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面白い四字熟語【あ~な行】

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では、面白い四字熟語【あ~な行】には何があるでしょうか?

  1. 安穏無事(あんのんぶじ)
  2. 石部金吉(いしべきんきち)
  3. 一六勝負(いちろくしょうぶ)
  4. 一件落着(いっけんらくちゃく)
  5. 一笑千金(いっしょうせんきん)
  6. 有頂天外(うちょうてんがい)
  7. 機械之心(きかいのこころ)
  8. 奇技淫巧(きぎいんこう)
  9. 虚々実々(きょきょじつじつ)
  10. 極楽蜻蛉(ごくらくとんぼ)
  11. 自力更生(じりきこうせい)
  12. 青雲之志(せいうんのこころざし)
  13. 漱石枕流(そうせきちんりゅう)
  14. 南無三宝(なむさんぽう)
  15. 人三化七(にんさんばけしち)

続いて、面白い四字熟語【あ~な行】について詳しくみていきます。

四字熟語①:安穏無事(あんのんぶじ)

穏やかな様子を意味する四字熟語です。
そのため、いつものんきに平和に暮らしている人が「安穏無事に暮らしたいなァ~」と言うと、面白い噛みあわなさに笑ってしまうでしょう。

自分の世界が平和だからこそ使うからこそ生まれる笑いです。
自分がいる世界が今、平和であることを噛みしめることもできるでしょう。

四字熟語②:石部金吉(いしべきんきち)

まるで人の名前のように見える面白い四字熟語です。
石と金は硬く、それをあえて人の名前のようにすることで融通の利かない人を表現しています。

石と金の部分を別のものに変えてみると、普段からも取り入れやすくなります。
名前のような四字熟語は少なく、面白い四字熟語を代表できる言葉でもあります。

四字熟語③:一六勝負(いちろくしょうぶ)

勝負を決めることや博打の意味を持つのが一六勝負です。
一と六はサイコロの目を表わしており、どちらかに賭けて勝負することから来ています。

元気よく「一六勝負で行こう!」と言うのは「運任せで行こう!」と言っていることと同じになります。
四字熟語で言うだけでも面白い表現に出来ます。

四字熟語④:一件落着(いっけんらくちゃく)

事態が解決に向かうことを言う四字熟語で、聞いたことある人も多いと思います。
「これにて一件落着!」と高らかに言えば、面白い気持ちにもなり、楽しい気持ちでも終われます。

慌ただしかった何かが落ち着いて終わった時に、まずは使ってみるといいでしょう。
使うのが難しい場合は、自分の心の中で言ってみることをオススメします。

四字熟語⑤:一笑千金(いっしょうせんきん)

一攫千金に似た四字熟語ですが、意味は千金に値するくらいの美人の微笑みです。
美人の微笑みと言うのは、お金を積んでも得るのが難しいものであるというところから来ています。

一攫千金と似ているのに、意味に違いがある面白い四字熟語です。
どちらにせよ、価値のあるものを得るのは難しいということがよく分かります。

四字熟語⑥:有頂天外(うちょうてんがい)

有頂天よりももっと先を行くことを表わせる、面白い四字熟語です。
有頂天になるというのはよく聞く言葉の、さらにその上を行く状態を表わしています。

有頂天をさらに強調したような言い方をしています。
そのため、有頂天をより強く言い表したいときはこの四字熟語が適しています。

四字熟語⑦:機械之心(きかいのこころ)

まるでタイトルのような読み方をする四字熟語です。
機械は巧妙な仕掛けのある道具であり、それが転じてその仕掛けのような策略を巡らす心を指します。

策略を巡らすような読みではない四字熟語は珍しく、面白いものです。
難しい読み方ではなく、そのまま素直に読める四字熟語でもあります。

四字熟語⑧:奇技淫巧(きぎいんこう)

「淫」という漢字の入った四字熟語に、エッチな技という意味ではと思う人もいます。
実際は、快楽のみを求めた好ましくないもののたとえです。

淫巧というのは「非常にぜいたくな技巧」という意味です。
似ていて面白いからといって淫行と間違えないように注意しましょう。

四字熟語⑨:虚々実々(きょきょじつじつ)

読み方の面白い四字熟語の一つです。
これには意味が二つあり、まずは相手の強いところを避けて弱いところを攻めるという意味を持ちます。

もう一つは嘘か本当か分からないという時に使います。
少し噛みそうになる面白い四字熟語です。

四字熟語⑩:極楽蜻蛉(ごくらくとんぼ)

極楽にいるとんぼってどんなとんぼだろうと考えてしまう面白い四字熟語です。
何事も悩まず、のんきに暮らしている人のことを言います。

極楽にいるとんぼは死ぬこともなく、悩まずに飛べるところから来ています。
死んだあとの世界だからこそ、生死を気にすることがないのでしょう。

現世でもそれくらいのんきに過ごしてみるのもいいかもしれません。

四字熟語⑪:自力更生(じりきこうせい)

自身の力だけで生活を改め、正しく立ち直ることを言います。
自力+更生を組み合わせた面白い四字熟語です。

漢字の言葉そのままの意味で使われます。

四字熟語⑫:青雲之志(せいうんのこころざし)

せいうんのし、ではなく、せいうんのこころざしと非常に長い読み方の四字熟語です。
機械之心と同様に文章のような面白い読み方をする四字熟語です。

立派な人になろうとする心という意味を持っています。
難しい四字熟語ではなくても、分かりやすい四字熟語で自分の気持ちを表現することができます。

四字熟語⑬:漱石枕流(そうせきちんりゅう)

負け惜しみの強いことを意味する四字熟語です。
文豪である夏目漱石の名前にも使われている四字熟語です。

文豪の名前の入っている四字熟語は珍しく、面白いと感じるでしょう。
これから先、四字熟語の言葉を使って名前をつける人も多くなります。

四字熟語を覚えておくことで、名前の参考にすることもできるのです。

四字熟語⑭:南無三宝(なむさんぼう)

俗によく使われる「南無三」というのはこれを略した言葉でもあり、仏教用語です。
三つの宝とは仏と法と僧を指し、これらに呼びかけて救いを求めることを言います。

「南無三!」ではなくたまには「南無三宝!」と言ってみるのも面白いでしょう。

四字熟語⑮:人三化七(にんさんばけしち)

これは人間三割、化け物七割に見えるという意味を表現しており、ブサイクなことを指します。
なかなか普段見ることのない面白い四字熟語で、漢字も書きやすいものが並んでいます。

割合を変えて言ってみるのも楽しめます。
数字を変えるだけでいいので、自分で面白い四字熟語に変えやすいのも特徴です。

面白い四字熟語【は~わ行】

面白い四字熟語を書くための紙

では、面白い四字熟語【は~わ行】には何があるでしょうか?

  1. 破顔一笑(はがんいっしょう)
  2. 変態百出(へんたいひゃくしゅつ)
  3. 本末転倒(ほんまつてんとう)
  4. 漫言放語(まんげんほうご)
  5. 磨斧作針(まふさくしん)
  6. 三日天下(みっかてんか)
  7. 三日坊主(みっかぼうず)
  8. 無芸大食(むげいたいしょく)
  9. 無手勝流(むてかつりゅう)
  10. 迷惑千万(めいわくせんばん)
  11. 面従腹背(めんじゅうふくはい)
  12. 物臭道心(ものぐさどうしん)
  13. 野心満々(やしんまんまん)
  14. 勇往邁進(ゆうおうまいしん)
  15. 勇気百倍(ゆうきひゃくばい)
  16. 勇気凜凜(ゆうきりんりん)
  17. 縷縷綿綿(るるめんめん)
  18. 老婆親切(ろうばしんせつ)
  19. 魯魚亥豕(ろぎょがいし)
  20. 和洋折衷(わようせっちゅう)

続いて、面白い四字熟語【は~わ行】について詳しくみていきます。

四字熟語①:破顔一笑(はがんいっしょう)

顔をほころばせて笑うことを言い、簡単に言うと微笑むことを意味します。
破顔は表情を笑顔に変えることで、一笑は少し笑うことを表現しています。

大笑に変えると急に大声を上げて笑うことに変わります。
一文字代わるだけで全く違う意味になってしまう面白い四字熟語です。

四字熟語②:変態百出(へんたいひゃくしゅつ)

変態というと変質者の方をイメージしやすく、そのまま変態が百人出ると思わせがちな四字熟語です。
実際は次々に形を変えていくという意味を持ち、変態とは変質者の意味の方ではなく形態を変える方です。

実際の意味と連想されるイメージが異なり、そのギャップが面白い四字熟語だと言えます。

四字熟語③:本末転倒(ほんまつてんとう)

日常的でも多くの人がよく使用する本末転倒という四字熟語は、本来の意味を取り違えてしまうことを言います。
本末転倒な話には、せっかくの努力が泡になって涙なしでは語れないものも多いです。

可哀想に思う反面、クスッときてしまう面白い話には「本末転倒だね」と返してみるのもいいでしょう。

四字熟語④:漫言放語(まんげんほうご)

漫言放語とは口から出まかせに言いたい放題言うことです。
この四字熟語は放語漫言という風に逆にしても四字熟語として使え、同じ意味になります。

反対にしても意味は同じで四字熟語として使える面白い言葉です。

四字熟語⑤:磨斧作針(まふさくしん)

本末転倒とは違い、日常ではほとんど聞くこともなく、漢字からも意味を推測しづらい言葉を組み合わせています。
これには惜しまずに努力し続ければ、困難なことでも必ず成就するという意味があります。

斧を磨いて針を作るところに見える根気と努力の姿から、この四字熟語は生まれました。
普段見ることもなく、組み合わせも珍しい面白い四字熟語です。

四字熟語⑥:三日天下(みっかてんか)

短い間でしか権力を握れない状態を表わした四字熟語です。
明智光秀が織田信長を討ったものの、十数日で豊臣秀吉に討たれたことがこの言葉を生みました。

この言葉が面白いと思える点は、この四字熟語自体が明智光秀の黒歴史であるという部分です。
黒歴史が四字熟語になってしまった明智光秀も浮かばれないかもしれません。

四字熟語⑦:三日坊主(みっかぼうず)

すぐに飽きて長続きしない人を指す四字熟語であるのが、三日坊主です。
仏門に入った人がすぐ俗世に戻ってしまうことを表現しています。

生半可な気持ちでは仏門を続けることは難しいことがよく分かる四字熟語です。
変えて使う際には日にちではなく、坊主の部分を変えてみるのとさらに面白い四字熟語として活用することができます。

四字熟語⑧:無芸大食(むげいたいしょく)

できることはありませんが、代わりにたくさん食べることができることを言います。
どちらかと言えば人を蔑むような言葉ではありますが、現代ではたくさん食べることも一つの芸としてカウントできます。

逆に、何もなくてもたくさん食べられることを表現できる面白い四字熟語はこの言葉ぐらいです。

四字熟語⑨:無手勝流(むてかつりゅう)

戦わずに策略で勝つこと、または自己流で勝つことを表現します。
まるで別の流派のことを言っているようで面白いと感じる一方、字面がかっこいい四字熟語でもあります。

自己流というより無手勝流と言ってみた方がより楽しめます。

四字熟語⑩:迷惑千万(めいわくせんばん)

この上なく困ってしまうことを意味しており、非常に迷惑であることを言います。
千万という言葉が「この上ないこと、非常に」という意味を持ち、一千万の方ではありません。

しかし、あえて「迷惑一億」「迷惑一兆」と面白い意味で使って楽しんでみることができます。
単位を変えるだけで面白い四字熟語に変えられる楽しい言葉です。

四字熟語⑪:面従腹背(めんじゅうふくはい)

相手に従っている振りをしながら、心の中で相手に歯向かうことを言います。
漢字の通り、まるで仮面を被っているかのように本来の気持ちとは違う態度で接します。

いくつも仮面を被っている人を揺さぶる時に使ってみると、面白いくらいに態度が出てしまう人もいます。

四字熟語⑫:物臭道心(ものぐさどうしん)

この四字熟語は仕事をしたくないという、単なる怠け心から僧侶になることを意味します。
広義では怠け心を指しており、仕事をしたくない気持ちを表現した四字熟語です。

面倒と言う気持ちすら四字熟語になっているということが面白いと思わせる言葉です。

四字熟語⑬:野心満々(やしんまんまん)

不相応な望みを叶えようという気持ちが満ち溢れていることを表現した言葉です。
大志を抱くという言葉に似ていますが、こちらの方が人より上に立ちたいという強い意思を感じます。

野心に溢れている人を見かけたら、この四字熟語がぴったり当てはまります。

四字熟語⑭:勇往邁進(ゆうおうまいしん)

恐れることなく真っ直ぐに自分の目指すものに向かって進んでいくという意味を持つ四字熟語です。
「勇往」や「邁進」の部分を自分なりにアレンジして使ってみることで、面白い四字熟語に変えることもできます。

基本的にはどう変えてもいい意味にしやすいので、その変化が面白いと言える四字熟語です。

四字熟語⑮:勇気百倍(ゆうきひゃくばい)

子供向けアニメのヒーローがよく使う、勇気百倍という言葉は馴染みが深いでしょう。
言葉はそのまま、明るい気持ちが増えている様子を表現しています。

「君のおかげで、勇気百倍!」という感じでヒーロー風に使うことができます。
四字熟語の固いイメージが薄い面白い言葉です。

四字熟語⑯:勇気凜凜(ゆうきりんりん)

勇気百倍と合わせて使っていきたいのがこの勇気凛々という四字熟語です。
読みの軽さとは裏腹に、危険などを恐れずに果敢に立ち向かっていくという意味があります。

勇気凛々ではなく勇気ランランや勇気ルンルンと言うように変えてみると面白い四字熟語に変わります。

四字熟語⑰:縷縷綿綿(るるめんめん)

字面と読み方に面白い特徴を持つ四字熟語が縷縷綿綿です。
面白くない話が延々と続く様子を表現しており、漢字の多い縷縷と永遠に似た綿綿がそれを連想させます。

面白くないと一蹴するのではなく、あえて「縷縷綿綿」と言うことでよりそれを強調できます。

四字熟語⑱:老婆親切(ろうばしんせつ)

老婆に親切にするのか、はたまた親切な老婆を表わしているようにも見える四字熟語です。
実際の意味は「必要以上に世話を焼くこと」です。

またお節介な年配女性のことも指しており、確かに親切なのですがお節介になってしまっていることに気づいていません。

四字熟語⑲:魯魚亥豕(ろぎょがいし)

見慣れぬ文字ばかりの並んでいる面白い四字熟語の頂点とも言えるのが魯魚亥豕という言葉です。
書き損じやすい言葉ばかり並べているのは、この四字熟語の意味自体が「書き間違えやすい文字」だからです。

あえて書き間違えやすい文字を並べることでそれを表現した、なんとも厄介で面白い四字熟語です。

四字熟語⑳:和洋折衷(わようせっちゅう)

和風と洋風をいい塩梅で程よく取り入れたものを表現した四字熟語です。
この四字熟語を聞いたことがあるという人の方が多いでしょう。

異なった二つのものが合わさって、新しいものが生まれる姿は素敵です。
全く真逆なものでも、いいバランスで取り入れるといいものが生まれることがよく分かる言葉です。

日常に面白い四字熟語を取り入れて楽しみを作ってみよう!

面白い四字熟語を使おうとする女性

普段、四字熟語というのは使うことが難しく、あまり馴染みが無いものばかりです。
だからこそ、あえて四字熟語を使って過ごすことで毎日に楽しみが生まれます

自分でアレンジして使ってみたり、人に教えてみるのもいいでしょう。

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ライター
noel編集部

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