客観視とは?客観視できる人の特徴と客観視する力を鍛える方法
客観視できる人は仕事ができて、人生が円滑に進むようになるといわれています。 では、客観視できる人とは具体的にどのような人のことなのでしょうか? 自分の意見と第三者目線の意見、どれくらい受け入れればいいのか……考えれば考えるほど、答えが見えなくなってしまうこともありますよね。 ここでは、客観視とはどのようなことなのか、客観視できるようになるためにはどうすればいいかなど詳しく説明していきます。
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「客観視」とは?
客観視とは、自分の主観を抜きにした第三者目線で物事を見ることです。
物事について自然発生的に感じることや考えることが主観であることに対し、客観視は意識的に「ほかの人はどう思うか」考えること。
客観視することで一旦冷静になり、視野が広がるのでより良い結論に至ることが多く、特に仕事をしていく上ではとても大切な要素です。
客観視する力がなく主観ばかりになってしまうと、個性的な感覚を大切にできるというメリットがある反面、視野が狭くなって冷静な判断ができなくなってしまう場合があります。
客観視できる人の特徴
客観視することは、社会生活を営んでいく上でとても大切なことです。
客観視できる人は、以下の6つの特徴があてはまります。
- 思いやりがある
- 冷静
- 仕事ができる
- 落ち着いている
- 慎重派
- リーダーシップがある
客観視できる人の特徴を、1つずつ細かくみていきましょう。
客観視できる人の特徴①:思いやりがある
客観視できるタイプの人は、自分の言動によって相手にどのような印象を与えるか考えられるので、結果的に思いやりがある人が多いです。
感情に任せた言動が少なく、他人に不快な思いをさせることがないので、基本的に誰からも好かれます。
状況に合わせて柔軟に考え方を変えながら、上手に人付き合いをしていけるタイプ。
自分の意見とは違っても、相手の考えを否定することも、自分の考えを無理やり押し付けることもありません。
客観視ができるので、状況に合わせて相手に寄り添い相手の気持ちを的確に捉えながら接していけるのです。
友達や職場の人からは、客観視できる人は周囲の人からとても優しい人だと認識されています。
客観視できる人の特徴②:冷静
客観視できる人は主観で物事を判断しないので、感情的になることが少なくいつも冷静です。
思うところがあっても、自分の考えが間違っているかもしれないと常に疑い、客観的になりながら数々の可能性を想定します。
感情が高ぶる前に思考が働き、最善の答えを導き出そうとするので、理不尽に怒ったりすることはまずありません。
いつも冷静かつ論理的に会話を展開するので、話し方や内容にも説得力があります。
良くも悪くも本心が見えづらいので、クールに思われることもあるようです。
逆に、感情的になりがちで怒りっぽい人は、客観視できるようになると感情をコントロールできるようになります。
客観視できる人の特徴③:仕事ができる
客観視できる人は基本的に仕事ができます。
主観と客観を織り交ぜながらフレキシブルに対応できるので、ミスを減らし精度の高い仕事ができるのです。
人の意見を参考にして、時に自分の間違いを素直に訂正できるので、上司からも可愛がられるタイプ。
失敗が少なく人からの信頼も厚いので、あっという間に昇進していきます。
自分の考えに凝り固まることがなく、後輩の意見でも良いものなら評価して即採用。
どんどん視野を広げて能力アップしていくので、同僚からすると脅威の存在です。
客観視できる人の特徴④:落ち着いている
客観視できる人は、常に人の意見を受け入れながら、たくさんの可能性を想像して生活しています。
何かアクシデントが起きたとしても、たいていのことは想定の範囲内なので、驚くことはなく落ち着いて対応ができるのです。
人に何かを伝えるときも、相手から帰ってくる言葉をいくつもイメージしているので、慌てふためくことは滅多にありません。
想定外のことが起こっても、焦っている姿を人から見られたくないので、落ち着いて対処するように心がけています。
小さいころから大人の多い環境で過ごしていることが多く、精神年齢が高いので常に年齢より年上に見られることも特徴として挙げられるでしょう。
客観視できる人の特徴⑤:慎重派
客観視できる人のほとんどは慎重派です。
自分の主観を信じすぎることなく、常に第三者目線で考えて失敗しないように備えています。
慎重派なのでミスが少ない分、オリジナリティにあふれるアイデアは出しづらい傾向が強いです。
基本的に主観を押し通すことがなく、客観視した中で多数派に合わせることが癖になっているので、独自の個性的な意思が薄れてしまう場合もあります。
用心深いので行動力は人より劣るかもしれません。
しかし、無鉄砲な行動はしないので、人生において大きな後悔をすることはほとんどありません。
客観視できる人の特徴⑥:リーダーシップがある
客観視できる人は、リーダーとして人々を引っ張る役割に向いています。
1人1人の意見を否定することなくきちんと取り入れて、空気を読みながら状況に応じてまとめられるので、誰からも信頼されるリーダーになれるのです。
常に冷静に物事を判断し、正しい方向に導けるので、目上の人からも信頼が厚く引っ張っていく力があります。
客観的な意見を取り入れながら、情報をまとめて伝えたり、教えたりするのが上手なので、指導者にも向いているでしょう。
主観に左右されないので、感情に任せて理不尽なことを言うこともなく、公平な目線で自他を評価し導くことができるのです。
客観視できる人・できない人の違い
客観視できる人、客観視できない人には、一体どのような違いがあるのでしょうか?
では、両者の違いについて以下の6つをみていきます。
- 保守的か革新的か
- 自分の意志の重要性
- 自分を肯定するか否定するか
- 人の悪口を言うかどうか
- 向上心の高さの違い
- 自分に対する評価
客観視できる人と、客観視できない人の違いの6つについて、具体的にみていきましょう。
違い①:保守的か革新的か
客観視できる人は基本的に保守的で、客観的に物事を考えながら多数派の意見に従います。
それに対して客観視できない人は自分の考え方や感情がすべてなので、周りの人の意見は関係なく突き進むので革新的です。
客観視できない人は新しい概念を作り個性的な考え方を発信していきますが、敵を作りがち。
客観視できる人は、第三者の気持ちを汲んで柔軟に考え方を変えることができる反面、自分自身を失うこともあるでしょう。
どちらもメリット・デメリットはありますが、客観視できる人の方が敵をつくらず、安定した人生を送れる可能性が高まります。
違い②:自分の意志の重要性
客観視が苦手な人は、ある意味自分独自の意見を大切にしています。
誰に何を言われようと変わらない、確固たる考えや意思をしっかり持っているのです。
客観視したところで、自分の意見が人と違ったとしても変わることは皆無。
客観視できない人は人からは頑固と思われたり、空気が読めないといわれることもありますが、時々オリジナリティのある考え方で他人をあっと驚かせる発想をすることがあるので、侮れません。
それに対して客観視できる人は、自分がどう思うかよりも、第三者はどう評価するかを重要視します。
自分のことを客観視して、ズレがあれば自分の考え方を変えることもあるのが特徴的です。
違い③:自分を肯定するか否定するか
客観視できる人は、自分のことを素直に受け入れ、肯定できます。
自分の状況を「自分はつらいんだな」「自分は今うれしいんだな」など客観的に自分を見ながら、自らが進んでいく方向性を的確に判断することができるのです。
それに対し、客観視できない人は自分のことや置かれている状況を否定します。
自分が大変な状況に置かれていたとしても、「別に辛くない」「別に焦ってない」など素直になれません。
客観的に見れば自分がどういう状況かわかるようなことでも、認めたら負けのように感じてしまうのです。
負けず嫌いなタイプも、主観的になりすぎている可能性があるので気を付けましょう。
違い④:人の悪口を言うかどうか
客観視できない人ほど他人の悪口を言う傾向があります。
自分のことを棚に上げて、他人の悪いところを軽々と指摘し、それについて似たような仲間内で盛り上がるのが大好き。
逆に客観視できる人は、自分のことを棚に上げることをしないので決して人の悪口を言うことはありません。
人の悪口を言っている自分のことを客観視すると冷めてしまうので、悪口大会になっている友達の輪の中には入っていかずに距離を取ります。
人の悪口を言ったところでメリットはなにもなく、むしろデメリットばかりなので、客観視できる冷静な人ほど悪口は言わないのです。
違い⑤:向上心の高さ
向上心が高ければ高い人ほど、客観視するのが得意です。
主観をいろいろな視点で観察することで、より良い答えを生み出して成功に近づくための努力を怠りません。
社会の中で成功するためには、客観視しながら最善の答えを選んでいくのが一番の近道。
しかし、向上心が低い人は自分が納得できればそれでいいので、人にどう思われようと関係ないのです。
敢えて客観視する必要性もなく、客観視する力は次第に薄れていきます。
また、向上心があっても客観視できずに主観だけで突っ走ってしまう人は、なかなか成功できないので気をつけましょう。
違い⑥:自分に対する評価
自分に対する評価が著しく低い人は、人から何を言われても聞き入れることはありません。
人からミスを指摘されればひどく落ち込み、ほめられても「どうせ自分はだめな人間」と耳を貸さないので、客観視が出来ないタイプです。
逆に、自分に対する評価が著しく高い人も、他人の意見を聞き入れることなく主観が全てになってしまうので、客観視できません。
客観視することで自分の真実の姿が見えてしまうのもいやなので、自分のプライドを保つためにも主観を強く保っているのです。
客観視できる人は、自分のことを否定をすることも過剰に自信を持つこともないプレーンな状態。
主観も客観もありのままに受け入れられる精神状態の人は、客観視しながら安定した道を歩んでいくことができます。
客観視できることのメリット
客観視できることで得られるメリットは大きいもの。
では、客観視できることによってどんなメリットが得られるのでしょうか?
- 失敗しない
- 空気が読める
- 敵を作りにくい
- 視野が広がる
- ストレスが溜まらない
次に、客観視できることのメリット5つについて、詳しく説明していきます。
客観視できるメリット①:失敗しない
客観視できる人は、往々にしてミスをすることが少ないです。
常にさまざまな状況を想定しながら、時には自分の意思を曲げても正解を求めているタイプなので、失敗を最大限に防いでいます。
リスクヘッジ能力が非常に高く、あらゆる可能性を考慮しているので、ある程度のアクシデントは想定内。
大抵のことには落ち着いて対応できるので、最大限に失敗する可能性を下げることができるのです。
客観視できるメリット②:空気が読める
客観視できる人は、自分が置かれている状況を常に第三者目線で観察できるので、空気を読むのが得意です。
集団の中でも的確に自分の立場を判断できるので、不自然な言動をして場を乱すことはありません。
いつも客観的に自分をみているので、人との距離をとるのが上手。
発言したほうがいいこと、言わなくていいことを的確に判断できます。
客観視できる人は常に頭を使っていることから頭の回転も速いので、空気が読める人としてあらゆる場で重宝されるようになるのです。
客観視できるメリット③:敵を作りにくい
客観視できる人は、自分の発言によって相手にどのような印象を与えるのか的確に判断できます。
人を傷つけるような発言はしないので、人間関係は基本的に良好で、敵を作ることが少ないのが特徴的。
相手が自分にとって不利益な存在であることを悟ればそっと距離を取るので、人間関係のトラブルに巻き込まれることは滅多にありません。
客観視することにより、自分の立場を冷静に把握できるので、人から嫌われることが少なくなるというメリットがあります。
客観視できるメリット④:視野が広がる
客観視できる人は、人の意見を最大限に取り入れられるので視野が広がります。
自分の主観だけでは考えられないようなことを、フレキシブルに取り入れることができるので、選択肢が広がってより良い答えを見つけ出せるようになるのです。
主観は自分の経験や知識の中で育まれるものなので、客観視できないと人生の幅が狭くなってしまいます。
仕事をしていく上でも、客観視ができて視野を広げられれば、他の誰も気付けなかったような斬新なアイデアが浮かぶかもしれません。
視野が狭い人は、仕事の幅も人生の選択肢も狭くなってしまうのです。
客観視できるようになって、視野が広がるというのは予想以上に大きなメリットを生み出します。
客観視できるメリット⑤:ストレスが溜まらない
客観視できると、ストレスをためるきっかけを徹底的に排除できます。
失敗したとに主観が強いと感情的になって落ち込んでしまいますが、客観視できれば「失敗から学んで次に生かそう」と切り替えられのです。
人から悪意を向けられても自分がイライラすることはなく、「この人に嫌われたところで死ぬことはない」など、冷静に考えられるようになります。
普通の人が真に受けてイライラしてしまうところを、客観視できれば感情的になることも、それに伴ってトラブルになることもありません。
ストレスをためると健康にも美容にも良くないので、客観視を極めて心も体も元気になりましょう!
客観視できない原因
誰もが客観視できるわけではなく、いつもは客観視できる人も状況によっては客観視できなくなることもあるのです。
客観視できないのは、以下の4つのような原因があると考えられます。
- こだわりが強すぎる
- 他人に興味がない
- 負けず嫌い
- 自分が嫌い
では、客観視できない4つの原因をかみ砕いていきましょう。
客観視できない原因①:こだわりが強すぎる
客観視できない原因の一つとして、物事に対するこだわりが強すぎることが挙げられます。
「こうあるべき」という意識が強くなりすぎると、自分の中で価値観が凝り固まってしまうので、客観的な見方を受け入れられなくなってしまうのです。
強いこだわりがあるということは決して悪いことではないので、こだわりをなくしてまで客観視するべきではないかもしれません。
しかし客観視することで、こだわりの対象に対してもっと深められる可能性も高いので、少し柔軟に考えるようにすると良いでしょう。
客観視できない原因②:他人に興味がない
客観視できない原因の1つとして、他人に興味がないことも挙げられます。
他人に興味がないので、自分が人からどう思われようが気にならず、客観視しようとも思わないのです。
他人と接することも、客観的に考えることすら面倒くさいと思ってしまうので、基本的に1人でいることを好むタイプ。
仕事上で最低限の客観視はしようとしますが、普段から客観視することが少ないので、いざというときにうまくできません。
客観視できない原因③:負けず嫌い
人の指摘を素直に受け入れることが「負けた」と感じて悔しくなってしまう人は客観視が苦手です。
客観的に見たときに自分が人より劣っていることを思い知るのも怖いので、普段から客観視を避ける傾向にあります。
アドバイスや指摘を受けたときに、「分かったようなことを言われたくない」など感情的になって聞き入れないタイプは主観が強すぎるので要注意。
負けず嫌いなハングリー精神は決して悪いことではありませんが、客観視できないと成長のスピードが遅くなってしまうかもしれません。
時には客観的に自分自身を見つめて、冷静に状況を把握することも大切なのです。
客観視できない原因④:自分が嫌い
人は誰でも、客観的に見ればそれぞれに長所があります。
しかし、自分が嫌いな人は自ら客観して見える自分の長所すらシャットアウトしてしまうのです。
誰に何を言われても、「どうせ自分なんて」と受け入れることができません。
自分が見えていないので他人に対して攻撃的になったり、何もかも人のせいにしてしまうことが多いタイプです。
客観視したところで自分はだめな人間なので何も変わらないと諦めてしまうと、本当にそのまま成長が止まってしまうかもしれません。
客観視する力を身につける方法
客観視する力は、実は努力によって身に着けることができるのです。
以下の7つの方法を実践して、客観視する力を身に着けていきましょう。
- 一歩引いて考える
- 人の意見を取り入れる
- 主観に疑問を持ってみる
- 自分の行動を記録する
- 主観的な人を観察する
- 考えすぎない
- 主観的な自分も認める
では、客観視する力を身に着ける方法7つについて、順を追って説明していきます。
客観視する力を身につける方法①:一歩引いて考える
客観視する力を身に着けるためには、まずは何事も一歩引いて考えることを覚えましょう。
主観がこみあげてきても、自分の考えは一旦置いて第三者目線で考える癖をつけることが大切です。
一歩引くことで冷静になり、さまざまな角度から物事を見られるようになります。
感情的になっているなと感じたら、深呼吸して落ち着きを取り戻すことを優先させてください。
気分が落ち着くまで何も考えず頭を空っぽにして、冷静になってから怒りの原因を客観的に分析するように心がけることで、少しずつ客観視ができるようになるでしょう。
客観視する力を身につける方法②:人の意見を取り入れる
客観視する力を身に着けるために、人の意見を素直に取り入れて実践していきましょう。
自分の考えを否定する必要はありませんが、人の意見を取り入れることで新しい見方ができるようになります。
自分の考え方とは違うと感じても、まずは受け入れて、頭の中でしっかり噛み砕いて自分なりの答えを見つけましょう。
受け入れた他人の意見が結果的には間違っていたとしても、そういう考え方もあるのだという勉強になります。
友達や恋人ではなかなか言えないようなことを伝えてくれる人は、とても貴重な存在です。
親や兄弟など、はっきりとした言葉で指摘してくれる人に対してムッとせず、教えてもらってありがたいという気持ちを持ってくださいね。
客観視する力を身につける方法③:主観に疑問を持ってみる
自分の考えや、浮かんできた感情に対して「どうしてそう思ったのか?」と疑問を持つようにしてみてください。
自分の思考について自分自身で考察することにより、客観視する力が身につきます。
自分の思考を考察する練習は、次第に楽しくなってくるので、客観視する力を身につけるためのトレーニングとしておすすめの方法。
自分の主観に疑問を持つ練習を続けているうちに、意識しなくても自然に客観視する力が身につきます。
頭を使うとカロリーも沢山消費するので、ダイエット効果も期待できるかもしれません!
客観視する力を身につける方法④:自分の行動を記録する
日記をつけて自分の行動を言語化したり、ムービーに録画、音声を録音するなど、記録して見返すことで客観的に自分が見えてくるようになります。
日記や日報を毎日つけている人は、定期的に読み返しましょう。
録音した自分の声を聞くと、自分で思っていた声と全然違うので気持ち悪い経験をしたことはありませんか?
自分のことは自分が一番分かっているようで、実は自分が一番分かっていないケースがほとんど。
自分の言動を可視化することで、強制的に客観的な目線で自分のことを観察できます。
自分のなかで主観が強くなってきたら、人に動画を撮ってもらったり、会話の節々を録音しながら自分でフィードバックすることで、客観視する力がどんどん身についていくでしょう。
客観視する力を身につける方法⑤:主観的な人を観察する
自分のまわりにいる、客観視できない人をよく観察してみてください。
他人のことは客観的に見れるので、「そんなことで怒らなくても」など、何かと見えてくることがあります。
客観視できない人の言動を目に焼き付けたら、自分と重なる部分がないかよく考えてみましょう。
客観視できない人と似ている部分があれば、自分も客観視できていない証拠。
客観視できない人に対しての感想を自分に当てはめて、根気よく改善していくことが大切です。
客観視する力を身につける方法⑥:考えすぎない
客観視する力を身につけようと思って、考えすぎてしまうと客観視点を見失ってしまいます。
考えすぎるよりも一旦頭の中を空っぽにした方が、正常に客観視できるようになるのです。
思い込みや先入観も、客観視するためには邪魔な存在。
せっかく客観視しようとしても、脳が疲れているとうまく客観視できません。
考えすぎているかもしれないと感じたら、考えていることを紙に書き出して見ましょう。
瞑想したり、その日は諦めて寝るなど脳を休ませてあげることも時には大切です。
客観視する力を身につける方法⑦:主観的な自分も認める
客観視できるようになるためには、主観的な自分のことも認めてあげましょう。
自分のありのままの感情や意見は何よりも大切なものなので、決して否定する必要はありません。
まずは自分の主観をしっかり見つめて、自分が感じることを認めてあげてください。
主観があるからこそ、客観が生まれるのです。
客観視することとは、主観を否定することではありません。
主観をしっかりと認めた上で、客観視する力を養っていきましょう。
客観視する力があれば何事もうまくいきやすい
客観視できる人は慎重すぎるときもありますが、基本的には人から信頼されて人生も安定するので、できるだけ客観視できる力を身につけておきましょう。
自分の意志を尊重しつつ、人の意見も受け入れることで視野が広がり、よりよい選択肢が生まれて人生の幅が広がります。
第三者目線で物事を冷静に判断できるようになれば、感情的になって失敗することもありません。
客観視は意識すれば誰でもできるようになるので、他人はどう思っている可能性があるかをとことん考えながら、よりポジティブな人生を歩んでいきましょう!
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