ベビーオイルの顔への使い方6選&注意点!全身に使える活用術とは
赤ちゃんの肌でも安心して使用できるスキンケアアイテムの「ベビーオイル」。 実は、ベビーオイルは大人のスキンケアやヘアスタイリング、メイクなど様々な使い道があることをご存知でしょうか。 では、ベビーオイルは具体的にどのような使い道があるのでしょうか。 そこで今回は、ベビーオイルの顔への使い方や注意点、全身に使える活用術について解説していきます。
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ベビーオイルは顔に使える?
そもそも「ベビーオイル」とは、赤ちゃんの顔や体をスキンケアする目的で使うオイルのことを指します。
赤ちゃんの顔や体は大人と比べて厚みが半分しかないと言われているので、乾燥などの外部からの刺激に非常に弱いです。
そのため、きちんと保湿して外部刺激から肌を守る必要があるのです。
そして、このベビーオイルは赤ちゃんだけではなく大人でも使用することができます。
なお、ベビーオイルは赤ちゃんのために作られたオイルなので、顔にも使うことができますし、体にも使うことができます。
ベビーオイルの成分と美顔効果
成分
ベビーオイルは、主に「ミネラルオイル(鉱物油)」と「酢酸トコフェロール(ビタミンE)」の2つの成分で構成されています。
ミネラルオイルとは、石油を分留、精製して不純物を取り除いた純度の高い油であり、肌への影響がほとんどないので、赤ちゃんの顔でも安心して使用することができます。
石油と聞くと不安な気持ちになるかもしれませんが、ミネラルオイルは医療現場でも使われている安全性の高い油で、化粧水の成分としても使用されているので安心して下さい。
なお、酢酸トコフェロールとは、酸化防止剤として少し含まれているだけなので、実際はベビーオイルの成分のほとんどがミネラルオイルで出来ています。
美顔効果
ベビーオイルの美顔効果としては、「保湿効果」「ニキビを予防する効果」「角栓ケア効果」などが挙げられます。
特に、ベビーオイルは保湿効果に優れており、ベビーオイルの主成分であるミネラルオイルが肌の表面に膜を張ってくれるので、肌の水分が蒸発してしまうのを防ぐことができます。
そのため、寒さの厳しい冬の時期でも乾燥から肌を守ることができます。
また、肌の水分が蒸発してしまうのを防ぐことで、過剰に皮脂が分泌してしまうのを防ぐことができます。
これにより、過剰な皮脂が原因で出来てしまうニキビや角栓を防止する効果にも期待することができるのです。
【顔】ベビーオイルの使い方
では、ベビーオイルの使い方をみていきましょう。
- メイク落としとして使う
- 洗顔フォームに数滴垂らす
- 化粧水を使用した後に使用する
- パウダーファンデーションに薄く伸ばして使う
- アイシャドウを塗ったまぶたに使う
- 鼻の黒ずみや角栓除去に使う
続いて、ベビーオイルの使い方を、それぞれ詳しくみていきます。
使い方① メイク落としとして使う
ベビーオイルは、クレンジングオイルのようにメイク落としとして使用することができます。
ベビーオイルを適量手に取ってしばらく手のひらに置いておき、体温と同じくらいの温度になるまで温めたら、顔にくるくると馴染ませていきます。
そして、コットンや蒸しタオルなどを使用してメイクを拭き取れば終了です。
ただ、メイク落としとして使用したベビーオイルを完全に洗い落としきれずに肌に残ってしまうと、ニキビや毛穴詰まりなどの肌トラブルを引き起こしてしまう原因になってしまいます。
そのため、メイク落としが終わったらしっかりと洗顔してベビーオイルを完全に洗い落とすことが大切です。
使い方② 洗顔フォームに数滴垂らす
洗顔料を使用して洗顔を行う際に、洗顔フォームにベビーオイルを数滴垂らして使うという方法もあります。
ベビーオイルを数滴垂らしてから洗顔フォームも泡立てることで、通常よりもキメの細かいモコモコと弾力のある泡を作ることができます。
ふわふわモコモコの泡で洗顔を行うことで、洗顔時の肌への摩擦を防ぐことができ、さらにベビーオイルの保湿効果によってうるおいのあるしっとりとした肌に仕上げることができるのです。
使い方③ 化粧水を使用した後に使用する
洗顔を行った後に化粧水を馴染ませて肌にうるおいを与え、化粧水が蒸発してしまうのを防ぐために乳液を使用するのが一般的ですよね。
実は、ベビーオイルは乳液のように化粧水が蒸発してしまうのを防ぐ効果もあるので、化粧水を使用した後に乳液の代わりとしてベビーオイルを使用するのもおすすめの使い方です。
そうすることで、ベビーオイルがフタになって化粧水が蒸発してしまうのを防ぐことができますし、外部刺激から肌を守ることもできます。
使い方④ パウダーファンデーションに薄く伸ばして使う
普段パウダーファンデーションを使用してメイクしているのであれば、パウダーファンデーションにベビーオイルを薄く伸ばしてから使用するという方法もあります。
パウダータイプはリキッドタイプと比べて肌馴染みやファンデーションの伸びが悪いです。
そこでベビーオイルを使用すれば、ファンデーションの肌馴染みや伸びが良くなって、薄付きで透明感のある肌に仕上げることができます。
使い方⑤ アイシャドウを塗ったまぶたに使う
ベビーオイルは、アイシャドウを塗ったまぶたに使用することもできます。
まぶたにアイシャドウを塗った後、その上にベビーオイルを1滴垂らして優しく塗ることで、アイシャドウにツヤ感がプラスされてアイグロスを塗ったような濡れまぶたにしあげることができます。
なお、ベビーオイルを強い力で塗ってしまうとアイシャドウが落ちてしまうので注意が必要です。
使い方⑥ 鼻の黒ずみや角栓除去に使う
鼻が黒ずんでしまったり、角栓ができて困っているという女性も多いですが、鼻の黒ずみや角栓の除去にもベビーオイルが役立ちます。
使い方としては、まず蒸しタオルを鼻の上に乗せて毛穴を開かせます。
次にベビーオイルを綿棒に染み込ませて、鼻を優しくマッサージするようにくるくると綿棒を回していきます。
そうすれば、毛穴の余分な皮脂や角栓を除去することができ、綺麗な鼻を手に入れることができます。
ベビーオイルを顔に使うときの注意点
では、ベビーオイルを顔に使うときの注意点をみていきましょう。
- パッチテストは必ず行う
- 思春期ニキビには使わない
- 使用期限は必ず守る
- 化粧水で保湿してから使う
- 脂性肌には使わない
- 大量に付けない
続いて、ベビーオイルを顔に使うときの注意点を、それぞれ詳しくみていきます。
注意点① パッチテストは必ず行う
ベビーオイルは、本来赤ちゃんの肌をスキンケアする目的で使用するオイルなので、敏感肌の女性でも安心して使用することができます。
しかし、ベビーオイルは直接肌に塗って使用するものですし、全ての人の肌に合うとは必ずしも言えません。
そのため、必ず少量のベビーオイルを肌に付けて様子を見て、問題がないことを確認してから日常的に使用されることをおすすめします。
注意点② 思春期ニキビには使わない
まず、ニキビには「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の2種類があります。
思春期ニキビとは、20歳前後までにできるニキビで、男女ともに男性ホルモンの分泌量が一時的に触えることで過剰に皮脂が分泌されるのが原因でできるとされています。
そのため、ミネラルオイルという油が主成分のベビーオイルをニキビ予防として思春期ニキビに使ってしまうと、逆にニキビが悪化してしまう可能性が高いので、思春期ニキビには絶対に使わないで下さい。
一方、20歳以降にできる大人ニキビは、皮脂の分泌量が少ないことでできるニキビなので、ニキビ予防として大人ニキビに使うのは大丈夫です。
注意点③ 使用期限は必ず守る
ベビーオイルを使用する際には、必ず使用期限を守るようにしましょう。
ベビーオイルは肌に直接使うものなので、使用期限が過ぎてしまったものを使用してしまうと、余計な肌トラブルを引き起こしてしまう可能性も十分にあります。
なお、ベビーオイルの使用期限は1ヶ月~3ヶ月程度と言われているので、それを目安にしてそれまでにはベビーオイルを使い切ることをおすすめします。
注意点④ 化粧水で保湿してから使う
保湿目的でベビーオイルを使用する人も多いかもしれませんが、肌を保湿する際にはベビーオイルのみの使用は避けるようにしましょう。
ベビーオイルの主成分であるミネラルオイルは炭素なので、肌の表面に留まるだけで肌の奥には全く浸透していきません。
つまり、化粧水や美容液のように肌に奥にまでうるおいを届けて保湿することはできないのです。
そのため、化粧水などのスキンケア化粧品で肌の奥までしっかりと保湿をした上で、保湿成分が逃げていかないようにベビーオイルを使うのが望ましいです。
注意点⑤ 脂性肌には使わない
これはミネラルオイルという油が主成分になっており、皮脂の分泌量が多い脂性肌に使用してしまうと、よりテカテカでベタつきのある肌質に変わってしまう恐れがあります。
皮脂の分泌量が多いと、毛穴に皮脂が詰まって角栓ができやすくなったり、既に出来ているニキビが悪化してしまう恐れがあります。
そのため、脂性肌の女性はベビーオイルの使用を控え、脂性肌向けのスキンケア化粧品を使って保湿するのが望ましいです。
注意点⑥ 大量に付けない
顔に大量のベビーオイルを付けてしまうと、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
何においてもそうですが、適量を守ってこそ最大限の効果を発揮させることができるので、少量ずつ取って足りないようだったら少しずつ足していくという形で使用されることをおすすめします。
【顔以外】ベビーオイルの使い方
では、ベビーオイルの使い方をみていきましょう。
- 洗い流さないトリートメントとして使う
- ヘアスタイリング剤として使う
- キューティクルオイルとして使う
- 唇を保湿するために使う
- バスオイルとして使う
- マッサージオイルとして使う
- ボディクリームとして使う
- 革製品のツヤ出しのために使う
- シール剥がしとして使う
- 水垢汚れの掃除に使う
続いて、ベビーオイルの使い方を、それぞれ詳しくみていきます。
使い方① 洗い流さないトリートメントとして使う
ベビーオイルは、洗い流さないトリートメントとして髪に使用することができます。
お風呂上がりの濡れた髪にベビーオイルを馴染ませるだけでしっとりとしたサラサラヘアに仕上がります。
なお、髪のパサつきが気になる場合はドライヤーで髪を乾かした後にこれを馴染ませるのも効果的です。
ただ、量が多すぎてしまうと髪がベタっとなってボリュームが失われてしまうので注意が必要です。
使い方② ヘアスタイリング剤として使う
ベビーオイルは、ヘアスタイリング剤としても使用することができます。
ベビーオイルを使ってスタイリングすれば、今流行りの濡れたようなウェットヘアに仕上げることができ、色気のあるおしゃれな女性に変身することができます。
なお、使い方としてはワックスと付けるのと同じように髪に馴染ませるだけです。
ただ、これはヘアスタイリング剤ではないので、ツヤ感やまとまりはありますがヘアスタイルを長時間キープするだけのセット力はありません。
そのため、髪をしっかりとセットしたいのであれば、ワックスを混ぜて使用することをおすすめします。
使い方③ キューティクルオイルとして使う
ベビーオイルは、爪を保湿する際のキューティクルオイルの代わりとして使用することもできます。
爪をしっかりと保湿することで丈夫で健康的な爪が生えやすくなるので、毎日必ずネイルケアを行うようにしましょう。
また、ジェルネイルの上からでもこれを塗ってネイルケアすることもできます。
使い方④ 唇を保湿するために使う
ベビーオイルは、リップクリームのように唇を保湿する目的で使用するのもおすすめです。
これには余計な成分が含まれていないので、外部からの刺激に弱い唇に塗っても安心です。
使い方としては、手のひらにベビーオイルを少量とって、指で唇に塗るだけで簡単に保湿することができます。
使い方⑤ バスオイルとして使う
ベビーオイルは、湯船に2~3滴垂らすだけでバスオイルの代わりにもなります。
バスオイルとして使用することで、お風呂に入って疲れを癒しながら同時に肌の表面に膜を張って、水分が蒸発してしまうのを防ぐことができます。
そのため、特に肌が乾燥しやすい冬の時期での使用をおすすめします。
使い方⑥ マッサージオイルとして使う
マッサージを行う際は、摩擦を防ぐためにマッサージクリームやオイルを使用してマッサージをしますが、ベビーオイルをマッサージオイルとして使用することもできます。
ベビーオイルは滑りが非常に良いので肌の摩擦を防ぐことができますし、同時に保湿効果にも期待することができます。
また、体のマッサージだけではなく、頭皮マッサージを行う際に使用するのもおすすめです。
使い方⑦ ボディクリームとして使う
ベビーオイルは、サラサラとした使い心地のものが多くベタつきも気にならないので、ボディクリームの代わりに全身を保湿するために使用するのもおすすめです。
使い方としては、お風呂から上がった後に、ベビーオイルを手のひらにとって、乾燥が気になる場所を重点的に優しく塗っていきます。
お風呂から上がった直後の濡れた肌に使用した方が、濡れていない肌に使用した時よりも保湿効果がアップします。
使い方⑧ 革製品のツヤ出しのために使う
ベビーオイルは顔や体だけではなく、大切な革製のバッグや革靴などの革製品のツヤ出しとしても使用することができます。
革製品についたホコリなどをブラシで掃除してから、ベビーオイルを布やガーゼにしみ込ませて革製品を磨くことで、ピカピカとしたツヤが出て味のある雰囲気になります。
ただ、製品によってはシミになってしまう恐れもあるので、あらかじめ目立たない部分でテストを行ってから使用することをおすすめします。
使い方⑨ シール剥がしとして使う
貼ってから時間が経過してしまったシールは非常に頑固で、シールを剥がすのに苦労しますし、シールを剥がした跡が残ってしまいがちです。
そんな時にはベビーオイルがシール剥がしとして大活躍します。
ベビーオイルを剥がしたいシールに染み込ませて拭き取ることで、頑固なシールでも簡単に剥がすことができます。
ただ、紙の上に貼ったシールの場合は、紙にシミができてしまうのでこの方法では剥がせません。
使い方⑩ 水垢汚れの掃除に使う
洗面所や台所の蛇口の水垢汚れを掃除する際にもベビーオイルが大活躍します。
ベビーオイルをしみ込ませた布やガーゼで水垢汚れのついた蛇口をサっと拭くだけで、水垢汚れを除去して蛇口がピカピカの状態になります。
また、ベビーオイルを蛇口に塗ることで、水の弾きが良くなって蛇口に水垢汚れが付きにくくなります。
おすすめのベビーオイル
おすすめ① ジョンソン ベビーオイル
「ジョンソン ベビーオイル」は、肌に優しい低刺激性のミネラルオイルが使用されています。
サラっとした使い心地でベタつくことがないのに、肌のうるおいを優しく守ることができます。
無着色、無香料でその日に生まれた赤ちゃんでも使用できるほどの低刺激で、敏感肌の女性でも安心して使用することができます。
50年以上赤ちゃんの肌を研究し続けてきたジョンソンから販売されているベビーオイルですので信頼も厚いですね。
おすすめ② ピジョン ベビークリアオイル
「ピジョン ベビークリアオイル」は、赤ちゃんの胎脂に近い保湿成分の「ビジョンベビーリピッド」が使用されています。
胎脂のように水分を抱えてくれるので敏感肌の女性でも乾燥から肌をしっかりと守ることができます。
また、肌に馴染ませることで付けているのが分からなくなるほどサラサラするので、ベタつきも全く気になりません。
おすすめ③ パックス ベビーオイル
「パックス ベビーオイル」は、赤ちゃんの皮脂に含まれる「パルミトイルオレイン酸」を多く含むマカデミアナッツ油と天然ビタミンEを配合されています。
サラっとした使い心地となっているのでベタつきも気になりませんし、皮脂の組成に近づけることで肌に優しく馴染みます。
また、合成酸化防止剤不使用、無香料、無着色なのも嬉しいポイントです。
ベビーオイルは様々な使い道がある万能オイルなのです!
ベビーオイルは、肌を保湿するだけではなく、髪や爪のお手入れに使うことができたり、革製品のお手入れや水垢汚れの掃除など様々な使い道がある万能オイルなのです。
赤ちゃんの肌にも使えるほど肌に優しい成分で作られているので、敏感肌の女性でも安心して使用することができます。
また、ベビーオイルは価格がリーズナブルで、ひとつ持っているだけで非常に便利なので是非手に入れてみて下さいね。
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