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着なくなったワイシャツはリメイク!

だいぶ着たのでリメイクを考えているワイシャツ

ワイシャツはコットンやポリエステルなど丈夫な素材で作られています。
ワイシャツを着用していると身頃の部分は問題なくても、襟や袖口の部分だけすり切れてしまったり、部分的に黒ずんでしまったりしがちです。

そのまま廃棄するのはもったいないので、傷んでいない所のみを使ってリメイクすると良いでしょう。
生地のデザインはシンプルな物やしゃれた物もあり、他の手芸材料などを使って様々な物にリメイクできるでしょう。

趣味に合わないワイシャツでも、リメイクをしてワッペンを付けて自分好みのデザインにしたり、サイズや丈を変更して体型に合わせることもできます。
ワイシャツは他のアイテムと比べて生地が薄めのため、ミシンがなくても手ぬいでリメイクできます。

お裁縫が苦手な方は手芸用の接着剤を用いる方法も便利です。
洋服のお直しの店に持ち込んで、ワイシャツのリメイクを依頼することも可能です。

男性のワイシャツをリメイク【服編】

リメイクしてワイシャツの襟と袖口を変えてみた

男性のワイシャツをリメイクした例を紹介します。

①:好みのデザインにリメイク

こちらでは、頂き物のシャツをリメイクして好みのデザインにし、サイズを変えています。
ポケットの上にワッペンを縫い付けて、丈を8cm詰めてあるということです。

サイズや丈が合わない場合は、専門の会社にリメイクを頼んだ方が仕上がりが良いでしょう。
ワッペンを付ける場合、自宅でワイシャツをリメイクするなら、縫い付け以外にアイロンで貼り付けるタイプの物もあります。

②:カフスとヨークに別布を合わせて可愛く

ワイシャツをほどいて他の生地と組み合わせることで、おしゃれなシャツにリメイクできます。
シンプルなワイシャツに、袖口とポケットや肩口のヨーク(切替部分)にチェック柄の生地を取り合わせています。

シンプルなワイシャツであれば、他の柄の生地と合わせやすいでしょう。
リメイクになれていない場合は、ポケットの上から他の生地を被せて縫い付けるだけでも雰囲気が違って見えます。

ただし、手芸が得意な方でないと難しいです。
洋服の修理店に頼んでみるといいでしょう。

③:可愛いワンピースタイプのエプロン

ワイシャツの丈の長さを生かして、婦人物のエプロンを作ることも可能です。
ワイシャツの袖の部分を、一部カットしてウエスト部分で繋ぐようにしています。

スカート部分にはタックを入れてふんわりと可愛い感じにリメイクされているので、可愛いデザインが好みの方に喜ばれるでしょう。

④:旦那さんのワイシャツを奥さん用にリメイク

旦那さんの2Lサイズのワイシャツを奥さん用のMにサイズダウンしてリメイクしたシャツです。
男性と女性では袖や肩幅が合いませんが、カットしてサイズを小さくしたということです。

首回りは修正しきれなかったようですが、開襟風のデザインシャツとして着用できるでしょう。

⑤:子供用のスモック

柄が入っているワイシャツをリメイクして、入学グッズの子供用のスモックを作ることもできます。
袖と裾を子供向けに合わせて詰め、襟をカットしてラウンドネックにします。

身頃のボタンはそのまま生かせるでしょう。
カットした部分をポケットとして付けるのもおすすめです。

袖口にゴムを入れて、襟とポケットの口部分に縁取りテープを付けるとアクセントになります。
ワイシャツのリメイクで柄合わせが難しいと感じる初心者は、細かいストライプなら問題ないでしょう。

⑥:子供用ガウチョパンツ

ワイシャツの生地は薄手でしっかりしているので、子供のパンツにリメイクするにも向いています。
コットン100%の生地を選ぶと肌当たりがいいですし、ポリエステルの混紡を選ぶと繰り返しの洗濯にも丈夫で型崩れしにくいです。

ウエスト部分にゴムを入れて作るタイプであれば、比較的簡単にできるでしょう。
メンズ用のワイシャツの場合、ショートパンツなら十分に生地が足りるので、リメイクにはパンツ用のゴムを用意すれば大丈夫でしょう。

⑦:切り替えワンピース

男性用のワイシャツで、ハリのある素材を生かして女児用のワンピースにもリメイクできます。
ワイシャツの前のボタンで留める部分は背中側に回すと、顔周りがすっきりとした印象になるでしょう。

リメイク時に裾の長い部分を生かして、ウエストを切り替えてスカートの裾にリメイクします。
チェック柄の場合は、上の柄と合わせるのが難しいかもしれません。

初心者の場合は、細かい柄や淡い色同士のストライプのワイシャツ、無地のタイプでリメイクするといいでしょう。

⑧:ベビー服のスカート

ワイシャツの裾を着用しているスカートの幅に合わせて、ベビー用のスカートにリメイクできます。
袖や襟がすり切れている場合、リメイクに使えないのではと心配になる方もいるでしょう。

しかし、裾部分が劣化していなければ、その部分だけ使えますので、赤ちゃん用のスカートにする分には十分です。
ボタンの部分は開かないように縫い止めて、使わない身頃などの部分で肩紐を作るといいでしょう。

紳士物のワイシャツはグレーや薄いブルーなど、女の子が着るには渋い色目もあるので、デザインが凝ったボタンなどと合わせるのもおすすめです。

⑨:子供用のワイシャツにリメイク

紳士用のワイシャツは婦人物よりもサイズが大きめなので、小さい子供用のワイシャツにリメイクすることも可能です。
結婚式などのフォーマルな場にも着用できるので、お呼ばれの時にも便利でしょう。

ワイシャツのデザインが個性的で目を引く物凝っていて子供服の柄にもぴったりな物があれば、しゃれたデザインの子供用のワイシャツの作成も可能です。
画像のワイシャツは、胸の辺りの紺系の柄が生かされています。

⑩:新生児のベビードレス

赤ちゃんが退院の時に着ていくベビードレスを、白いワイシャツでリメイクしています。
冠婚葬祭用の白いワイシャツは、色合いがベビードレスにふさわしいでしょう。

ワイシャツの生地だけだと、リメイクしてもあまりフォーマルな感じが出ません。
薄手のレースを縫い付けたり、レースの生地を重ねたりして工夫されています。

少し大きめに作っておくと、数ヶ月先でも着用できるでしょう。

⑪:シャツワンピース

違う色合いのワイシャツを2枚合わせて、シャツワンピースにリメイクできます。
上半身は襟を外してバイアステープで包み、袖をカットしてゴムをいれふんわりした袖に仕上げるのも可能です。

スカート部分は袖の部分をカットして、円筒形になるようにしてウエスト部分でつなぎ合わせています。
ボタンの部分を前に生かした、前開きのシャツワンピースにリメイクするのもかのうです。

ワイシャツのうち、どちらかを無地にするとバランスが取りやすいでしょう。
余ったシャツの生地をひも状に縫い合わせるとベルト代わりの飾りにできます。

⑫:子供用のブラウス

紳士用のワイシャツを女の子の用のブラウスにリメイクした例です。
紳士用サイズでは裾が広すぎるので、ゴムを入れて縮めています。

バルーン風のシルエットになり、可愛く仕上げられるでしょう。
袖を外してノースリーブにし、リバティ柄のコットン素材の生地と合わせてバタフライスリーブにしています。

固い感じの紳士用のワイシャツも、柔らかい色調の生地と合わせるとおしゃれな感じのブラウスにリメイクできるでしょう。

女性用ワイシャツをリメイク【服編】

へたってきたのでワイシャツをリメイクしたいと考える女性

女性のワイシャツをリメイクした例を紹介します。

①:白衣の子供用コスプレ

白いワイシャツを使って、100cmサイズの子供用の白衣に仕上げるのことも可能です。
白いワイシャツは襟の汚れが目立ちやすいこともあり、あまり着る機会がなくても着用が難しくなる場合があります。

着用が難しくなった場合や、あまり着る機会がなくなった場合は、子供の遊び道具やコスプレの衣装にすると気兼ねなく着せられるでしょう。
おままごとにも使えますし、こちらではおもちゃの聴診器や注射器と合わせてあるので、お医者さんごっこにも使えます。

②:女の子のワンピースとパンツのセットアップ

婦人服のワイシャツは色柄がピンクなどの可愛らしい色もあるため、女の子用の服にリメイクするのも向いています。
袖の部分の幅をそのままにすると、ふんわりとして可愛らしいデザインになるでしょう。

身頃の部分からワンピースの生地を取り、袖などの余った部分を組み合わせてショートパンツを作れます。
セットアップにできるので、部屋着だけでなくちょっとしたおでかけにも着用できるでしょう。

袖にリブの生地を使用すると、袖を邪魔に感じる時にも腕まくりができるので便利です。
リブ生地を使うときには、手持ちのTシャツから使うとよれてすり切れていたり、変色していたりする場合があるため、市販品を購入した方が良いでしょう。

リメイクするワイシャツの色に合う物を選びましょう。

③:ステンシルで好みのデザインに

せっかくワイシャツを購入しても、手持ちの服と合わないので着る機会がないという方もいるかもしれません。
ステンシルで模様や文字を入れて、自分好みのデザインにリメイクするのもおすすめです。

ワイシャツのデザインを入れたい部分に、ステンシルシートという切り抜き型を使います。
洗濯にも耐えられる衣料用の染料を用意すると良いでしょう。

ワイシャツのデザインを入れたい場所に型を置いて、筆やスポンジなどで型の上から塗る方法で入れられます。
イラストだけでなく、アルファベットの文字の型も豊富で、絵心のない方でもリメイクしやすいです。

ステンシルの道具は100均や手芸材料店、インターネットで揃えられます。

④:刺繍でリメイク

シンプルな婦人物のワイシャツで飽きがきてしまったら、刺繍をしておしゃれにリメイクする方法も素敵です。
こちらの画像では、下書きを書いてから首回りや背中の部分、二の腕の部分に丁寧に刺繍しています。

ここまで本格的に刺繍でリメイクするのは難しいと考える方もいるのではないでしょうか。
あまり難しく考えずに、星柄や花柄でシンプルな図柄をポケットや襟の小さい部分にワンポイントで刺繍するのも可愛いです。

小さくても印象的で目を引きます。
ワンポイントであれば100均の店舗にある刺繍糸でも十分に足りるでしょう。

ワイシャツをリメイク【小物編】

似合わなくてももったいないのでワイシャツをバッグにリメイクしたい

ワイシャツを小物にリメイクした例を紹介します。

①:スマホケース

ワイシャツとデニム生地を組み合わせてスマホケースにリメイクかのうです。
ケース全体にワイシャツの生地を貼り、その上にベルトとポケットの部分を貼り合わせてあります。

薄手のワイシャツの生地をケースに直接貼ることで、カメラのレンズ部分に穴を空けやすいです
上にデニム生地を重ねることで、ベルト部分を指で引っかけたり、ポケットにメモなどの小さな物を入れたりして便利に使えるようリメイクできるでしょう。

手帳タイプのスマホケースなら、ワイシャツをケースの大きさに切り取り、レンズの部分に穴を空けます。
接着剤で貼り付けるといいでしょう。

端の部分にほつれ止め液を塗って処理しておくか、ジグザグミシンを掛けてかがっておくとリメイクしても糸がほつれて汚くなる心配がありません。

②:手提げ袋

ワイシャツをリメイクして、簡単な手提げ袋にできます。
ワイシャツの袖の取ります。

縫い目をほどいて袖を取ってから、縫い目の部分に縁取りテープをするか、袖をぎりぎりまでカットして三つ折りにして縫い込むかするといいでしょう。
裾の部分を縫い合わせることで、底が作れます。

袖の所はそのまま手を通せるため、持ち手代わりにできます。
画像では台所用の保存袋として使われ、使用済みの食品トレイや卵パックなどを入れるために使われているということです。

軽くてある程度大きさのあるものなら、前開き部分から出てきたり、底が抜けてしまう心配もありません。

③:ガーランド

ガーランドは三角形のペナント状の旗をロープにつるして、天井や壁に飾るインテリアの一種です。
パーティやイベントなどで使えます。

家庭なら、子供のお誕生日会の時の飾り付けに使うこともあるかもしれません。
ガーランドの旗の部分を、いらなくなったワイシャツでリメイクして作るといいでしょう。

ワイシャツを中表にして、三角形に袋縫いして作ります。
色々な種類のワイシャツから作って、組み合わせて飾り付けするのもいいですし、同じ物で作るなら、アルファベットの形に切り抜いた布を上に貼り合わせてメッセージにして掛けるといいでしょう。

画像の場合はお誕生日会で使うことから、上に"happy birthday"とメッセージを入れてリメイク可能です。
ギンガムチェックやストライプで、コントラストが利いた柄であればよく目立ちます。

メッセージの布も無地で構わないでしょう。

④:子供用の帽子

ワイシャツを数種類組み合わせたり、他の布を足したりして子供用の帽子にリメイクできます。
ワイシャツの色がブルーであれば、紺のギンガムチェックの生地や、薄いブルー地に大きなイラストが描かれたデザインの生地などを合わせても面白い組み合わせです。

基本の色のトーンを決めて何種類かの生地を揃えると、統一性のある帽子に仕上げられるでしょう。
ワイシャツの生地でリメイクすれば、遊んで汚れた時に洗濯できます。

⑤:手作りピアス

着なくなった可愛い柄のワイシャツや、使える部分が少ししかない場合は金具やくるみボタンを用意して、ピアスのチャームにリメイクするのがおすすめです。
ピアスができない場合は、イヤリング用の金具を購入するといいでしょう。

金具やくるみボタンなどの手芸材料は、100均でも販売されている所が多いです。
くるみボタンより2~3回りくらい大きめにワイシャツをカットし、ボタン部分を覆うようにして、手縫い糸で止めればピアス用のチャームができます。

添付された打ち具で叩くとボタンの部品がはまって作れるタイプもあります。
金具を接着剤で取り付けてリメイクピアスの出来上がりです。

⑥:間仕切りカーテン

着なくなったワイシャツが何種類もある場合は、身頃の部分を同じくらいの長方形に切り分けて、パッチワークをして1枚の布として使うことも可能です。
収納スペースや玄関と廊下を区切るために、間仕切り用のカーテンとしてリメイクできます。

ワイシャツは薄手で丈夫です。
まっすぐの状態であれば意外としわになりにくいですし、汚れたら洗濯ができるので清潔な状態を保つことができます。

色の組み合わせを考えるのが大変かもしれません。
しかし、柄がついた物の間に無地を挟むことでバランスが取れたり、薄い色同士のシャツを組み合わせてもあまり色同士がけんかすることもないでしょう。

薄い色のワイシャツを組み合わせると、圧迫感がないので、夏でも涼しげに見えるでしょう。

⑦:スタイ

よだれが多かったり、食べ物をこぼしてしまったりと、赤ちゃんが使うのに洗い替えが多い方がいいと思われます。
たくさん欲しい時に、ワイシャツをスタイにリメイクするといいでしょう。

リメイクする際に、ボタンの部分をポイントにする方もいます。
赤ちゃんの顔に引っかからないように、ボタンの部分は外した方がよさそうです。

リメイクする時にワイシャツの布が足りない場合は、手ぬぐいやバンダナ、はぎれなどと組み合わせて縫い合わせるといいでしょう。

⑧:クッションカバー

白いワイシャツガーリーなデザインのクッションカバーにリメイクされています。
ボタンを留める部分を真ん中のアクセントにして、生地で作ったフリルを回りに付けていて、元がワイシャツだと思えない位の出来映えにもリメイク可能です。

周囲やボタン部分にレースを縫い付けてあるため、女の子の部屋にも合うでしょう。
可愛らしいデザインのインテリアで統一している場合にもぴったりです。

⑨:小ぶりなバッグ

表地の布と合わせて、着なくなったワイシャツを小ぶりなお弁当用のバッグにリメイクできます。
表地には丈夫な無地の布を使い、ワイシャツは裏地や特徴がある模様がが付いている部分は、表地の上に縫い付けてポイントにもできるでしょう。

別布を用意する代わりに、ワイシャツを表地と裏地の2枚分を組み合わせてバックにリメイクするのも素敵です。
両方を合わせる場合、裏地に薄い色を持ってきた方が色が外側に響くことがないでしょう。

⑩:編んで作るかご風のバッグ

編み物が好きな方であれば、いらないワイシャツを細かく引き裂いて編んで作るかご風のバッグにリメイクすることも可能です。
裂き編みという手法で、雑貨用の太い毛糸向きのかぎ針を使って編めます。

できれば麻と綿の混紡麻のシャツであれば、丈夫な繊維なので耐久性があるでしょう。
麻のシャツはしわになりやすいので、手芸用の布として使う場合はリメイクには向いていない場合があります。

裂き編みなら、リメイクしてもしわは気にならないのでおすすめです。
かご風のバッグ以外に、クラッチバッグなども編めます。

ワイシャツを裂くときに糸くずがかなり出るので、新聞紙などを敷いて作業するといいでしょう。

ワイシャツは捨てる前にリメイクして使い倒そう

子供のワイシャツにリメイクして有効活用

ワイシャツの生地はとても丈夫で、薄手で扱いやすいです。
襟やカフスの部分が傷んで汚れやすいですが、他の部分がまだ使えるようであればリメイクをおすすめします。

デザインが気に入らない、シルエットが合わないなどの理由で着用していないワイシャツについてもリメイクすると良いでしょう。
ワッペンを貼る、ステンシルで描く、刺繍をするなどの方法でデザイン自体に変化を持たせる以外に、丈詰めやサイズダウンで紳士物から婦人物、子供向けのシャツに変えることもできます。

他には雑貨や小物などの生地にリメイクして様々な用途で生かせ、もったいなくありません。
ワイシャツを捨てずに、他の方法で生かせないか考えて見ると良いでしょう。

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ライター
noel編集部

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