コンサートにぴったりの服装20選!季節・ジャンル別の服装&マナー
コンサートの服装についてお悩みはありませんか? ここでは、急なお誘いにも困らないように、クラシックコンサートでの服装選びのポイントをご紹介しています。 また、コンサート会場別、音楽のジャンル別に分けて、服装選びのヒントを画像と一緒に閲覧できますよ。 最後には、クラシックコンサートのマナーも一緒にご紹介しています。 是非チェックしてくださいね!
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コンサートは服装選びが肝心!
音楽を心から楽しめるコンサートは、五感に刺激を与えてくれる、願ってもないチャンスです。
ステージと観客が一体となる感覚も、会場に足を運ぶコンサートでしか味わえません。
コンサートと一口に言っても、クラシック、J-POP、K-POP、ロック、洋楽と幅広いジャンルがあり、ジャンルによって着ていく服装も異なってきます。
どのジャンルのコンサートでも悩んでしまいますが、中でもどんな服装にすればよいかで一番悩むのは、なじみの薄いクラシックコンサートの服装ではないでしょうか。
まずはクラシックコンサートの服装で、気を付けるポイントをご紹介いたしますね。
J-POPやK-POPなどのジャンル別の服装も後ほどご紹介いたします!
コンサートの服装選びのポイント
クラシックコンサートの服装で気を付けるポイントは、周囲を意識した着こなしと、音への配慮です。
せっかくの演奏会を素敵に盛り上げるためにも、押さえたいポイントを挙げてみました。
- 品のある服装を
- ドレスコードは指定のある時だけ
- 音の出ない服装とアクセサリー
- 靴はなるべく音の出ないものを
- コートや荷物はクロークへ
- 大きな帽子は避けて
- 香水をつけすぎない
といったことが挙げられます。
以上の5つを、順に詳しく一緒に見ていきましょう。
ポイント①:品のある服装を
国内で行われているクラシックコンサートは、フォーマルドレスが必要というわけではありません。
クラシックコンサートと言っても、基本的には国内で行われる定期演奏会などは、肩ひじ張らずどんな服装で行ってもよいとされています。
ですが、カジュアルすぎると目立ってしまう事も考えられます。
せっかくのドレスアップのチャンスですから、品の良さを意識したコーディネートにしてみましょう。
クラシックコンサートの服装は、女性ならフェミニンなワンピース、オフィススーツをスカーフやアクセサリーなどの小物でドレスアップというスタイルがおすすめです。
ボトムは、スカートでもパンツでもどちらでも構いませんよ。
男性の服装は、スーツやジャケットを羽織るスタイルであれば、居心地の悪さを感じません。
避けておきたいのは、目のやり場に困るようなセクシー系の服装や、カジュアルすぎるショートパンツ、ミニスカート、Tシャツにジーンズなどです。
絶対にいけないというわけではありませんが、フォーマルを意識したカジュアルから外れてしまいます。
言い換えると肌の露出を抑えた、きちんと感のある服装です。
ご自分で「場違いな服装だ…」と一度思ってしまうと、コンサートの間中、服装のことが気になって演奏どころではなくなるかもしれません。
演奏してくださるオーケストラの方へ、感謝と礼儀を表すための装いというふうに考えると良いですね。
とは言え気張り過ぎずに、清潔感のある服装で行くといいですよ。
ポイント②:ドレスコードは指定のある時だけ
通常行われているクラシックコンサートでは、ドレスコードはほとんどありません。
それで、どんな服装でもよいといわれているのですね。
では、どんな時にドレスコードがあるのかというと、クラシックコンサートを開催する方が改まった服装で来てほしいという場合です。
チケットやホームページなどで前もってフォーマルなドレス、振袖、着物などのドレスアップした装いでの来場が案内されています。
具体的な例を挙げると、ガラコンサートと呼ばれる祝賀コンサートや海外オーケストラの演奏会などです。
その他には、格式の高いホールでのオペラ鑑賞や、座席が高額な場合などは、ドレスアップが求められることもあります。
そのような機会に恵まれた時は、思い切りドレスアップを楽しんでくださいね。
普段行われている演奏会は、もっと親しみやすい雰囲気ですので大丈夫ですよ。
ポイント③:音の出ない服装とアクセサリー
見落としがちなのが、衣服の出す音やジャラジャラと音を立てるアクセサリーです。
静かな空間で耳を澄ましていると、普段気にならない音が耳にさわり、演奏に集中できないこともあります。
ナイロン製の素材は音が出やすいので、クラシックコンサートでは着用しない方がベストです。
また、大ぶりの揺れるアクセサリー、何連も重ね漬けしたブレスレットなども音が気になるので、避けておきましょう。
素敵な演奏の邪魔をしないためにも、音への気配りを忘れないようにしたいですね。
ポイント④:靴はなるべく音の出ないものを
クラシックコンサートの服装では、靴の音も気を付けておきたいポイントの一つです。
町やオフィスであれば気にならないヒールの音も、静かなコンサートではヒールの音が目立ちやすくなります。
座っている最中に足を少し動かすと、ヒールのコツコツという音が響くことも。
演奏されているオーケストラの方はもちろん、演奏に聞き入っている周囲の人にとっても、気になる音になってしまいます。
何より音を出してしまった自分が一番気になり、姿勢を変えづらくなってしまいますよね。
あまりに高いヒールや、サイズの合わないパンプスなどは避けておくと、リラックスして演奏会を楽しめますよ。
一つ付け加えるとしたら、靴は前もってきれいに磨いておけば、装いが更に素敵になりますよ。
ポイント⑤:コートや大きめの荷物はクロークへ
秋冬は寒いので温かいコートが欠かせませんよね。
ところがクラシックコンサートの会場に一歩入ると温かく、コートは脱ぐことになります。
脱いだコートは持ったままだとかさばるので、クロークへ預けておくとスマートに演奏会を楽しめますよ。
大きめの荷物もコートと同じことが言えます。
仕事帰りなどで大きめの荷物を持っている場合は、クロークへ預けて身軽にしておくのがおすすめですよ。
座席の足元に大きな荷物を置いていて、うっかり大きな音が出てしまったという事態も避けられますよ。
ポイント⑥:大きな帽子や髪飾りは避けて
大きな帽子は、かぶっていくと周囲の人の視界を遮るため、避けておきたいアイテムです。
座席に座って鑑賞するクラシックコンサートは、帽子をかぶらない服装で行くのがエチケット。
どうしても帽子をかぶっていきたい場合は、座席についたら帽子を脱いでおきましょう。
女性でロングヘアの方は、高い位置でお団子にしたり大きめの髪飾りを付けないように気を付けてくださいね。
ポイント⑦:香水をつけすぎない
香水のつけすぎも気を付けておくのがポイントです。
ドレスアップをするときに香りを身にまといたくなりますが、クラシックコンサートでは付けないか、かすかに香る程度がおすすめです。
強すぎる香水は、意外に気になるものです。
暗がりでは感覚が研ぎ澄まされるので、思っている以上に嗅覚に神経が言ってしまいます。
出来る事なら演奏に集中するために、聴覚を邪魔しないよう香りは控えめにしておくといいですね。
多くの人が集まる場でのエチケットでもあります。
コンサートの服装【春夏】
クラシックコンサートの服装は、黒・白・グレーなどのベーシックカラーを選ぶと間違いがありません。
ですが、暖かい春夏は会場が華やぐ、パステルカラーなどの明るめの服装もおすすめですよ。
夏場の会場は冷房が効いていてかなり冷えるので、冷房対策のカーディガンやショールを忘れずに持参してくださいね。
①:きちんと感のあるワンピースで楽しむ
春のクラシックコンサートに着ていきたいピンク×黒のワンピースです。
ピンクは周りも華やかにするけれど、大人女子には甘くなりがち。
黒のお花柄が引き締めてくれるので、程よい大人っぽさが出ます。
控えめなアクセサリーでコンサートにぴったりの服装になりますね。
こちらの商品は、長そでミモレ丈の春ワンピースです。
黒を基調にフラワープリントがあしらわれているので、控えめながらも華やかな雰囲気です。
②:落ち着いたカラーを選ぶ
明るめのカラーでクラシックコンサートに行くのはちょっと落ち着かないという方は、ネイビーカラーのワンピースを選ぶといいですよ。
黒や白、グレーも素敵ですが、ネイビーカラーは、落ち着いた中に清潔感のある印象になります。
地味な色味は、スカートのプリーツやラッフル袖などデザイン性のあるものを選ぶとフェミニンさや可愛らしさが出せますよ。
こちらもネイビーカラーの、ひざ丈フレアーワンピースです。
胸元のレースとリボンのウエストマークが、フェミニンな雰囲気のフォーマルスタイルですね。
③:華やかなフォーマルスタイル
織目に変化のあるツイードは、セットアップでも華やかですよね。
春らしくピンクのカラーで、クラシックコンサートの服装を決めてみませんか。
控えめなアクセサリーでも十分魅力的に映ります。
ツイード素材であれば、白や黒のセットアップでも素敵ですよ。
こちらもツイードのセットアップになります。
色は程よくネイビーが入っているので、結婚式や入園式など、改まった席にもおすすめの一枚です。
④:パンツスタイルは華やかさをプラス
クールなグレーのパンツスタイルが、ジャケットのフリルで華やかに変身。
オフィススタイルも、フリルやレースをあしらったブラウスやカットソーを持ってくると、クラシックコンサートの服装にアレンジできますよ。
春夏は、ジャケットのカラーを明るめにすると重たくなりませんよ。
⑤:繊細なレースで上品さをアピール
フォーマルなスーツを着るほどではないけれど、品よくキメたいときは、レースがあしらわれたワンピースを選んで。
同じデザインでも淡いブルーやピンクであれば、スイートな印象、黒やグレーはフォーマルになります。
カジュアルなワンピースでもレース素材のワンピースは、上品さをアピールできますね。
ショールやカーディガンを羽織れば、きちんと感がアップしますよ。
⑥:改まった雰囲気のコンサートに
薄いグリーンのワンピース
フランクな雰囲気というより、少し改まった雰囲気のコンサートには、光沢のある素材のワンピースでドレスアップしてみてはいかがですか。
淡いグリーンは地味過ぎず、甘過ぎず穏やかな印象になります。
普段とと違った服装は、いつも頑張っている自分へのご褒美にもなりますよね。
コンサートの服装【秋冬】
秋冬の服装は、黒やグレーなどの重たい色味になりがちですよね。
そのような場合は、バックやスカーフなどでアクセントカラーを選ぶといいですよ。
光沢感などを意識すれば、ワントーンコーデもカッコよくキマります。
①:清潔感のある青×白のコーディネート
濃いブルー×白の組み合わせは、少しカジュアルな服装でもきちんと感が出せますよ。
カジュアル感の残る服装の場合は、ダボっとしたデザインよりも少しぴったりとしたタイトなデザインを選ぶのがおすすめです。
秋はショールやカーディガン、冬はコートで暖かな装いにすれば、気軽にクラシックコンサートへ行けそうです。
寒い時期にさっと羽織れるキャメル色のケープコートです。
袖のファーがラグジュアリー感を演出してくれますね。
②:ネイビーカラーの長袖ワンピース
ネイビーは一年中活躍してくれるカラーで、フォーマルな席にぴったりです。
1着あるとクラシックコンサート以外にも着まわせますよ。
プレーンなタイプなので、ショールやカーディガンなどで自分の雰囲気にアレンジしやすいですよ。
こちらの商品は、ウエストのリボンが女性らしい甘辛なパンツスーツです。
ワンピースだとスイートすぎるという方には、程よくキュートさがプラスされたパンツスタイルがおすすめ。
③:レーシーなジャケットでドレスアップ
何気ない白のカットソーと黒のスカートに、さっとレースのジャケットを羽織れば、コンサートの服装に早変わりします。
レース素材を使っていなくても、きちんと感のあるジャケットを羽織るだけで良いので、頭を悩ませなくてすみそうです。
小物はフォーマル感のあるものを選ぶのがポイントですよ。
こちらは、ベージュのテーラードジャケットです。
色味が優しいので、テーラードジャケットも柔らかい印象になりますね。
④:大人シックなワンピース
フェミニンなワンピースでちょっとドレスアップしてコンサートへ行ってみませんか。
クールな印象になりがちなグレーカラーも、レースのカーディガンや、透け感のあるワンピースで華やかにドレスアップしていますよね。
大人シックなスタイルが、コンサートの服装にぴったりですね。
⑤:大人かわいいニットのセットアップ
こちらもグレーカラーになりますが、フレアースカートが女性らしい印象のセットアップです。
きちんと感があるので、クラシックコンサートにもおすすめですよ。
袖口のファーを取るとシンプルなデザインなので、合わせる小物で表情が変わります。
グッと華やかにドレスアップしてみてください。
⑥:黒でシックに装う
黒でシックにまとめると、キリッとクールな服装になります。
胸元のスリットと、ジャケットのパールがアクセントになっていますね。
小物やデザインで華やかさを演出すれば、地味な印象は吹き飛びますよ。
コンサートの服装【会場別】
クラシックコンサートの服装は、静かな場所なので音が出ないようにするのがポイントでしたね。
ライブ系のコンサートは、動きやすさがポイントになってきます。
会場の種類によってもポイントが変わるので、まずは会場ごとにコンサートの服装をみていきましょう。
大きめの会場(→ドームやアリーナなど、大きめの会場)
大きめの会場で行われるコンサートは、アーティストのTシャツや、お揃いコーデを決め込んで参戦する人も。
盛り上がれるように足元はスニーカー、ラフなTシャツにパンツスタイルといった動きやすい服装の方が多いですよ。
大好きなアーティストと一体感を感じられる絶好のチャンスです。
ヘアスタイルも動きやすく、周囲の人に迷惑にならないようまとめるのがポイント。
会場に向かう途中は髪をおろしておき、開演前にアップするのもおすすめですよ。
寒い時期は、並んでいる間に冷え込むので防寒着を準備しておきましょう。
小さめの会場(→ライブハウスなど、小さめの会場)
お気に入りのバンドがライブハウスなどでライブをする場合は、バンドのテイストに合わせた服装を意識してみるといいですよ。
音楽好きが集まるので、どんな格好でも音楽が楽しめるのが一番。
ロゴ入りTシャツにロールアップジーンズ、ロング丈のシャツを合わせても素敵ですね。
小さめの会場は、隣の人との密着度がかなり高くなります。
ライブが始まるともみくちゃにされるので、スニーカー、Tシャツにジーンズを合わせておけば服装を気にしなくていいですよ。
野外会場
野外会場では、動きやすい服装に加えて、元気で開放的な服装にチャレンジすると楽しさ倍増です。
仲良しグループでお揃いコーデを楽しんでもいいですね。
大好きな音楽がもっと楽しめそうです。
日焼けが気になるときは、ロングのTシャツなどで対策しましょう。
きれいめコーデに、キャップやスニーカーを合わせると、野外会場の雰囲気に合った服装になりますね。
思い切りはじけたいときは、大ぶりのイヤリングやサングラスなどの小物で、野外ならではの雰囲気を盛り上げましょう。
露出多めでも会場の雰囲気になじむのが、野外会場ならではですよね。
コンサートの服装【ジャンル別】
コンサートの服装は、音楽のジャンルによっても変わりますよ。
やはりこちらもアーティストの雰囲気に合ったコーデの方が多いです。
代表的なジャンルのコンサートではどんな服装が多いのでしょうか。
インスタグラムで様子をご紹介いたしますね。
ジャニーズ
ジャニーズのコンサートは、可愛さを意識したコーデがおすすめです。
どんな服装でも大丈夫ですが、ジーンズにTシャツという動きやすさを気にするよりも、スカートやヘアアレンジに力を入れている方が多めです。
ジャニーズのロゴや、押しメンバーのカラーを取り入れた可愛いデザインのネイル。
ジャニーズメンバーの顔がネイルになっていますね。
爪先までジャニーズとの一体感で包まれそうです。
大好きなジャニーズメンバーに会える、またとないチャンスです。
おめかし要素も大切ですよね。
ダンス系ユニット
ダンス系ユニットだけあって、コンサートに来る方の服装もクールにキマっていますね。
動きやすく、クールなテイストを取り入れた服装になっています。
足元もスニーカーの方が多いですよ。
ネイルをコンサートの雰囲気に合わせて楽しむ方も。
指先までコーディネートすれば、コンサートの当日は盛り上がること間違いありませんね。
お揃いのグッズで仲良くコンサートに参戦するのも楽しくていいですね。
J-POP
ロングTシャツにTシャツを重ね着したり、デニムスカートでコーデしたり、アーティストと一緒に盛り上がれる服装ですね。
ロゴ入りタオルを会場でゲットすれば、更にコンサート気分は盛り上がります。
スイートなフラワープリントでも、アーティストのTシャツを合わせれば、コンサートの服装はバッチリです。
リストバンドは、ロゴ入りTシャツと一緒に会場でよくゲットすされているアイテムですよ。
腕につければ会場に集まっているファンの皆さんと、仲間意識がより強くなりますよね。
大好きなアーティストの服装をまねてコーデしている方も見受けられます。
アーティストのことを大好きな様子が、髪型や服装からも伝わりますね。
こちらは、コンバースオールスターのスニーカーです。
黒のスニーカーは、服装を選ばず合わせやすいですよね。
K-POP
K-POPの女性グループのコンサートでは、キュートな服装が多い模様です。
ピンク×白のコーデで、スイートなテイストですね。
こちらも淡いピンク×チェックのスイートなコーデになっています。
ポップな曲にぴったりの服装ですね。
動きやすいデニムのミニスカートとスニーカーで参戦!
ステージに大好きなアーティストがいるだけで、体も自然に動き出してしまいそうです。
こちらはコンバースのスニーカーですが、ピンクのカラーがキュートですね。
スイートコーデにもぴったりマッチしそうです。
ロックバンド
ロックバンドのライブコンサートは、皆と一緒に盛り上がれるからこそ楽しめます。
動きにくい服装では、楽しさ半減です。
ロックテイストなネイルで、気分をさらに盛り上げてもいいですよね。
日常を忘れて個性的な服装を楽しめるのも、ロックライブの楽しみですよ。
普段とは違うテイストで違う自分を見つけるのも楽しいですよ!
覚えておきたい!クラシックコンサートのマナー
クラシックコンサートのマナーは、分かっているようであやふやなことも多いですよね。
実は、クラシックコンサートは服装よりも、マナーの方が大切とも言われているんですよ。
マナーと言ってもかしこまり過ぎずに、会場の皆さんと一緒に楽しむための心配りと思ってくださいね。
- 携帯電話の電源はOFF
- 撮影や録音は禁止
- 咳は音が出ないように
- とにかく音が出ないように
- 通路側の席は周囲への気配りを
- 遅刻したときは係員に伝える
- 拍手のタイミングは周囲の人と一緒に
クラシックコンサートだけに、音に関する項目が多いですよね。
それでは、詳しく見ていきましょう。
マナー①:携帯電話の電源はOFF
クラシックコンサートに限らず、どんなコンサートでもいえることですが、電源を切っておきましょう。
分かっているつもりでも急いで会場に駆け込んだ場合など、うっかり電源を切り忘れてしまう事がありますよね。
着信音やアラーム音は、なってしまうととても悪目立ちするだけでなく、演奏者や周囲の方に不快な思いをさせてしまいます。
ちょっと神経質かなというくらいに気にしておけば、うっかり失敗してしまったという事態は避けられますね。
最高のコンサートにするためにもチェックは忘れずに!
マナー②:撮影や録音は禁止
クラシックコンサートは、基本的に撮影や録音が禁止されています。
素晴らしいステージを前にすると、どうしても撮影や録音をしたくなってしまいますが、大人としてぐっとこらえましょう。
撮影のフラッシュは演奏者にとって、集中力を途切れさせる原因にもなります。
撮影や録音ではなく、生演奏の臨場感を思う存分五感で味わうようにしてくださいね。
マナー③:咳は音が出ないようにする
さっきまで何ともなかったのに、咳やくしゃみが急に出そうになって困るという経験はどなたにもありますよね。
クラシックコンサートでも十分に起こりえる事態です。
そんな時は、大きな咳ばらいをせず、口にハンカチを当てて、音を最小限にとどめるようにしましょう。
くしゃみは鼻をつまんで、ちょっと苦しいのですが、グッと我慢をするようにしましょう。
それでも出てしまうときは仕方がありません。
ハンカチを急いで用意して、口に当てるようにしてくださいね。
花粉の季節は鼻水なども音が出てしまうので、細心の注意を払って準備をしておくといいですね。
何が起こるか分からないので、ハンカチは携帯しておくと慌てずに済みますよ。
マナー④:とにかく音が出ないように
クラシックコンサートでとにかく気を付けたいのは、音を立ててしまう事です。
例えば、ビニール袋のカサカサ音、財布やバックにつけている小さな鈴など、ちょっとしたことで音が出てしまいますよね。
これくらいならと思いがちですが、普段なら気にならない音や小声のおしゃべりも、静まり返った会場では予想以上に響きます。
演奏の邪魔にならないような対策をしておきましょう。
飴玉やお菓子の袋を開ける音も、思いのほか耳につきます。
会場内は飲食厳禁となっているので、飴玉やお菓子を食べるときは、休憩時間にホワイエでつまむようにしてくださいね。
また、雨の日は、雨傘の置き方にも気を配っておきましょう。
前の座席に立てかけておくと、何かの拍子に倒れてしまう事もあるので、足元に横に寝せておきましょう。
・ ビニール袋や鈴は音が出ないように対策を
・ 隣同士でのおしゃべりは休憩時間に
・ 飴玉やお菓子は会場内では食べないで
・ 雨傘は最初から横に倒しておく
マナー⑤:通路側の席は周囲への気配りを
休憩時間にホワイエで過ごして席に着く場合、周囲の人が席につきやすいような配慮をすると、誰もが気持ちよくコンサートを楽しめます。
自分が座っている座席が通路寄りだった場合、真ん中あたりの座席の人が座りやすいように、気を配りましょう。
自分が先に座席についていても、真ん中の座席の人が入ってきたら、立ち上がって通りやすいようにするのがマナーです。
ただ立ち上がるだけではなく、「どうぞ」と一言添えられるといいですね。
マナー⑥:遅刻したときは係員に伝える
コンサート会場には、出来れば早めに到着しておきたいものです。
時間に余裕をもって30分前までには会場に入り、お茶を飲んだり、パンフレットに目を通したりなどして、開演を待てるのが理想ですよ。
ですが、どうしても時間に遅れてしまう事もあります。
そのような場合は、慌てずに係員に伝えて指示を待ちましょう。
休憩の入るコンサートであれば、休憩時間に入ることができます。
ただし、運悪く休憩の入らないオーケストラなどの場合は、席に着くことができなくなるので、遅刻しないように気を付けてくださいね。
マナー⑦:拍手のタイミングは周囲の人と一緒に
クラシックコンサートで不安な事と言えば、拍手のタイミングではないでしょうか。
曲目によっては演奏が終わったと思い、感激して思い切り拍手をしたらすぐに演奏が始まった…ということもあり、なかなか分かりづらいですよね。
オーケストラでの演奏は、演奏が終わって余韻を残すために少し間を置いて、次の演奏に入ることがあります。
拍手のタイミングが分からない場合は、難しく考えず周囲の人と一緒に拍手をすれば安心ですよ。
皆さんの拍手が始まってから、心を込めて拍手をすれば演奏者に感謝の気持ちは十分伝わります。
気を楽にしてコンサートを楽しみましょう。
コンサートの服装は会場の雰囲気に合わせて
クラシックコンサートに限らず、どんなジャンルの音楽を聴きに行くときも、会場の雰囲気に合わせて服装を選ぶと、居心地の悪さがなくなりますね。
特に、クラシックコンサートは演奏者への感謝と礼節を込めて、品の良い服装を心がけるといいですね。
どんなジャンルの音楽も私たちに、多くの感動を与えてくれます。
服装にこだわり過ぎてコンサートから足が遠のくよりも、気軽にコンサートを楽しめる自分でいたいですね。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
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