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レイアウトする前に…6畳ってどのくらい?

レイアウトする前の6畳の部屋

6畳という名前からもわかるように、畳を6枚置ける広さです。
畳のサイズは種類による違いはあるものの、一般的に使われているのは中京間と呼ばれる種類で、1枚あたりの大きさが182センチx91センチとなっています。

このサイズの畳を6枚敷き詰めたのが6畳の部屋です。
畳の並べ方によっても6畳の部屋の形が変わるので、レイアウトもそれぞれ変わります。

一般的には縦に2枚並べ、2枚の上下に合うよう横に1枚ずつ、横に並べた畳の隙間を埋めるように縦に2枚という具合に並べます。

6畳1K×女子の一人暮らし【部屋の形別レイアウト】

女子におすすめの6畳レイアウト

縦長

縦長6畳のレイアウトでポイントとなるのが、家具の配置です。
ベッドは壁に沿って縦に置いた方が広く見えるように思えますが、それだと空間がガランとして寂しい印象になってしまいがち。

あえてベッドは横に置いて、仕切りのようにするのもおすすめです。
手前にはソファとテーブルを置いてリビングとしてレイアウトすれば、限られたスペースでもメリハリが出ます。

全体的に家具の高さは抑えているので、圧迫感もなく6畳でも広々として快適な空間を保てます。

横長

横長の6畳は、レイアウトを間違えると部屋が狭く見えてしまいます。
ポイントは、玄関側ではなく奥に寄せ手前の空間を広めにすること。

写真のように部屋の奥に向かって左側に机とベッドをL字になるようコーナーを利用して設置すれば、残ったスペースが広くなります。
テレビを右側に置けばベッドからもテレビが見られますし、壁に寄せて配置するので中央を広々と使えます。

インテリアの色を揃えるのも、おしゃれなレイアウトのポイントです。

正方形

正方形の6畳は、比較的レイアウトしやすいので使いやすさを重視して家具を設置すれば快適空間を作れます
ベッドではなく布団スタイルにするとその分シンプルにまとまります。

家具やテレビは壁に沿って置いてあるので、中央をくつろぎスペースとして使えます。
ソファも1人用ならそんなに邪魔にならないので、無駄を省いてスッキリまとめるのもいいですね。

凸凹(でこぼこ)

6畳でも構造上、変な場所に柱があると部屋が四角形ではなくなってしまいます。
凹凸があると、それに合わせてインテリアをレイアウトするのが難しくなりますし、凸凹のおかげで部屋が狭く感じることも!

凸凹6畳のレイアウトのコツはデッドスペースを作らないことと、鏡を置いて部屋を広く見せることです。
柱があるところに家具を置くと中途半端な位置になってしまいますが、空間にかごを置いて収納スペースとして使えば活用できます。

鏡は少し大きめの方が、奥行を感じさせてくれます。

6畳1K×女子の一人暮らし【アイテム別レイアウト】

6畳におすすめのベッドレイアウト

ベッド

ベッドは家具の中でも大きいので、6畳という限られたスペースではレイアウトがポイントになります。
真ん中に置くと邪魔になるので、どちらかの壁側に置くのが一般的。

6畳でも部屋の形によってレイアウトが変わりますが、コーナーを利用して設置するのが無難です。
縦長なら長い方を利用して置くと奥行を感じさせますが、あえて横に置いて仕切り代わりにするというレイアウトもあります。

空間は多い方が部屋が広く見えます。

テレビ台

6畳の部屋にテレビ台を置く場合、壁に沿って置くイメージが強いかもしれません。
もっと広い部屋なら壁に沿ってというレイアウトもありですが、6畳ではコーナーを利用するのがおすすめです。

テレビ台に収納があるごちゃごちゃしやすい小物をスッキリまとめておけるので、テレビ台には収納付きが便利です。

ソファ

6畳の部屋にもソファが欲しいことってありますよね。
でも大きいソファは場所を取るので、部屋が手狭になってしまいます。

1人掛けだとちょっと物足りないし、3人掛けでは大きすぎる…こういう時は2人掛けでもシンプルでスッキリとしたデザインを選ぶといいでしょう。

壁側に置けば邪魔になりませんし、ちょっとくつろぎたい時も床ではなくソファの上でゆったりとくつろげます。

テーブル

6畳のレイアウトを考えたとき、テーブルはなくても良さそうですが、食事をする時やパソコンを使う時にテーブルがないと不便です。
大きいテーブルが置けないなら、少し細長いテーブルがおすすめです。

ベッド脇に置けば目隠しにもなりますし、横幅があるので多少奥行が狭くても食事やパソコンなら十分にできます。
DIYしてスペースに合わせて作ってもいいでしょう。

収納

6畳のレイアウトでおしゃれな収納を意識するなら、トランク風のおしゃれな収納ケースを使ってみましょう。
ランク風のデザインのチェストとスツールは、インテリアとしてもおしゃれですね。

スツールは椅子代わりにも使えるので、意外に便利!
こんなにおしゃれな収納があれば、気分も上がりそうです。

収納に棚を使いたい場合は、6畳のレイアウトではあまり高さを出さない方がいいでしょう。
しかし低いと収納しきれないなら、ディアウォールが便利です。

ディアウォールは専用のパーツと木材を組み合わせて使います。
DIYできるので幅や棚の高さは自由にアレンジ可能、釘やネジを使わないから壁を傷つける心配もありません。

高さがあってもオープンラックだから、圧迫感も軽減されます。

6畳を広く見せるレイアウトのコツ

広く見える6畳レイアウト

6畳の部屋を広く見せるには、レイアウトのコツが必要です。
どんなコツがあるのかみていきましょう。

  1. 透明
  2. デッドスペース

コツ①:色

6畳のインテリアで、部屋を広々とした印象にしたい場合は色がポイントです。
白やベージュ、ライトグレーといった明るく淡い色は部屋を広く見せる効果があります。

同じ6畳でも壁や床が白い部屋と、黒やダークブラウンなど濃い色の部屋では見た目の印象も全然違ってきます。
家具もできるだけ明るく淡い色で統一するといいでしょう。

コツ②:鏡

6畳を広く見せるレイアウトのコツで、手軽にできて効果的なのが鏡です。
実際の広さは変わりませんが、鏡に写すと奥行きがあるように見せる効果が期待できます。

鏡張りの壁ならもっと広く見えますが、流石にそれは無理があるので、全身が写るくらいの大きい鏡を壁際に設置してみてください。
小さいとあまり効果がないので、大きめを意識してくださいね。

コツ③:透明

テーブルや棚などに、透明の物を選ぶのも部屋を広く見せる効果があっておすすめです。
天板がガラスのテーブルは、下が透けて見えるのでそこにあってもうまく存在感を消せます。

棚も向こう側が透けて見えるオープンラックや、アクリル板を取り入れた物にすれば視界を遮らないので、圧迫感を軽減してくれますよ。

コツ④:デッドスペース

6畳の部屋では、家具の置き方によってはデッドスペースができてしまうことも多くなります。

例えばベッドの下、どのくらいのスペースかによっても変わりますが、収納ケースが入るなら、ベッド下を収納スペースにすれば、デッドスペースを有効活用できます。

同じように空間を利用したウォールラックや、壁面収納などを取り入れることで、6畳のレイアウトでも広く見せることはできます。

6畳を快適にするレイアウト例【リビング編】

6畳リビングのレイアウト

6畳という限られた空間を快適にするレイアウト例・リビング編を紹介します。

  1. 高さを抑え明るくする
  2. 植物を取り入れる
  3. 居心地いい場所を作る
  4. ナチュラルカラー
  5. ふかふかのラグ

①:高さを抑え明るくする

大きい窓から入る日差しも部屋を明るくして、広く見せることができます。
夜には暗くなり窓からの明かりは入りませんが、白い壁に白い床、天井家具を白に統一しているので、照明の灯りでも十分明るく広く見せられます。

インテリアを壁面に寄せているので、中央に空間を作るのもポイントです。

②:植物を取り入れる

リビングに自然素材があると、それだけで癒しの空間になります。
観葉植物やサボテンなど、手入れが楽で長持ちする種類を選べばそんなに面倒ではありません。

手入れができない場合は、ドライフラワーを壁に飾っても素敵です。
リースにしたり、そのまま吊るしたりと飾り方にも工夫すればホコリがつかないように掃除をするだけでOK。

③:居心地いい場所を作る

居心地のいい部屋でも、その中でさらに居心地がいい場所ってありますよね。
写真のように出窓のスペースを自分の居場所にするのもおすすめです。

マットやクッション、ブランケットを持って行ってお気に入りの本を読んだり、何もせずぼーっとするのもいいでしょう。
そこにいると落ち着ける場所を作ると、リビングの居心地も良くなります。

④:ナチュラルカラー

ナチュラルカラーのインテリアは、目にも優しく癒しを与える空間創りにおすすめです。
北欧風をイメージするとわかりやすいでしょう。

6畳のレイアウトは、出来るだけ無駄を省いてスッキリとさせるのがポイント!
ゆったり過ごせるクッションがあれば、リラックスできますね。

⑤:ふかふかのラグ

ソファがなくても、ふかふかのラグがあれば寝そべって過ごしても快適です。
6畳という限られたスペースのレイアウトでは、思いきって無駄を省くのもいいアイデア!

ふかふかラグがソファ代わりをしてくれますし、部屋をおしゃれに見せる効果もあります。

6畳を快適にするレイアウト例【寝室編】

快適な6畳のレイアウトをした寝室

6畳の寝室をリラックスできる快適な空間にするレイアウト術をチェックします。

  1. 灯りを工夫
  2. カラーコーディネイト
  3. すのこベッド
  4. ロフトベッド
  5. 収納付きベッド

①:灯りを工夫

夜暗くなってから過ごすことが多い寝室は、灯りを工夫することでリラックスできる空間を作れます。
照明はメインとなるものにお気に入りのデザインを、ベッドサイドにはテーブルランプを置きましょう。

カーテンにはイルミネーションのようなライトがあって、テーブルにはキャンドルを置けば、いつもの部屋が幻想的な雰囲気になります。
メインの照明を消して、間接照明だけにしてもいいでしょう。

灯りの雰囲気を変えるだけでも、かなり空間が変わるので6畳レイアウトも楽しくなりそうです。

②:カラーコーディネイト

6畳の寝室を快適な空間にするなら、カラーコーディネートするのがおすすめです。
白を基調とした寝室は明るく清潔感にあふれた印象。

微妙に色の違いがあっても、トーンを揃えているので統一感もあります。
ほとんど無地で揃えているので、シンプルでスッキリとした印象です。

ナチュラルカラーの寝室は、目にも優しくリラックスできる環境作りにもピッタリ!
無地でもラグのチェックのように見える模様が、いいアクセントになっています。

③:すのこベッド

6畳の寝室レイアウト自体は気に入っているので、快適さをアップさせたいという場合は、寝心地のいい空間創りを意識するといいでしょう。
すのこベッドは通気性があるので、マットレスが蒸れるのを防いでくれます。

ベッドだとマットレスを干すのが大変ですが、すのこベッドなら天気のいい日や風がある日にまっドレスを立て掛けておけば風が入りますし、日に当てられるので清潔に使えます。

定期的にマットレスのローテーションと、ベッド下の掃除をしていればカビやダニの発生も防げて快適な環境を維持できます。

④:ロフトベッド

6畳のレイアウトを考える場合、必要なものを6畳に収めようとするとなかなかうまくいきません。
面積が限られている以上その中でなんとかしないといけない…どうしたらいいか?

こういう時は空いている空間を有効活用しましょう。
ロフト付きベッドなら、下に収納スペースがあり、同じスペースで空いている空間を利用してベッドを置けます。

ロフト付きベッドにもいろんなタイプやデザインがあるので、好みやスペースに合わせて選べます。
デスクやチェエストは、ベッド下に収納しておけますし、単体で使えるのもいいところです。

⑤:収納付きベッド

6畳のワンルームという場合、ベッドを置くとそれだけでスペースの大変が塞がれてしまうので、部屋が手狭になります。
しかし快適に生活するには収納も必要、無理にタンスや棚を置いても窮屈に感じてしまいます。

収納付きベッドを使えば、問題は解決します。
ベッドに引き出しが付いているので、ベッドを置くスペースでタンスや棚としても兼用できるので6畳でも広々としたレイアウトを可能にしてくれます。

下に収納スペースを設けているので、若干高めになりますが圧迫感のある高さではないので安心です。

6畳を快適にするレイアウト例【子供部屋編】

可愛いレイアウトの6畳子供部屋

6畳の子供部屋は、どんなレイアウトにしたら子供が快適に過ごせるのでしょうか?

  1. ウォールデコ
  2. キッズハウス
  3. 本をレイアウト
  4. 秘密基地風

①:ウォールデコ

子供部屋は見た目にも楽しく、ワクワクするような雰囲気作りも大切です。
子供が好きなおもちゃをいっぱい揃えるのも楽しいですが、壁にウォールデコをプラスするとこんなに賑やかで楽しい雰囲気になります。

シールタイプなら壁に傷をつける心配もありませんし、飽きたらはがして雰囲気を変えることも可能。
ウォールデコは100均でも可愛いデザインがありますし、種類も豊富だからリーズナブルに6畳レイアウトを楽しめます。

②:キッズハウス

6畳の子供部屋があっても、そこにキッズハウスがレイアウトされていたら、隠れ家風になって子供も部屋で遊ぶのが楽しくなりそうですね。
お気に入りのおもちゃを持ち込んで遊んでもいいし、好きな絵本を読むのも楽しいでしょう。

おやつを持ち込んでピクニック気分で食べるなど、いつもの子供部屋もキッズハウスのおかげで素敵な空間が作れます。
お手本のようにモノトーンでまとめてもかっこいいですし、子供らしくカラフルにしてもいいかもしれません。

③:本をレイアウト

子供のおもちゃや絵本は、片付けても片付けてもいつの間にか散らかってしまうものです。
絵本やおもちゃはレイアウトするように収納すると、見た目にもおしゃれですし子供も片付けやすいので、片付けの練習や習慣付けにもおすすめ!

本棚だと高さがあるので、子供が使いにくいと感じてしまうことがあります。
イメージするような収納が見つからない場合は、DIYしましょう。

6畳に合わせてレイアウトしやすいよう、DIYすればジャストフィットの収納が可能になります。

④:秘密基地風

子供部屋が6畳だと広々と使えるので、思いきって秘密基地風にレイアウトするのも楽しい雰囲気になっておすすめです。
子供が好きなおもちゃを見せる収納にしたり、使用頻度の高いおもちゃはあえて出したままでもOK。

一見散らかっているようにも見えますが、ちゃんと収納スペースも用意されていますし、欲しいのがどこにあるかひと目でわかるし、子供にも後片付けしやすいのがポイントです。
コーナーにあるテントが秘密基地のような空間になっていて、子供がリラックスできる場所があるのがいいですね。

6畳の部屋のレイアウト集!リビングや寝室を広く見せるコツまとめ

6畳のおしゃれなレイアウト

6畳のレイアウトといっても、場所によってコツは変わってきます。

大切なのは自分にとって居心地がいい環境であること、好きな色やデザインは人それぞれ。
紹介したレイアウトやアイデアを元に、自分流にアレンジするのも楽しいものです。

限られた空間でもちょっとした工夫で、とても居心地がよく快適な部屋になるのでぜひ活用してくださいね。

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ライター
noel編集部

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