好意の返報性とは？心理学を使った恋愛テクニックや人間関係への生かし方

男女200人に聞く！好意の返報性は効果アリ？

皆さんは「好意の返報性」という言葉は聞いたことがありますか？
人から好意を向けられると、無意識にお返ししたくなる……という状態には好意の返報性が大いに表れています。

今回は男女200人に「人から好意を向けられて返したくなった経験」についてお聞きしました。

Q.「好き」「愛してる」という気持ちを与えられると好意を返したくなる？

なんと男女ともに8~9割もの方が「はい」と回答しました！
好意の返報性の力は大きいことが明らかですね。

そんな好意の返報性について、さらに詳しく見ていきましょう。

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「好意の返報性」とは？

好意の返報性とは、好意を示されるとお返しをしたくなる心理です。
人から何かをプレゼントされると、お返しをしなくてはいけないような気がしますよね。

たとえ、それ程欲しい物ではなくても、相手からの気持ちに応えたいという想いが湧き出てくるのです。
貰ってばかりだと、罪悪感や後ろめたさを感じ、居たたまれない気持ちになってきます。

好意の返報性はプレゼントだけではなく、想いに対しても同じような心理が働くのです。
なので、人間関係や恋愛でも、自然に行われています。

好意の返報性が成り立つ条件

では、好意の返報性が成立するにはどのような状態なのでしょうか？
以下で、好意の返報性が成り立つ条件をご紹介していきます。

1. 知り合ったばかりの人
2. 関心を持ち合う人
3. しがらみがない人

条件①：知り合ったばかりの人

この心理を使う時は、知り合ったばかりの人にとても有効です。
お互いをよく知らない間柄の方が、効果を実感できます。

深く知っている相手だと、好意を向けられるのが当たり前になってしまい、お返しをしなくなるのです。
母親が毎日食事を用意してくれていても、毎日お返しのプレゼントやお礼を言いませんよね。

関係が浅い人の方が、キチンとお礼をしようという気持ちが湧いてくるのです。

条件②：関心を持ち合う人

関心を持ち合う人に対して、好意の返報性がよく表れます。
お互いに興味が持てるからこそ、好意を返そうと思えるのです。

通りすがりの赤の他人にいきなりプレゼントを貰っても、不気味で受け取れませんよね。
全く関りのない、興味のない相手からの好意には恐怖や違和感を感じます。

なので、関心や関わりのある相手を選んで行って下さい。

条件③：しがらみがない人

好意の返報性が活かせるのは、しがらみがない人に限ります。
好意を向けられても、お返しをしてはいけない関係だと効果はでません。

親友の彼氏に指輪を貰っても、気まずく思いますよね。
また、仕事中にお客さんに好意を向けられても、反応に困ってしまうのです。

なので、好意を返しても問題が起きない関係で行ってください。

好意の返報性が成り立たない場合

では、好意の返報性が成り立たない時とはどんな状態なのでしょうか？
以下で、好意の返報性が成り立たない場合を詳しくご紹介していきます。

1. 好意が重すぎる
2. 好意が当たり前になっている
3. どうでもいいと思われている

場合①：好意が重すぎる

好意が重すぎる場合は、相手が引いてしまい、好意の返報性が成り立たなくなります。
プレッシャーを感じる為、これ以上関わりたくないと思われてしまうのです。

お返しをすることで、ますます好意が膨らむことを怖れてしまいます。
たとえば、お友達から100万円するダイヤを貰っても、お返しに困りますよね。

返せない程の好意は相手に迷惑をかけてしまいます。

場合②：好意が当たり前になっている

好意が当たり前になっているとお返ししなくなります。
何かをしてもらうのが当たり前になると、お返しをしなくてもいい存在になってしまうのです。

親しい間柄だからこそ、何かをしてもらうたびに、お礼をしなくてもいいのです。
家族や親友など身近過ぎる人には、好意の返報性が成り立たなくなります。

場合③：どうでもいいと思われている

好意の返報性は、相手にどうでもいいと思われていると何も返ってきません。
関わりたくない人から好意を向けられても迷惑ですよね。

相手からどう思われても関係ないというような状況では、好意の返報性は効きません。
多少なりとも相手から関心をもたれる環境で行って下さい。

好意の返報性が効きやすい男性の特徴

では、好意の返報性が効きやすい男性とはどんな人なのでしょうか？
以下で、好意の返報性が効きやすい男性の特徴をご紹介していきます。

1. 思いやりがあり優しい性格
2. お人好し
3. 自信がない

特徴①：思いやりがあり優しい性格

思いやりがあり優しい性格の男性は返報性の法則が効きやすいです。
人からの好意を汲み取って、感謝できる人は自然にお礼の気持ちが湧いてきます。

反対に、人に何かしてもらっても、一切感謝の気持ちが持てない男性には効果がありません。
人の気持ちに鈍感な男性だと、好意に気づかずに何も返ってこないことがあります。

特徴②：お人好し

好意の返報性が効きやすい男性は、お人好しな特徴があります。
人からの頼まれごとに嫌と言えないような男性は、人からの好意も拒否できない傾向があるのです。

好きでもない女性でもグイグイ押されると、付き合ってしまいます。
反対に、好き嫌いが激しく「要らないものは要らない」とハッキリ拒否する男性には、好意の返報性が効きません。

特徴③：自信がない

自分に自信がない男性も好意の返報性が効きやすいです。
人から好意を向けられると、嬉しくて舞い上がってしまいます。

今まで、あまりモテたことのない男性は、女性に好意を示されるとすぐに好きになってしまいます。
反対に、自己愛が強すぎる男性には効きません。

人から好意を向けられるのが当たり前になっているので、お返しをしようとは思わないからです。

好意の返報性が効きやすい女性の特徴

では、好意の返報性が効きやすい女性とはどのような人なのでしょうか？
以下で、好意の返報性が効きやすい女性の特徴をご紹介していきます。

1. 恋愛体質
2. 承認欲求が強い
3. 寂しがり屋

特徴①：恋愛体質

いつもときめきが欲しい恋愛体質な女性は好意の返報性が効きやすいです。
男性から「好き」と言われると、すぐに恋愛モードに入ってしまいます。

恋をするキッカケをいつも探している女性は、好意を向けられるとすぐに好意を返したくなります。
つねに彼氏が途切れない女性は、好意を返している証拠です。

反対に、恋愛体質ではない女性は、好意の返報性があまり効きません。
男性の好き嫌いが激しい女性は、男性からの好意に嫌悪感を示すことが多くなります。

特徴②：承認欲求が強い

好意の返報性が効きやすい女性は、承認欲求が強いという特徴があります。
人から好意を伝えられると、認められているように感じ幸せな気分になるのです。

好意を向けられると、その人を良い人だと盲信してしまいます。
誰かを好きになるのではなく、好かれている自分が好きなのです。

反対に、人から認められることを重要視していない女性は、好意の返報性が効きにくい傾向があります。
人から好意を見けられても、多幸感をとくには感じないのでスルーするのです。

特徴③：寂しがり屋

寂しがり屋な女性は好意の返報性が効きやすい人です。
寂しがり屋で構ってちゃんや女性は、人から好意を向けられることに喜びを強く感じます。

もっと好意を向けて欲しいために、沢山好意を返します。
沢山好意を返すことで、もっと愛されたいという気持ちが強いのです。

男女で好意の返報性が効きやすいのはどっち？

男女で好意の返報性が効きやすいのは、特に恋愛面では男性の方が効きやすいです。
男性は性欲が強く下心もあるので、女性から好意を向けられると、その気持ちに応えたくなります。

何かお返ししたら、もっと良い事が起こるのではないかという期待が膨らむからです。
また、女性より男性の方が、異性を受け入れる体制が整っています。

タイプな女性でなくても、雰囲気が可愛かったらOKな男性も多くいるのです。
反対に、女性は恋愛対象かどうかを、一瞬で判断します。

生理的嫌悪感を持ちやすいので、無理と思った男性にどんなに好意を向けられても、逃げるだけです。
また、警戒心も強いので、多少の好意でも何か下心があるのではないかと警戒します。

しかし、仕事面や同性間では男性より女性の方が好意の返報性が効きやすいです。
男性は仕事面は感情を挟まずシビアに業務をこなしますが、女性は共感型で感情的なので好意の返報性が効きやすくなります。

また、同性間でも女性は共感してコミュニティを作っていくので、好意の返報性をし合いながら仲間を作っていくのです。
女性同士でバレンタインチョコを交換したり、誕生日を祝いあうのも、好意を返報し合っています。

女性100人にアンケート！好意の返報性で男性を落とすテク

好意の返報性を上手く使えば、意中の相手を恋に落とすこともできるはず。
今回は女性100人に、好意の返報性を上手く利用した恋愛テクニックをお聞きしました！

Q.好意の返報性を使って、男性を落とすテクニックを教えて

好意の返報性を使った恋愛テクニックとしては、「特別扱いをする・たくさん褒める・さりげないアピールを入れる」ことが大切。
例えばその人にだけやたらと話しかけたり、大人数でいる時もやたらと目配せしたりするのはすごく効果的です。

また、たくさん褒めること絵、相手も「この子といるといい気分になる」と認識してくれます。
さらに、時には「そういうところ好きだな」「〇〇君みたいなタイプの人と付き合いたい」などとさりげなくアピールすることにぜひチャレンジしてみましょう。

好意の返報性で男性を落とすテクニック

では、好意の返報性で男性を落とすには、どんなことをしたらいいのでしょうか？
以下で、好意の返報性で男性を落とすテクニックをご紹介していきます。

1. 素直に「好き」と伝える
2. 男性の好きなモノを覚えて話題に出す
3. 周囲の男性と差をつけて接する
4. 良いところを見つけ褒める
5. 小さなプレゼントを贈る

テクニック①：素直に「好き」と伝える

男性は鈍感な人が多いので、素直に「好き」と伝えると効果が高いです。
女性から「好き」と言われると、その女性に好感を持ちます。

自分の良さを理解してくれた女性に特別な想いが湧いてくるのです。
しかし、あまり重すぎる恋愛感情の「好き」を伝えると交際や結婚がチラついてしまいます。

そうすると、想いに応えられないと判断し、距離をあけられる可能性があるのです。
なので、異性として「好き」なのか、人として「好き」なのか判断がつかないような、フランクな想いで伝えましょう。

明るい雰囲気で好意を伝えることで、好感が返ってきます。
一度、女性に対して好感の気持ちを持つと、徐々に恋愛感情が湧いてくるのです。

テクニック②：男性の好きなモノを覚えて話題に出す

好意の返報性のテクニックで使える技は、男性の好きなモノを覚えて話題に出すことです。
男性が何気なく言ったことを覚えて、後日話題に出す事で、相手を気にかけていることを伝えられます。

男性がオススメした映画を見て、感想を伝えると、自身に興味を持ってくれていると実感できるのです。
オススメしたものを受け取るという好意を示したことで、男性も好意を返したくなります。

テクニック③：周囲の男性と差をつけて接する

特別感を示すために、周囲の男性と差をつけて接するテクニックは好意の返報性として使えます。
他の男性より話しかける頻度を増やしたり、笑顔を多くすることで、特別扱いされていると感じるのです。

特別扱いしてくれる女性には、特別扱いという態度を返したくなります。
鈍感な男性には、少しオーバーな位の特別扱いをすると、好意の返報性の効果が発揮されるのです。

中途半端な態度だと察してくれないので、あからさまな位の方が、効果を実感できます。

テクニック④：良いところを見つけ褒める

気になる男性から好意を返してほしい時は、良いところを見つけ褒めるというテクニックを使って下さい。
「カッコイイ」や「優しい」というストレートな褒め言葉を伝えることで、素直な気持ちが伝わります。

見返りを求めるために言っているのではない言葉なので、男性も素直に受け入れられるのです。
好意を受け取ると返したくなり、褒めてくれた女性を褒めたくなります。

相手の女性の良い面を見ようとするので、魅力が伝わりやすくなり、恋愛に発展していきます。

テクニック⑤：小さなプレゼントを贈る

相手に負担なく好意の返報性を使うテクニックは、小さなプレゼントを贈るという方法です。
気になる男性の仕事終わりに缶コーヒーをプレゼントすると、相手に負担なく好意を示せます。

缶コーヒーなど小さな金額のモノで、好意を渡すと相手の男性もお礼を返したくなります。
しかし、手作りのクッキーなど想いがこもり過ぎているものを渡すと、引いてしまうこともあるので注意して下さいね。

好意の返報性の効果を高めるコツ

では、好意の返報性の効果を高めるのはどのようにすればいいのでしょうか？
以下で、好意の返報性の効果を高めるコツをご紹介していきます。

1. 知り合ったばかりの男性に使う
2. 見返りを要求しない
3. 相手に余裕がある時に使う
4. 微妙に距離をあけ異性として意識させる

コツ①：知り合ったばかりの男性に使う

好意の返報性を効果的に使うコツは、知り合ったばかりの男性に使うことです。
古くからの男友達に使っても、好感を持たれている事が当たり前になってしまい、効果を発揮しません。

知り合ったばかりの異性なら、お互いにまだ気遣いが持てている状態なので、好意の返報性が成立しやすいのです。
また、同じ会社だけど、ほとんど話したことの無い異性にも有効です。

お互いにどんな人か分からない状態だからこそ、好意を向けられたら、キチンと返そうという気遣いが生まれます。

コツ②：見返りを要求しない

見返りを要求しないことが、好意の返報性が成立しやすいコツです。
好意を向けられても、お返しを要求されると「下心で好意を向けてきたんだ」と思い、拒絶したくなります。

なので、好意を返されたいという気持ちを一切隠して行って下さい。
この法則を使う時は、見返りを求めないほど効果を発揮します。

ボランティアや無償の愛のように、人に好意を向けることで、相手は安心して気持ちを受け取ってくれます。
まずは、気持ちを受け取ってもらうことがポイントなのです。

多くの人間は「借りた物は返す」というモラルを持っています。
なので、気持ちを有難く受け取ったら、それ相応なモノを返そうとするのです。

コツ③：相手に余裕がある時に使う

好きな異性を振り向かせたい時は、相手に余裕がある時に使うことがコツです。
相手の男性が仕事で疲れていたり、彼女とのデートで忙しい時に使っても、好意を返す余裕がありません。

仕事がひと段落したタイミングや、彼女と別れてヒマになった時に使うと効果的です。

コツ④：微妙に距離をあけ異性として意識させる

恋愛に有効活用したい時は、微妙に距離をあけ異性として意識させることがコツになります。
毎日のように遊んだり、連絡を頻繁にとるような関係になると、仲良くなり過ぎて気遣いがなくなってきます。

異性と同性の友達のような間柄になってしまうと、好意を返すことをしなくてもいい相手と認識されてしまうのです。
微妙に距離をあけて、女性として大切に気遣われる関係で使って下さいね。

男性100人にアンケート！好意の返報性で女性を落とすテク

男性を振り向かせる、好意の返報性を使った恋愛テクニックを見てきましたが、逆に男性が女性たちに仕掛けているテクニックにはどういったものがあるのでしょうか？
実はあの行動には「好き」という気持ちが隠されていた……なんてこともあるかもしれませんよ。

男性たちに聞いた、「好意の返報性を使った恋愛テクニック」を見ていきましょう。

Q.好意の返報性を使って、女性を落とすテクニックを教えて

男性が使っている好意の返報性によるテクニックとしては「相手を知ろうとしているアピールをすること」という声が多数挙がりました！
相手の誕生日をお祝いしたり、好きなものについて学んだり、相手の悩みを聞き出そうとしたりすることで、女性の心に入り込もうとするみたいです。

また、男性と同じように、たくさん褒めてもらえると嬉しくなりその人に心を許してしまうもの。
そのため、男性は気になる女性のことはたくさん褒めたりおだてたりするといいます。

男性が仕掛ける好意の返報性のテクニック

では、男性はどのように女性に対して、好意の返報性を使うのでしょうか？
以下で、男性が仕掛ける好意の返報性のテクニックをご紹介していきます。

1. 困っていたら助ける
2. 毎日必ず挨拶をしたり話題を振る
3. 素直に「可愛い」と褒める

テクニック①：困っていたら助ける

男性が好意の返報性を使う時は、困っていたら助ける行動をします。
気になる女性が仕事でミスをしていたら、率先してフォローして助けるという好意を送ります。

見返りやお礼を求めないことで、女性に意識してもらおうとしているのです。
頻繁に助けてくれる男性がいたら、あなたに振り向いてもらいたいと思っています。

テクニック②：毎日必ず挨拶をしたり話題を振る

学校や職場で会ったら、毎日必ず挨拶をしたり話題を振る男性は好意の返報性を使っています。
女性は、赤の他人の男性に好意を向けられると、恐怖を感じます。

なので、毎日気遣うという好意を向けて、無害であることを示しているのです。
女性側も、毎日声をかけてくれる男性に対して、好感を持つようになります。

テクニック③：素直に「可愛い」と褒める

女性に引かれることなく好意の返報性を使う男性は、素直に「可愛い」と褒めるテクニックを使います。
愛の告白をしてしまうと重すぎるので、軽い好意をストレートに表現しています。

冗談で誤魔化すことなく、素直な気持ちを女性に伝えることで、重くないのに受け入れやすい状況を作っているのです。

恋愛以外で好意の返報性を使う方法

では、恋愛以外の人間関係で好意の返報性を使うには、どのようにすればいいのでしょうか？
以下で、恋愛以外で好意の返報性を使う方法をご紹介していきます。

1. 褒め言葉を言う
2. 相手の話に興味を持って聞く
3. 知り合ったばかりの頃を思い出して接する
4. 人を好きになる
5. 弱さを見せ甘える

方法①：褒め言葉を言う

人間関係を円滑にするには、褒め言葉を言うという方法を使って下さい。
褒め言葉は相手に好感を持っていることを伝えられます。

人から良いところを指摘されると、誰しも気持ち良くなります。
自分の長所を見つけてくれた相手に、好意を返そうとするのです。

人間関係でも褒めることで、好意の返報性の法則を活用できます。

方法②：相手の話に興味を持って聞く

人に好かれる人は、相手の話に興味を持って聞くという方法で好意の返報性を活用しています。
誰しも、自身の話を真剣に聞いてくれる人に好感を持つのです。

楽しく話を聞き、興味を持つことで、好意を示しています。
聞き上手な人ともっと仲良くなるために、好意のある行動を返そうとするのです。

方法③：知り合ったばかりの頃を思い出して接する

長く付き合いのある人に対して好意の返報性を使いたい時は、知り合ったばかりの頃を思い出して接するという方法を取ってください。
古い付き合いになると、気遣いを向けることができずに、素直に好意を伝えられません。

なので、出会ったばかりの気持ちになり接することで、見返りのない好意を示すことができます。
相手もあなたの変化に気づき、それ相応の好意を返そうとします。

方法④：人を好きになる

日頃から好意の返報性を使うには、人を好きになるという方法を行って下さい。
人の欠点ばかり見ずに、長所に目を向けることで、自然に好意の返報性を使えます。

人好きな人は、誰に対しても友好的に見返りなく接します。
下心なく好意を見せてくれる人は、みんなに好かれるのです。

方法⑤：弱さを見せ甘える

人間関係を良くするには、弱さを見せ甘えるという方法で好意の返報性を活用して下さい。
甘えるという行為は、相手を信頼しているという好意を示すことです。

弱さを見せることで、甘える状況を作ることができます。
また、弱さをみせるのは、心を開いていることを示せるので、相手も心を開こうとします。

好意の返報性を使うときの注意点

では、好意の返報性はどんなことに注意して使ったらいいのでしょうか？
以下で、好意の返報性を使う時の注意点をご紹介していきます。

1. 相手が返せない程の好意を示さない
2. 好意を返してもらえかったとしても深追いしない
3. 立場が違い過ぎるとお世辞になってしまう

注意点①：相手が返せない程の好意を示さない

いくら好きでも、相手が返せない程の好意を示さないことが大切です。
重すぎる好意を示すと、相手はビックリしてしまいます。

相手の反応が悪いからといって、エスカレートしてしまうと、押しつけがましくなってしまうのです。
人それぞれ、事情やタイミングなどから、好感の持てる好意を示されたとしても、返せないこともあります。

なので、相手にとって負担にならない程度の好意を示しましょう。

注意点②：好意を返してもらえかったとしても深追いしない

もし、好意を返してもらえかったとしても深追いしないことが大切です。
相手は表面には出さなくても、あなたに不快感を感じている場合があります。

そもそも悪い印象を持っている相手に、好意を示しても逃げられてしまうだけです。
好意を返してくれないからといって、しつこくするとストーカー扱いされてしまいます。

なので、素直な好意を示しても反応が悪い場合は、潔く身を引くことを心の留めて置いて下さい。
好意を示す時にお金や労力をかけすぎると「こんなに好意を示したのに返さないなんて酷い」と逆恨みすることになってしまいます。

好意の返報性を使う時は、自身で無理のない範囲で行って下さいね。

注意点③：立場が違い過ぎるとお世辞になってしまう

コミュニティで立場が違い過ぎるとお世辞になってしまう所が好意の返報性の注意点です。
上司に好意を示しても「出世の為に媚を売っている」と邪推されてしまいます。

あなたにとって好意をしめすと、利益に直結するような関係で行ってしまうと、下心のある人間と思われてしまうのです
素直な気持ちを示しても、相手の心には届きません。

なので、好意の返報性は利害関係が少ない関係でやることがポイントです。
または、利害関係や立場に大きな差があっても、見返りを一切求めていなことを示して下さいね。

返報性を利用したその他の心理学

ドア・イン・ザ・フェイス

ドア・イン・ザ・フェイスとは、初めに断られるような大きなお願いをした後に、小さなお願いをすることです。
相手に断ってしまったという後ろめたさを感じさせることで、次にしたお願いを承諾しやすくなるのです。

この心理学を恋愛で使う時は、最初に「一緒に海外旅行に行きたい」と無理なお願いします。
断られたすぐ後に「じゃあ温泉旅行に行きたい」と言えば「温泉旅行ならいいか」と承諾しやすくなるのです。

この心理学を恋愛で使うポイントは、最初のお願いが相手にとって不快感を感じさせない程度に留めておくことです。
最初のお願いが図々し過ぎると、次のお願いも拒否されてしまいます。

フット・イン・ザ・ドア

フット・イン・ザ・ドアとは、小さなお願いを聞き入れてもらえると、その後徐々にお願いを大きくしても受け入れてもらいやすいという心理学です。

この心理学を恋愛で活用する場合は、好きな彼に500円のプレゼントをねだって買ってもらったら、その後は1,000円のプレゼントをおねだりしましょう。

徐々にプレゼント値段を上げて行くことで、高いプレゼントを彼女に渡すことに違和感がなくなってきます。
小さなお願いを聞き入れてもらうことさえできれば、行動に一貫性が生まれ、その後ハードルが上がっても超えていけるのです。

好意の返報性を使って好きな男性を振り向かせよう！

好意の返報性の意味や使い方をご紹介していきました。
好意の返報性とは、見返りのない好意は、相手から好意を引き出せることを表しています。

人は自分の事を好きでいてくれる人を大切にします。
みんな誰しも人に好かれたいのです。

下心のない好意に触れると、自然に優しい気持ちになれます。
是非、好意の返報性を使って、恋愛や人間関係を楽しんで下さいね！