ニットインナー選びの3つのポイント＆レディースコーデ13選

ニットのインナーにはどんなものを身につけるべき？

「ニットを着る時はニットからはみ出ないインナーを」というのが今までの常識でしたが、最近はインナーをあえて見せるコーディネートが流行しています。
もちろんインナーを見せずに、すっきりとニットを着るのも上品ですが、重ね着を楽しむことでニットの表情がガラッと変わったりするので、コーディネートの幅が広がります。

ニットインナー選びの３つのポイント

インナーと言っても様々な種類があるので、どうやって選べばいいのか悩んでしまいますよね。
まずはインナーを選ぶ時のポイントをチェックしていきましょう。

1. まずはニットの形をチェック
2. 見せないインナーは長袖に！
3. インナーを見せるなら襟元か裾から！

ポイント①：まずはニットの形をチェック！

ニットのインナー選びの前に、まずはどの形のニットに合わせるのか？チェックしましょう。
同じニットと言っても、薄手のものや厚手のもの、ネックラインの種類によっても印象がかなり変わってきますよね？

ですので、まずはどんな形のニットに合わせるのかチェックしてから、インナーを選びましょう。

ポイント②：見せないインナーは長袖に！

重ね着もおしゃれで可愛いですが、「コーディネートを考えるのが面倒くさい」「インナーは見せたくない」という場合は、外側に響かない薄手の長袖インナーがおすすめ。
ユニクロのヒートテックのようなアイテムですね。

なぜ長袖なのかというと、ニットって着ていると意外と汗をかくんですよね。
寒い外から暖かい室内に入ったりすると尚更、蒸れやすくなってしまいます。

そんな時、タンクトップだと脇の部分がないため、汗の吸収をしてくれません。
汗をかきにくい人はいいかもしれませんが、長袖インナーの方が安心ですよ！

また、見せないインナーは見えてしまうとダサい印象になってしまうので、首元がかなり開いているものや、九部袖など、ネックラインや袖口からはみ出ないものがおすすめですね。

ポイント③：インナーを見せるなら襟元か裾から！

着回しが難しい印象のあるニットですが、重ね着をうまくすることで、コーディネートの幅がかなり広がります。
タートルネックやハイネックなど、首元が詰まっているデザインのニットなら、インナーを裾から出すとこなれ感がアップしますよ。

反対にVネックやラウンドネックなど、首元が開くデザインのニットは、中にハイネックのインナーを重ねるとオシャレ度が一気にアップしますね！
ただ、１つ注意してほしいのが、薄手のタイトなニットのインナー選び。

タイトなニットは体のラインが出てしまうので、インナー次第では着ぶくれして見える場合があります。
ニットとインナーのバランスを取ることが、重ね着コーデのコツになってきますね！

ニット×インナーのおしゃれコーデ術

見せないインナーもすっきりしていいですが、見せるインナーはニットコーデの幅が広がるのでおすすめ。
「重ね着は難しい！」という人も、簡単に出来ちゃうので、ニットコーデにおすすめのインナーをチェックしていきましょう！

1. レースインナー
2. モックネック
3. 白のロンT
4. タートルネック
5. シャツ

コーデ①：レースインナー

首元の開いたデザインのニットなら、ハイネックのレースインナーがおすすめ。
ニットコーデはカジュアルになりがちですが、中にレースインナーを着るとグッと女性らしさがアップしますよ。

また、襟がレースになったシャツを重ね着すると、可愛い印象になります。
レースインナーは印象を変えやすいアイテムなので、１枚持っておくと便利ですね！

大人っぽくしたいなら黒、フェミニンなら白のレースインナーがおすすめですよ。

コーデ②：モックネック

ニット×モックネックの組み合わせは、今大流行のコーディネートです。
メンズのコーディネートに多い組み合わせですが、レディースでも大丈夫。

メンズライクな恰好は女性らしさを引き立たせてくれます。
モックネックインナーを合わせる時は、ラウンドネックのニットがおすすめ。

深いVネックなど首元の開きが大きいニットだと、インナーの見える面積が大きくなってしまい、ちょっと間延びした印象になってしまうので注意！
首元から少し見える方が女性らしいですし、Vネックよりラウンドネックの方がきちんと感が出ますね。

カラーは定番の白か生成がおすすめ！
ダークカラーが多くなりがちな冬のコーデをパッと明るくしてくれますよ。

コーデ③：白のロンT

ニットの重ね着で１番使いやすいアイテムが白のロンT。
サイズ感の大きいものや、メンズアイテムを選ぶと、裾からシャツが見えて可愛いです。

丈の短めのニットでも、ダボっとした白のロンTを重ねると、簡単にオーバーサイズに見せることができます。
オーバーサイズのものは華奢に見せてくれる効果があるので、女の子らしさが際立ちますね！

裾の形やロンTのサイズによって印象が変わるので、ロンTを買う時は裾の形とニットを着た時にどのくらい裾から出そうか？など、チェックして買いましょう。

コーデ④：タートルネック

防寒しながらオシャレするなら、ニットの中にタートルネックのニットを着ちゃいましょう。
タートルネックのニットは、カラーバリエーションも豊富ですし、合わせる色によってコーディネートの印象をがらりと変えることができます。

タートルネックはシャツやワンピースのインナーとしても活躍してくれるので、持っていて損はないアイテムですね！

コーデ⑤：シャツ

ニット×シャツも定番のコーディネートといえます。
以前はニットの首元から襟を出すのが定番でしたが、最近はニットの裾からシャツの裾を見せたり、ダボっとしたオーバーサイズのニットにシャツワンピを合わせて、オーバーコーデを楽しむ人も多いです。

反対に、シャツのインナーにタートルネックやハイネックのニットを着るコーディネートも流行りですね。
ラウンドネックのニットはもちろん、ハイネックやオフタートルニットとも相性がいい！というところが、シャツのいいところ。

シャツを合わせるだけで、カジュアルなニットにきちんと感がでますよ。

【形別】ニット×インナーのコーデ

インナーの種類は分かったけど、手持ちのニットにはどんなインナーが合うんだろう？
ということで、ニットの形別に相性の良いインナーを紹介するので、コーディネートを参考にしてみてくださいね。

Vネック

Vネックは重ね着しないとシンプルで女性らしい印象に。
ハイネックニットやタートルネックニットなどを重ね着すると、カジュアルな印象になります。

Vネックのニットって、どうしても胸元の開きが気になってしまうことってありませんか？
そんな時は、レースで縁取られたVネックインナーを着ると、Vネックの印象そのままに胸元をカバーすることができますよ。

ニットのカジュアルさが抑えられ、上品さもプラスされるのでおすすめです。

ラウンドネック

スタンダードなラウンドネックのニットはメンズのデザインに多いので、カジュアルな印象が強くなってしまいがち。
とことんカジュアルにモックネックのインナーやシャツを合わせるのもいいですが、ハイネックのレースインナーなど、女性らしさを感じるアイテムを重ね着すると、レディースならではのコーディネートになりますよ。

また、襟元が少し開いているなら、中にシャツを着てチラ見せするのもおすすめ。
この時、シャツの襟をニットから出さないと、今っぽく着られますよ。

オフタートルネック

オフタートルネックはゆるっとしているので、中にシャツなどのかっちりしたアイテムを着て締めるのがおすすめ。
反対にハイネックやタートルネックをインナーとして着てしまうと、くどい印象になってしまうので注意！

オフタートルは女の子らしい印象なので、見せないインナーでニットの印象をそのまま生かしてあげるのもおすすめですよ！

タートルネック

タートルネックは首元が詰まっているので、襟元でインナーを見せるよりも、裾からインナーを出すのがおすすめ。

オーバーサイズのロンTを重ねるとカジュアルなコーディネートに。
シャツを裾から見せると、知的な雰囲気が出ますね。

また、「タートルネックを着ると首元がかゆい！」という方は、ハイネックのインナーを選ぶのがおすすめ。
ハイネックのインナーは首元から見えることもないですし、ニットが直接肌に触れないので、首回りのチクチクを防止してくれます。

ハイネック

ハイネックのニットはタートルネックほど首元が詰まっていないので、ハイネックのレースインナーをチラ見せしたり、ロンTやシャツなどのインナーを着て裾から見せたりと、色んなバリエーションを楽しめます。

また、タイトなシルエットの場合、タートルネック同様、シャツのインナーとして着たり、ワンピースのインナーとしても着られるので、コーディネートの幅が広がりますよ。

インナーの重ね着で冬のニットコーデをもっとオシャレに

冬場はコートを着る機会も多いので、夏場に比べてコーディネートがワンパターン化しやすいですよね。
でも同じニットでもインナーを変えるだけで、雰囲気がガラッと変わるので、面白いです。

また、重ね着することで防寒も出来ちゃうので、一石二鳥ですね！
「やったことがない！」という方は、意外と簡単にできるのでチャレンジしてみてください！

オシャレ度もアップしますよ！