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アファメーションとは?

アファメーションのやり方を説明した黒板

アファメーションは英語で"affirmation"と書きます。
和訳した意味は『断言』、『確約』、『自己肯定』です。

「自分自身に肯定的な言い方をすることで、自分の意識に働きかけをして、言ったことを将来的に実現させること」という意味です。
具体的には、願いや希望を肯定的な言葉で実現したように言い換えて、自分の気持ちに働きかけて叶えることです。

アファメーションは、引き寄せの法則と同じもの、もしくは似たような考え方をすると感じる方もいるでしょう。
しかし、暗示を掛けて自分の力で達成するアファメーションと、希望する未来をたぐり寄せようとする引き寄せの法則とは違うと考える方もいます。

アファメーションで得られる効果

アファメーションをしてなりたい自分になれた女性

どのような働きがあるのか、アファメーションでみられる効果の例を挙げてみます。

  1. 潜在意識に働きかけられる
  2. 自分に限度を作らなくなる
  3. なりたい自分になれる

効果の例を詳しく説明します。

効果①:潜在意識に働きかけられる

アファメーションで自分に肯定的な言葉を掛けることで、表に出てこない潜在意識に直接働きかける効果があります。
希望や願いがあったとしても「今忙しいから無理」、「学生の頃はできると思っていたけれども、仕事があるからできない」と感じていて後回しになっている場合があるでしょう。

アファメーションをすることで表に出ている顕在意識が働いて、何かしらの理由を付けて本来の願望を遠ざけていると考えられます。
いつでも肯定的な言葉を投げかけることにより、思いが刻み込まれていきます。

アファメーションで「なぜだか分からないが、できるような気がする」と自然にやろうと思う気持ちが芽生えてくるでしょう。

効果②:自分に限度を作らなくなる

潜在意識の中に自分の願望が入ってくると、アファメーションの効果で「望みに向かって成功する」という気持ちが芽生えます。
自分が意識せずにアファメーションのおかげで、意識の中で「願望が思い通りになる手段」の情報を集めようとします。

そのため、自分に限度を作らなくなり、「~のせいでできない」から、「時間は限られているけれど、代わりの方法でできる」とか「遠回りでも知識や経験を身に付けて、やりとげよう」という気持ちに変わってきます。
アファメーションをすると自分に限度や限界を作らなくなるため、考えられる方法を使って望みを叶えようと努力をする方向に持って行けるでしょう。

効果③:なりたい自分になれる

アファメーションをして潜在意識の中に願望が刻み込まれたら、その通りの願望が達成するように努力をします。
更にアファメーションを毎日続けて思いを強くすると、努力をし続けたり効率良くできる情報を得たりして、なりたい自分にどんどん近づいていくことになります。

達成したときになりたい自分になれて、自信が付くでしょう。
アファメーションで自分を肯定する気持ちが強くなります。

アファメーションの力が身に染みて分かるようになり、他のことも挑戦しようとより前向きに生きるようになっていくでしょう。
なりたい理想的な自分になれ、人生も好転していきます。

アファメーションを作るときのコツ

幸せと書いてある封筒を見てアファメーションの文章に入れようとする

どのように作ったら良いか、アファメーションのコツについて例を挙げます。

  1. 自分の願いを明確にする
  2. 実現不可能ではないか確認する
  3. シンプルなことに絞る

詳しく掘り下げて説明します。

コツ①:自分の願いを明確にする

アファメーションをする前に、自分が本当に望んでいることをはっきりとさせることです。
例えば「お金が欲しい」という願いがあったとします。

単にお金が好きで、裕福になりたいのであれば「私はお金持ちになっている」とアファメーションすればいいでしょう。
しかし、「お金があれば、海外旅行に行けるからお金が欲しい」というのであれば、お金を得るのが最終目的ではありません。

この場合は「旅行に行きたい」というのが望みですので、「私は~に海外旅行に行って楽しんでいる」と書いた方がふさわしいです。
アファメーションするには、自分の願いや目的がどこにあるかはっきりとさせてから取りかかるようにしましょう。

コツ②:実現不可能ではないか確認する

アファメーションは、ポジティブに断言することで願いを実現させられるものです。
しかし、自然の摂理に反している願いや、あまりにも無謀な希望については実現が難しいことがあります。

例えば、「私は不老不死です」とアファメーションしても、生きている限り避けられない事柄ですので実現はしません。
「××日後に有名人の○○さんと直接会っている」というアファメーションは「数日後に」という内容が、現実的ではありません。

「見かけている」であれば、ロケ現場などで偶然見かけることはあるかもしれません。
すぐに「直接会う」というのは少し難しいでしょう。

ただし、アファメーションする人自身が、他に影響を与えるくらいの能力を持っていれば、実際に会える可能性は高いです。

コツ③:シンプルなことに絞る

アファメーションするには、シンプルな文章でまとめた方が潜在意識に取り込まれやすくなります。
あれもこれもと、アファメーションしたい内容の文章に入れ込むとどれを優先させるのか分かりにくく、整理しきれなくなります。

願いを文章にするには1~2つの事柄に絞り、簡単な一文で済ませられるようにしましょう。
複数ある場合は、他の文章を作って分けてアファメーションした方が効果的です。

アファメーションの作成方法

アファメーションの文章を考えようとしている所

作成方法の例を挙げます。
アファメーションを作成する際に参考にしてください。

  1. 主語に「私は」を使う
  2. 文末は断定の言葉で締めくくる
  3. 肯定的な言い方が難しい場合
  4. 人と比べない
  5. 途中経過は考えずに結果を重視する
  6. ネガティブな言葉は避ける
  7. 「~になる」「~になりたい」の言い方はNG

作成方法について詳しい説明をします。

方法①:主語に「私は」を使う

アファメーションを行う際の文章は、「私は」を主語にします。
自分自身の心や脳に言い聞かせるために、「私自身がやる」と強く宣言しましょう。

アファメーションは他人のために行うものではありません。
肯定的に言い切るために、「私は~」で始める文章を作りましょう。

方法②:文末は断定の言葉で締めくくる

アファメーションする場合には、文章の締めくくりは断定の形にします。
「~する」・「~している」・「~だ」・「~である」などがあります。

強く考えを心のなかに吹き込むには、断定的な形で言い切ることが望ましいです。
自分を肯定する言葉を入れて、自分の力で成功するイメージを叩き込みましょう。

自分はできると信じ込むことが大事です。

方法③:肯定的な言い方が難しい場合

アファメーションを断定の形にしても、現在置かれている状況とかけ離れている場合には「どうせできっこない」、「そんなことをしても無駄だけど一応言ってみる」という考えが付いて離れなくなる場合もあるでしょう。
否定する言葉が付いて回る時には、実現させる内容を心から信じていないので上手く行く可能性は少ないです。

ただ、そう言っても自分を否定するクセが付いている人は、なかなか取り去るのが難しいでしょう。
自分の力でやるのは難しいと頭から信じ込んでいて、「できるわけがない」と自分を信頼していないからです。

その場合は、「現在~しつつある」・「~してきている」・「~し続けている」と現在進行形にします
目的を達成している最中で、成功に向かっている」というイメージであれば、自分に向かって言いやすいと思われます。

ダイエット前に「私はすっきりと引き締まって綺麗になっている」とか「私は○○kg痩せて、スタイルが良くなっている」と考えるのが難しい場合があります。
「私はダイエットして、スタイルが良くなり続けている」という文章にすれば、現在続けている最中で更に努力を重ねているとアファメーションしやすいでしょう。

方法④:人と比べない

アファメーションする場合には、他の人と自分を比較する必要はありません。
あくまでもアファメーションするのは「自分自身のこと」です。

アファメーションをして得られるのは「自分に対する意識を肯定させ、将来に実現させる」ことです。
自分の願いが現実になるように「○○さんのように、ばりばりと仕事をして信頼される」というのは適切ではありません。

あくまでも主役は自分ですので、人のことは省きます
アファメーションする際は「私はばりばりと仕事をして、信頼されている」で構いません。

方法⑤:途中経過は考えずに結果を重視する

アファメーションするときには、願望を叶えた結果を肯定して文章を考えるだけで構いません。
途中経過がどのようにして、願いが実現するのだろうと考えて、アファメーションが難しくなる方がいます。

考えすぎてしまう方に多い事例を挙げます。
旅行に行きたいと考えている方が、「私は○○に旅行して、学生の頃からの友人と楽しんでいる」とアファメーションする文章を考えるとします。

よく考えると、自分は有給が取りにくい会社にいるのに、どうして学生時代の友人と旅行に行けるのだろうということにとらわれてしまい、どうせだめだとアファメーションを諦めることもあると言われています。
何かしらの原因で、突然休みが合ってしまうこともあり、未来のことはどのような動きをするのか分からないことがあります。

「学生時代の友人と旅行に行く」という願いが頭の中にあったのなら、途中経過を考える必要はありません。
「旅行に行く」という願望に目を向け、自身を持って肯定する文章でアファメーションすると良いでしょう。

方法⑥:ネガティブな言葉は避ける

アファメーションには否定の言葉は厳禁です。
肯定的な言葉を使った方が、自分の頭の中に入りやすく、否定をするとあまり良くないことととらえるため、マイナスの要因が強くなり心に響きにくいでしょう。

「私は嫌なことがあっても我慢して、諦めない人間だ」とアファメーションするとします。
この文章には「嫌なこと」や「我慢」というネガティブな言葉や、「諦めない」という否定の言葉が入ります。

自分に無理強いして言い聞かせる、無理してもやり遂げようとしていることが感じられ、意識の中に入っていきにくいでしょう。
ネガティブな言葉、否定形の言葉を換えて避けるようにしましょう。

シンプルに「私は芯が強くて、粘り強い人間だ」というアファメーションの仕方をおすすめします。

方法⑦:「~になる」「~になりたい」「~したい」の言い方はNG

アファメーションするときに「~になる」・「~になりたい」・「~したい」というような文章を作らないようにします。
願望を表す文章にあたるため、断言している形の文章にはなりません

断定せずに「まだ~してない」・「いつか~したい」という意味合いになり、心にメッセージを刻みつけるには効果的ではないでしょう。
現在叶っていないことでも、「実現している」として心に働きかけるのがアファメーションです。

「私は試験に受かって○○の資格を取りたい」ではなく、「私は試験に受かって○○の資格を取る」と断言するべきです。

アファメーションの実践方法

起きがけにアファメーションをしようとしている人

実践の仕方について戸惑う方もいると思われます。
アファメーションを実践する方法について例を挙げます。

  1. 起きがけに声に出して言う
  2. 寝る前に口に出して言う
  3. 目に付く所に紙に書いて置く
  4. 手帳や日記に書く
  5. 筆記用具にもこだわる
  6. アプリなどに入力して文章を見られるようにする
  7. 気がついた時にアファメーションを
  8. 具体的にイメージする

詳しい実践方法を紹介します。

方法①:起きがけに声に出して言う

アファメーションするときの基本として、起きがけに声に出してはっきりと意識させると効果がアップします。
起きたばかりの時には、何となく頭がはっきりしていない状態に感じるので、何故かと疑問に思う方もいるでしょう。

起きたばかりのぼーっとしているときは、潜在意識がまだ活発な状態なので、意識にポジティブな言葉を言うと余計に心に残りやすくなります。
最初は習慣づけるのが大変かもしれませんが、起きてそんなに経っていないときに声に出して言うようにしましょう。

方法②:寝る前に口に出して言う

起きたばかりだけでなく、寝る前にもアファメーションするのもおすすめです。
脳は寝ている間に記憶を整理したり、必要な処理をしたりします。

寝る前にポジティブなことを口にしてアファメーションすると、より強く記憶されるので、肯定的な方に向きやすくなると言われています。
強く前向きな考えを導入するために、寝る前にもアファメーションしましょう。

方法③:目に付く所に紙に書いて置く

小学校などで、目標や目当てを黒板に書いていたクラスも多いと思われます。
目にする機会が多い場所に、アファメーションする文章を書いて置いておけば、それだけ前向きな言葉を頭に入れる機会も多くなるため、よりアファメーションの力が強められるでしょう。

パソコンを使った仕事をしている方なら、ふせんでパソコン周りに貼るか、デスク回りに貼るといいでしょう。
人から見えるのが心配であれば、表紙がついたメモ帳に書き、必要な時にめくって見られるように工夫するのもおすすめです。

方法④:手帳や日記に書く

日記を付ける習慣がある方なら、寝る前に日記帳を開き、アファメーションする内容を書くようにするといいでしょう。
声に出すのも強く心に刻み込まれますが、書いて目にするのも印象が強くなります。

大げさな日記ではなくていいので、一言書き添えられるタイプの手帳を日記として使っても構いません。
普段のスケジュール管理に使っている手帳にも、文章を書き付けるとアファメーションをするのに効果的です。

方法⑤:筆記用具にもこだわる

手帳や日記を使ってアファメーションする場合、筆記用具や文房具にもこだわった方が続けやすくなります。
可愛いシールやマスキングテープでデコレーションするのもいいですし、気に入ったデザインの面白いふせんや色とりどりのカラーペンなどを使うと気分が盛り上がりアファメーションが続けやすくなります。

ただし、あまり飾り付けをし過ぎるとアファメーションがおろそかになってしまうこともあるので、こだわり過ぎには注意してください。

方法⑥:アプリなどに入力して文章を見られるようにする

出先でもアファメーションする時に、声をだして実践するのは難しい場合があります。
心の中で思うだけでは物足りないと言うときに、アプリにアファメーションする内容を入力して見られるようにするのも良い方法です。

スケジュール管理アプリに入れて見る方法や、ワープロやテキストファイルに保存してメモアプリで見る方法もあります。
やりやすい方法を選んで実践してみましょう。

方法⑦:気がついた時にアファメーションを

アファメーションをするのは起きた時と寝る前が効果的ですが、回数に制限はありません。
会社に行っているときでも、自宅にいるときでも、通勤時のスキマ時間でも、気がついたときに何度もアファメーションをするといいでしょう。

ネガティブな気持ちにならないように、落ち着いて念じるといいでしょう。
嫌なことがあったときにアファメーションする際は、嫌な感情を引きずらないように深呼吸して思いを断ち切ってから行うといいでしょう。

方法⑧:具体的にイメージする

アファメーションするときには、具体的にイメージしながらするといいでしょう。
目の前にある物が邪魔で、上手く行っているイメージが難しい場合は、目をつぶって肯定的な言葉を言いながらするのがおすすめです。

念願を叶えている状態で、周囲の状況はどのようなものか、誰と一緒にいるのか、部屋のインテリアや周りの人の表情はどのような感じかと想像しながら、アファメーションすると肯定的な気持ちが強くなります。

アファメーションの効果をさらに高めるやり方

アファメーションを常日頃念じている人

効果的にアファメーションを行うためのコツについて例を挙げます。

  1. 専用のノートを作る
  2. 「いつか実現する」という言い方は止める
  3. 身近な所からコツコツとアファメーション
  4. 人の不幸は肯定しない

やり方①:専用のノートを作る

手帳や日記帳に書くとスペースが足りないとか、アファメーションしたいことが埋もれてしまうように感じる方もいます。
手で書いた方が頭に入りやすいという方は、アファメーション専用のノートを作るといいでしょう。

アファメーションの文章を上の方に大きく書きます。
試験の日程など、達成させたい日付がある程度決まっている時には、日付も一緒に記載します。

やり遂げたいことが増えてきたら、その内容も次のページに書き綴るといいでしょう。
イメージが湧くイラストや雑誌の写真の切り抜きなどを貼るのもいいかもしれません。

やり方②:「いつか実現する」という言い方は止める

アファメーションする場合「いつか実現する」という言い方をしていないかどうか確認しましょう。
そのような言葉を使うと、現在実現せずに「満足していない」という気持ちが強められるためです。

念願に向かって叶えようとしている効果が弱くなります。
「~する」、「~している」というような文章で締めくくっていれば問題ありません。

やり方③:身近な所からコツコツとアファメーション

アファメーションの文章を考えてはみた物の、実現の可能性が低いのではと考えてしまうなら、もう少し身近な所から実現させるようにした方がいいかもしれません。
「世界に羽ばたいて活躍している」という文章が大げさすぎて無理だと感じる気持ちが勝ってしまうなら、「上司に提案が通って仕事を任される」というようにした方が現実になる可能性は高くなるように感じられるでしょう。

アファメーションで大きい夢を達成することも可能です。
しかし、自分の思いが付いていかないなら、小さいことから始めて段階的に大きな願いを叶える方向でアファメーションしましょう。

だんだんと肯定的に考えられるようになるので、アファメーションにも慣れ、肯定的に考えやすくなるでしょう。

やり方④:人の不幸は肯定しない

やってはいけないのは、人に恨みを持って嫌う気持ちが強くなるあまり
相手の不幸を肯定することです。
アファメーションは自分の考え方を変える物なので、呪うことはできません。

更に恐ろしいのは、相手へのマイナスの気持ちを晴らそうとすると自分へと降りかかってくる場合があります。
自分が不幸になるのを願う人はまずいないでしょう。

自分の幸せのためにのみ使うようにしてください。

アファメーションでお金を稼ぐ方法

アファメーションでお金を稼いで増やすイメージ

アファメーションをしてもちっとも裕福にならないとか、お金を稼ぎたいのに稼げないと考える方もいるかもしれません。
自分はお金に対してマイナスのイメージを持っていないかと考えて見てください。

お金持ちになると性格が悪くなるとか、犯罪に巻き込まれやすくなるとかネガティブなイメージを持っていないでしょうか。
お金を稼ぐことを思ってアファメーションするのなら、「お金は大切な物」、「お金は綺麗な物」、「お金は自分に役立つ物」というイメージを持ち、お金を好きになることから始めましょう。

お金を使ってほしいものを購入しているイメージから入ると、ポジティブなイメージを持ちやすくなるでしょう。

恋愛にも効果アリ!アファメーションの例文集

恋愛を実現させたアファメーションの凄さ

恋愛やその他に願いを叶えたいことがある場合、状況に応じたアファメーションの文章を紹介します。

恋愛

恋愛で上手く行くアファメーションの文章を5例紹介します。

例文①:私は素敵な出会いに恵まれている

素敵な彼氏を探している場合には、「私は素敵な出会いに恵まれている」とするといいでしょう。
素敵な人を紹介されたり、仕事の関係で気になる方に出会えたりする状況ができるかもしれません。

例文②:私は大事に思い合う彼とお付き合いしている

お付き合いをする彼氏が思いやりのあるひとで、両思いでラブラブでな関係でいたいと思う方も多いと思われます。
アファメーションの文章の中に、お互いに大事に思い合える関係だということを入れ、お付き合いしていると言い切るといいでしょう。

例文③:私は彼と海辺でデートしている

理想のデートがある場合は、場所や状況を具体的にアファメーションに入れるといいでしょう。
海や遊園地などの場所や地名が入ると、イメージがしやすくなります。

例文④:私は彼と一緒にいられて幸せです

一緒にいられて幸せだと思える人とお付き合いしたいという願いがあるなら、ストレートにアファメーションしましょう。
照れくさいとか、恥ずかしいとかいうことは関係ありません。

誰にも見せる必要はないので、肯定したいことをそのままアファメーションの文章を考えるといいでしょう。

例文⑤:素敵な男性と出会い、私は感謝している

自分が素敵だと感じる男性とお付き合いできることを感謝している内容です。
素直な心情を表している内容です。

お付き合いする彼氏にどのような素敵な面があるかは、他に文章を考えて具体的にアファメーションするといいでしょう。
「~という長所がある彼と楽しくお付き合いしている」のような形で文章を作るといいでしょう。

お金

お金が手元に集まってくるように、アファメーションの文章を5例紹介します。

例文①:私は経済的に非常に豊かである

自分がお金に余裕があるというように言い切っている文章です。
豊かで満足している所を表しています。

どういう過程でお金を得たかという所は飛ばしても構いません。
断言して肯定している所がアファメーションを成功させるコツです。

例文②:私はお金に感謝している

お金にありがとうの気持ちを表していることで、お金に対する肯定的な気持ちがはっきりと分かる文章です。
感謝をすることで、お金が入ってきますし、有効な使い方ができるでしょう。

例文③:私はお金が大好きです

人でも物でも、好きだと言っている人の所に寄りつくものです。
お金が大好きと強い好意を示しているので、アファメーションの効果が絶大でしょう。

なかなかアファメーションをして「私はお金持ちだ」と断言すると否定的な気持ちが湧いて失敗すると言う場合、お金への好意と感謝の気持ちを示すようにするといいでしょう。

例文④:お金はとても綺麗な物で私は大切にしています

お金は汚い物で多く手元に置くと失敗したり、相続でもめたりすると感じている方も多いと思われます。
でも、自分で有意義な物に対して使うのであれば、全く汚い物ではありませんし、マイナスイメージにとらえる必要はありません

お金があると買い物に使えたり、まさかの時に役だったりするのであると非常に助かる物です。
アファメーションするときには、「綺麗」、「大切にしている」というキーワードを入れるとプラスのイメージにとらえられるでしょう。

例文⑤:十分にお金が入って、私は~を買った

欲しい物があって、現在お金を貯めている時に使えるアファメーションの文例です。
「~」の部分には買いたい品物が入ります。

「家」のように高額な不動産でもいいですし、「~を頼んで気に入った」というようにサービスを頼むためにお金を使ったという方向で文章を作るのもおすすめです。
途方もないもので、すぐに入手しづらい物でもアファメーションして、絶対入手できると言い聞かせることができます。

仕事

仕事で上手く業務が進んだり、人間関係が円滑になったりするアファメーションの例文を5つ紹介します。

例文①:私は素晴らしい職場にいる

転職や就職で、全く新しい場所にいるのに不安な気持ちで参ってしまうこともあります。
不安な気持ちが不幸な現実を持ってきてしまうこともあるため、アファメーションをしましょう。

アファメーション任せにするのではなく、自分で努力をすることを忘れずにいれば、良い方向に向いていく可能性が高くなるでしょう。

例文②:私は能力を発揮するだけの力を付けている

十分な力を身に付けて活躍するために使える文章です。
中心となって仕事をしたいときに、不安に感じることなく仕事に集中したい場合、このような文章を使ってアファメーションするといいでしょう。

例文③:私は同僚と協力し合えている

会社で仕事をするときには、協力して仕事に当たる必要があります。
同僚と上手くいっていれば、業務を進めやすくなるでしょう。

難しい所も乗り切れる可能性が高くなると思われます。

例文④:私は仕事が楽しい

仕事は我慢をしてやらなくてはいけないものと考えると、辛く苦しい感じがします。
何でもないことでもストレスに感じますし、職場の人や顧客、取引先に嫌われているのではという点に気を使ってしまい、本来の仕事に集中できないこともあります。

仕事をするのは楽しいとアファメーションすることで、業務に集中し成果も上がってくるでしょう。

例文⑤:私は業務をこなして順調に行き始めている

「仕事が上手く行く」というようなアファメーションが難しい方もいます。
否定的な考えしか浮かばずに、アファメーションが上手くいかないのであれば、「順調にこなし始める」というようにしましょう。

「良くなり出す」と進行形の形であれば、アファメーションへの抵抗が少なくなります。

健康

心身ともに健康に過ごすためのアファメーションの例文について、5つ紹介します。

例文①:私は元気で暮らせることに感謝している

健康に気遣ったアファメーションをするのに、具体的な例を思い浮かべられないということもあるでしょう。
現在元気でいることに感謝をしているという形でアファメーションすると、心の中にメッセージとして入りやすいです。

例文②:私はいつも元気に過ごしている

健康で居続けることに目を向けてアファメーションする場合は、「いつも」という言葉を入れるといいでしょう。
「今日」とすると現在のことを肯定的に言っていることになりますが、どんなときでもと期間を限定せずにアファメーションできるでしょう。

例文③:私は心がうきうきわくわくして楽しい

精神的に健康であるということをアファメーションする場合があります。
「リラックスしている」、「心が落ち着いている」という語句を選んでもいいでしょう。

楽しい」という言葉を入れると、悩みが少なく心が健康であると表せられます。
心がいつも「楽しい」と強調するために、「うきうき」や「わくわく」を入れています。

例文④:私はご飯が美味しく食べられる

体調面が良いということは、特にストレスもなく過ごしていることを言う場合もあります。
ストレスが少なければ、美味しくご飯を食べられるため、アファメーションで文中に入れてみるのもおすすめです。

例文⑤:私はどんどん体調が良くなってきている

病後や怪我の療養中の方で、現在元気になろうと頑張っている場合は、アファメーションに「健康になる」という言葉を入れにくい場合があります。
「どんどん」と物事が進む様子を示す語句を入れ、「~してきている」と現在進行形で快方に向かっている様子を表します。

きっぱりと断言するのは難しくても、「だんだん~しつつある」というように持ってくるようにすると、良くなっている段階で更にもっと回復が見込める意味の文章になるでしょう。
アファメーションしやすくなると思われます。

自己成長

自分がさらなる成長を遂げるためのアファメーションの例文を5つ紹介します。

例文①:私は以前よりもずっと対話できるようになっている

人見知りな性格の人や、対人関係が上手く行かない人が問題を克服する
のにアファメーションをする場合があります。
「前よりもできるようになっている」とすることで、問題が改善してきていること、これからも継続してできることを表せます。

例文②:私は~ができて満足だ

資格の取得や、転職、独立などで何かを成し遂げたい時に「~ができて満足している」という言葉をアファメーションするといいでしょう。
成果を出せて満足していることを言うと、し終えた時の状況を肯定していることになり、上手く行ったことを表せます。

例文③:私はダイエットに成功して綺麗になった

ダイエットをするのはなかなかきついです。
仕事をしていたり、終えてからお付き合いがあったりで夕飯の時間が遅くなることもあり、モチベーションを継続させるのが大変になります。

「きつい」、「食事を我慢」という単語を入れなくても、「成功して綺麗になった」と断言をしてアファメーションするといいでしょう。
最終目的は綺麗になることなので、数値目標を入れて義務感に駆られてストレスを溜めることもありません。

例文④:私は大丈夫、今日も上手く行く

特に意識していなくても、仕事などで何か新しいことに挑むことが多いと思われます。
新しい仕事を任されることもありますし、全く違う分野のことを担当しなくてはいけないこともあるでしょう。

断る訳にも行かないし、他に担当する人がいない場合もあります。
アファメーションするときに「大丈夫」、「今日もきっと上手く行く」
と普段から心の中で思うようにすると、新しいことにも恐怖心を持たなくなっていきます。

例文⑤:私は楽しみながら挑戦できている

新しいことに挑戦するときに、面倒だとか嫌だという気持ちが先に立ってしまう方もいると思われます。
過去に自分がやったことを否定されたり、迷惑だと言われたりという経験があった方に多いです。

「楽しみながら挑戦できる」アファメーションすると、楽観的にどんな状況も楽しんで軽々と挑戦できる性格になっていきます。

アファメーションの効果が出ない時の対処法

アファメーションの文章を考え直す

十分な効果が感じられない場合について、どのように対策を練るべきか工夫する方法を説明します。

  1. 内容を詰め込みすぎていないか
  2. 抽象的な内容ではなく具体的に
  3. 無茶なことを望んでいないか文章の確認を

詳しく方法を紹介します。

対処法①:内容を詰め込みすぎていないか

効果が出ていない時は、アファメーションをする際の文章を見直して見ましょう。
やり遂げたいことを文章の中に書くのですが、シンプルな内容ではなく、希望をあれもこれもと詰め込みすぎてはいないでしょうか

一文に「~して、~して、~した」と3つ以上の内容を盛り込むと、自分のやりたいことが複雑になり分かりにくいです。
箇条書きにして、一つの文章には二個程度の内容でまとめましょう。

複数ある場合には、箇条書きにしてアファメーションするか、一番成し遂げたいことをあげて、叶ってから他のことをアファメーションするといいでしょう。

対処法②:抽象的な内容ではなく具体的に

アファメーションをする文章を見直して、具体的にイメージが湧くか確認します。
「私はダイエットする」と書いても、ダイエットをすると宣言しているだけであり、どのような結果かは分かりにくいでしょう。

「私はダイエットに成功して綺麗になる」という文章なら、最終的に綺麗になるのが目的だと分かります。
「私はダイエットに成功して○○のワンピースを着こなしている」のであれば、きつくて入らなくなったワンピースを着用するのが目的だとイメージでき、意識の中にも入りやすくなるでしょう。

対処法③:無茶なことを望んでいないか文章の確認を

極端な話ですが、アファメーションする内容が「来週までに私は世界平和の立役者になって各国をまとめる」とか、「数日後に私は○○会社の社長になる」というような物をのぞんだとします。
非常に無茶なことで、実現はまず無理だと思われます。

近い将来にやり遂げるのが難しい物は、アファメーションをしても潜在意識に刻み込まれにくく、できないという感情が先に立ちます。
身近なことで、絶対にやり遂げたいことをアファメーションしましょう。

アファメーションを行うときの注意点

肯定と否定があっても肯定的な文章を入力してアファメーションする

アファメーションをする上で気をつけたいことについて例を挙げます。

  1. ネガティブな感情が湧いたら引きずらない
  2. どのようなときも断定の形で
  3. 心からやりたいことを挙げる
  4. アファメーションを信じる

詳しい注意点について説明をします。

注意点①:ネガティブな感情が湧いたら引きずらない

アファメーションをして、「やっぱり無理」、「難しい」とネガティブな感情が湧いてくることがあります。
その場合は、自分の中に後ろ向きな感情が出ていることをしっかりと受け止めましょう。

思いに蓋をして、そのままアファメーションし続けても結果は出ません。
思い切って、他に達成したいことを挙げるように方向転換するか、文章の内容を一部変更して意識の中に入れやすいようにするのがおすすめです。

注意点②:どのようなときも断定の形で

アファメーションを意識した時には断定で、言い切っている文章で考えていても、普段心に思うときには「~したい」と願望の形で思っている方もいるかもしれません。
アファメーションすると決めた時には、どのようなばあいでも肯定する言葉を断定や言い切っている形で心に念じたり、言葉にして言ったり、書いたりしましょう。

人と話をしているときは断定的に言い出すのが難しいので、否定的に言ったり、願望として口に出したりすることもあります。
心の中でそれ以上に多く念じるようにするといいでしょう。

注意点③:心からやりたいことを挙げる

アファメーションは心から願っていないと、いくら肯定的に考えようとしても実現が難しいです。
実現した方が得になりそうだからとか、人にうらやましがられるからと考えて選んだとしても上手く行く可能性は少ないでしょう。

心からやりたいこと実現を心待ちにしていることを心に言い聞かせましょう。

注意点④:アファメーションを信じる

一番大切なことは、アファメーションで自分が物事を成し遂げられると信じることです。
疑う気持ちをもつと、途端に現実に起ころうとする効果が少なくなってしまいます。

あくまでも自分にできると公的的に暗示をかけて、努力する力を導き出すのがアファメーションです。
悪いことや否定するように自己暗示をかけても意味がなく、帰って悪い状況を導き出す可能性が高いです。

アファメーションを信じましょう。

アファメーションのおすすめ書籍

アファメーションに関する書籍を読みまくる

おすすめ①:夢は宣言すると叶う 自分を動かすアファメーション

夢は宣言すると叶う 自分を動かすアファメーション

多くの人の場合、アファメーションするのに問題になるのは、どのように文章を作って良いのか分からないということです。
こちらの書籍には多くの具体例が掲載されていて、自分に合う状況の文例を参考にできるでしょう。

分かりやすく書かれているので、初めてアファメーションに取りかかる方、アファメーションの入門書としてどのような形から入ったら良いか分からないという方にも最適です。

おすすめ②:口ぐせだけですべてが変わる──人生を180度好転させる80のことば

口ぐせだけですべてが変わる──人生を180度好転させる80のことば
1296円

こちらの本ではアファメーションを口ぐせと考えています。
普段使っているネガティブな言葉を、良い意味の言葉に変えて使うクセを付けることで、人生を好転させることを説いています。

ポジティブな言葉の事例が記載されています。
アファメーションの文章を考えようとすると、どうして良いか迷ってしまう人も短くても前向きな言葉に直せば良いので、取りかかりやすいのではないでしょうか。

レビューを書いている人の中には、本の内容自体が前向きだと感じ、気分が上向いたという方もいます。
アファメーションを心がけたい方、ネガティブに考えるクセをやめたいという方にも向いている書籍です。

願いややりたいことを実現させるアファメーションの力を信じよう

アファメーションしてこんなに幸せになりました

自分の思うとおりに行っていないと感じたら、アファメーションの力を信じてみると良いでしょう。
アファメーションは、自分のやりたいことや願望を、肯定する形で断定的に言い切って、口に出したり紙などに書いたりして叶える為の前向きな思考を意識の中に取り入れることです。

無意識のうちに実現しているという気になり、現実に起こらせようとするため、自分自身の中に努力したり行動したりして叶える仕組みが出来上がります。
心の中に刻み込むのは最初は大変かもしれません。

身近なことから少しずつ、ささやかな願いを叶えるようにしていけば、大きな願いも実現すると言われています。

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ライター
noel編集部

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