試し行為をする大人の心理4つ！試し好意をやめる方法＆やめさせる方法

「試し行為」とは？

試し行為とは、相手の愛情を確認するため試す行為です。
「本当は愛されていないのではないか？」という不安から、相手に無理難題を押し付つけます。

そして、その無理難題をクリアできないと「やっぱり俺は愛されていない」と落ち込むのです。
このような人と付き合うと、常にコントロールされているような気分になり、疲れてしまいます。

しかし、試し行為をする人達は見捨てられ不安を抱えていることが多いのが特徴です。

試し行為の例

では、試し行為とはどのような事をするのでしょうか？
以下で、試し行為の例を詳しくご紹介していきます。

1. 浮気をしても許してもらえるか試す
2. 別れ話をして相手の反応を試す
3. 暴言や暴力をしても嫌わないでいてくれるか試す
4. 相手を束縛し自分だけのものになってくれるか試す
5. 相手の大切な人をバカにして賛同してくれるか試す
6. 自身を卑下した時に相手が否定してくれるか試す
7. 不機嫌な態度をとっても縋ってくれるか試す
8. お金やプレゼントをくれるかどうか試す
9. 体調不良を訴えて看病してくれるか試す

例①：浮気をしても許してもらえるか試す

カップルの試し行為の例1つ目は、浮気をしても許してもらえるか試すことです。
恋人を傷付ける裏切りをしても、許して付き合い続けてくれるのか試します。

試し行為をする人は無償の愛を求めているのです。
相手の裏切り行為は絶対に許しませんが、自身の裏切りは愛情を確認するためにやってしまいます。

そして、一度でも浮気を許してもらうと、何回でも繰り返してしまうのです。
試し行為をする人は常に愛情不足なので、何回でも浮気をして愛情を確認しようとします。

例②：別れ話をして相手の反応を試す

喧嘩の後の試し行為の例2つ目は、別れ話をして相手の反応を試すことです。
本当は別れたくないのに、別れると言って相手に引き留めてもらえることを待っています。

なので、相手が別れ話を受け入れてしまうと、猛烈に激怒するのです。
「最初から俺の金目当てだったんだろ」と被害妄想で暴言を吐きます。

そして、別れることを嫌がって縋りついてきた相手には、自分が常に優位な立場で付き合うのです。
「しょうがなく付き合ってあげている」という立場を維持することで、安心感を得ます。

例③：暴言や暴力をしても嫌わないでいてくれるか試す

恋人への試し行為の例3つ目は、暴言や暴力をしても嫌わないでいてくれるか試すことです。
犯罪行為をしても、愛してもらえるか試しています。

相手を徹底的に屈辱して、それでも受け入れられているという安心感が欲しいのです。
反抗期の子供のようなことを恋人に対して行います。

激しい暴力や暴言を吐いたあとは、急に優しくなり慰めるのです。
「お前が悪いからこうなったんだ」と相手のせいにして罪悪感を与えます。

例④：相手を束縛し自分だけのものになってくれるか試す

好きな人への試し行為の例4つ目は、相手を束縛し自分だけのものになってくれるか試すことです。
相手の日常や交友関係を制限し、自分だけに全てを捧げてくれるのかを試します。

絶対的に自分の元から去らないという確信が欲しいのです。
相手の全ての労力や時間を自分のモノにしたいと思っています。

例⑤：相手の大切な人をバカにして賛同してくれるか試す

愛情の試し行為の例5つ目は、相手の大切な人をバカにして賛同してくれるか試すことです。
試し行為をする人は自分と相手の2人だけの世界を望んでいます。

好きな人が自分以外の人に対して意識が向いているのが許せないのです。
なので、相手の両親や親友をけなして、自分だけのモノにしようとします。

試し行為をする人は自分の意見に常に共感し賛同してほしいのです。
たとえ、相手にとって理不尽なことでも、許して縋ってくれることを求めています。

自分だけを好きでいて欲しいという想いが、相手の周囲の人をバカにする言葉に繋がってしまうのです。

例⑥：自身を卑下した時に相手が否定してくれるか試す

自信を失くした時の試し行為の例6つ目は、自身を卑下した時に相手が否定してくれるか試すことです。
俺なんてどうせみんなに嫌われているとネガティブな言葉を吐き、そんなことないよと相手に励ましてほしいのです。

たとえ、試し行為をする人が言っていることが事実だとしても、それを否定してもらって安心感を得たいのです。
自分だけの絶対的な味方でいて欲しいと願っています。

例⑦：不機嫌な態度をとっても縋ってくれるか試す

イライラした時の試し行為の例7つ目は、不機嫌な態度をとっても縋ってくれるか試すことです。
ちょっとした事で、不機嫌な態度をとり相手が従順に従ってくれるか試します。

相手がご機嫌取りを徹底してくれることで、立場が守れていると安心するのです。
このような人は権力や主従関係を確立することで、人をコントロールします。

イライラして相手に不安を与えることで、立場が強いことを示すのです。
見捨てられ不安を持っている人ほど、相手を見捨てるふりをします。

例⑧：お金やプレゼントをくれるかどうか試す

愛情不足の人の試し行為の例8つ目は、お金やプレゼントをくれるかどうか試すことです。
愛情は目に見えないので、物やお金で愛を測ります。

価値の高いものを貰うことで、愛されていると実感できるのです。
なので、相手が望んだプレゼントをくれないと、実際は愛されていても愛されていないと思い込みます。

このように試し行為をする人は、人を心から信じられないのです。
人への不信感から、目に見える形での愛情表現に執着します。

例⑨：体調不良を訴えて看病してくれるか試す

寂しがり屋の試し行為の例9つ目は、体調不良を訴えて看病してくれるか試すことです。
相手が忙しい時でも、自分を優先してくれるか試します。

体調不良を訴えて、親身に看病してくれることで、愛情を再確認するのです。
相手が仕事などを優先すると、愛されていないと嘆きます。

相手にとって何よりも大事なのが自分ではないと気が済みません。
また、相手を試す為に仮病を使ったりもします。

大事な会議や大きな取引の時に、相手を呼び出してしまうのです。
リストカットや自殺をすると脅すメンヘラも、試し行為をする特徴があります。

試し行為をする大人の心理

では、試し行為をする人はどのような気持ちなのでしょうか？
以下で、試し行為をする大人の心理を詳しくご紹介していきます。

1. 自分が愛されるはずがないと思い込んでいる
2. 見捨てられ不安を常に感じている
3. 自分に自信がない
4. 傷つきやすいので自分を守っている
5. 困っている姿が見たい
6. 好きな人の周囲の人に対して嫉妬している
7. 寂しさの裏返し

心理①：自分が愛されるはずがないと思い込んでいる

恋人に試し行為をする大人の心理1つ目は、自分が愛されるはずがないと思い込んでいることです。
愛情不足な家庭で育った為に、常に愛に飢えています。

子供の頃の強烈な不安や寂しさをずっと引きずってしまっているのです。
なので、母親が子供に与えるような無償の愛情を恋人に求めてしまいます。

人から愛情を示されても、いつか裏切られ拒否されるのではないかという不安が蘇ってくるのです。

心理②：見捨てられ不安を常に感じている

試し行為をする大人の辛い心理2つ目は、見捨てられ不安を常に感じていることです。
人を好きになればなるほど、その人を失いたくないという気持ちが強まります。

たとえ愛情を示されても、いつか見捨てられると思うと怖くなり、試す行為をして安心を得るのです。
過去に母親や恋人に捨てられた経験がトラウマになっています。

心理③：自分に自信がない

試し行為をする大人の意外な心理3つ目は、自分に自信がないことです。
自分は価値のない人間だと思い込んでいます。

なので、自分を愛す人の真意が分からないのです。
自分を騙そうとして近づいてきたのではないかという恐怖心から、試す行為をしてしまいます。

人から好意や愛情を向けられると、何か悪意や下心を持っているのではないかと疑心暗鬼になるのです。
しかし、試し行為をし続けると、愛情のある相手もウンザリして去っていきます。

そうすると「やっぱり自分には愛される価値は無かった」とショックを受ける反面、ホッとする気持ちも湧いてくるのです。

心理④：傷つきやすいので自分を守っている

しつこく試し行為をする大人の心理4つ目は、傷つきやすいので自分を守っていることです。
試し行為をする人は、人一倍ナイーブな心を持っています。

人から否定されたり、拒否されると深く傷つき立ち直れないのです。
そのため、試す行為を繰り返して、絶対的に安心な関係を作ろうとしています。

自分の心を守るために必死なので、相手を思いやる余裕がないのです。
過去のトラウマから、二度と同じ経験をしたくないと思っています。

心理⑤：困っている姿が見たい

試し行為をする大人の歪んだ心理5つ目は、困っている姿が見たいという心理です。
どんなに困らせても受け入れてもらえるという安心感を得たいと思っています。

元々、試し行為という言葉は、里親に出された子供が新しい両親にする行動です。
新しい両親が本当に信用できる大人なのか、子供ながらに試して確認します。

そして二度と信用した大人に捨てられないのか確かめたいのです。
このように子供がする愛情確認を大人になってもやってしまう人は、精神的に幼い傾向があります。

大事な人が心底困っている姿を見ると、嬉しくなったり満たされた気分になるのです。
本当の母親にできなかった事を身近な人にしてしまいます。

心理⑥：好きな人の周囲の人に対して嫉妬している

試し行為をする大人の困った心理6つ目は、好きな人の周囲の人に対して嫉妬しているという心理です。
大好きなママをとられたくない子供のように、恋人の周囲の人間に対して嫉妬します。

試し行為をする人は、好きな人から特別扱いされたいのです。
他の人と一緒の扱いでは、満足できません。

なので、酷いことや難しい要求をして、自分だけに労力を使うように求めます。
それをクリアしてくれないと、特別扱いされているという実感がもてません。

なので、好きな人が他の人と仲良くしている姿を見ると、イライラして試し行為をします。
誰にも触らせたくない盗られたくないというワガママが、試し行為を引き起こしているのです。

心理⑦：寂しさの裏返し

試し行為をする大人の困った心理7つ目は、寂しさの裏返しです。
寂しがり屋な人は相手に振り向いてほしいと思う気持ちが試し行為に繋がります。

大人になると、構ってほしいと直接言うのは大人げないので、別の行動で注目させようとするのです。
やっている本人は、子供っぽい心を隠しているつもりが、隠しきれていません。

寂しくなると試し行為をどうしてもしてしまうのです。
たとえ、相手と険悪な雰囲気になったとしても、振り向いてくれるなら寂しさは紛れます。

大人に怒られても注目を集めたい子供と同じ心理です。

試し行為をやめた方がいい理由

では、試し行為を繰り返すとどのような悪影響があるのでしょうか？
以下で、試し行為をやめた方がいい理由を詳しくご紹介していきます。

1. 本当に愛してくれる人を遠ざけてしまう
2. 大切にしたい人を傷付けてしまう
3. 人間関係が上手くいかず孤独になる
4. 努力や成長をしなくなる
5. 恋人と共依存関係に陥ってしまう
6. 自己愛が強くなる

理由①：本当に愛してくれる人を遠ざけてしまう

本当に愛してくれる人を遠ざけてしまうからです。
愛は貰うばかりでは成立しません。

赤ちゃんと母親の関係なら、一方的に愛を貰うだけの関係が成立しますが、大人同士のカップルでは限界があります。
どんなに恋人のことを愛している人でも、試し行為ばかりされると、疲れて離れてしまうのです。

試し行為をする人と一緒にいればいるほど不幸になってしまいます。
また、愛情を試す行為は相手の愛を信用していないという証でもあるのです。

いつまで愛情を素直に受け取らず試してばかりの人に、愛を与え続けることができる人はほぼいません。

理由②：大切にしたい人を傷付けてしまう

大切にしたい人を傷付けてしまうからです。
離れてほしくないからこそ、無理なお願いやワガママを言って相手を困らせます。

離れてほしくない人とは、試し行為をする人にとって大切な人だからなのです。
大切な人を試し行為で傷付けてしまうことになってしまいます。

一方、大切ではない人に対しては、試し行為はしません。
いつ失ってもいいと思うからこそしないのです。

一番大切で傍にいてほしい人を傷付けてしまいます。

理由③：人間関係が上手くいかず孤独になる

人間関係が上手くいかず孤独になるからです。
自身の不安や欲を満たす事ばかりしていると、周囲の人が疲れてしまいます。

一緒にいると面倒くさい人と認定され人が離れていくのです。
人を試すことは、相手を信頼していないというメッセージを発信しています。

自然にそれが相手に伝わり、信頼感がなくなるのです。

理由④：努力や成長をしなくなる

努力や成長をしなくなるからです。
簡単に人の気を引けることを覚えてしまうと、それ以外に努力をしなくなります。

自身に好感を持っている人に対して、度が過ぎたワガママをぶつけることで構ってもらえるので、とてもラクなのです。
通常人に注目してもらう為には、それなりの成果や良い事をして気を引きます。

良い事よりも悪い事をするほうが、簡単にできるのです。
一度味をしめてしまうと、良い事で気を引くのがめんどくさくなります。

相手の愛情に甘えて、怠け者になり成長することを辞めてしまうのです。
なので、試し行為をする人は精神的に幼い子供のままで止まってしまいます。

このようなパターンにハマってしまうと、試し行為を許してくれる人だけとしか関係を保てなくなり、社会から外れていくのです。
恋人との2人だけの関係の中でしか生きられない、大きな赤ちゃんになってしまいます。

理由⑤：恋人と共依存関係に陥ってしまう

恋人と共依存関係に陥ってしまうからです。
試し行為をする人は精神的に強い偏りがあります。

幼い頃の育成環境が偏ってしまった為、人格形成に大きく影響しているのです。
その為、恋愛も偏った関係を築いていってしまいます。

試し行為をする人は、試し行為されることに対して抵抗がない人や何でも許す人を無意識に選んで付き合うのです。
恋愛依存の女性は試し行為をする男性と付き合う事が多くあります。

尽くすことを辞められない女性と試し行為をする男性は自然に惹かれ合うのです。
そうすると、どんどん試し行為がエスカレートしていき、共依存の泥沼に陥ります。

お互いにボロボロになっても離れられない関係になっていくのです。

理由⑥：自己愛が強くなる

自己愛が強くなるからです。
自分の事ばかりに夢中になり、自分の欲を満たすことしか考えれなくなります。

周囲の人や恋人に甘やかされると、自分はこのままでいいのだと錯覚してしまうのです。
身近な人が自分の思い通りに動いてくれないと気が済まなくなります。

また、人への愛し方にも偏りが出てきて、歪んだ愛情表現ばかりしてしまうのです。
言葉で何も伝えなくても、察してくれることを愛情だと感じてしまいます。

適切な人間関係が築けず、最終的には一人で苦しんで孤独になるのです。
たとえ、今は身近な人をコントロール出来てたとしても、いつかは限界がきて、離れていってしまいます。

試し行為をする人が一番嫌う事は愛されないことです。
一番嫌な状態に、自ら進んでいます。

試し行為をやめる方法

では、試し行為をやめたい場合、どうしたらいいのでしょうか？
以下で、試し行為をやめて恋人を大切にする方法をご紹介していきます。

1. 恋愛の駆け引きをしない
2. 相手の事情や考えを尊重する
3. 愛されることより自分から人を愛すことを優先する

方法①：恋愛の駆け引きをしない

試し行為をやめて幸せな恋愛をする方法1つ目は、恋愛の駆け引きをしないことです。
試し行為をする男女は自分に自信がないため、駆け引きで相手の心を掴もうとします。

そのため、恋愛の駆け引きがいつの間に試し行為になってしまうのです。
まずは、愛を得るための駆け引き行為をやめることが、安心できる恋愛の近道になります。

方法②：相手の事情や考えを尊重する

試し行為をやめて良い関係を築く方法2つ目は、相手の事情や考えを尊重することです。
試し行為をする人は、自分の頭の中にある理想の愛情を返してくれないと不満が募ります。

しかし、あなたの頭の中だけにある理想の愛情を100％返せる人はいません。
相手にも事情や悩みがあることを理解し、気持ちを尊重することが大切です。

方法③：愛されることより自分から人を愛すことを優先する

試し行為をやめて本当に意味で愛し合う方法3つ目は、愛されることより自分から人を愛すことを優先することです。
試し行為をする人は自分が愛されることで頭が一杯になり、人を愛すことを忘れています。

まずは、心から愛せる人を見つけ、愛を表現することを優先してみてください。
そうすると、愛されるより愛すことの方が満足感があり幸せを得られることに気づきます。

試し行為をする人への対処法【彼氏・友達】

では、試し行為をする彼氏や友達にはどのような対応をしたらいいのでしょうか？
以下で、試し行為をする人への対処法を詳しくご紹介していきます。

彼氏編

①：愛情をたっぷり与える

不安に駆られ試し行為をする彼氏への対処法1つ目は、愛情をたっぷり与えることです。
試し行為をする彼氏は、幼い頃十分な愛情を貰えていないので苦しんでいます。

なので、彼女から十分すぎるほどの愛情をもらえると気持ちが収まるのです。
彼が不安になる前に、先回りして愛情を注いで下さい。

なるべく彼氏を不安にさせず、いつでも優先して安心させることが大事です。

②：しっかりと向き合い信頼関係を築く

孤独感から試し行為をする大好きな彼氏への対処法2つ目は、しっかりと向き合い信頼関係を築くことです。
愛情と注ぐと同時に、信頼関係を築くと、より安心感が増します。

面倒くさがらずに、真剣に彼氏の心と向き合う事で愛情が伝わるのです。
常に、真正面から向き合ってくれる彼女がいると、彼の心も変わっていきます。

大切な彼氏だからこそ、彼氏の心の問題と向き合うことが大切です。
手間がかかりますが、人一倍純粋に愛を求めている彼氏でもあります。

③：試し行為が無意味なことを伝える

愛情確認の試し行為をする彼氏への愛を込めた対処法3つ目は、試し行為が無意味なことを伝えることです。
試し行為をしても、気持ちが揺らがないことを示しましょう。

何度試し行為をしても、動揺せずに変わらない態度をとれば、無意味だと納得してくれます。

④：一旦突き放して距離をあける

しつこく試し行為をする彼氏への愛を込めた対処法4つ目は、一旦突き放して距離をあける方法です。
愛情を伝えても、しつこく試し行為をする彼氏は、あなたに依存しているため、辞めたくても辞められない状態になっています。

本人も彼女に無理をさせていると自覚しているのも関わらず、自分の行動を抑えられないのです。
一度、試し行為をして成功体験を得てしまうと、その快感が忘れられず、また同じ事をしてしまいます。

化学反応のように、2人でいると試し行為をする側とされる側の役割を担ってしまうのです。
一旦離れて距離をあけることで、試し行為をする癖を改めることができます。

愛しているからこそ、心を鬼にして適切な距離をあけて下さい。
ずるずると同じ事を繰り返してしまうと、共依存のようになり、改善できなくなってしまいます。

友達編

①：大人対応をして距離を置く

子供みたいな試し行為をする友達と良い関係を築く適切な対処法1つ目は、大人対応をして距離を置くことです。
試し行為をする友達は、あなたに甘え過ぎています。

なので、母親のような対応をするとエスカレートしてしまうのです。
友達という線引きをすることで、あなたが自分のママではないことを解ってくれます。

②：怒って意志を伝える

構ってほしくて試し行為をする友達への対処法2つ目は、怒って意志を伝えることです。
試し行為をする友達は、あなたが自分と真剣に向き合ってくれないという不満を募らせています。

なので、ガツンと怒ってあげると、真剣さが伝わり満足してくれます。

③：試し行為をしていることを相手に認識させる

いつも試し行為をする親友への対処法3つ目は、試し行為をしていることを相手に認識させることです。
試し行為をする友達は、癖になって無意識でしています。

なので「それは試し行為だよ」と指摘することで、友達は自分の中にある問題と向き合えるのです。

試し行為をやめさせる方法

では、試し行為をやめさせたい時はどうしたらよいのでしょうか？
以下で、試し行為をやめさせる方法を詳しくご紹介していきます。

1. 動揺せずに「愛してるよ」と伝える
2. 本音や素直な気持ちを聞く
3. 背中を撫でて抱きしめる

方法①：動揺せずに「愛してるよ」と伝える

深い愛情で試し行為をやめさせる方法1つ目は、動揺せずに「愛してるよ」と伝えることです。
試し行為は機能不全家族が育った事が全ての原因なので、愛を込めた言葉を相手に伝えて下さい。

試し行為をされても、反応を返したとしても根本的な解決にはなりません。
なので、過度な反応はせずに、愛していることをまずは伝えて下さい。

そうすると、相手は落ち着きを取り戻し、試し行為が徐々になくなっていきます。

方法②：本音や素直な気持ちを聞く

話し合いで試し行為をやめさせる方法2つ目は、本音や素直な気持ちを聞くことです。
試し行為は本音を伝えられないジレンマから起こります。

本音の「愛してほしい」という気持ちを隠しているのです。
なので、相手が話しやすい状況や雰囲気を作り、素直な気持ちを伝えられる環境を作りましょう。

素直な気持ちを伝えられるようになると、試し行為はなくなります。

方法③：背中を撫でて抱きしめる

スキンシップで試し行為をやめさせる方法3つ目は、背中を撫でて抱きしめることです。
言葉だけではなく、スキンシップで愛情を伝えましょう。

試し行為をする人は、支離滅裂な感情論を吐き出します。
自分自身でもコントロールできなくなっているのです。

なので、ギュッと抱きしめて背中を撫でて落ち着かせて下さいね。

試し行為をやめない彼氏への対処法

試し行為をやめない彼氏への対処法は、別れることがお互いのためです。
試し行為の対処法をしても、どんどんエスカレートしているのなら、お互いに不幸になっていきます。

カップルの相性は化学反応のように、相手によって変わります。
彼氏も別の相手なら、試し行為をせずに付き合うことができる可能性もあります。

このまま付き合い続けると一生、彼の母親代わりをするはめになってしまうのです。

試し行為は愛情を無理やり確認する行為

試し行為をする人の心理や対処法などを詳しくご紹介してきました。
試し行為をする人は、幼少期の愛情不足からのトラウマが原因である場合が多いのです。

子供の頃に形成された人格は簡単には直せません。
試し行為をする人と付き合うのは、多くの忍耐が必要になります。

もし大事な人が試し行為をする人なら、広い心を持って付き合って下さいね。