Search

「共依存夫婦」とは?

結婚したばかりの共依存夫婦

共依存夫婦とは、夫や妻に依存しすぎるあまり、相手を束縛したりして支配しようとしてしまう関係を言います。
たとえば、支配する側が男性なら亭主関白、女性なら鬼嫁と呼ばれることが多いですが、これも共依存夫婦になってしまっている可能性が高いです。

つまり、共依存夫婦は家庭内での夫と妻の地位が対等ではない場合が多いでしょう。
また、共依存夫婦はどちらも自分に自信がない性格であることが多く、自信がないから相手を束縛し、自信がないから相手の束縛を受け入れてしまう…という状況になってしまうんですね。

お互いに立場の違いはあれど、お互いの存在に依存しすぎてしまうことで「共依存夫婦」になると言えるでしょう。

共依存夫婦の特徴

共依存夫婦の特徴を考えるハテナ

共依存夫婦にはどんな特徴があるのでしょうか?
「共依存夫婦ってこんな人」という特徴を具体的に見ていきましょう!

  1. 束縛が激しい
  2. つい顔色を伺ってしまう
  3. どちらかが一方的に尽くす
  4. 暴力で支配する
  5. 暴言で支配する
  6. 1人で何も決められない
  7. 出かけていても落ち着かない
  8. 収入に格差がある
  9. 自分の意見が言えない
  10. どちらかが責任を負いすぎる

特徴①:束縛が激しい

共依存夫婦はお互いに強く依存しているため、相手の行動を制限したり、「どこにいるの?」「まだ帰らないの?」など、過干渉になってしまうことがあります。
頻繁に連絡が来るのも息苦しいですが、最悪の場合、「GPSで居場所を管理する」「家から出さないようにする」など、束縛を通り越した「監視」になってしまうこともあるでしょう。

特徴②:つい顔色を伺ってしまう

共依存夫婦の依存の仕方は夫婦によっても様々ですが、「夫または妻に嫌われたくない!」という気持ちから、相手の機嫌を損ねないように、常に顔色を伺って機嫌を取ってしまう場合があります。
こうなってしまうと、期限を取る側と取られる側とで力関係のバランスが偏ってしまうんですね。

機嫌を取る方は「怒っていないかな?」とビクビクし、機嫌を取られる方は自分に合わせてもらうのが当たり前になり、ますます横暴な態度を取るようになってしまいます。

特徴③:どちらかが一方的に尽くす

妻が夫に献身的に尽くしているのに、夫は妻をないがしろにしていたり、夫が家事や育児を頑張っているのに、妻が夫を罵倒したり…。
共依存夫婦は、夫婦なのに対等でない関係になってしまうことが多いです。

尽くしてしまう方は、尽くすことで自分の存在意義を感じ、尽くされる方は相手を支配することで安心感を得られます。
利害関係が一致してしまうことで、共依存夫婦が出来上がるんですね。

特徴④:暴力で支配する

いわゆるDV(ドメスティックバイオレンス)が行われている場合も、共依存夫婦であるといえます。
暴力を振るう側は、暴力という圧倒的な圧力で相手を支配し、暴力を振るわれる側は、「この人の弱い部分も自分が受け止めなければいけない」「もしかしたら自分が悪いから暴力を振るわれるのかもしれない」という責任感の強さから、暴力を受け入れてしまうんですね。

暴力を受ける側も、最初は「おかしい」という気持ちがあったのかもしれませんが、暴力を受け続けているうちに「いつの間にか依存していた」ということもあります。

特徴⑤:暴言で支配する

「おまえが悪い」「どうしてこんなこともできないんだ」と相手の人格を否定したり、罵倒したりすることも、共依存夫婦にはよく起こり得ます。
お互いに言いたいことが言える関係なら、共依存夫婦にはならないですが、どちらか一方が全面的に相手を否定し、相手も「自分が悪いのでは…?」と自分を責めてしまう。

そうなってしまうと、支配する側とされる側という共依存の関係が出来上がってしまうんですね。

特徴⑥:1人で何も決められない

「夫や妻の意見を聞かないと何も決められない」「勝手に決めて怒られるのが怖い」という場合も、共依存夫婦になっている可能性大!
共依存の関係が出来てしまうと、お互いに「相手を失いたくない」という気持ちが大きくなってしまいます。

ですので、自分の気持ちよりも相手の気持ちを尊重し、自分を押し殺してしまうんですね。
「押し殺している」「無理している」という自覚があるうちはいいですが、相手に合わせるのが当たり前になってしまっている場合は、完全に共依存夫婦になっているでしょう。

特徴⑦:出かけていても落ち着かない

共依存夫婦はお互いに干渉しすぎてしまう傾向があります。
たとえば、帰宅時間が少し遅くなってしまっただけなのに不機嫌になったり、「まだ帰らないの?」「いつ帰ってくるの?」と帰宅を急かしたりなど、そういう態度を取られると「出かけていてもそわそわする」「落ち着かない…」と思ってしまいますよね。

どちらか一方が相手の行動を制限し、いつの間にかそれに従ってしまうという関係が出来ている場合、共依存夫婦になってしまっていると言えるでしょう。

特徴⑧:収入に格差がある

たとえば、共働きしているけれど旦那さんの方が収入が高い、または奥さんが専業主婦という場合、旦那さんが奥さんに対して「誰のおかげで飯が食えているのと思ってるんだ!?」「おまえは楽でいいよな」と奥さんを見下したような発言をする人もいるでしょう。
それに対して言い返すことができたり、「私だって頑張ってる」と思えることができればいいですが、「私は楽してるから、もっと頑張らなきゃ」「もっと旦那さんに感謝しなきゃ」と思ってしまうと、支配する側とされる側になってしまうため、共依存夫婦になってしまいます。

特徴⑨:自分の意見が言えない

「思っていることが言えない」「機嫌を損ねたくないから反論できない」。
どちらか一方が相手に対してこのように思ってしまうのも、共依存夫婦の特徴です。

事を荒立てたくないという気持ちから、我慢したり自分が折れたりすることももちろんありますが、「明らかに相手が悪いのに謝らせられる」「意見を言うと必ず否定される」という場合、共依存夫婦になっていると考えて間違いないでしょう。

特徴⑩:どちらかが責任を負いすぎる

夫婦というものは、助け合い、支え合うのが本来の姿ですが、どちらかが頑張りすぎていたり、我慢しすぎていたりする関係は共依存夫婦と言えるでしょう。
一見、片方が甘えているだけに見えるかもしれませんが、頑張りすぎる人というのは、自分に自信がないから頑張りすぎてしまうのです。

普通なら「もう無理!頑張れない!」と思うことも、「自分はまだまだだ」と頑張りすぎてしまう。
そして相手はそれにつけ込んで甘えてしまう。

共依存夫婦は一見利害が一致しているけれど、実は成り立っていないという人たちも多いです。

共依存夫婦の考え方

手を繋ぐ共依存夫婦

共依存夫婦はどのような考え方をするのでしょうか?共依存夫婦感じていることを詳しく見ていきましょう。

考え方①:嫌われたくない

共依存夫婦は相手に「嫌われたくない」と強く思っています。
「嫌われたくない!」と思うから相手の機嫌を取ってしまうし、相手を束縛してしまうということも、よくある話。

というのも、共依存しやすい人は誰かに嫌われるのがイヤな人が多いんですね。
誰かに求められたり、愛されることで満たされたように感じるので、「どうにかして相手を繫ぎ止めたい」という考えから、相手の気持ちを顧みない行動を取る人もいるでしょう。

考え方②:自分に自信が持てない

共依存夫婦は、どちらも自分に自信が持てないため、依存してしまいます。
自分が好きで自分を認めることができる人なら、他人を許すことができたり、他人を気にしないように生きることもできますが、共依存夫婦はお互いに依存し合うことで、自分に自信が湧いてくるんですね。

考え方③:相手がいないと生きていけない

共依存してしまう人は、寂しいという感情が強かったり「夫婦一緒でないと生きていけない」と思っています。
もちろんそれは精神的な部分もありますが、「金銭的に1人で生きていくのは難しい」「1人での生活を全てこなすのは難しい」と、1人で生きていく自信がないため、共依存夫婦になってしまっている可能性も高いでしょう。

考え方④:世間体を気にする

「離婚したら周囲に白い目で見られる」「幸せな家庭だと思われたい」。
そんな気持ちから、共依存夫婦になってしまう人も多いでしょう。

もちろん誰だって褒められたら嬉しいですし、羨ましいと思われたいという感情はあります。
でも、周囲の目を気にしすぎるあまり、外で自分を作りすぎて家族に八つ当たりしたり、幸せなイメージを壊さないために無理して頑張りすぎたりなど、悪い影響も出やすいといえます。

考え方⑤:依存してほしい

「依存してほしい」という気持ちが強いのも特徴の一つ。
つまり「自分がいないとダメなようにしたい」「自分を必要としてほしい」という感情が人一倍大きいのです。

支配する側もされる側も、相手に「依存してほしい」と思う気持ちが強すぎて、結果的に自分も依存してしまうのかもしれません。

共依存夫婦になってしまう原因

共依存夫婦になってしまい悲しむ妻

では、なぜ共依存夫婦になってしまうのでしょうか?原因を詳しくチェックしていきましょう!

  1. 親に認められずに育った
  2. 親が共依存夫婦だった
  3. DVやモラハラを受けた
  4. 親が過干渉だった
  5. 自己肯定感が低い

原因①:親に認められずに育った

親に受け入れてもらえなかったり、親に褒められずに育った人は、親に求めてもらえなかったものを他人に求めるようになります。

つまり、親以外の誰かに「認めてほしい」「褒めてほしい」という欲求を向けてしまうんですね。
そうなってしまうと、基準が自分から他人に変わってしまうため、夫や妻に依存してしまう可能性が高いと言えます。

原因②:親が共依存夫婦だった

1番身近な夫婦像は、ほとんどの場合、自分の両親だという人が多いでしょう。
両親を見て「夫婦とはこういうものなんだ」と自然に認識してしまうんですね。

ですので、たとえば亭主関白な父親と甲斐甲斐しく世話を焼く母親の元で育った場合、「父親は働いていればいい」「母親は家事育児を引き受けなければいけない」など、間違った常識を身につけることも多いんです。
そういったことから、自分が結婚しても自分の両親のような夫婦像を築こうとして、共依存関係になってしまうことがあるでしょう。

原因③:DVやモラハラを受けた

家族や身近な人から暴力を振るわれたり、「おまえはダメなヤツだ」など、言葉で罵られるモラハラを受けた場合、大人になってもDVやモラハラの加害者になったり、被害者になる可能性が高いでしょう。
DVやモラハラは、支配する側とされる側で共依存の関係になっている場合が多いんですね。

原因④:親が過干渉だった

たとえば何でも親が決めたり、親に逆らえなかったり、敷かれたレールを歩いてきた人は、大人になっても自立できないことが多いです。
自立できないということは、「1人では何も決められない」「自分の意見がない」ということ。

ですので、自分を支配してくれる人や、引っ張っていってくれる人を求めてしまい、「依存したい!」と自ら思うようになってしまうことがあります。

原因⑤:自己肯定感が低い

「自分が嫌い」「自分の欠点が受け入れられない」そんな性格も、依存しやすい人になってしまうかもしれません。
なぜかというと、自分で自分を認められないため、他人の評価を求めてしまうからなんですね。

他人に評価を求めたり、他人に合わせてばかりいると、結局は他人軸になってしまいます。
つまり、依存してしまうんですね。

共依存夫婦になってはいけない理由

共依存夫婦にNOと言っている女性

誰かに依存して生きるということは、常に「他人の人生を生きている状態」と言えます。
それは果たして自分の人生だと言えるでしょうか?

我慢ばかりして相手に合わせたり、相手を支配したりするのは、幸せなことなのでしょうか?
共依存夫婦は共依存している間は強い絆で結ばれていますが、相手を信頼しているわけではありません。

ですので、少しのことで崩れてしまう脆い関係なんですね。
たとえば夫婦生活の数十年目で「自分たちは共依存夫婦だったんだ」ということに気づき、依存をやめた瞬間、相手にきっぱり捨てられる、なんてことも十分起こり得ます。

そう、相手の心に愛情はないのです。
「それでもいい」と思えるならいいですが、「心から愛されたい」「自分の人生を生きたい」と思うなら、依存することはマイナスにしかなりません。

共依存夫婦になりやすい人の特徴

共依存夫婦になりやすい女の子

共依存夫婦になりやすい人っているのでしょうか?また、共依存夫婦になってしまう人にはどんな特徴があるのでしょうか?具体的に見ていきましょう。

  1. 責任感が強すぎる
  2. 空気を敏感に察知する
  3. 自己愛が強すぎる
  4. 頼まれたら断れない
  5. ネガティブ思考になりやすい
  6. 恋愛体質である

特徴①:責任感が強すぎる

責任感が強かったり、人に頼ることが苦手な人は、共依存夫婦になってしまう可能性が高いでしょう。
というのも、頼りがいがある人、頑張り屋な人というのは、「依存したい人」「甘えたい人」を引き寄せやすいんですね。

傍から見れば「ダメな人じゃん!」という人と付き合っていたり、世話を焼きすぎたりして、交際した人と共依存の関係になりやすいと言えるでしょう。

特徴②:空気を敏感に察知する

空気を読みすぎる人は、場の雰囲気を察知して、自分の意見を主張しなかったりします。
いわゆる「合わせてしまう人」なので、相手の色に染まりやすく、依存しやすい性質を持っているでしょう。

ダメなことはダメ!と主張できればいいですが、合わせてしまう人は相手のルールに従順に従ってしまうため、意図せず相手を甘やかしてしまうんですね。

そういった部分から、自分も依存し相手も依存させる「共依存夫婦」になりやすいでしょう。

特徴③:自己愛が強すぎる

自分が好きすぎる人も共依存夫婦になりやすいと言えます。
自分が好きな人は相手に合わせることを知りません。

「自分が正義」という考えで動いているので、口が達者だったり、威圧的だったり、とにかく自分を棚に上げて相手をねじ伏せることが得意。
そんな性格で相手を支配してしまうため、自然と共依存夫婦になってしまう可能性が高いでしょう。

特徴④:頼まれたら断れない

お願いされたり、頼まれたら「NO」と言えない、いわゆる「イエスマン」な人も共依存夫婦になりやすいです。
イエスマンなタイプは情に厚いため、困っている人を放っておけなかったり、人の悩みを自分の問題のように悩んでしまったりと、余計な問題を抱えやすいでしょう。

良く言えばお人好し、悪く言えば「良いカモ」になりやすいと言えます。
利用されたり、責任を押し付けられたり、いい人すぎるがゆえに依存されやすいんですね。

特徴⑤:ネガティブ思考になりやすい

ネガティブ思考になりやすい人というのは、たとえ結婚していたとしても「もしかして浮気されているんじゃないか」「自分は愛されていないんじゃないか」と相手を疑ってしまいます。
そして、不安な気持ちから相手を束縛したり、攻撃したりしてしまうこともあるでしょう。

つまり「相手を支配したい」と思ってしまうので、共依存夫婦になってしまう可能性が高いでしょう。

特徴⑥:恋愛体質である

「彼氏や彼女ができると、友達付き合いが急に悪くなる」「彼氏や彼女が途切れない」という、いわゆる恋愛体質な人も共依存夫婦になりやすいと言えます。
というのも、友達よりも交際相手を優先してしまう人や彼氏や彼女がいないとダメな人は、「恋人」という存在に依存してしまっているので、相手もその依存を受け入れている場合、共依存の関係になっていると言えるでしょう。

ですので、結婚すると共依存夫婦になる可能性が高いです。

共依存夫婦に起こり得る問題

別れてしまった共依存夫婦

共依存夫婦になってしまうことで、どんな問題が起こるのでしょうか?詳しくチェックしていきましょう!

問題①:自分の考えが分からなくなる

相手に合わせてばかりいたり、我慢することが増えると、だんだん「自分はどう思っているのか?」「自分はどうしたいのか?」ということが分からなくなります。
知らず知らずのうちに相手に支配され、自分がなくなってしまうんですね。

円満な関係を築けているならいいですが、DVやモラハラを受けている場合、それを当たり前に受け入れてしまっている可能性も。
最悪の場合、傷つけられているのに、その関係から抜け出せなくなる事もあり得るので注意が必要です。

問題②:子供に影響が出る

共依存している人は子供にも依存して過干渉になったり、反対に子供を攻撃対象にしてしまうこともあります。
また、家庭内でDVやモラハラが行われている場合、子供の成長にも悪影響です。

相手に依存しすぎると、物事が客観的に見られなくなってしまうので、知らず知らずのうちに子供の心を傷つけている、ということもあるでしょう。

問題③:精神病になる可能性も

「自分は愛されていないんじゃないか」「どうして、もっと愛情を注いでくれないんだろう」など、相手に依存しすぎるあまり不満が溜まり、うつ病などの精神病を患ってしまう可能性も。
「なんだか調子が悪い」「最近おかしい」と自分の変化に気づくことができればいいですが、共依存夫婦になってしまい、自分の体調の変化にも気づけないと「いつの間にか取返しのつかないことになっていた…」ということもあり得ますので、注意が必要です。

問題④:離婚する可能性が高い

共依存夫婦はお互いに依存し合うことでバランスを保っています。
ですので、どちらかの依存先が別の人に移ってしまったり、どちらかが依存をやめた時、あっけなく関係が切れてしまう…なんてことも。

とくに支配したがる人は相手を思いやる気持ちも情もないので、自分の思い通りにいかないと思ったら離れていく傾向にあります。
支配されていた人は「今までの我慢は何だったの!?」と呆然としてしまうこともあるでしょう。

共依存夫婦から脱却する方法

共依存夫婦を抜け出して幸せな女性

では、共依存夫婦から脱却する方法はあるのでしょうか?
この先プラスに動いていくためにどんなことをすればいいのか?詳しく見ていきましょう。

  1. 自立する
  2. 自分の時間を作る
  3. 相手を気にしない
  4. 自分を客観的に見る
  5. 自分を認める
  6. 未来の幸せを考える

方法①:自立する

「人は1人では生きていけない」と言いますが、依存しやすい人は、まず「自分は1人で生きていく!」というくらいの心意気を持ちましょう。
誰かに頼ったり、寂しいと思うから依存してしまうのです。

もちろん誰かに頼ったり、支え合うことは悪いことではありませんが、できることは自分でやったり、周囲に期待しすぎることはやめましょう。

方法②:自分の時間を作る

共依存夫婦になってしまう人は、自分の時間をうまく使えなったり、自分の人生を楽しめないという場合が多いでしょう。
もちろん誰かと一緒に楽しめることは多いですが、自分1人で趣味を楽しむ時間や、自分自身と向き合う時間も同じくらい大切です。

自分の時間を楽しむことができると、自然と自分の人生を生きていけるようになるでしょう。

方法③:相手を気にしない

相手の行動が気になったり、言動に振り回されたり…相手を気にしすぎると、自分がブレやすいです。
柔軟に相手に対応できることはいいことですが、我慢したり相手に合わせすぎると、どんどん自分を追い詰めることになってしまいますよね。

相手が不機嫌だったりすると、「どうしたんだろう」と気になるかもしれません。
でも、相手の感情すべてを受け止める必要なんてないのです。

ある程度のことは思いやるし、手を貸すけれど、「自分は自分、相手は相手」としっかり線引きして自分を守りましょう。

方法④:自分を客観的に見る

「恋は盲目」と言いますが、共依存夫婦は自分や相手を客観的に見ることができない場合が多いです。
好きという気持ちから、違和感に目を瞑ったり、相手のダメな部分も受け入れてしまったり…。

そうなってしまうと、自分を客観的に見ることは、かなり難しくなるので、そういう時は、友人など第三者の意見に耳を傾けるようにしましょう。
第三者の意見は客観的なものが多いので、出来るだけ意見を聞くようにして、自分の状況を客観的に見る努力をするのがおすすめです。

方法⑤:自分を認める

共依存夫婦において支配する側も支配される側も、共通しているのは「自分に自信がない」ということです。
自分に自信がないから相手を支配し、自分に自信がないから相手から支配されることで安心できる。

そうして共依存夫婦が出来上がるのです。
たとえその関係を抜け出しても、自己肯定感が低いままだと、何度も恋人や夫と共依存になってしまうでしょう。

「自分は人より劣っている…」と思ってしまうかもしれませんが、誰しも完璧な人間はいません。
自分のダメな所も良い所もひっくるめて自分だということを、しっかりと認めて許してあげましょう。

方法⑥:未来の幸せを考える

数年後、数十年後を想像してみてください。
あなたは幸せに暮らしていますか?夫や妻と一緒にいて、幸せに生きていますか?

もし、その答えが「NO」なら、どんな未来なら自分が幸せになれるのかを考えましょう。
そして、その幸せな未来にパートナーがいなかった場合、これから離れるという選択肢も考えてみた方がいいかもしれません。

人生は一度きり!自分だけの人生を生きよう!

共依存夫婦をやめて人生を楽しむ女性

共依存夫婦はお互いに依存することで、「自分はダメかもしれない」「自分は愛されないかもしれない」という不安から解消されます。
ですが、他人とは自分の思い通りにコントロールできないので、自分の中の欲求が満たされる日は来ないと言っても過言ではないでしょう。

永遠に終わりのない承認欲求を他人に求めて生きていきたいですか?
きっと答えは「NO」であるはずです。

今日からは自分で自分を認め、自分で自分を愛してあげましょう。

自分が満足していれば、他人に期待することも、他人にがっかりすることもありません。
何より自分の人生を歩くことができます。

せっかく一度きりの人生なのですから、今日からあなただけの人生を泣いて笑って楽しんでしまいましょう!

Apple touch icon
ライター
noel編集部

取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。

ライターの記事一覧を見る