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80年代ファッションの特徴

オレンジバックの80年代ファッション

近年80年代ファッションがリバイバルしています。
アメリカなどの海外の影響を受けている80年代ファッションは、バブル景気にも乗り、開放的で自由な雰囲気が特徴です。

では、80年代ファッションとは具体的にどのような特徴があるでしょうか?
以下で5つの特徴を見ていきましょう。

  1. 大胆なシルエット
  2. 鮮やかで派手な色使い
  3. DCブランドの出現
  4. 大振りのアクセサリー
  5. カジュアルファッションの確立

特徴①:大胆なシルエット

80年代ファッションは、日本にそれまでなかった斬新なスタイルとして、ボディコンや肩パッド、ビッグシルエットなど、大胆なシルエットの服が流行りました。

ボディコンや肩パットなどはまさに「バブリー」なファッションとして知られていますよね。
また、ビッグシルエットのファッションは近年リバイバルし、今季も流行が続いています。

特徴②:鮮やかで派手な色使い

80年代ファッションの色の特徴は、原色に原色を重ねるなどの鮮やかで派手な色使いです。
また、ネオンカラーなどの宇宙感や近未来感のある色使いや、それらの色を使って描かれた幾何学模様を多用していることも特徴に上げられます。

特徴③:DCブランドの出現

80年代ファッションの一つであるDCブランドとは、Designer's and Character Brandの略で、一般的な流行に反抗し、ブランド独自のコンセプトをもつ個性的なスタイルとして出現しました。

代表的なブランドであるヨウジヤマモトやコムデギャルソンはパリコレにも進出し、シワ加工や穴の開いた生地を使用するなどそれまでになかった表現で世界に衝撃を与えました。

それらの影響を受けた全身を黒い服をまとったカラス族、逆に原色やネオンカラーを多用した竹の子族と言われるスタイルも生まれました。

特徴④:大振りのアクセサリー

サングラス、大振りのピアス、スカーフなど、服だけではなくアクセサリー自体も主張しているものが、80年代ファッションには多く取り入れられました。
華やかなアクセサリーを取り入れることで、顔周りも服に負けない印象を作ることができますね。

特徴④:カジュアルファッションの確立

80年代ファッションは、かっちりしたジャケットにパーカーなどのカジュアルな要素を合わせたプレッピースタイルや、デニムやロゴを使用したアメカジスタイルなど、カジュアルファッションも多様化してきました。

現在でも多く見かける、馴染みのあるスタイルですね。

80年代ファッションを連想させるアイテム

80年代ファッション風のアイテム

では、80年代ファッションを連想させるアイテムをもう少し詳しく見ていきましょう。
以下で7つのファッションアイテムをご紹介いたします。

  1. ボディコンスタイル
  2. 肩パッド入りのジャケット
  3. ドット柄ワンピース
  4. ロゴTシャツ
  5. スタジャン
  6. ケミカルウォッシュデニム
  7. ワイドパンツ

アイテム①:ボディコンスタイル

80年代ファッションの代表的なアイテムにボディコンスタイルがあります。

ボディコンとはボディコンシャスの略で、ピッタリと体に沿うようなスタイルです。
体のラインがはっきりと見えるのでセクシーですよね。

ボディコンと並んで、マイクロミニという太ももの真ん中より上になる長さのミニスカートも流行しました。

アイテム②:肩パット入りのジャケット

80年代のファッションで、ボディコンのスカートとともによく使用されたのが、肩パット入りのジャケットです。

肩パットは、女性が社会に進出しだした象徴としてマニッシュなジャケットやパンツスタイルが流行ったことや、ビッグシルエットの流行の影響を受けています。

近年ではあまり見かけないシルエットなので。まさに「80年代ファッション」と言えますね。

現代のファッションに取り入れる場合は、ドロップショルダーやパフスリーブのものを使用すると、似たような印象で今風にアレンジできますよ。

アイテム③:ドット柄のワンピース

80年代ファッションでは、ドットや花柄などのポップな柄をはじめ、チェッカーズの出現によってチェック柄も流行しました。

80年代ファッションは近未来感のある幾何学模様も多く使用されており、「柄もの」が豊富な年代でもありますね。

アイテム④:ロゴTシャツ

ポップなイメージのロゴTシャツや、イラスト入りのTシャツが流行し始めたもの、80年代ファッションからです。

ポップなロゴやイラストが入ったTシャツは、今では定番化し、多くの人に親しまれていますよね。

アイテム⑤:スタジャン

スタジャンは「スタジアムジャンパー」の略で、野球選手などのスポーツ選手が着用していたところから流行し始めました。
80年代ファッションは、スポーツミックススタイルが取り入れられ始めた年代でもあります。

アイテム⑥:ケミカルウォッシュデニム

80年代ファッションはアメリカの影響を多く受けており、ケミカルウォッシュデニムのパンツやジャケットも流行しました。

デニム素材のファッションは定番化し、一時期は大きく取り上げられることも少なくなりましたが、近年デニムオンデニムなどのスタイルがリバイバルし流行したのは記憶に新しいですよね。

アイテム⑦:ワイドパンツ

80年代ファッションの特徴のひとつに、パンツスタイルの多様化があげられます。
女性の社会進出によるマニッシュな服装の流行に伴い、パンツスタイルも多く取り入れられるようになりました。

ワイドパンツはビッグサイズの流行から生まれましたが、体に沿いすぎない着やすさとスタイルアップが適う優秀なアイテムとして、現在も愛用者が多いですよね。

80年代ファッションを参考に作るレディースコーデ

花柄の80年代ファッション

では、80年代ファッションを参考にしたレディースコーデを見ていきましょう。
以下で16通りのコーデをご紹介いたします。

  1. 主張したアクセサリーを使って
  2. ネオンカラーやポップなイラストで
  3. 近未来感のあるデザインのスポーツミックス
  4. 印象的なサングラスで80年代ポップに
  5. チェックのジャケットを使って
  6. 柄ものもパンツなら取り入れやすい
  7. テッパンのボディコンワンピ
  8. タイトなミニスカートも80年代ファッションの代表格
  9. ケミカルウォッシュのデニムオンデニム
  10. ロゴTシャツにチェックのスカートを合わせて
  11. 上級者向けプレッピースタイル
  12. チェックのスカートにローファーを合わせたハマトラ風ファッション
  13. 80年代ファッションミックスコーデ
  14. 流行中のビッグシルエットは、80年代ファッションと相性抜群!
  15. 柄オン柄でトコトン華やかに
  16. ワイドパンツにチェックのジャケットを合わせて

コーデ①:主張したアクセサリーを使って

スカーフを髪に巻き、大振りなフープピアスを付けています。
ビビッドな色使いもまさに80年代ファッションらしさがありますね。

スカーフの花柄の赤に真っ赤なルージュを合わせているのも素敵です。

コーデ②:ネオンカラーやポップなイラストで

黄色、緑、青の3色のネオンカラーを使ったコーデです。
お互いのコーデがリンクしているのも可愛いですよね!

コーデ③:近未来感のあるデザインのスポーツミックス

ネオンカラーを多用しているポップな色使いや、スポーツミックスが80年代ファッションらしいですね。

コーデ④:印象的なサングラスで80年代ポップに

大きい丸型のサングラスは80年代ファッションで流行したアイテムの一つです。
柄物のワンピースやシャツと合わせると一気に80年代ファッションの雰囲気を醸し出せますよ。

コーデ⑤:チェックのジャケットを使って

チェッカーズによって大流行したチェックアイテムは、80年代ファッションに欠かせないアイテムのひとつです。

オーバーサイズでビッグシルエットにすると、さらに80年代ファッションらしくなります。

コーデ⑥:柄ものもパンツなら取り入れやすい

「80年代ファッションの柄ものを取り入れたいけれど、ちょっとハードルが高い…。」という方も、顔周りから離れたボトムスなら取り入れやすいですよね。
スカートやパンツに取り入れてみてはいかがでしょうか?

コーデ⑦:テッパンのボディコンワンピ

ビビッドカラーのものを着ると、さらに80年代ファッションらしくなりますね。
体のラインが気になる場合は、オーバーサイズのジャケットを羽織ってみましょう。

コーデ⑧:タイトなミニスカートも80年代ファッションの代表格

シンプルな色合いにすると、使えるシーンの幅が広がります。
フリルがついているとスタイルアップも適いますね。

コーデ⑨:ケミカルウォッシュのデニムオンデニム

近年人気のデニムオンデニムコーデも色落ちデニムやケミカルウォッシュのデニムにすると80年代ファッションらしさが増しますね。
デニムジャケットもパンツも、別々にも使えるので、持っているとコーデの幅が広がります。

コーデ⑩:ロゴTシャツにチェックのスカートを合わせて

80年代ファッションらしいポップなロゴに、チェックのスカートを合わせるスタイルです。
80年代ファッションのアイテムをミックスすると、トレンド感が増しますね。

コーデ⑪:上級者向けプレッピースタイル

種類の違うチェックのジャケットとミニのプリーツスカートにデニムのシャツを合わせた、上級者向けのコーデです。
バッグもチェックで合わせているところもポイントですね。

コーデ⑫:チェックのスカートにローファーを合わせたハマトラ風ファッション

ハマトラとは横浜+トラディショナルを合わせた造語です。トラディショナル(Traditional)とは伝統的な、正統派の、という意味で、海外の制服のような、品の良いお嬢様が着るような服をイメージしています。

他にもポロシャツやハイソックスなどを組み合わせると、ハマトラらしい雰囲気になりますよ。

コーデ⑬:80年代ファッションミックスコーデ

鮮やかなパープルのダウンジャケットのスポーツミックスにミニのチェックのスカートと、80年代ファッションのアイテムを組み合わせたコーデ。
オーバーサイズのダウンコートは今季の流行です。

コーデ⑭:流行中のビッグシルエットは、80年代ファッションと相性抜群!

鮮やかな色のトップスとワイドデニムを合わせたビッグシルエットなスタイルが、80年代ファッションらしいですね。
キャップでスポーツミックスにしているのもポイントです。

コーデ⑮:柄オン柄でトコトン華やかに

鮮やかな色使いや、花柄、ストライプ、ボディコンのワンピース、肩から腕にかけて大きく膨らんだシルエットと、まさに80年代ファッションを詰め込んだようなスタイリングですね。
ハードルは少し高いですが、着こなせれば周りの視線を一気に集められるオシャレさです!

コーデ⑯:ワイドパンツにチェックのジャケットを合わせて

80年代ファッションで流行したワイドパンツは、近年また人気が上がり、様々なデザインのものが出てきました。

チェックのジャケットは長めのものを選んで、さらにゆるっとしたシルエットにしてみましょう。
色のトーンをまとめると、着こなしやすくこなれ感も出せますね。

80年代ファッションは気軽に取り入れられる!

赤いジャケットの80年代ファッション

華やかで解放的な時代に反映された80年代ファッションを取り入れると、気分も明るくなるのではないでしょうか?
80年代ファッションといっても様々なスタイルがあるので、自身のファッションに合わせやすいものから取り入れると、気軽に試すことができますね。

お好みの80年代ファッションを楽しみましょう!

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ライター
noel編集部

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