自立心が強い人の特徴や育て方!自立心が低い人との違いとは
みなさんは自立心が強い方ですか、弱い方ですか? 自立心と急に言われてもどのようなことを指すのかわからないという人も多いかもしれません。 自立心が強いとどのようなことにメリットがあるのでしょうか。 そして、どうしたら自立心が育てられるのでしょうか。 自立心について解説します。
人気のおすすめ記事
「自立心」とは?
「自立心」と聞いて、どんなことをイメージしますか?
自立心とは、ほかの人の手を借りたり、助けを得ずに自力で何事もするという心構えのことを言います。
つまり、自分の頭で考え、すべて行うことができるようになろうという心構えです。
今まで親や周囲の人に依存していた人が、自分の足で立ち、お金を稼ぎ、生活していくというときに自立という言葉をよく使いますよね。
自立心を育むためには様々な努力が必要になります。
自立心が強い人の特徴
自立心が強い人の特徴とはどのようなものなのでしょうか。
自立心が強い人の特徴を10項目ご紹介します。
- 一人で行動する
- 自分の意見をはっきり言う
- 他人に左右されない
- 色々な経験をしてきている
- ポジティブで前向き
- 自信がある
- 余裕を持っている
- 常に興味や関心を持っている
- 目標を持っている
- 自分で考え行動する
- 心身ともに健康
- 周囲の人に親切
- 客観的に物事を見ることができる
- 自分で生活できる
特徴①:一人で行動する
自立心の強い人は、基本的に一人で行動することを好みます。
それは、他人付き合いが悪いのではなく、一人で過ごすことが自分を高める時間と感じているからです。
一人で過ごす時間は、自分自身に向き合う時間であり、その時間によって自分をケアすることができたり、大事にできる時間なのです。
一人で過ごすということは孤独なのではなく、自分を大切にする時間でもあるのです。
特徴②:自分の意見をはっきり言う
自立心のある人は、自分の意見をはっきり言えます。
はっきりと物事を言うので、気難しい人と思われることもあるかもしれません。
しかし、意見の伝え方に工夫があったり、人との信頼関係がある人が言うと、それは信用性の高い発言とみなされます。
自立心の強い人は色々な経験を踏まえて、自分の中で消化したことを言葉で発するので、周囲の人もその意見を重んじます。
むやみやたらに身勝手なことを発言するのではなく、的をえた発言が多いので一目を置かれます。
特徴③:他人に左右されない
他人に流されて、自分を持っていない人は意外と多いです。
そのような人は、他人に気を遣っているとは違って、自分の判断や意見に自信がなく、人と一緒にいることで安心感を得ているのです。
自立心の強い人は、他人に左右されない強さを持っています。
他人がいなくても最善の方法や行動ができるのです。
それは自然にできることではなくて、その人自身が多くの経験をして、努力をしてきた結果です。
それがあるからこそ、自分で考えることができるのです。
特徴④:色々な経験をしてきている
色々な経験をすると、そこから得た知識や感覚によって、物事を客観的に冷静に見ることができたり、的確な判断ができるようになります。
自立心の強い人は、色々な経験を経て、自分なりの考えや信念を持っていて、それが自信につながっています。
失敗や成功した経験によって培われたものは大きく、その人自身を形成しています。
特徴⑤:ポジティブで前向き
自立心の強い人は、ポジティブで前向きな人が多いです。
ネガティブな感情に振り回されていると、すべてがうまくいかなくなることを知っています。
ポジティブでいると、自分が明るく、前向きに気持ちよく過ごすことができ、さらには、そのポジティブさがチャンスに結びついたり、幸運につながっているということを知っています。
誰もネガティブな人といて楽しくなる人はいませんよね。
自分も他人も明るく過ごせるようなポジティブさを持ちましょう。
特徴⑥:自信がある
自立心のある人は、自信があります。
自信があるというと、傲慢でふてぶてしかったり、頑固というイメージがある人も多いですが、ここでいう自信のある人というのは、謙虚で、周りをよく見ていて、その中でも自分の意志をしっかりと持っているとういことです。
自分の経験から培ったものが自分の身になり、自信につながっているのです。自立心を持つには、自信を持つことが大切なのです。
特徴⑦:余裕を持っている
自立心のある人は、気持ちに余裕を持っています。
気持ちに余裕があると、できることが多くなりますし、自分のことはもちろん周囲の人を大切にする余裕も出てきます。
余裕があると、自分を高めること、例えば、勉強したり、趣味にいそしんだり、体を鍛えるなど自分と向き合える時間を持つことができます。
その余裕がさらに素敵な自分へと導き、自立心を高めることになるのです。
特徴⑧:常に興味や関心を持っている
自立心のある人は、常に興味や関心を持っています。
常にアンテナを張って、興味や関心を持っていると、身につくことが沢山あります。
一見すると大したことがなさそうなことでも、実際は深く面白い発見がるということもあります。
色々なことに興味や関心を持ってみるということも大切です。
好奇心を持っていると、色々なことに目が行き届き、人生が豊かになります。
常に色々なことにアンテナを張って、興味や関心を持つということは人生に彩を与えてくれることでしょう。
特徴⑨:目標を持っている
自立心の強い人は、目標を持っていて、向上心があります。
目標となる人や目標となることなど、具体的に目指したいあこがれるものがあります。
その目標に向けて、様々な努力をしたり、自分を目標に近づける努力をしています。
そういった行動が自立する心を支え、人間としての強みに繋がっていくのです。
特徴⑩:自分で考え行動する
自立心のある人は、自分で考え行動するということが身についています。
自分で考えて行動する習慣を持っていると、時に失敗することや間違えることもあります。
そういったことを通して更に進化した自分を形成することができます。
自分の行動や言動に責任を持っているということでもあります。
特徴⑪:心身ともに健康
自立心のある人は、自分の健康に気を遣っていて、心身ともに健康ということも挙げられます。
ジムやスクールに通って体を鍛えたり、バランスの良い食生活を心がけるなど、自分の健康が何よりも大事なことを知っています。
心身ともに健康だと、仕事も学業の良いコンディションでこなすことができます。
そういった基本的なことができるということも自立には欠かせないことです。
特徴⑫:周囲の人に親切
自立心のある人は自分を大切にしているので、周囲の人に対しても親切です。
自分をしっかりと持っていると、他人には他人の個性や考えがあることも知っているので、それを尊重して親切になれます。
自分とは同じ意見の人もいれば、そうでない人もいることを知ったうえで、接する人たちを尊重して親切に行動することができます。
特徴⑬:客観的に物事を見ることができる
自立心のある人は、自分の意志を持っていたり、自信がありますが、それを裏付けしていることに色々な経験をしているということがあります。
そのため、自分の意志は客観的にみて道理にかなったことが多いので、客観的に物事を見ることができます。
客観的な視点を持つためにも、色々な経験や勉強をして自分の考えや行動をとれるようにしましょう。
特徴⑭:自分で生活できる
自立心のある人は、誰に頼ることなく、自分で生活できます。
自分でお金を稼いで、誰にも迷惑をかけることなく、生活することができるのです。
自分でお金を稼ぐことを身につけたり、家事ができるようにチャレンジするなど、自立に近づくために努力することも必要です。
すべてを完璧にする必要はありませんが、最低限自分ひとりで生活できるような生活力をつけましょう。
自立心が強い人と低い人の違い
自立心が強い人と低い人の違いとはどのようなことでしょうか。
ここでは自立心が強い人と低い人の違いをご紹介します。
- 自分に自信があるかの違い
- 他人に左右されるかどうか
- 自分の時間を大切にしているかどうか
- 気持ちの切り替え上手かどうか
- ポジティブかネガティブか
- 一人で行動できるかどうか
- 向上心があるかどうか
- 挑戦することを恐れないか
- 目標があるかどうか
- 自分の生活を自分で確立できるかどうか
- 失敗を恐れないか
- 将来のことを考えているかどうか
違い①:自分に自信があるかの違い
自分に自信があるかの違いが大きいです。
これは言い換えると、プライドがあるのかないのかということでもあります。
プライドが高いというと、マイナスのイメージで、独りよがりで他人と合わせられないような人をイメージするかもしれませんが、そうではなく、良識がある考え方で正当な判断ができます。
そういったことから自分に自信を持っているのです。
違い②:他人に左右されるかどうか
他人の意見に左右されるかどうかとういことからも、自立心の高い低いはわかります。
他人から言われたことをそのまま鵜呑みにして行動したり、他人の意見によって左右されるような人や、自分を持っていない人は、自立心の低い人です。
自立心の高い人は、自分で考え行動し、自分の行動に責任をもっています。
違い③:自分の時間を大切にしているかどうか
自立心の高い人は、自分ひとりの時間を大切にします。
自分の時間を大切にすることによって、自分の生活を見直したり、精神的な安定を維持したり、自分を高める努力をします。自立心の低い人は、一人でいることに不安を覚え、誰かと一緒にいたがります。
集団で過ごすことで、個人の意見を貫く必要性がなくなり安心しているのです。
自分の時間を大切にしているかどうかでも、自立心が高いか低いかがわかります。
違い④:気持ちの切り替え上手かどうか
自立心の高い人は、気持ちの切り替えが上手です。
嫌なことやストレスがかかることは引きずらずに、すぐに普段の自分を取り戻して冷静な自分になれます。
自立心の低い人は、ネガティブに気持ちの切り替えが下手です。
気持ちの切り替えができないままでいると、せっかくのチャンスや良いことまでも気が付かず損をします。
気持ちの切り替えが上手で、自立心の高い人はチャンスを逃しません。
違い⑤:ポジティブかネガティブか
自立心の高い人は、ポジティブな人が多いです。
人間なので、ネガティブな感情を抱くことはありますが、そうだとしてもネガティブな感情から気持ちを切り替えて、ポジティブな自分を取り戻せます。
逆に、自立心の低い人は、ちょっとしたことをすぐにネガティブに考えてしまい、その感情を長いこと引きずります。
ポジティブかネガティブかをチェックすると、自立心が高いのか低いのかがわかります。
違い⑥:一人で行動できるかどうか
自立という言葉からも連想できるように、自立心のある人は一人で行動をすることが好きです。
一人で行動して考える時間を持つことが、自分の身になることを知っていて大事にしています。
一方、自立心の低い人は、一人でいることが不安で、楽しめない傾向にあります。
人といることになれているので、一人になると無性に寂しく不安になるのです。
一人で行動できるかどうかというのも自立心には大きく関係しているのです。
違い⑦:向上心があるかどうか
向上心があるかどうかというのも、自立心の高低に関係します。
自立心のある人は、常に向上心を持っています。
色々なことに興味を持って、今の自分よりもさらに素敵な自分を目指して、勉強をしたり、研究をするなどしています。
自立心の低い人は、今の自分に満足していて、現状を維持することで安心しています。
違い⑧:挑戦することを恐れないか
挑戦することを恐れずに、チャレンジできるかというのもポイントです。
自分の可能性を信じて、何にでも挑戦していける人は、自分一人でもやっていけるということが分かり、自立心を持つことになります。
一歩踏み出して、挑戦してみると新しい自分が開けることでしょう。
違い⑨:目標があるかどうか
人生に色々な目標を掲げている人というのは、その目標に向けて様々な努力をします。
その結果、目標を達成するにあたって得られることが多く、自立心の向上につながります。
どんな小さな目標でも良いので、失敗を恐れずに達成するように努力することは、忍耐力を付けることも同時にできます。
違い⑩:自分の生活を自分で確立できるかどうか
自立という言葉通り、誰の手も借りず、自分自身で稼いで生計を立ててご飯を食べていくということも自立心と言えます。
誰かに依存して生活するのではなく、自分自身で生活していくということは、とても大事なことです。
自分に自立心がないと感じる人は、すべて自分でやってみるというチャレンジも自立心を持つために大切でしょう。
違い⑪:失敗を恐れないか
失敗を恐れていると、自分を高めることができません。
失敗するということは恥をかいたり、悲しい思いをしたり、時に落ち込むこともあるため、失敗するようなことを避けたいという気持ちはだれしも持っているものですが、失敗から学べることはとても多いです。
すんなりと物事が進んでいくことも良いことですが、色々な失敗をしつつ達成したり、成功した過程というのは、その人の自信や強みになります。
そこから自立心も養っていくことができるのです。
違い⑫:将来のことを考えているかどうか
将来のことを考えているかどうかとういうことも自立に関する大きな問題です。
将来のことを考えるのであればなんでも自分で出来るような人でいた方が困りませんよね。
いつも誰かがそばにいるわけではありません。
自分で何でもできる知恵と行動力が伴うように、今から少しずつ自立できるように努力する必要があります。
自立心を育てる方法
自立心を持つためにはどのような方法が有効なのでしょうか。自立心を育てる方法をご紹介します。
- 自分ひとりの時間を持つ
- 目標を掲げる
- 色々な勉強をする
- 環境を変えてみる
- 自分で考える努力をする
- ポジティブになる
- 行動範囲を広げる
- 自分に自信をつけていく 9.失敗を恐れない
- 一人で生活してみる
方法①:自分ひとりの時間を持つ
自分ひとりの時間を持つことによって、自分自身と向き合うことができます。
自分にはどのようなことができて、どのようなことが足りないのかや、どんなことに関心があるのか、興味があることは何なのかなどを、しっかりと自分と向き合うことで知ることができます。
自分ひとりの時間を持つことによって、自分を理解し、自立についても考える機会になります。
方法②:目標を掲げる
自立心のない人は、何でもよいので目標を掲げることをおすすめします。
自立心のない人はだらだらと毎日時間を過ごし、目標を掲げる習慣のない人が多いです。
「これを達成しよう」とか「こんな風に変わりたい」など、自分自身の目標を立てて、それに向けてコツコツと努力をしてみましょう。
目標を達成するのは自分の意識次第です。
自分の目標は、他人の力で目標は達成されませんので、自立への一歩となりえます。
方法③:色々な勉強をする
色々な勉強をすると、自分の視野が広がって、今の自分を客観的に見れたり、自分自身の考え方を見つけることができます。
何から勉強するべきなのかわからないという人は、自分の興味のあることから始めると続けられます。
方法④:環境を変えてみる
環境を変えてみるというのも良い方法です。
今いる環境を変えてみると、必然と自分自身にも変化が生じます。
それを機に自分自身の見直しができます。
転職や引っ越し、留学、旅行など自分の環境を変えるきっかけというのはとても大事です。
環境が変わると自分自身も変わりますので、自立心を養う良い機会になります。
これを機に自分自身で良い方向に変わりましょう。
方法⑤:自分で考える努力をする
自立心の低い人の多くは、他人の言うことに左右されやすく、自分の意志を持っていない人なので、他人に頼らずに、自分で考える努力をするようにするだけでも大きな自立への一歩です。
今まで人に頼って生きてきた人は、自分でできることは考えてする努力をしてみましょう。
自分でもできることが増えて、大きな自信につながりますよ。
方法⑥:ポジティブになる
ネガティブな人はちょっとした失敗を恐れたり、新しいことにチャレンジすることが億劫に感じる傾向にありますが、自分にはできると信じてトライする勇気を持ったり、たとえ失敗したとしても、それが人生の糧になるとプラスに考える習慣を持ちましょう。
そういう風にポジティブになると、だんだんと生き生きとして、素敵な人になれますよ。
方法⑦:行動範囲を広げる
いつも同じ場所、いつも同じ人たちといったように、いつも同じ環境というのは居心地が良いかもしれませんが、何の刺激も発展もありません。
そのような環境にいては自立心も養われません。
自立心を養うためにも、行動範囲を広げてみましょう。
初めて行く場所、初めて会う人など、自分に刺激やインスピレーションを与えてくれるところに行動範囲を広げると新たな発見があって、自立心の向上に役立ちます。
方法⑧:自分に自信をつけていく
自立心の低い人は、自分に自信がないから他人に依存したり、自分で判断できないといった優柔不断さがみられるのです。
それを改善するためにも、自分に自信をつけるということも大切です。
小さなことからでも良いので、達成感を得られるものから始め、自分にもできるという自信をつけていきましょう。
自分に自信が付いてくると、他人に依存せず、自立した生活を送れるようになります。
方法⑨:失敗を恐れない
自立心のない人や自分に自信のない人は、ネガティブ思考が強く、失敗を恐れる傾向があります。
誰でも失敗するのは嫌なことですが、失敗から学べることは成功以上の価値がありますし、成功するまでの努力や過程が自分を強くさせます。
失敗を恐れずにチャレンジするということが自立にも必要です。
ちょっとした失敗は気にしないで、そこから得られることの方が大きいということを知っておくと気分が楽になりますよ。
方法⑩:一人で生活してみる
一人で生活するということは、まわりの人の力を借りずに生活するということです。
一人で生活すると自分で決めて自分で行動する必要性が必ず出てきます。
そういったことを通して自立心を育むことができます。
今まで親元を離れたことがない人や誰かと一緒にいた人は、一人で生活してみると新たな自分を見つけることができるかもしれません。
自立心をもって生活してみよう
自立心が強い人の特徴や育て方や自立心が低い人との違いについてご紹介してみましたが、実際には自立心はすぐに身につくものではありませんよね。
自分で出来ることをしていったり、少しずつ努力をすることで自立心の強い人間になれることでしょう。
自分の中での自立に向けたちょっとした変化が大きな一歩となりますよ。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。