察してちゃんの意味や特徴!察してちゃんとの上手な付き合い方を紹介
こういう人は嫌だと思うタイプとして、多くの人が思い浮かべるのが「察してちゃん」です。 この記事では男女200人に「周りに察してちゃんがいるか」「察してちゃんとの上手な関わり方」などをアンケート! なぜ察してちゃんは嫌われがちになってしまうか、対処法はないか悩む人も少なくありません。 察してちゃんに頭を抱えている人におすすめ! この記事では察してちゃんの意味や特徴、さらに上手な付き合い方もご紹介します。
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察してちゃんの意味とは?
察してちゃんは、抱えている気持ちに何も言わなくても気づいて動いてほしい人です。
もし誰かが落ち込んでいれば大体の人は「大丈夫?」というように気遣います。
気遣われた相手は落ち込んでいることがあっても、我慢をして「大丈夫」と答えます。
ここで、我慢に気づいて優しくしてくれることを察してちゃんは望みます。
察してちゃんは言われなくても気付いて満足させてほしくてたまらないのです。
男女200人に聞く!察してちゃんの割合
何も言わなくても気づいてほしい、という思いが強い「察してちゃん」。
かまってちゃんと似ていますが、皆さんの周りにはそんな「察してちゃん」がいるのでしょうか?
今回は男女200人に、周りに察してちゃんがいるかどうかをお聞きしました。
Q.あなたの周りに「察してちゃん」はいる?
男性は半数以上、女性は6割以上の方が「いる」と回答!
周りに察してちゃんがいるという方は、珍しくありませんね。
察してちゃんに対するイメージは、あまりいいものではないと思われますが、それでも一定数いるということでその特徴が気になります。
続いて、察してちゃんの特徴を見ていきましょう。
察してちゃんの特徴
では、察してちゃんの特徴についてご紹介します。
- 発言が遠まわし
- 責任を持ちたくない
- 感情を態度に出す
- かまって欲しがり
- 寂しがり屋
- 他力本願
- 黙りがち
- 期待が大きい
- 思い込みが強い
- 人のせいにする
続いて、察してちゃんの特徴について詳しく見ていきます。
特徴①:発言が遠まわし
察してちゃんは相手に自力で気づいてもらうためにはっきりと言うことはありません。
たとえばアイスを買ってきてほしい時には「アイス美味しいよね~」という話をします。
さらに追加で「特に暑い時に食べるといいよね」と言うこともあります。
そこに含まれている意味は「アイスを買ってきて欲しい」です。
わざわざ発言を遠まわしにすることが、察してちゃんの大きな特徴です。
特徴②:責任を持ちたくない
自分が責任を持ちたくないということも、察してちゃんが持っている特徴の一つです。
自分の言動は自分が責任を持つというものが社会の風潮です。
その責任を持つことに不安を感じ、発言や行動をすることを避けようとします。
相手に察してもらえれば、いざ何か起こっても「向こうが勝手にやった」というように言い訳ができます。
特徴③:感情を態度に出す
察してちゃんは言葉で直接言うことはしない代わりに、感情を態度で示そうとします。
目は口程に物を言うということわざがあるように、視線や態度でも気持ちは伝わります。
特に、自分が嫌だと思っている気持ちは強く察して貰いたいと考えるので不機嫌になっても隠しません。
むしろ、相手に色々してほしいゆえに怒りや悲しみであっても表に出していきます。
特徴④:かまって欲しがり
「だれかに気づいてほしい、何かして欲しい」という気持ちを察してちゃんは強く持っています。
察してちゃんは非常に強い承認欲求を抱えています。
誰かに何かをしてもらうことでその欲求を満たそうとします。
一人では承認欲求を満たすことはできないので、かまって欲しがりになってしまうのです。
特徴⑤:寂しがり屋
「かまって欲しい」という気持ちの裏には、寂しいという強い気持ちも隠れています。
孤独でいるということは、察してちゃんにとって苦痛を味わうということです。
そうならないためにも寂しさを感じないようにする必要があります。
相手に何かをしてもらっていることを実感することだと思っているのです。
特徴⑥:他力本願
自分に責任を持ちたくないと思い、さらに責任を持って何かをすることを面倒に感じます。
基本的に自分ではせず、誰かにやってもらおうとします。
しかし、だからといって自分から直接お願いをしようとはしません。
なぜなら「あの人に頼まれたから」と自分が責任を持つことになりかねないからです。
察してもらえば責任もない上に、面倒なこともしてもらえて一石二鳥になります。
特徴⑦:黙りがち
察してちゃんは意図を曖昧に伝えることしかできません。
直接伝わらないように言葉を選び、相手に気づかせるように話さなければなりません。
しかし、いままで人に気づいてもらってばかりの察してちゃんには、語彙力が低いことが多いです。
言葉で上手く誘導できないので、口を閉ざすしかなくなってしまうのです。
特徴⑧:期待が大きい
元々、人は無責任に期待を持ってしまいがちです。
「こうなったらいいな」という気持ちを他の人が達成することで解消しようとします。
察してちゃんはそういった期待が非常に大きいため、期待が外れるととてもがっかりします。
しかも、期待をしていた自分自身に責任はなく、期待を裏切った相手が悪いと考えます。
特徴⑨:思い込みが強い
「これは絶対こうだ!」というような強い思い込みを察してちゃんは持っています。
思い込んだことは何を言われても簡単に覆すことはありません。
いつも「こうあるべき」という環境になっていることが察してちゃんの理想です。
その状態になっていなければ、どうにかしてそうしてもらおうとします。
「どうしてこうなってないと思う?」という風に相手に働きかけます。
特徴⑩:人のせいにする
責任を持ちたくないと考える察してちゃんは、何かあっても人のせいにします。
たとえ自分が察してくれたことだとしても自分のせいだとは絶対に言いません。
「わたしは悪くない! 何もしていない!」と声高に主張します。
素直に謝れば丸く収まる部分でも、自分が悪いと思わないので謝ることもないのです。
察してちゃんになる理由と心理
以下が、察してちゃんになる理由と心理です。
- 共感してほしい
- 自己肯定感が低い
- 語彙力が低い
- 愛されたい
- 傷つきたくない
続いて、察してちゃんになる理由と心理について詳しく見ていきます。
理由と心理①:共感してほしい
理解してほしかった人たちに共感してもらえなかった経験が多くなると、この心理になります。
そのため、共感という実感を得ようとします。
本当の気持ちを自分から理解してもらうことはできないと心のどこかで諦めています。
だからこそ相手に察してほしいのです。
理由と心理②:自己肯定感が低い
ネガティブで、自分を否定することばかりしていると自分に自信がなくなります。
自分で何かすることも、自分がかかえる思いすらも不安しかありません。
自己肯定感が高い人は「自分ならできる」と思いますが、低い人は「自分じゃだめだ」と考えます。
その気持ちが他力本願にさせ、気持ちすらも察してほしくなってしまうのです。
理由と心理③:語彙力が低い
語彙力が低いと相手と上手く会話することができません。
会話を上達させるには会話することを増やしていくことが有効的です。
さらに、どのように話すか知ったうえで知識を増やしていく必要があります。
経験に付随する語彙力がなければ、上手に会話をすることはできません。
語彙力が低いと、なんて言えばいいか分からないという状況に陥り、失敗を繰り返します。
そうした失敗が「察してもらえればいい」という甘えを生み出すきっかけになってしまうのです。
理由と心理④:愛されたい
接客等のサービスでは、お客様の考えることを察して満足の行くように行動します。
何も言っていないのに察してもらえると「この人に私のことを分かってもらってる」という錯覚に陥ります。
察してもらうことが愛情だと勘違いしています。
そのため、愛されているという感覚に似ているそれにすがってしまうのです。
理由と心理⑤:傷つきたくない
察してもらうことで、自分から行動せずやってもらうことになります。
何かするとき、自分の行動に責任を持ち、傷つくこともいとわないことが前提にあります。
それを理解出来るほど、察してちゃんは傷ついてきたのです。
察してもらった方が傷つくことは少ないという思い込みを持っています。
察してちゃんが周囲の人に嫌われる理由
以下が、周囲の人に嫌われる理由です。
- 自分のせいにしない
- 価値観を押し付ける
- 面倒くさい
- 図々しい
- すぐ不機嫌になる
- わがまま
- 固定観念が強い
続いて、察してちゃんが周囲の人に嫌われる理由について詳しく見ていきます。
理由①:自分のせいにしない
責任を持たない姿勢は否定的なものとして社会では認識されています。
察してもらおうとして、自分がやるべきことをやろうとしません。
それをやらなかった責任は察してちゃんにあります。
しかし、やってもらえなかったからと察してちゃんは主張します。
そんなことを言う察してちゃんのことは、信頼しない人の方が多いでしょう。
理由②:価値観を押し付ける
思い込みが強く、それが絶対に正しいと察してちゃんは信じています。
そのため、自分の価値観を相手にも受け入れさせようとします。
それは善意でもあり、そうすることで仲間を増やそうという下心もあります。
「わたしがそう思うんだからこうでしょ?」と同じように考えることを要求します。
だれかの意見を聞かされて、受け容れるかどうかはその人の自由です。
ただし、察してちゃんにとってそれは意見ではなく命令に近いものです。
命令に反するなんてありえない、というように思っています。
理由③:面倒くさい
自分が察してもらえないとすぐに不機嫌になる人は、ご機嫌取りをしなければいけません。
遠回しの発言に頭を捻ることもあり、すぐに不機嫌になる人と付き合うのは手間がかかります。
そのため「自分でやればいいのに」「直接言えばいいのに」と呆れてしまいます。
察してちゃんが周囲の人に嫌われるのは、関わり合いになりたくないからなのです。
理由④:図々しい
そもそも、相手に何も言わないのに察してもらおうとする姿勢は無遠慮でひんしゅくを買います。
察してちゃんと関わる人たちは「よくそんなことをするな…」というように感じます。
誰かがやってくれることを「やって当然でしょ」と考えています。
心からの感謝もなく、むしろやってくれなければ逆ギレしてしまうのです。
図々しいと思われない方がおかしいと言えるでしょう。
理由⑤:すぐ不機嫌になる
言葉をたくさん使わない分、その代わりに自分の感情を態度で表します。
相手の望みを察して叶えるという行動は、エスパーでなければ確実に達成できません。
察してちゃんに取って望みを叶えてもらうことは当たり前なので、その難しさは考慮しません。
そのため、やって欲しいことが叶わなかったことに対して腹を立てるのです。
なぜできないのか理解できないとも言えます。
確実に意図を捉えてもらうことが当たり前と考えているので、失敗すると機嫌が悪くなります。
理由⑥:わがまま
誰かに何かやって欲しいと思う気持ちを押しつけて叶えてもらおうとする察してちゃんは子供のようです。
子供が泣いたりわめいたりして要求を叶えようとする姿とよく似ています。
わがままで、叶えられなければ怒るのは自分のことしか考えられない証拠です。
しかし、実は「こんなことを直接言うのはわがままかも」という気持ちも小さく持っています。
ところが、察してもらった方がわがままなので、より相手に呆れさせることになります。
理由⑦:固定観念が強い
昔から教えてもらったことをひたすら正しいと考えてしまいます。
固定観念があると視野が狭くなってしまいます。
変化を受け容れられず、ずっと察してもらって変わらない自分を保っています。
変化のない人間は周囲から孤立してしまうようにもなります。
彼氏がウンザリする察してちゃんな彼女の言動
では、彼氏がウンザリする察してちゃんな彼女の言動についてご紹介します。
- おねだりがあからさま
- 写真や情報を送ってくる
- 負担を押しつけてくる
- 誰かのせいにしてくる
続いて、彼氏がウンザリする察してちゃんな彼女の言動について詳しく見ていきます。
言動①:おねだりがあからさま
おねだりの方法は数あれど、察してちゃんがするおねだりはあからさまであることが多いです。
自分の欲しいものがあるとき、察してちゃんは「あれが欲しいな」とは言いません。
「あれを持ってる人って、すごくよく見えるよね~」というように第三者の視点で言います。
「あれがあるといいんだけどな~」とものほしそうな目で相手を見ます。
相手は「あぁ、あれが欲しいんだな……」と気づくでしょう。
しかしおねだりがあからさまなので、ウンザリしてしまうのです。
言動②:写真や情報を送ってくる
察してちゃんは遠まわしに伝えなければいけないので、その手段として対象の写真や情報を送ります。
旅行に行きたいときはそれに関する情報を、何か買ってほしいものがあれば写真を送ります。
添えるメッセージは「これいいよね」というように一言しか言いません。
送られた側はなぜ送ってこられたのかと意図を考え、だいたいは察してくれます。
相手はそれで「行きたいなら素直に言えばいいのに…」と嫌な気持ちになります。
言動③:負担を押しつけてくる
何かが欲しいなら自分で買えばいいですし、行きたい場所があるなら手段はたくさんあります。
そこにかかってくる金銭や手間はできれば少なくしたいと誰もが思います。
察してちゃんはその負担を他の人に押しつけることによって解消しようとします。
ひどい場合、負担を背負うのは当然というふうにも考えます。
自分の負担は自分で背負うべきもので、押しつけられた側は「なぜ自分が?」と思うでしょう。
自分でできることは自分でやれとウンザリするのです。
言動④:誰かのせいにしてくる
察してもらえなかったことに対して、察してちゃんは「あなたが察しなかったから」と言います。
対象はその人だけでなく、「あれが悪い、これが悪い」というように責任を別の方へ向けさせます。
「だから私は悪くない」という最終的に持っていきたいのです。
しかし、この姿勢は誰でも迎合できるものではなく、むしろ嫌がられるものです。
「だれかのせいにするな!」とイライラし、ウンザリすることになります。
それを言っても察してちゃんは受け容れることなく、話は平行線のままで疲労だけが蓄積します。
男女200人がアドバイス!察してちゃんとの付き合い方
正直嫌われやすいタイプとも言える「察してちゃん」ですが、それが近い関係の人である場合どう接するのがいいのでしょうか?
ここでは、男女200人に聞いた「察してちゃんとの上手な関わり方」をご紹介していきます。
Q.「察してちゃん」との上手な関わり方を教えて
男性のコメント
基本的に放っておいて、自分でさせる。(34歳)
同じ空間におらず音も聞こえない距離にいる。(31歳)
その人の行動を観察して、次の予想を立てながら関わること。(25歳)
もう少し言葉にしてもらわないとわからないと伝える。(34歳)
察してちゃんは仲良くなりすぎると面倒くさくなるため、察してアピールがひどい時は気づいていないふりをする。(30歳)
女性のコメント
ある程度距離を置く。仲良くなりすぎると嫉妬がすごい。(34歳)
相手が察して欲しい事が分かっていてもすぐに相手の希望通りの行動をするのではなく、一度は「どうして欲しいの?」と易しく聞いてみる。(33歳)
絶対に察してあげずにひたすら気付かないフリをしてスルーする。 (28歳)
言われた訳ではないのだから、「これは流石に助けなきゃ」というもの以外は気付かないふりをする。もし相手から文句を言われたら「する事で逆にお節介にならないか不安だった」と言う。(20歳)
なんでもいいので選択肢を2つくらい用意してどれがいいか聞いてみる。どっちがいいか、どっちも嫌ならその時点でどうしてほしいか言うと思います。(26歳)
察してちゃんとの上手な関わり方としては「放っておく・なるべく距離をとる・行動を先回りして予測しておく」ことが多く挙げられます。
ストレスを避けるためには放っておくことが一番ですが、そのためにもなるべく必要以上に近くにはいないことをおすすめします。
また、察してほしいアピールは見たくないので、先回りして相手の求める行動を予測しておくことも大事です。
特にどうしても関わることが多い相手だと、行動パターンも見えてくるはず。
最後に、しっかり「ちゃんと言ってほしい」と伝えることも効果的です。
彼氏彼女、親友など近しい仲の相手にはこの対処法が一番効くでしょう。
察してちゃんへの対処法
では、察してちゃんへの対処法についてご紹介します。
- 優しく尋ねる
- 選択肢を絞る
- 気づかないフリをする
- 一定の距離を保つ
- 一度謝ってから聞く
- 察さない言動をとる
- 笑顔で何もしない
続いて、察してちゃんへの対処法について詳しく見ていきます。
対処法①:優しく尋ねる
察してちゃんは遠まわしに言うので、実際の真意をはかりかねる状態です。
だからといって「はっきり言ってよ!」と言うように強く言うと逆に口を閉ざしてしまいます。
そのため、怒らずに「どうしたの?」と優しく尋ねて、実際の真意を聞きだす方が有効的です。
察してちゃんはかまってほしいとも思っているので、優しくされることは嬉しいのです。
優しさを忘れずに、相手を傷つけない言葉選びをすることが大切です。
対処法②:選択肢を絞る
察するというのは、あらゆる可能性を考えて内容を絞る必要があります。
しかし、遠回しの言葉や態度から考えるだけでは内容を正確に絞り込むことはなかなか難しいことです。
そうなると、相手に質問をして内容を確定していくしかありません。
こちらから可能性のある内容を挙げ、相手に選択肢を絞って尋ねるといいでしょう。
「これが好き?」というようにイエスとノーで言える選択肢の方が察してちゃんも答えやすいです。
対処法③:気づかないフリをする
相手に察してほしいということに気づいたとしても、あえて気づかないフリをしましょう。
こちらから察して相手のために行動することを繰り返せば、察してちゃんも図に乗ってしまいます。
「この人なら察してくれる」というようにターゲットされ、察する行動を繰り返すようになります。
最悪の場合、察してほしい内容がどんどんエスカレートすることもあります。
そうならないためにも、言われたことには「そうなんだ」と真意に気づかないフリをしましょう。
対処法④:一定の距離を保つ
実際のところ、察してちゃんとは関わらずに一定の距離を保っておいた方が一番楽です。
察してもらうような間柄にならず、こちらが察して動くこともない関係でありましょう。
関係が深くなってくると、察してもらうことに相手も抵抗がなくなっていきます。
一定の距離を保っていれば、調子に乗って察してもらうようなことをしてくることはありません。
「わたしこれをしないといけないから」と距離をはっきり置くといいでしょう。
対処法⑤:一度謝ってから聞く
察してちゃんは自分より上に立たれることが嫌で、相手より優位に立っていたいと考えます。
察してもらうのも「自分の方が上だから」という気持ちを無意識に持っているからです。
相手が何を考えているのかは直接聞いた方が正確でこじれることもありません。
「ごめん」と謝罪をはさんでから「どうしたらいいか教えてほしい」とこちらが下であるように聞きます。
「だからあぁして」という風に曖昧に返されれば「ごめん、わからないから他の人に言ってほしい」と返しましょう。
分からないとなれば察してちゃんは不機嫌になりますが、察して貰うことは諦めてくれます。
対処法⑥:察さない言動をとる
察してちゃんの言動を察さずに、察さない言動で返しましょう。
「これいいよね~」というように言われれば「いいね~」と言うだけにしておきましょう。
「アイスたべたいね」と言われれば「たべたいね」と返すだけで構いません。
察してちゃんはなかなか「アイスを買ってきて」とは言えません。
あえて察しない態度をとって曖昧にする方がこちらも気が楽になります。
対処法⑦:笑顔で何もしない
察してほしいというような態度を取られても、にこりと笑って何も言わず、何もしないという対処です。
笑顔でさらりと交わす、というように言えば分かりやすいと思います。
何を言われても笑顔で何もしないことが「わたしはなにもしない」という意思表示になります。
さらに、実際に何もしないし、言ってくれないので察してちゃんはどうしようもありません。
自分にかまってくれる別の人に頼ることを考えるでしょう。
それを重ねていくことで、察してちゃんと距離を取ることもできます。
相手別!察してちゃんへの接し方
彼氏
彼氏が察してちゃんである場合、一度こちらが察して行動してしまうと相手は察してもらうことを繰り返します。
恋人という立場のため、プライベートや金銭面など関わってくる部分が非常に多くなります。
あらゆる部分を察しようと神経を過敏にして接するのは毎日がしんどくなってしまいます。
そうならないためには、できるかぎり鈍感になって接することが大切です。
天然を装ってニコニコして、察してもらうことを諦めていくように仕向けて行きましょう。
女友達
女友達であれば、彼氏と違って少しずつ距離を離していくこともまだ簡単です。
女友達が察してちゃんなのであれば、その人とはできるかぎり距離を置いて察しない状況を作りましょう。
相手が察してちゃんでも関係を続けたいと思うのであれば、一度話し合う必要があります。
はっきり言ってほしいことや自分でやってほしいことなどをしっかりと伝えた方がいいでしょう。
「私はあなたとずっと友達でいたい」ことは忘れずに伝えることが重要です。
男友達
男友達で察してちゃんがいる場合は、二人きりで会うことは避け、複数人で会うようにしましょう。
察してもらえなかった場合に、逆ギレしてくることが考えられます。
そうならないためにも、察してちゃんではない友人を連れて行くと制限をかけられます。
もちろん、女友達同様に距離を置いて察しない状況を作る方が面倒ごとになりません。
相手の意図を察しないことと、二人きりにならないことを忘れないようにしましょう。
上司
上司は察することが当たり前のように仕事でこなすように言ってきます。
そのため「どうしてあなたにはできないの?」というように怒りを向けてきます。
察することは当たり前ではなく、それは押しつけるものではありません。
しんどい気持ちが続くようであれば職場を変えて貰うことをおすすめします。
あるいは、上司以外の他の上司に相談してみると解決の糸口が見つけられるでしょう。
部下
自分の部下であれば、察してほしいという行動を少しずつ改善させていくことができます。
「してほしいことはちゃんと言ってね」というように言葉にすることを教えます。
言葉にするときは根気よく待ち、分からない部分は怒らずに優しく聞き返します。
そうすることできちんと言葉にして伝えることを教えていきましょう。
察してちゃんと関わる時は、距離を保つようにしよう
相手が察してちゃんと気づいた時点で、深く関わらないように距離を保ちましょう。
察してもらえると思われれば、察してちゃんにひたすら甘えられてしまいます。
相手の甘えは受け容れず、気づかないフリをして避けることがベストです。
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