
種類③:オリエンタル系
オリエンタル系はヨーロッパからみて東にある国々、いわゆる東洋的なイメージです。
日本や東南アジアではなく、アラビアなどの中東的な香りが主流となります。
アンバーやムスクなどの動物性香料や、バニラやミルラなどが多用され香りです。
エキゾチックで、温かみがあるセクシーな印象の香水ですよ。
\こんな人・季節におすすめ/
おすすめはディナー・パーティー・デート・アフター5など遅い時間帯です!
湿度が下がる秋〜冬の時期に、温かさをプラスしてくれます。
夏だとちょっと重たいかもしれません。
種類④:フルーティー系
アップルや、ピーチ、マンゴなどシトラスとは違い、ジューシーなフルーツを思わせる香料です。
さわやかながら甘みのある弾けるような果実の香りは、純粋で可愛らしいイメージがします。
\こんな人・季節におすすめ/
リゾート地や、トロピカルで元気な気分に合わせて香らせましょう。
1年を通して使えますが、非日常・気分転換を味わいたい時にぜひ!
種類⑤:グリーン系
植物の葉や茎を折ったときに感じる香り、芝や竹など緑を連想させるような香料です。
清々しい落ち着きのある香りは、ユニセックスでハーバルな印象です。
グリーン系の香りは安心感と、心の安らぎを感じることができます。
甘さや、苦味のない香りが多いので、落ち着いた大人の女性を感じさせる香水ですよ。
\こんな人・季節におすすめ/
癒されたい時や仕事などでストレスが溜まっている時に使うと◎
季節は春・夏・秋がおすすめです。
種類⑥:シプレ系
コティ社『Chypre de Coty(シプレ デ コティ)』が源流とする香料です。
オークモスという、樫の木にに生えるある種の苔をベースに、ベルガモットやジャスミンなどが使用された香りです。
「シプレ」でもいろいろな種類があり、フォーマルなシチュエーションに合う上品な香りがメイン。
ドレスアップをするパーティーに付けていきたい香水ですね。
\こんな人・季節におすすめ/
パートナーへのプレゼントなどにおすすめで、スーツよりカジュアルシーンに合います。
おすすめの季節は秋です!
種類⑦:フロリエンタル系
フローラルの花の香りを背景に、バニラなどのオリエンタルの甘い要素を持つ香料です。
花の自然でさわやかな香りに、鼻に残る甘いオリエンタルな香りはついつい癖になってしまいます。
\こんな人・季節におすすめ/
デートディナーやパーティーにおすすめで、肌寒い季節に適しています。
重たい香りなので夏はなるべく避けるのが◎
種類⑧:ウッディ系
ウッディ系とは名前の通り木の皮や葉、枝などから成分を抽出し樹木の香りを表した香料です。
ワイルドでシックな印象を受ける香りですで、男性に人気の香りですがウッディ系でも、甘みのある香りを調合したものもあるので女性でも使えますよ。
木の香りはストレスを軽減させる効果があります。
働く女性に是非とも試していただきたい香水です。
\こんな人・季節におすすめ/
おすすめの時間帯は夕方以降で、特に寒い季節にぴったりです。
ウッディ系といえばかっこいいという印象が強い人も多いのではないでしょうか。
種類⑨:フゼア系
シプレー系と同列ながらの落ち着いた香調で、苔(オークモス)をベースにした香料です。
「フゼア」は植物のシダのことですが、香りがシダなわけではありません。
上級階級やフランス宮廷で流行していた、鑑賞用のシダをイメージした香りなんですよ。
ハーブを思わせる渋味青味、オークモスの湿り気のある日陰の土のような、自然でさわやかな重量感のある香りです。
フォーマルなシチュエーションで活躍しますよ。
\こんな人・季節におすすめ/
リラックス効果も期待でき、気分が疲れている時や落ち着きたい時におすすめです。
春夏のシーズンに、お家で2プッシュが適量!
自分に合う香水の種類の選び方
店頭で香水を選ぶ時にたくさんの種類を目の前にすると、自分に合う香水って一体どんな香りだろうと思いますよね。
自分の好みや、なりたい雰囲気のイメージを固めてから、香水を選ぶといいですよ。
詳しく専門用語を使わなくて大丈夫です。
専門知識のあるお店の人に「上品な大人の女性なイメージ」「可憐で甘い香り」「リラックスできる香り」など、大まかなイメージを伝えましょう。
あなたのイメージの近い香水を、複数選んでくれますよ。
その中から好みのものをみつけましょう!
【種類別】おすすめの香水
パルファム
①:| Chloe(クロエ)/アプソリュ ドゥ パルファム
クロエ初のフレグランス「クロエ オードパルファム」の10周年を記念して生み出された「アプソリュ ドゥ パルファム」は、オリジナルの香りをさらに濃厚に濃密にしたウッディ調のフローラルの香水です。
ボトルはこれまでのシルバーに代わり、初のゴールドを採用。
ボトルも香りも高級感のある香水です。
②:Fragonard(フラゴナール)/エトワル
日本ではレアなフランスの香水ブランド「フラゴナール」。
フランスのセレブたちが使っていることで有名です。
その中でも人気の香り「エトワル」は星を意味してます。
さわやかで1日中嗅いでいたくなるような、フローラルフルーティの香りですよ。
レモン、アップル、ジンジャーのフルーティーな香りに、花々のフローラルブーケ、ムスクの深い香りも残ります。
商品名のようにキラキラで、うっとりするような香水です。
③:Aesop(イソップ)/マラケッシュ インテンスパルファム
新鮮なフローラルにスパイスがアクセントになったウッディ調でオリエンタルな香りは、マラケシュにインスピレーションされ作られました。
伝統的な料理で使用されるスパイスの刺激的な香り、モロッコの伝統に不可欠な温かいもてなしが称賛されています。
④:CARTHUSIA (カルトゥージア)/サンカルロ
地中海カプリ島で生まれた伝説の香りと言われる「カルトゥージア」は、日本でもショップがあるので購入しやすいです。
すべてカプリ島に生息する植物を天然由来に使用しています。
オススメの「サンカルロ」はウッディー系の中にローズなどのフローラルが香り、ゴージャスでリッチなサンカルロ劇場を連想させます。
落ち着いた貴婦人のような上品な香りです。
⑤: ORTO PARISI(オルト パリージ)/ベルガマスク 柑橘
調香師の祖父へのオマージュで、「オルト パリージ」はパリージの庭という意味です。
実は公式サイトでも香りについての説明は、一切明かしていません。
実際に香って感じて欲しい調香師の魂が伺えます。
ベルガマスクの香りベースは、ベルガモットとムスクです。
一体どんなドラマティックな香りがするか気になりますね。
オーデパルファム
①:TIFFANY&CO.(ティファニー)/オード パルファム
ブランドと縁が深いアイリスが主役のフローラル系の香水です。
アイリスをベースにムスク・パチョリなどを交えたフローラルムスクな香りです。
グリーンマンダリンが弾け香ると、その後は主役のアイリスフラワーが顔を出します。
明るいながらも官能的で余韻で洗礼されたイメージです。
②:DAWN Perfume(ダウンパフューム)/オードパルファム タージガーデン
原料となる素材が80%天然由来のフレグランスブランドの「ダウンパフューム」。
ベルガモットやオレンジのシトラス感、青々しいケール、スパイシーなジンジャーリリーとジャスミンなどが次第に深みを帯びて、最後にはウディ系の温かみみのある香りが包み込みます。
ユニセックスな香りなのでメンズにも使えます。
彼氏とシェアにも最適な1本です!
③:BURBERRY(バーバリー)マイバーバリー ブラッシュ オードパルファム
軽やかで清々しい朝の庭をイメージした「マイバーバリー ブラッシュ」。
弾けるようなザクロとさわやかなレモンから、繊細なローズにアップル、女らしいジャスミンでフレッシュで女性らしい香りです。
カジュアルながら、男女ともに受ける香りに間違いなしです。
④:GUERLAIN(ゲラン)/モン ゲラン EDP・SP
なんと女優の「アンジェリーナ・ジョリー」にインスパイヤされた香りなんですよ。
力強くも優しいく自由で官能的な現代女性にオマージュ。
フレッシュなオリエンタル調で、さわやかなベルガモットに甘さを残すラベンダー、フローラルブーケが香ったとに、サンダルウッドとバニラの深みが残ります。
④:アニック グタール プチシェリー オードパルファム
美しい庭に咲き誇る、洋ナシとピーチに、ムスクローズが絶妙にブレンドされた甘い中にさわやかでフルーティな香りです。
娘の「カミーユ」のために創られたフレグランスで、まるで愛に包まれているような優しさも感じられます。
オードトワレ
①:CHANEL(シャネル)/N°5 ロー
新世代のフェミニティを体現する香りをイメージしています。
元のN°5よりも複雑さを抑えつつ、輝く蜂蜜のようにレモン・オレンジなどのシトラスが香ります。
ローズ・ジャスミンなどのフローラルブーケが溶け合い、ムスクなどの力強さで引き締めます。
ナチュラルでフレッシュな香水です。
②: ZARA(ザラ)/WONDER ROSE
SNSで話題のプチプラモテ香水はなんと「ザラ」から出ています。
ロールオンタイプで持ち運びにもとっても便利なんですよ。
ローズの優しい香りの中に、フルーティな洋ナシ・レッドベリー、バニラの甘い香りはフェメニンで繊細です。
ふんわりと心地よく香ります。
③:Dior(ディオール)/ ミスディオール ブルーミングブーケ オードトワレ
ベストコスメ受賞のディオールの人気香水です。
ボトルもオトメ心をくすぐる愛らしいデザインで、部屋に置くだけで女子力がアップできますね!
最初はみずみずしいフルーティーな香りで、その後フェミニンで優しいフローラルがたちます。
この香りが幸せの象徴と呼ばれているんですよ。
④:(ランバン)/エクラドゥアルページュ
しつこさのない優しい香りなので、香水の強い香りが苦手な方にもオススメできます。
男ウケがよく「結婚を引き寄せる香水」と呼ばれていますよ。
グリーンライラックなどの清々しさを感じさせてくれますが、ピーチブロッサムなどフローラル系の柔らかさ、やさしくリラックスな気持ちにさせてくれます。
ナイトフレグランスとしても◎
⑤:diptyque(ディプティック)/ ロンブルダンロー
「水に映った影」を意味する詩的な名前ですね。
発売して以来根強い人気商品です。
ほんのりと甘さ香る中に、カシスの葉のフレッシュさ、少しの苦味が官能的に感じます。
斬新で鮮明な組合せで魅了してくれます。
オーデコロン
①:Santa Maria Novella(サンタマリアノヴェラ)/ガーデニア
「ガーデニア」は薫り高い白い花クチナシの香りです。
花言葉は「美しさ」、「上品さ」で、魅力のシンボルとされています。
とろりと甘い香りに、グリーンなアクセントが効いた香りは、「大人のいい女」という言葉がバッチリ合います。
②:Eau de Cologne(フェルナンダ)/マリアリゲル
プチプラでボディミストやクリームが有名ですが、実はオーデコロンもあるんですよ。
ジャスミンと洋梨の甘美で豊かな香りをベースに、柔らかなずらんが優しく包みます。
大人の女性と可愛さがバランス良く演出してくれるます。
③:JO MALONE(ジョーマローン)/ウッドセージ & シーソルト
オシャレ女子が持っているといえば「ジョーマローン」!
スカッと目がさめるようなグレープフルーツに、海の香りのシーソルトが香ります。
時間が経つとムスクの甘い香りが広がり、まるで違う香水のようです。
香水のアカデミー賞ともいわれる、FIFIアワードで賞を受賞したこの香りを堪能してみてください。
④:JILLSTUART(ジルスチュアート)/ リラックス オード ホワイトフローラル
知る人ぞ知る定番のオーデコロンですね!
ザ・かわいい女性の香りのイメージで、幸福感でいっぱいになるような花々の香りと、弾けるようなフルーティーさが優しく香ります。
いつまでもそばにたいと想わせるような、ピュアで魅力的な余韻がたまらないです。
ハーブの天然アロマオイルが心を癒してくれますよ。
⑤:舞妓夢コロン/ 金木犀
こちらもプチプラですが、とてもクオリティーの高いオーデコロンです。
9月中旬ごろから咲き誇る金木犀はうっとりするような甘さと清々しさが心を踊らせますね。
「舞妓夢コロン」人工で作られた感がなく、まるで本物の金木犀をまとったようなリアルな香りなのです。
1年中金木犀の幸せな香りを味わえるオーデコロンですよ。
香水の香りは時間とともに変化する?
時間とともに香水はどんどん変化していきます。
まるでグラデーションを描くように緩やかに変化していくんですよ。
トップノート
最初に香るのが「トップノート」です。
強く華やかに印象的に香りますが、5~10分後くらいにはすぐに落ち着いていきます。
・香る時間 : ~10分程度
ミドルノート
次にくる「ミドルノート」は、香水として1番の見せどころ。
ハートノートとも呼ばれています。
・香る時間 : ~3時間程度
ラストノート
ミドルノートの香りも時間とともに控えめになっていき、最後は余韻を残す香りの「ラストノート」で終わります。
・ 香る時間: ~12時間程度
正しい香水の付け方
付ける量
香水をつける量は、つける部位のよっても多少違ってきます。
例えば手首などの上半身につける場合は、1プッシュを目安にしてください。
くるぶしなどの下半身につける場合は、1プッシュを数カ所につけてみましょう。
付けるタイミング
香水の香りの変化を意識してください。
トップノートが香る最初の10分~15分程度は、アルコール臭も含みます。
ミドルノートが来る時間を意識して、 出かける30分前くらいがベストですよ。
ミドルノートの途中に重ね付けをすると、香りが重なり本来の香水の良さが出ないので注意!
注意点
香水は周りにも影響するので、TPOをきちんと意識しましょう。
レストランやお寿司屋さんなど香水の匂いが強いと、せっかくの食事の香りが台無しです。
お葬式などの厳かな場所でもNG。
きちんと予定を確認しながら香水をつけましょう。
実は病院でも香水は好まれません。
患者さんの状態によっては、香水の香りで気分が悪くなってしまう方もいるので、出かけるついでの病院でも、診察が終わってから香水をつけましょうね。
Q. 香水をつけすぎたときの対処法は?
A. 家を出る前にかならず落として!
石鹸で軽く洗い流すのも◎
つけすぎたまま外出すると、意外と周囲の方の顔に出ていたりします……。
香水の種類をマスターして香り美人に。
知れば知るほど奥が深い香水の世界。
基本的な香水の種類、香りの種類を知れば、漠然とした香りのイメージがはっきりとします。
そうすると今までとは違う香りに挑戦できたり、なりたい自分のイメージがうまく伝えられると思います。
もう香水選びに失敗はなし!
香水で自分の魅力を最大限に引き出しましょう。
例えば、ブルー系の色はお風呂上がりのような爽やかな香り、薄いピンク系の香りは女子に人気のフローラルフルーティ調の香りが多いです。