友情の意味を持つ花言葉28選!友達との絆や信頼を表す花言葉一覧表
友達に花をプレゼントしたい! そんなときは、普段は恥ずかしくてなかなか言えない感謝の気持ちを込めて「友情の証」「信頼や絆」といった意味を持つ花言葉を届けるのがおすすめです。 花言葉に思いを託して花を贈りたい場合、何に気をつけたらいいの? 注意したいポイントをご紹介します。
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「花言葉」とは?
花言葉とは「一つ一つの花の特質にふさわしい意味を持たせたもの」を指し、起源はトルコの風習にあるとされています。
17世紀頃のトルコでは、恋人への愛を文字や言葉ではなく「思いを託した花」を贈ることで表現していました。
その習慣が各国にも広がり、日本には19世紀末の明治初期に花言葉が輸入されたのです。
やがて日本人の風習や歴史に合わせ、日本ならではのオリジナルな花言葉ができあがったと言われています。
友情の花言葉を持つ花
では、友情の花言葉を持つのはどのような花なのでしょうか?
以下の花20個をご紹介します。
- マリーゴールド
- ゼラニウム
- アイビー
- ライラック
- 勿忘草(ワスレナグサ)
- 黄色いバラ
- 蔓日々草(ツルニチニチソウ)
- ニオイヒバ
- ハナカイドウ
- アヤメ(アイリス)
- ミモザアカシア
- アルストロメリア
- 二輪草(ニリンソウ)
- ローダンセ
- 小手毬(コデマリ)
- コブシ
- アジュガ
- チューリップ
- フリージア
- シルバーレース
①:マリーゴールド
鮮やかな黄色やオレンジで丸い形が特徴のマリーゴールド。
花言葉は「友情」です。
温かい地域では種まきが年2回ありますから、開花時期は6月~10月・9月中旬~11月上旬と長く楽しむことができます。
花が開いている期間が長いので、年に10回ほどある聖母マリアの祭日には必ず咲いていることから、聖母マリアの黄金の花「マリーゴールド」と呼ばれるようになりました。
②:ゼラニウム
虫が嫌う独特な香りを放つことから虫よけとして、また魔よけや厄よけの効果があるとされるゼラニウム。
花言葉は「真の友情」「尊敬」です。
開花時期は4~5月・9~10月頃。
とてもポピュラーな花なので数多くの種類が出回っていますが、花の色によって意味が異なるため前もって確認しておくと安心です。
友達に贈る場合は「赤色:君ありて幸福」、もしくは「ピンク色:決心・決意」を選ぶといいでしょう。
③:アイビー
寒さに強く日陰でも成長するため、誰にでも育てやすいアイビー。
花言葉は「友情」「誠実」です。
開花時期は9~12月。
枯れることなくツルを長く伸ばしていく姿からは、この先もずっと続く永遠の友情を思わせます。
美しい葉っぱに癒されるという人も多く、鉢植えの観葉植物としてプレゼントをするのが人気です。
④:ライラック
花びらがハート型になっていることから、青春のシンボルとされるライラック。
「友情」「大切な友達」以外にも、ライラックには「思い出」という花言葉があります。
開花時期は4~5月。
枝先にたくさんの小さな花が密集するように咲きますが、一つ一つの花の形は円錐状になっていて4枚の花びらがついています。
でも中には5枚ついているものがあり、「ハッピーライラック」と呼ばれて見つけた人に幸せをもたらすのだとか。
友達に贈るなら、花言葉の意味合いを考慮して「白色:若さ・青春の喜び・無邪気」、もしくは「ピンク色:思い出」がおすすめです。
⑤:勿忘草(ワスレナグサ)
直径6~9㎜の、小さな可愛らしい花を咲かせる勿忘草。
花言葉は「真実の友情」「私を忘れないで」です。
開花時期は3~5月頃。
中には花の色がだんだんと変化していく種類もあって、見る人を楽しませています。
市場に出回っているのはほとんど鉢植えかアレンジ用ですので、友達へのプレゼントにはアイビーなどを組み合わせた鉢寄せを選んでもいいでしょう。
⑥:黄色いバラ
気持ちを明るく元気にしてくれる黄色いバラ。
バラと聞くと「男女の情熱的な愛」を想像するかもしれませんが、黄色の場合は「友情」「友愛」「献身」といった花言葉を持つので友達へ贈るのにぴったりです。
開花時期は5~10月。
バラは、花束にする本数によっても花言葉の意味合いが変わるので気をつけましょう。
相手が友達の場合は、永遠の友情を表す「15本」がおすすめ。
またイギリスでは「黄色は身を守る色」とされていますから、友達が一人暮らしを始めたり転勤して離れて暮らしたりするときに、健康と安全を願ってプレゼントすると喜ばれるかもしれませんね。
⑦:蔓日々草(ツルニチニチソウ)
高い所に茎を伸ばしながら、毎日のように次々と花を咲かせる蔓日々草。
花言葉は「生涯の友情」「幼馴染み」です。
開花時期は3~6月。
古くからヨーロッパでは、蔓日々草が冬でも枯れないことから不死の力や魔力を持っていて、身につけると悪いものから身を守り「幸福や繁栄をもたらしてくれる」と言われています。
「大切な友達が災いから守られ、生涯幸せであってほしい。」
そんな気持ちを込めてもいいでしょう。
⑧:ニオイヒバ
葉から甘い良い香りがする針葉樹で、白色または薄い紅色の花を咲かせるニオイヒバ。
花言葉は「固い友情」です。
開花時期は4~5月頃。
本来は大型の樹木ですが、刈りこみをしても形を維持できるため鉢植えとしても人気があります。
「何があっても私はあなたの味方だよ」と揺るがない友情を約束するのにふさわしいプレゼントとなりそうです。
⑨:ハナカイドウ
淡紅色の花と光沢のある葉が美しいハナカイドウ。
花言葉は「友情」「温和」「美徳」です。
開花時期は4~5月。
ちょうど桜の花が散った頃に、紫色の枝から紅色のつぼみをつけて開花します。
絶世の美女「楊貴妃」の美しさをハナカイドウに見立てたことから、美人を象徴する花とされているようです。
美しく温かい友情がイメージできますね。
⑩:アヤメ(アイリス)
ギリシャ語で「虹」を意味する「Iris(アイリス)」のように、様々なキレイな色の花を咲かせるアヤメ。
花言葉は「友情」「よい便り」「メッセージ」です。
開花時期は5~6月。
ギリシャ神話に登場する神「イーリス」は、虹を渡って大切な知らせを届けていたと言われています。
友達に伝えたいことがあるときは、アヤメにメッセージを添えて贈ると相手の心に届くでしょう。
⑪:ミモザアカシア
細い線のようなおしべが集まって球形のタンポポの綿毛のよう花となり、それが枝いっぱいに咲き誇るミモザアカシア。
花言葉は「友情」です。
開花時期は2~4月。
ミモザアカシアの葉と花の形がよく似ているものに「オジギソウ」があります。
オジギソウは、触ったり風が吹いたりするわずかな振動だけで敏感に反応し、葉をパタパタと閉じる花。
その様子からミモザアカシアに対してもデリケートで優しくピュアな印象を持ち、友情が連想されたようです。
⑫:アルストロメリア
根本が筒状で横向きに咲く花がユリ・スイセンに似ていることから、「百合水仙(ユリズイセン)」とも呼ばれるアルストロメリア。
花言葉は「友情」「献身的な愛」です。
開花時期は5~7月。
ヨーロッパでは「強い友情や友達への気遣いを象徴する花」として広く親しまれ、6枚の花びらは「理解・ユーモア・忍耐・思いやり・行動・尊敬」という友情の特性を表しているとされています。
⑬:二輪草(ニリンソウ)
白く可憐な花を咲かせる二輪草。
花言葉は「友情」「協力」「ずっと離れない」です。
開花時期は3~6月。
1本の茎から長い茎が2本出て1輪ずつ花をつけますが、2本目の花は1本目の花に優しく寄り添うように遅れて咲きます。
2輪の花が仲良く咲いている姿から、困ったときにはお互いに支え合う「友情」という発想が生まれたのかもしれませんね。
⑭:ローダンセ
白やピンクの薄い花びらを何枚も付けて花を咲かせるローダンセ。
花言葉は「終わりなき友情」です。
開花時期は4~7月。
つぼみを包むように葉が変形して花びらのように見えているのですが、その部分に乾燥剤の成分と同じ「ケイ酸」が含まれています。
そのため乾燥しても美しい色を保つことができ、咲きながら自然にドライフラワーになっていく長命な花なのです。
その様子から、「いつまでも絶えることのない友情」が連想されたのでしょう。
⑮:小手毬(コデマリ)
小さな花が密集し、手毬のように丸く咲くことにちなんだ小手毬。
花言葉は「友情」です。
開花時期は4~5月。
枝が重みで弓状に垂れ下がるほどたくさんの花を咲かせる姿は見事で、寒さに強いため生け花としての人気も高いようです。
⑯:コブシ
香料の原料に使用されるほど、柑橘系のとても良い香りがするコブシ。
花言葉は「友情」「友愛」です。
開花時期は3~4月。
花びらは比較的薄くひらひらとした感じですが、木の全体が真っ白に覆われるほどに美しく咲き誇るので見ごたえがあります。
柑橘系のスッキリとした香りにはリラックス効果があるので、毎日仕事や家事で忙しい友達に贈りたいですね。
⑰:アジュガ
小さな紫色の花が幾重にも重なって咲く姿が、平安時代の貴族女性の正装「十二単(ジュウニヒトエ)」を思わせることから「西洋十二単」とも呼ばれるアジュガ。
花言葉は「強い友情」です。
開花時期は4~5月。
一つ一つの小さな花々が手を取り合っているように見えるため、「強い絆で結ばれた友情」を発想したのでしょう。
⑱:チューリップ
花の形が頭に巻くターバンと似ていることから、ペルシャ古語で「頭巾」という意味の「tulipan(ツルバン)」を語源とする「Tulipa(チューリッパ)」から名付けられたチューリップ。
花言葉は「友情」「思いやり」で、「オランダのチューリップ物語」に登場する「三人の騎士を思いやる美少女」に由来しています。
開花時期は3月下旬~5月。
彩り豊かでふっくらとした丸い花からは、友達を思いやる優しさが感じられます。
⑲:フリージア
色とりどりの花色で、甘い香りを強く放つフリージア。
花言葉は「友情」「無邪気」です。
開花時期は2~6月。
フリージアは色によって花言葉の持つ意味合いが異なり、「白色:あどけなさ」「黄色:無邪気」「赤色:純潔」「紫色:あこがれ」となります。
どれも良い意味なので、贈る友達をイメージしながら選ぶと良いでしょう。
⑳:シルバーレース
雪の結晶のように、銀色の美しい葉色に特化したシルバーレース。
花言葉は「友情」「あなたを支える」です。
開花時期は5~6月。
芽も茎も繊毛に包まれているので全体が銀白色に見えています。
アレンジや寄せ植えにすると周りにある草花を引き立ててくれることから、「心の支えとなる大切な友情」というイメージが湧いてきますね。
友情にまつわる花言葉を持つ花
では、友情にまつわる花言葉を持つのはどのような花なのでしょうか?
以下の花10個をご紹介します。
- アサガオ
- ツユクサ
- ススキ
- ジニア(百日草)
- 紫色のプリムラ
- 黄色のガーベラ
- アマリリス
- 黄色のクロッカス
- スイートピー
- カモミール
①:アサガオ
知らない人はいない、夏の風物詩とも言えるアサガオ。
花言葉は、友情に欠かせない「固い絆」です。
開花時期は7~11月。
太くてしっかりとしたツルが、しっかりと絡みつきながら成長していく姿に、かけがえのない友達との固い絆が重なって見えたのでしょう。
②:ツユクサ
綺麗な青色の花を咲かせ、染め物の原料にも使われていたツユクサ。
花言葉は、友情を連想する「なつかしい関係」「尊敬」です。
開花時期は6~9月。
アサガオと同様に、早朝に朝露を受けて咲いた花が午後にはしぼんでしまう一日花です。
そのはかなさから、キレイに咲いていた花の姿をなつかしむ発想をするようになったのかもしれません。
③:ススキ
すくすくとまっすぐに立つ様子を表わす「スス」と、草や茎を意味する「キ」を組み合わせたススキ。
花言葉は、友情を想像させる「心が通じる」「活力」です。
開花時期は8~10月。
ススキの生命力の強さに由来する活力は、大切な友達がいることで生まれる元気の源のようなものなのでしょう。
「言葉にしなくてもお互いの気持ちをわかり合っているよね」。
そんな心の繋がりの証としてプレゼントしてみましょう。
④:ジニア(百日草)
バリエーションが豊富で、色鮮やかな花を咲かせるジニア。
花言葉は、友情にちなんだ「不在の友を思う」「絆」「いつまでも変わらぬ心」です。
開花時期は5~11月。
咲き続ける期間が初夏から晩秋までと長いことから、別名を「百日草」と名付けられました。
時間の経過に伴って花色を変化させる姿が、会えない友を思う複雑な気持ちのように感じられたのでしょう。
「遠く離れてなかなか会えないけど、私たちの友情の絆は今も昔も変わらないよ」というメッセージを添えると喜ばれそうです。
⑤:紫色のプリムラ
寒くなると植物にとってはさみしい季節になりますが、冬に咲いて周囲を明るくしてくれるプリムラ。
その中でも紫色のプリムラの花言葉は、友情に深く関係する「信頼」です。
開花時期は12~5月。
二人の信頼関係がより強くなるように、願いを込めて贈ってもいいでしょう。
⑥:黄色のガーベラ
南アフリカに自生していた「野生タンポポ」を、何度も品種改良して作られたガーベラ。
品種は2,000以上もあるとされていますが、その中でも黄色のガーベラの持つ花言葉は友情にまつわる「親しみやすい」です。
開花時期は3~5月・9~11月。
黄色の放つ明るさには、人々を引き寄せるパワーがあるのでしょう。
これからも親しい関係でいたい友達へのプレセントとして、ふさわしい花と言えますね。
⑦:アマリリス
茎はストローのように空洞で、ユリに似た大きな花を咲かせるアマリリス。
花言葉は、友情を築くのに役立つ「おしゃべり」です。
開花時期は5~7月。
花それぞれが横を向いて咲くので、まるで隣の花と楽しそうにおしゃべりしているように見えたのでしょう。
「もっとたくさん話をして仲良くなりたい」。
そんな友達に贈ると友情が深まりそうです。
⑧:黄色のクロッカス
長く糸状に伸びるめしべを持つことから、ギリシア語の「krokos(糸)」が語源となっているクロッカス。
花言葉には友情を表す「青春の喜び」の他に、黄色のクロッカスには「私を信じて」があります。
開花時期は3~4月。
「あなたと友達でいられることが嬉しい、これからも私を信じていてね」といった気持ちを込めてもいいでしょう。
⑨:スイートピー
ほのかな甘い香り(Sweet)と、マメ科植物のマメ(pea)に由来するスイートピー。
花言葉は、友情に必ず訪れる「門出」「別離」です。
開花時期は4~5月。
花の形が「今にも飛びたちそうな蝶」のように見えることから、「友達と離れる悲しみ」と「新たな旅立ちを祝福したい気持ち」に重ね合わせたのでしょう。
「離れるのは寂しいけど応援してるよ、お互いに頑張ろうね」と笑顔で見送りたいですね。
⑩:カモミール
踏まれれば踏まれるほど力強く立ち上がり、すさまじい生命力で花を咲かせるカモミール。
花言葉は、友情の絆を深めてくれる「仲直り」です。
開花時期は4~6月。
カモミールを贈れば、ギクシャクした友達関係を修復するパワーがもらえるでしょう。
「ごめんね、仲直りしたい」と素直に言える勇気が湧いてきます。
花言葉をイメージして花束を贈るときの注意点
では、花言葉をイメージして花束を贈るときにはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?
以下の注意点2つをご紹介します。
注意点①:メッセージカードを添える
同じ花でも、花言葉の持つ意味にはポジティブ・ネガティブの両方が含まれている場合があります。
また「花の組み合わせ」「花束にする本数」によっても意味合いが変わることもあるため、プレゼントをするときには大事な相手から誤解されないようにメッセージカードを添えると安心でしょう。
注意点②:花言葉だけを重視しない
花束を贈るときに、花言葉の意味を考慮するのはとても大切なことです。
でも花言葉だけを重視してしまうと、相手のイメージ・好み・生活環境に合わないなどといった問題が起こりやすくなります。
一番重要なのは「贈る相手が喜んでくれること」ですから、あまり難しく考えすぎず、花をプレゼントする人の笑顔を想像しながら選びたいですね。
そこへ「花言葉も織り交ぜる」程度に考えておくと良いでしょう。
友情を意味する花言葉で友達との絆を深めよう
友情を意味する花言葉は、「仲良くしたい」「友達を心から大切に思う」といったポジティブな表現になります。
ところが中には、全く同じ種類でもネガティブな印象を与える花もあるため、メッセージカードを添えて誤解されないようにしたいですね。
受け取った友達が喜んでくれる「笑顔」をイメージして選ぶことで、お互いの絆はより深まるでしょう。
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