ネガティブな人の特徴&心理!ネガティブな性格から抜け出す9つの方法
ポジティブな人と一緒にいると、プラスのエネルギーをもらえますが、逆にネガティブな人と一緒にいると、マイナスのエネルギーを受けてしまいがちです。 この記事では、男女200人を対象に「ネガティブな人の割合」「ネガティブな人の特徴」などをアンケート! 仕事の都合上など、どうしてもネガティブな人との関わりを避けることができないという場合もあるでしょう。 今回は、マイナスなエネルギーを貰わない為には、どのようなことを心掛ければいいのかお伝えしていきます。
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ネガティブ思考の意味とは?
ネガティブとは、否定的や消極的であることを意味し、そのような考え方をすることをネガティブ思考といいます。
前向きな言葉として捉えられることはなく、むしろ否定的であると言えるでしょう。
一般的には、物事を否定的に考えるネガティブ思考が身に付いてしまっている人のことをネガティブな人と言うのです。
ここから先は、ネガティブな人の生態について具体的にお伝えしていきます。
男女200人にアンケート!ネガティブな人の割合
ときどきネガティブな思考になってしまうことは、多くの人が経験してることでしょう。
しかし、元の性格がネガティブな人もいますよね。
そこで男女200人に、ネガティブな自覚があるかアンケートをとりました。
Q.あなたはネガティブな方?
男女ともに約6割の方が、「自分はネガティブな人」との結果になりました。
半数以上もの方が、ネガティブな自覚があるようです。
一見ネガティブではなさそうな人も、実はネガティブ思考で悩んでいるということもあるのでしょう。
次に、そんなネガティブな人の特徴を見ていきましょう!
男女200人に聞いた!一緒にいて疲れてしまうネガティブな人の特徴
ネガティブな人と一緒にいると疲れてしまいますよね。
そんな「ネガティブな人」と言われると、どんな特徴を思い浮かべますか?
そこで、男女200人に一緒にいると疲れるネガティブな人の特徴を聞きました!
Q.一緒にいて疲れてしまうネガティブな人の特徴を教えて
男性のコメント
人の気持ちをしょっちゅう確かめたがる。例えば「私のこと好き?」「どう思ってるの?」など。(25歳)
自分のことを卑下しながら人の悪口をよく言う人は、ネガティブで一緒にいて疲れます。(25歳)
自分に自信がないのは構わないが、それを全て自責に捉えて視野が狭い人。 (35歳)
すべて否定文で返してくるのに自分の意見がない人。(31歳)
こちらの申し出に対して何かと消極的な反応を示される。(31歳)
女性のコメント
イベントなどに参加しても盛り上がらなかったり、どうせ自分は、という台詞をよく口にする。(33歳)
ため息をついたり、口を開けば会社の愚痴ばかりでてきて、構って欲しそうにする。(31歳)
「どうせ俺(私)なんか」が口癖の人。「そんなことないよ~」と言ってほしいだけの構ってちゃんに思えてイライラする。(38歳)
否定的な言葉が多く、こちらの士気が下がる。(20歳)
あーでもないこーでもないと悪いところばかりしゃべってくる。(33歳)
一緒にいて疲れてしまうネガティブな人は、とにかくなんでも否定的なよう。
しかし、自分を卑下し自信がないので意見は言えない……。
負の連鎖が続いてしまいますね。
マイナス発言が多いと一緒にいる人の気持ちも下がってしまうものです。
では、さらにネガティブな人を紐解いていきましょう!
一緒にいるのがめんどくさいネガティブな人の特徴
では、一緒にいるのがめんどくさいネガティブな人の特徴について、以下をご紹介します。
- 失敗を恐れている
- 人に嫌われることを恐れている
- 自分の意見をはっきりと言うのが苦手
- 悩み事が尽きない
- マイナス発言が多い
- 既成概念に捉われがち
- 否定的
- 石橋を叩きすぎる
- 気持ちを切り替えるのが苦手
- 言い訳がましい
特徴①:失敗を恐れている
ネガティブな人は、新しいことに挑戦するのが苦手です。
理由としては、成功をイメージすることよりも、不安や失敗が先行してしまうことにあります。
失敗して、周りから批判されることを恐れてしまい、なかなか一歩を踏み出すことができないのが、ネガティブな人の傾向と言えるでしょう。
失敗を経験するからこそ、そこから学びを得て人は成長していくものですが、ネガティブな人は失敗を恐れてしまうがあまりに、無難な道を選択しがちに。
特徴②:人に嫌われることを恐れている
ネガティブな人は、周りからどのように思われるかを常に気にして生きていて、人から嫌われることを極端に恐れてしまっていることが多いです。
自分の意志があったとしても、周囲の目を気にしてしまうがあまりに、結果的に自分の意志を無視して、周りに流されて生きているという人も少なくありません。
特徴③:自分の意見をはっきりと言うのが苦手
人に嫌われることを恐れているということに通ずる部分がありますが、ネガティブな人は、周囲の目を気にしてしまうがあまりに、自分の意見を述べるのが苦手です。
意見することで、批判を浴びたり、嫌われてしまうのでは?と考えてしまいます。
そのため、意見を求められたとしても、周りの意見に合わせてしまいがちです。
ネガティブな人は、たとえ近しい友達であったとしても、本心を言う事ができないということも少なくありません。
そのため、なかなか本音で語り合える友達を作るのが難しいとも言えるでしょう。
特徴④:悩み事が尽きない
ネガティブな人は、小さな悩みから大きな悩みまで、常に悩み事を抱えています。
優柔不断な性格をしている人が多く、考えに考え抜いて、結果的に結論を出せないままになってしまうということも…。
実際に行動することなく、頭の中で考えるだけでは、正解を見出すことができません。
行動しながら軌道修正していくことで、きちんとしたレールが敷かれていくもの。
行動に移す前に、不安や悩みに押しつぶされて、なかなか行動に移すことができないという人は、ネガティブな人と言えるでしょう。
特徴⑤:マイナス発言が多い
ネガティブな人は、誰に対してもマイナスな発言をしてしまいがちです。
何をするにもネガティブ思考が邪魔をして、チャレンジ精神さえも阻害してしまいます。
自分自身にかける言葉もネガティブなことが多いですが、人に対してもマイナス発言をしてしまうことで、不快な気持ちにさせてしまうということも少なくありません。
そのため、ネガティブな人の周りからは、人が離れてしまいやすくなってしまうのです。
特徴⑥:既成概念に捉われがち
ネガティブな人の多くは、既成概念に捉われてしまい、枠の外から抜け出すことが苦手です。
既成概念に捉われてしまうということは、その人のことを思ってのアドバイスも、場合によっては素直に聞き入れることができません。
既成概念を壊すことで、新しい発見を見つけたりすることもできますが、ネガティブな人は、慎重過ぎる性格が故に、新しい環境に飛び込んだりすることを苦手とします。
特徴⑦:否定的
ネガティブな人は、「でも」「だって」などの否定的なワードが口癖になってしまいがちです。
ネガティブな人に意見を求められて、アドバイスをしたとしても、このような否定的な言葉を言われてしまうので、アドバイスのしがいがなくなってしまいます。
素直に人からの意見を聞き入れることができないという観点からも、ネガティブな人は捻くれているとも言えるでしょう。
このような人には、何を言っても素直に言葉を受け入れることができないため、結果的に「何を言っても無駄」と思われてしまいます。
そのため、ネガティブな人の周りからは、人が離れて行ってしまうのです。
特徴⑧:石橋を叩きすぎる
ネガティブな人は、物事を慎重に考え過ぎてしまうため、石橋を叩きすぎて渡れなくなってしまうということが少なくありません。
何か行動を起こす時に、石橋を叩いて渡ることは大切ですが、行動に移せなくなってしまうほど、考え込んでしまい過ぎるのは禁物です。
特徴⑨:気持ちを切り替えるのが苦手
ネガティブな人の多くは、嫌な事があったときに、それをズルズルといつまでも引きずってしまい、気持ちを切り替えることを苦手とします。
ネガティブな人は、気持ちが繊細ということもあり、人から掛けられた言葉や言動に感情が左右されやすいです。
そのため、周りからも「扱いづらい人」と思われてしまうことも多く、ネガティブな人とはできるだけ接触を避けようとする人もいます。
特徴⑩:言い訳がましい
ネガティブな人は、一見自分に自信がないように思いがちですが、実は心の内ではプライドを高く秘めていることが多いです。
自分自身でもプライドが高いことに気付いていない人も多いですが、失敗を恐れて周りからの批判を浴びるのが怖いというのは、プライドの高さと関係しています。
人からのアドバイスを素直に聞き入れることができず、言い訳がましくなってしまうのも、余計なプライドが邪魔をしてしまうことが原因となっているのです。
ネガティブな人の恋愛傾向
では、ネガティブな人の恋愛傾向について、以下をご紹介します。
恋愛傾向①:常に不安を抱えている
ネガティブな人は、人からどのように思われているのかを気にする傾向が強いとお伝えしました。
恋愛においても、好きな人から嫌われることを恐れて、自分の意見をはっきりと伝えることができずに、いつも相手に合わせてしまいます。
「嫌われてしまったらどうしよう…」「恋人に他に好きな人ができてしまったら…?」などと、自分の中でどんどん不安を膨らませてしまうのです。
そのため、ネガティブな人は、恋愛をしていても常に不安と隣合わせになってしまいます。
相手のペースに合わせ過ぎてしまったり、自分自身で不安を煽ってしまうために、ネガティブな人が恋愛をすると、恋愛に疲れてしまうのです。
恋愛傾向②:束縛が強い
ネガティブな人は、自分に自信がないことから、恋人を強く束縛してしまいがちです。
たとえ恋人が浮気をしていなかったとしても、浮気を疑ってしつこく恋人に迫ってしまうということも少なくありません。
基本的に男性は、束縛や干渉されることを嫌います。
ある程度の束縛は、愛を感じることができますが、行き過ぎた束縛をしてしまうと、息苦しさを感じさせてしまい、やがて恋人の元から去ってしまうでしょう。
ネガティブな人の心理
では、ネガティブな人の心理について、以下をご紹介します。
- 周りからの評価を気にし過ぎてしまう
- 主観的に物事を考えてしまう
- 自分に自信がない
- 理想を高く掲げ過ぎてしまっている
- 打たれ弱い
心理①:周りからの評価を気にし過ぎてしまう
ネガティブな人が、いつも消極的でマイナスな考え方をしてしまうのは、周りからどう思われているのか自分の評価を常に意識して考えてしまいます。
人は誰しも「認められたい」という承認欲求を持っていますが、ネガティブな人は人一倍強いのです。
他人からの評価を気にし過ぎてしまうので、「失敗できない」という考えが強くなってしまい、無意識的に物事を深く考え過ぎてしまうといった心理が隠されています。
心理②:主観的に物事を考えてしまう
ネガティブな人は、物事を客観的に考えることが苦手で、いつも主観的に考えてしまいます。
そのため、冷静になって考えることができなくなってしまい、どんどんマイナスな方へと考えるようになってしまうのです。
視点を変えて様々な角度から見ることができないため、自分の中にある偏った考えに縛られてしまい、負のスパイラルにハマりがちなってしまいます。
心理③:自分に自信がない
積極性に欠けていたり、不安が大きくなってしまうのは、自分に自信がないという心理が隠されているからです。
自分に自信を持っている人は、不安があったとしても、自分を信じて積極的にチャレンジしようとします。
たとえ失敗をしてしまったとしても、その失敗から学びを得て、次の経験に活かそうと前向きに考えることができるのです。
しかし、自分に自信がないネガティブな人は、失敗することばかりが気になってしまい、結果的にその場で地団駄を踏み続けることになってしまいます。
心理④:理想を高く掲げ過ぎてしまっている
自分の中にある理想を高く掲げ過ぎてしまっていることも、ネガティブな人の多くに見られます。
理想に対して、思い通りに行かない現実とのギャップにネガティブな感情が生まれてしまうのです。
ネガティブな人は、理想を高く掲げ過ぎてしまい、自分を受け入れてあげることができないために、自己嫌悪に陥り、負のスパイラルにハマってしまうのでしょう。
心理⑤:打たれ弱い
ネガティブな人の多くは、とても繊細なハートの持ち主であることが多いです。
相手が悪気なしに、何気なく放った言葉であったとしても、ダメ出しに聞こえてしまい、曲がった解釈をしてしまうことがあります。
ネガティブな人は、普段から人目を気にして生きているために、周りからのアドバイスなどを間違った解釈をして、あたかも重大事件のように扱ってしまうのです。
ネガティブな人のメリット
では、ネガティブな人のメリットについて、以下をご紹介します。
- リスク管理能力が高い
- 自分自身をよく理解している
- 同じ過ちを繰り返さない
メリット①:リスク管理能力が高い
ネガティブな人は、慎重に考えてから行動に移すという点から、危機管理能力に長けていると言えます。
常に万が一に備えているために、リスクを回避することができるのです。
思いついたら即行動に移すタイプの人とは違って、ネガティブな人は他の人が気付かないような盲点に気付くこともあります。
そのため、不測の事態が起こったとしても、冷静に対処することができるのです。
メリット②:自分自身をよく理解している
ネガティブな人は、消極的な性格から、自分の欠点をよく理解しているために、無謀なことに挑戦することはありません。
そのため、無理な目標を掲げることはありませんし、計画的に行動することができます。
ポジティブな人は、無茶をしてしまいがちですが、ネガティブな人は大きな選択を迫られたときに、正しい選択をすることができるでしょう。
メリット③:同じ過ちを繰り返さない
ネガティブな人は、失敗することを恐れてしまいがちです。
失敗した経験を引きずってしまいやすいものの、その分同じ失敗を繰り返さないようにと、慎重に行動します。
そのため、ネガティブな人は、失敗を次に上手く活かすことができるため、さらなる成長を見込めるのです。
ネガティブな人のデメリット
では、ネガティブな人のデメリットについて、以下をご紹介します。
- なかなか一歩を踏み出すことができない
- 自分を受け入れることができない
- オリジナリティに欠ける
デメリット①:なかなか一歩を踏み出すことができない
ネガティブな人は、物事を考える際に、不安や悩みを考えてしまいがちです。
不安要素を解消しないと行動に移すことができないために、なかなか前に進むことができなくなってしまいます。
せっかく目の前にチャンスが訪れたとしても、そのチャンスを掴むことなく逃してしまい、チャンスを台無しにしてしまうということも…。
デメリット②:自分を受け入れることができない
ネガティブな人は、高い理想と現実とのギャップに、なかなか自分を受け入れることができずに自己嫌悪に陥ってしまいやすいです。
自分の欠点が大きく映ってしまうあまりに、自分のことを好きになれずになってしまいます。
欠点も自分の個性だと割り切ることができればいいのですが、ネガティブな人は割り切ることができずに強いコンプレックスを抱いてしまうのです。
デメリット③:オリジナリティに欠ける
ネガティブな人は、既成概念に捉われてしまいがちで、新しいことに一歩踏み出すことをためらいがちです。
何度も同じ過ちを繰り返すようなことはありませんが、失敗を恐れて無難な選択ばかりしてしまいます。
そのため、オリジナリティに欠けていると思われてしまうことも少なくありません。
「ネガティブな人」と「ポジティブな人」の違い
では、「ネガティブな人」と「ポジティブな人」の違いについて、以下をご紹介します。
- 比較対象の違い
- 「結果」と「プロセス」どちらに重きを置いているか
- 「シンプルに考える」か「複雑に考える」かどうか
- 読書する習慣があるかどうか
- 普段の表情の違い
- 失敗の捉え方
- 一人の時間があるかどうか
- 「自分は運が良い」と思っているかどうか
- 規則正しい生活を送っているかどうか
- 何でも話せる友達がいるかどうか
違い①:比較対象の違い
周りからどのように見られているのかを気にするネガティブな人の比較対象は、常に「他人」です。
一方で、ポジティブな人の比較対象はというと、他人の目ではなく「過去の自分」。
周りの目を気にし過ぎてしまうと、自分の人生ではなく、他人の人生を生きることになってしまいます。
過去の自分を比較対象にすることで、成長を大きく感じることができ、成長した自分を受け入れやすくなるのです。
違い②:「結果」と「プロセス」どちらに重きを置いているか
ネガティブな人は、工程ではなく、結果ばかりに捉われてしまいがちです。
結果ももちろん大切ですが、ポジティブな人は、プロセスに重きを置いています。
プロセスを蔑にしてしまうと、無理を生じてしまうことになりかねません。
きちんと正しいプロセスを踏むか、あるいは結果ばかりにこだわってしまうかどうかが両者の違いと言えるでしょう。
違い③:「シンプルに考える」か「複雑に考える」かどうか
ネガティブな人は、ひとつの物事をじっくりと深く考え込んでしまい、どんどん複雑に考えてしまいがちです。
しかし、ポジティブな人は、シンプルに考えます。
シンプルに考えることで、複雑に考えてしまう労力を削減することもできますし、精神的な負担を軽くすることができ、違ったことに労力を費やすことができるのです。
違い④:読書する習慣があるかどうか
ネガティブな人が、主観的に物事を考えてしまうのは、外部からの情報が少ないことにあります。
読書する習慣がないと、新しい価値観をインプットすることができません。
一方で、ポジティブな人は、読書をすることを習慣にしている人が多く、あらゆる情報をインプットしようとします。
そのため、柔軟性が養われて、自分の考え方に捉われることなく、自分にとって最善の選択をすることができると同時に、前向きに考えることができるようになるのです。
違い⑤:普段の表情の違い
ネガティブな人は、日頃から無表情であったり、ムスッとしていることが多いです。
そのため、周りの人に近寄り難いという印象を与えがちに。
しかし、ポジティブな人は、いつもニコニコしていて表情が明るいため、自然と人も寄ってきやすいのです。
ネガティブな人だという自覚がある場合は、挨拶をするときに口角を上げるように意識するだけでも、印象をガラリと変えることができるでしょう。
違い⑥:失敗の捉え方
ネガティブな人は、過去の失敗をいつまで経っても引きずってしまいがちです。
同じ過ちを繰り返さないためにも、次の経験に活かすことは大切ですが、些細なきっかけで過去の過ちをほじくり返しては、深い後悔と反省に追われてしまいます。
しかし、ポジティブな人はというと、過去の失敗を思い出すこともありますが、深い後悔の念に捉われることはありません。
失敗した直後は、もちろん反省をしますが、いつまでも引きずることはないのです。
ポジティブな人は、ネガティブな人と違って、過去の失敗を未来に活かすことを強く意識しています。
違い⑦:一人の時間があるかどうか
ネガティブな人は、一人の時間を否定的に捉えます。
一人になることを寂しく感じると同時に、誰かと一緒にいないと落ち着かないのです。
一方で、ポジティブな人は、自分以外の人といる時間も大切にしますが、一人の時間もとても大切にします。
一人の時間を作ることで、自分自身と向き合うことができ、人に惑わされることなく、自分軸を確立させることができるということを知っているのです。
違い⑧:「自分は運が良い」と思っているかどうか
ネガティブな人は、つい悲観的に考えてしまうクセがついてしまっているため、「いつも自分ばかりこんな目に遭う…」と悲劇のヒロインを気取ってしまいがちです。
悲劇のヒロインを気取って、周りから同情を得ることで、自己肯定感が満たされることで満足します。
一方で、ポジティブな人は、「なんて自分はツイているのだろう!」と、常に前向きに考えているのです。
ネガティブな人は、不幸にとても敏感で、ポジティブな人は、幸せにとても敏感という習性があります。
どちらの考えが身に付いているかで、自分自身がネガティブな人であるか、あるいはポジティブな人であるか判断することができるでしょう。
違い⑨:規則正しい生活を送っているかどうか
ネガティブな人は、夜遅くまで起きていて食生活も乱れていたり、不規則な生活を送りがちです。
不規則な生活を送っていると、自律神経が乱れてしまい、ネガティブに考えやすくなってしまいます。
一方で、ポジティブな人とはというと、朝型で規則正しい生活を送っていることが多いのです。
違い⑩:何でも話せる友達がいるかどうか
ネガティブな人は、否定的な言葉を用いたり、愚痴や悪愚痴を言ったりと、周囲の人に不快感を与えてしまうことがあります。
そのため、ネガティブな人と一緒にいても楽しくないと感じてしまい、友達が少ない、あるいはいないという人が少なくありません。
一方でポジティブな人はというと、いつも元気で明るく、周りの人も笑顔にするようなエネルギーに満ち溢れています。
なので、自然と人も集まってきますし、友達も多いです。
ネガティブな性格から抜け出す方法
では、ネガティブな性格から抜け出す方法について、以下をご紹介します。
- 無理してポジティブになろうとしない
- 自己暗示をかける
- 積極的に人を頼るようにしてみる
- 気分転換を心掛ける
- 自分を褒める習慣をつける
- 比較対象を変える
- 周囲からのアドバイスを素直に聞き入れる
- ポジティブな人と付き合うようにする
- 些細な成功体験を少しずつ積み重ねる
方法①:無理してポジティブになろうとしない
ネガティブな人だという自覚のある方は、ポジティブな人と比べて、いつもマイナスに考えてしまう自分のことを責めてしまったりしていませんか?
自分を変えようと努力することは、とても良いことです。
しかし、無理してポジティブになろうとして、思うような自分になれないことを責めたりしてはいけません。
180度いきなり変わろうとしても、急激に変化することは難しいもの。
一歩ずつでいいので、自己嫌悪に陥ってしまうほど、急激な変化を求めて無理して変わる努力をしないようにしましょう。
方法②:自己暗示をかける
ネガティブな自分から抜け出したいと考えているのであれば、「ネガティブから抜け出す」ということを強く意識することが大切です。
「ネガティブである自分を変えたい」と心の内で思っていたとしても、実際に行動に移さなければ何も変わりません。
「私なら変わることができる!」と強く自分に言い聞かせて、一歩ずつ着実に変わる努力を重ねることで、変化を感じることができるはずです。
方法③:積極的に人を頼るようにしてみる
ネガティブな人は、「人に頼ること=迷惑を掛けてしまう」と捉えてしまいがちです。
そのため、何でも一人で解決しようとしてしまい、キャパオーバーになってしまうことがあります。
キャパオーバーになって、できない自分を責め立てるのではなく、時には人の手を借りてみましょう。
あなたに頼られることで、喜びを感じる人は必ずいますし、すべてを自分一人で背負いこむことをやめるように意識してみてくださいね。
方法④:気分転換を心掛ける
ネガティブな人は、オン・オフのスイッチの切り替えを苦手とする人が多いです。
ストレスを溜め込んで、爆発する寸前、あるいは爆発してからストレスを溜め込んでいることを自覚することはありませんか?
適度な間隔で、自分なりのストレス発散法を見つけて、気分転換するようにしましょう。
方法⑤:自分を褒める習慣をつける
ネガティブな人は、プライドが高く、理想を高く掲げてしまいがちです。
そのため、理想と現実にギャップが生じれば、理想を手に入れることができない自分にイライラして、自分を責めてしまいがちに。
できない自分を卑下するのではなく、理想に一歩でも近づけた自分を褒めるように視点を変えてみましょう。
また、自分を褒めるだけでなく、他人の良い部分を見つけて褒める習慣をつけるというのも効果的です。
他人の良いところ探しをする習慣をつけることで、自分のいいところにも少しずつ目を向けやすくなります。
方法⑥:比較対象を変える
ネガティブな人は、比較対象がいつも「自分に持っていない物を持っている他人」です。
他人と比較して、できない自分に劣等感を感じて、ますます負のスパイラルにハメってしまい、自分の事を嫌いになってしまいます。
ネガティブである自覚がある人は、比較対象を「他人」にするのではなく、「過去の自分」に目を向けてみましょう。
今の自分が過去の自分よりも成長できているのであれば、自分を褒めてあげてください。
他人と比べることをやめるように意識してみることで、劣等感を感じにくくなるでしょう。
方法⑦:周囲からのアドバイスを素直に聞き入れる
ネガティブな人は、周りの人にアドバイスを求めて相談することがあります。
人にアドバイスを求めた時に「でも」「だって」「それは無理」と、否定的な言葉を使って、アドバイスを聞き入れない人は、自分に同情してもらいたいだけなのかもしれません。
ネガティブな自分を変えたいと本気で望んでいるのであれば、周囲の人の意見を素直に聞き入れるようにしてみてください。
これまでのあなたの考えだけでは、今までの自分を変えることは難しいでしょう。
自分の概念にはない新しい価値観を取り入れていく事で、新たな自分を見つけることができます。
方法⑧:ポジティブな人と付き合うようにする
「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、ネガティブな人は、同じような考え方の人と一緒にいがちです。
前向きな考えの人と付き合っていると、最初は居心地の悪さを感じるかもしれません。
しかし、周りにプラスの影響力を与える人と一緒にいることで、その人の考え方や口癖が自然と身に付いてくるはずです。
ポジティブな人が放つ口癖を使うように心掛けてみてください。
そうすることで、知らず知らずのうちにネガティブ思考からポジティブ思考に変化している自分に気付く事ができるでしょう。
方法⑨:些細な成功体験を少しずつ積み重ねる
ネガティブな人は、できない自分や失敗したという事実にばかり目を向けてしまいがちです。
「今日は昨日よりも早く起きることができた」など、どんな些細なことでも構いませんので、小さな成功体験を少しずつ積み重ねていきましょう。
ネガティブな人は疲れる...上手な接し方
では、ネガティブな人への上手な接し方について、以下をご紹介します。
- 客観的に見る
- ポジティブになれるような環境作りを意識する
- 色眼鏡で見ない
- 明るい表情を心掛ける
- 話を聞いてあげる
- 深く関与しないようにする
- 一旦距離を置く
- 話を鵜呑みにしない
- 受け流す
- 信念を貫くことを忘れない
接し方①:客観的に見る
ネガティブな人は、自分を可哀そうな人に仕立て上げるのがとても上手いです。
そのため、ネガティブな人に同情してしまいがちですが、本当に可哀そうな人なのか客観的に見てみてください。
客観的に見て、ネガティブな感情に引きずり込まれないようにしましょう。
接し方②:ポジティブになれるような環境作りを意識する
ネガティブな人と一緒にいるのが苦手だという人は、ネガティブな感情に引き込まれないようにするためにも、ポジティブであることを心掛けるようにしましょう。
ポジティブを意識し続けることで、ネガティブな人は居心地の悪さを感じて自然と離れていくはずです。
必ずしも負の感情を持った相手に歩調を合わせる必要はありません。
接し方③:色眼鏡で見ない
人によっては、「否定的な考えの人=関わりたくない」と考えてしまいがちです。
人は、それぞれ生まれ育った環境が異なります。
彼らが、そのような性格になってしまったのにも原因があり、本人もなりたくてネガティブな人になってわけではありません。
先入観を持たないように接することで、相手にとってベストな解決策を導き出すことができるでしょう。
接し方④:明るい表情を心掛ける
ネガティブな人には、とにかく明るい表情を心掛けるようにしてみてください。
彼らは、警戒心を強く抱きがちなので、その警戒心を解くためにも笑顔で接して打ち解けるようにしましょう。
すると、少しずつ相手の心の奥底にある本心が見えてくるようになるはずです。
接し方⑤:話を聞いてあげる
彼らは、とにかく自分の不幸話や愚痴を聞いてくれる人を求めています。
ネガティブな人は、自分にとっての最善策を求めているのではなく、ただただ話を聞いてほしいだけ。
特にアドバイスをするわけでなくても、話を聞いてあげるだけでネガティブな人は満足するでしょう。
接し方⑥:深く関与しないようにする
彼らと一緒にいると、ついつい負の感情に影響されてしまうという人も少なくありません。
悲観的な話を永遠と聞かされる方も、決して楽ではないですよね。
そもそも人から影響を受けやすいという人は、ネガティブな人とは深く関与しないようにすることもひとつの手段です。
接し方⑦:一旦距離を置く
コミュニケーションを取る中で、徐々にネガティブであることが発覚する人も少なくありません。
コミュニケーションの回数を少なくしたりするなどして、徐々に距離を置くようにすることでネガティブな人は、次第にあなたの元から離れていくようになるでしょう。
接し方⑧:話を鵜呑みにしない
ネガティブな人と接する時には、彼らの話を鵜呑みにしないようにすることが大切です。
相手に同情して、アドバイスをしてあげたとしても、彼らは素直に聞き入れることなく、自分自身を変えことはありません。
これまでに何度もお伝えしているように、彼らはただただ同情してほしいだけだということを覚えておきましょう。
接し方⑨:受け流す
話を真に受けないということに通ずる部分がありますが、彼らの話は上手く聞き流すようにしましょう。
すべて真に受けて、まともに反応していてはキリがなく、疲れてしまうだけです。
接し方⑩:信念を貫くことを忘れない
負の感情を持つ人との関わりを避けようとしても、仕事の関係性などから、どうしても関わりを切ることができないという人もいるでしょう。
そこで、ネガティブな人と関わるときにとても大切なことは、相手に流されないようにするためにも自分を強く持つということが大切になってきます。
ネガティブな人と負のエネルギーに、引っ張られてしまわないように注意を払いましょう。
ネガティブな人にかける言葉の掛け方のポイント
では、ネガティブな人にかける言葉の掛け方のポイントについて、以下をご紹介します。
- 断定した言い方をしない
- ポジティブになることを強制しない
- 相手を傷付けないように言い回しを考える
ポイント①:断定した言い方をしない
ネガティブな人に言葉を掛ける際には、「絶対に○○だよ!」というように断定した言い方は避けるようにしましょう。
ネガティブな人は、基本的にガラスのハートの持ち主であることが多いため、断定した言い方をされると「自分を否定されている」と捉えてしまうことがあります。
ポイント②:ポジティブになることを強制しない
ネガティブな人に対して、ポジティブであることを強要するのもおすすめできません。
「そんなくよくよしないで!」と言われると、自己否定されているように感じてしまいます。
そのため、ありのままの相手を受け入れるようにし、前向きな発言をしたときに褒めてあげるようにするのがポイントです。
ポイント③:相手を傷付けないように言い回しを考える
否定的な考え方をする人は、相手が何気なく放った一言に傷ついてしまうということは少なくありません。
「そんなの絶対にダメ!」と否定するのではなく、「こういう考え方はどうかな?」というように柔らかいニュアンスに変えるようにしましょう。
掛ける言葉に気を遣わなくてはいけないので、面倒に感じるかもしれませんが、彼らと接するときには意識してみてくださいね。
ネガティブな人を理解しよう!
ネガティブな人と一緒にいると、どっと疲れを感じてしまうという人は少なくありません。
しかし、彼らの生態を理解することで、上手に接していくことができるようになるでしょう。
また、自分自身がマイナス思考であるという自覚のある人は、背伸びをして自分を変える必要はありません。
「ネガティブな自分でもいいんだ!」と自分自身を認めてあげることから始めましょう。
比較対象を変えることで、ネガティブな自分を変えていくことができるはずです。
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