気丈とは?気丈な人・気丈に振る舞う人の特徴を解説
気持ちの上下がつい表に出てしまい後悔することはありませんか? 悲しいこと、辛いことがあっても気丈に振る舞うことができたら大人だと感じますよね。 精神的に気丈であればトラブル解決もしやすく、一目置かれる存在にもなるでしょう。 では、気丈な人とはどんな特徴があるのでしょうか? 今回はそんな気丈な人・気丈に振る舞う人の特徴を解説します。
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「気丈」の意味とは?
気丈の読み方は「きじょう」と読みます。
「きたけ」と間違えることもあるので注意しましょう。
気丈とは「心がしっかりとしている」「大変な時でも落ち着いている」「強い心を保っているさま」という意味です。
感情の起伏に踊らされずに気持ちを平常心に近い形で保てることが「気丈」ということですね。
言葉としては「気丈な人」「気丈である」「気丈な態度」というように使われています。
特に使うことが多いのが「気丈に振る舞う」です。
次は「気丈に振る舞う」という意味について紹介します。
「気丈に振る舞う」の意味とは?
気丈とは気丈夫ともいい、気が丈夫であり強く、しっかりしているさまのことをいうのは先に説明した通りです。
そのような動作や行動をすることが「気丈に振る舞う」ということです。
精神的なスキを見せないという意味として使われます。
悲しい時に涙を見せないことを「気丈に振る舞う」というでしょう。
気持ちは悲しい気持ちだったり、苦しいと感じていたりしても表には出さずに、平常心で落ち着いてみせるのです。
自分で感情をコントロールできる人が「気丈に振る舞う」とことができるのです。
気丈な人の特徴
では、気丈な人の特徴とはどんなものがあるのでしょうか?
以下の気丈な人の特徴を紹介します。
- 前向きである
- 気遣いができる
- 先のことを予測している
- 客観的にものがみれる
- 強がりな面がある
- 恥ずかしがり屋なところがある
- いつも冷静である
- 自分の考えを持っている
- 正義感がある
- 感情を割り切ることができる
- 意見が言える
- 涙を見せない
- 怒りを自分の中で沈められる
- 切り替えが早い
- 我慢が苦にならない
- 責任感が強い
- 愚痴を言わない
- 弱さを受け入れられる
- 冷たくみられることがある
- どんなことでも覚悟ができている
特徴1:前向きである
気丈な人は前向きである特徴があります。
どんな困難があっても、ポジティブな思考を持っているのです。
嫌なことがあっても「そんなこともある」と流すこともできるのでしょう。
また「それも試練だ」と嫌なことも自分の糧になり、力となるという考えができるのが気丈である人の考えでもあります。
特徴2:気遣いができる
周りのことを考えて気遣いが出来るという特徴があります。
気丈な人は自分のためだけでなく、周りのことを考えられる人です。
人のために、ということは自分のためよりも心を強く持てることがあります。
人の事を考えているので、冷静で落ち着いた行動が出来るのです。
人の助けになりたいという考えや、人に迷惑をかけたくないということもあります。
周りのことに耳を傾けて行動する事が気丈でいられる事なのです。
特徴3:先のことを予測している
気丈な人は先のことを予測しているという特徴があります。
先のことを予測しているから何かあった時に落ち着いていられるのです。
先に起きるであろう、いい事でも嫌なことでも頭の中で想像して行動する事も多いでしょう。
前もっての準備も出来るので、仕事ができる人も多いのです。
万が一でも起こるかもしれない事を予測することで、気丈な対応ができます。
特徴4:客観的にものがみれる
気丈である人は客観的にものがみれるという特徴もあります。
物事を一歩引き、客観的にものがみられるので落ち着いて行動ができるのです。
常に客観的にものを見ていることで、急なトラブルでも視野が狭くなりにくく、ちゃんとした対応ができるでしょう。
客観的ということは公平な判断もできます。
情に流されることなく客観的な良し悪しもわかるのが気丈な人でもあるのです。
特徴5:強がりな面がある
気丈な人は強がりな面を持っていることもあります。
弱みを見せたくないことから、冷静で落ち着いた行動をとるのです。
なんでもないフリをして強がっているのが気丈とみられることもあります。
「気丈ですごい」と思われがちですが何とも感じてないわけではないのです。
実は人に見られてない所では、隠れてないたりして努力して気丈な振る舞いをしている事もあるのでしょう。
特徴6:恥ずかしがり屋なところがある
動揺しているのが恥ずかしいから気丈に振る舞うという事もあります。
人に泣く所を見られるのが照れてしまう恥ずかしがり屋さんは、グッと涙を飲み込む事でしょう。
大人だから、大人らしい振る舞いをしないと恥ずかしいという心理も持っています。
気丈な人は、元々そうではなく恥ずかしい所を見せまいと頑張って振舞っているのです。
特徴7:いつも冷静である
何かあっても動揺が少ない気丈な人は、いつも冷静である事も挙げられます。
常に冷静で感情的にならないので、急のトラブルがあってもさほど感情的になりません。
実は表情に出てないだけで、気持ちはパニックになっているという事もあります。
しかし、側から見たら感情的に見えないので気丈な人と思われることも多いでしょう。
いつも冷静な人はたとえパニックになっても、冷静になる方法を知っているので、気丈に立ち直るのも早いのです。
特徴8:自分の考えを持っている
気丈な人はしっかりとした自分の考えを持っているでしょう。
自分の考えに自信がなく、人に流されやすいと誰かの判断を待ったり、頼れる人がいないと不安で、動揺も大きいです。
自分の考えを持っている人は、何があっても自分の信じる方向に進む事ができ、落ち着いて判断ができます。
何かあったらどうすればいいのか、それを一人で考え実行できる事が気丈な人なのです。
特徴9:正義感がある
気丈な人は正義感を持っている事も特徴です。
自分が正しいと思うことを持っている事は自信につながります。
自分の中の正義を信じているから、強い心を持っていられるのです。
どんな困難があっても動揺しないのはそんな強い心を持っているからでしょう。
守るべき正義は強い心を作り、冷静で落ち着いた人を作るための自信となるのです。
特徴10:感情を割り切ることができる
気丈に振る舞う事ができる人は、感情を割り切る事ができるという特徴もあります。
気丈に見える人でも、何かあれば動揺はするものです。
しかし、冷静で落ち着いた行動ができるのは、その動揺した感情を割り切って次の行動に移ることができるからでしょう。
動揺しても、それはそれと感情を割り切る事ができるので、何でもないように振る舞えるのです。
特徴11:意見が言える
気丈な人はきちんと意見を言える特徴があります。
自分の考えをしっかりと持っているため、それをちゃんと口に出す事も出来るのです。
正義感も持っているので悪いことは注意できる人でしょう。
強い心を持っている事で、意見を言ったことで批判を受けても気丈に振る舞えるのです。
自分考えを言え、批判にも負けない人は憧れの気丈な人ですね。
特徴12:涙を見せない
気丈な人といえば、やはり涙を見せないという特徴が一番に思い浮かぶのではないでしょうか。
悲しい時でも涙をこらえて気丈に振る舞う姿は、ツラいだろうけどそんな強さに憧れるところです。
もちろん、気丈な人は悲しんでいないわけではありません。
そこはやらなければならないことを、悲しい気持ちを堪えて取り組んでいるのです。
人に心配をかけさせたくないとい思いやりの気持ちもあり、悲しみの中でも大人の振る舞いは凛々しいですよね。
特徴13:怒りを自分の中で沈められる
気丈な人というのは怒りを自分の中で沈められる特徴があるでしょう。
怒れば声に出したり、ものに当たったりと口や手でつい表に出してしまいます。
しかし、気丈な人は怒りを表に出すことなく、自分の中でやり過ごす術を知っているのです。
怒らずに冷静に対応してみえる人は怒っていないわけではなく、上手くコントロールできているんですよ。
特徴14:切り替えが早い
気持ちの切り替えが早いのも気丈な人の特徴です。
怒りや悲しみの感情が湧いたとしても、気持ちの切り替えが早いため尾を引く事がありません。
負の感情が長引けばいい事がないと分かっているので、すぐに切り替えて次に進めるのです。
また、楽しいことでも区切りをつけるのが早いので、浮かれてしまうことも少ないでしょう。
特徴15:我慢が苦にならない
我慢する事が苦にならない、また我慢強いことも気丈な人の特徴です。
冷静で落ち着いた行動ができるのは、日頃からストレスに強いという事があります。
人は急なストレスを感じたら、それを自分の中から追い出したい、緩和させたいために感情として表に出ます。
それがつい暴言を言ったり、ものなどに当たったりということになります。
元々我慢ができる人はそのストレスによる行動も人前では我慢できるのです。
特徴16:責任感が強い
気丈な人は責任感が強いという特徴もあります。
責任感が強いということは守らなければならないものがあると言うことです。
ルールやもの、人など守らなければならないものがあるのは心を強くします。
何のため行動するかの理由が、ハッキリと決まっているからです。
決まった行動、目標のために動く人は感情よりも、やらなければならないことをやれる人であると言えるでしょう。
特徴17:愚痴を言わない
気丈な人は愚痴を言わないことも特徴としてあります。
我慢強いため、愚痴を言うこともないでしょう。
愚痴を言うのはストレス発散にもなることで、それを言うのが必要な人もいます。
しかし、あまりに愚痴が多いことは好ましくないことです。
多い愚痴が好ましくないと客観的に分かっているので、言わないと言う理由もありますよ。
特徴18:弱さを受け入れられる
気丈な人ほど、弱さを受け入れられるという特徴もあります。
気丈であるという人が、生まれた時から気丈であるということはないでしょう。
気丈になった人は、感情的になってしまうことやパニックで動けなくなることなど、弱さを受け入れているのです。
自分にある弱さを分かって、受け入れて、それらを改善していって気丈さを手に入れたということも多いでしょう。
特徴19:冷たくみられることがある
気丈な人は冷たくみられてしまうこともあるのです。
悲しい時に泣かなかったり、感情を表に出さない人は時に冷たい人とみられてしまうでしょう。
我慢していたり、やらなければならない行動のため冷静でいても、たまに非難されてしまうこともあるのです。
そう思われてしまい傷つかない人は少ないものでしょう。
それでも気丈に振る舞う人は、本当に心が強い立派な人ですね。
特徴20:どんなことでも覚悟ができている
気丈な人は、どんなことでも覚悟ができているという特徴があります。
覚悟というのは、大変なことに対しての心構えという意味です。
どんな困難がきても、それに対する心構えができているから動揺せずに対応できます。
先のことを予測し、さらにそれに対する心構えができているので気丈な振る舞いができるのです。
何でも来い!とドンッと心構えをしておけば、怖いもの知らずとも言えますね。
気丈とは?気丈な人・気丈に振る舞う人の特徴を解説まとめ
気丈な人のついて紹介してきましたが、特徴は掴めたでしょうか?
大人になり冷静で落ち着いた行動は憧れです。
自分には出来ないという人もいますね。
しかし、気丈さは自分の努力で作られることも多いのです。
気丈になりたい人は、自分の事をよく知り見つめなおして強くなろうとすれば、きっと気丈さが手に入れる事ができますよ。
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